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宮里藍選手、優勝おめでとう!

★ずっとスランプ気味だった宮里藍選手が、米ツアー初優勝と言うことで、なんかとても嬉しい気がしました。ここまで日本の女子プロゴルフ人気をずっと牽引して来た人だけに、この四年間の報われない日々が気の毒で、じつはけっこう気になっていたのです。 とは言っても、今の僕は、ゴルフにそれほど興味が有るわけではありません。宮里選手が優勝した中継も見てなかったんです。 ですが、ずいぶん昔、中学から高校の時期にかけてはかなり夢中になっていました。ゴルフ番組なら、どんな些細なレッスン番組でも欠かさず見ていたし、ゴルフ用品売り場に行っては、長い時間かけて物色したりしていました(もちろん高校生に買えるわけは無いが)。とにかく、野球なんてほとんど眼中に無い時でした。 ところが、それほど夢中になったゴルフだったのに、あることをきっかけに急激に興味が薄れてしまったのです。 あの時代に活躍した主な選手と言えば、国内ならジャンボ尾崎、青木功、村上隆。海外ならアーノルド・パーマー、ジャック・ニクラウス、ゲーリー・プレーヤー、リー・トレビノなどたくさんいました。が、僕を虜にしたのは、日本では中嶋常幸選手。海外ではジョニー・ミラー選手でした。 この二人の強さ、フォームの美しさは郡を抜いていると思ってました。ジョニー・ミラーはやがて世界のトップとして、中嶋常幸は世界のトップで通用する日本人選手になるだろうと確信していたのです。 ところがです。この二人が突然スランプに陥り、こつ然と姿を消してしまうのです。ジョニー・ミラーは間違った筋トレをしたせいだと言い、中嶋常幸は「ドローボール」をマスターするためのフォーム改造に失敗したのだと言います。 それでも、野球選手のように数ヶ月、あるいは一年くらいで戻って来てくれると思い込んでいたのですが、そうじゃないんですね。いったん大きなスランプに陥ったゴルファーの復活には、長い年月を必要とすることを僕は知りませんでした。 つまり僕は、大好きなこの二人の選手が復活する日を長い年月待ち続けたのですが、ついに待ちくたびれてしまったのです。そしてゴルフへの熱も冷めて行ってしまいました 。 スランプからの立ち直りに数年を要する「ゴルフ」と言うスポーツは、スポーツと呼ぶにはあまりに繊細すぎる、神経質すぎるのです。好きな人

そのテ?のテレビ番組が減って来た?

★海外ドラマが流行りですが、古くは「V」とか、デイヴィッド・リンチ作の「ツインピークス」、クリス・カーター作の「Xファイル」「ミレニアム」なんてのも有りました。私としてはやはり、SF物とか超常現象物にひかれるので、最近では「4400」とか「ヒーローズ」なんかをよく観てました。 少し前は、CSで「スーパーナチュラル」と言う、兄弟して悪霊退治・悪魔退治をする物語を見てました。まあまあ面白かったのですが、解約してしまったので今は見てません。 が、アメリカでも悪霊や悪魔を追い払うのに、聖水や十字架以外に「塩をまく」と言う設定があって面白かったです。「塩で浄める」とは、世界共通のおまじないだったんでしょうか。ドラマの中では、銃の弾丸に塩を詰め、悪霊に向かって発射すると言う、過激な手法も有りでしたけど・・ ◎ スーパーナチュラル このごろ観ているのは、「ゴースト ~天国からのささやき」でしょうか。 主人公の霊視能力を持つ女性メリンダが、亡くなった後も心残りで成仏?出来ないでいる霊のメッセージを聞き、安心して天国へ行けるよう問題を解決して回ると言う、大雑把に言えばそんなお話しです。 このドラマを観ている内に、まるっきりのフィクションと言うより、何となく再現ドラマっぽい雰囲気もあるので、もしやと思ってネットで調べてみたら、やはりアメリカで有名な霊能力者「ジェームス・ヴァン・プラグ氏」の、実話を基にした物語だと言うことが分かりました。 この「ジェームス・ヴァン・プラグ氏」と言う人、すでに日本にも来たことが有るみたいで、その時、例のごとく大◯教授が噛みついたらしいんですが、失敗したそうです。 ゲストを霊視するコーナーで、大◯教授は、局が用意したゲストはサクラに決まってると、自分の大学の素人学生を連れて来たのですが、それでもけっきょく当たってしまい、しどろもどろになったようです。 同教授は、日本の霊能力者・江原氏の番組「オーラの泉」でも、「全てがインターネットで分かる情報」だとして「裁判で告発する」と発言してましたが、その後音沙汰がありません。 あの番組のゲストは述べ200名近くになっており、自分の霊体験や不思議体験を詳細に語った人も多くいます。そうなれば彼らの名誉にもかかわることなので、戦う相手は江原1人だけでなくなる、教授はそ

スポーツドリンクを飲もう!

★何年か前、ちょうど暑くなり始めた今頃の季節、砧公園でのゲームへ向かう途中で、道ばたに人が倒れているのに遭遇したのです。 「なに!?」と驚いて近づくと、サイクリング中と思しき初老の夫婦で、倒れていたのはご主人の方でした。自転車を横倒しにして額に脂汗を浮かべ、荒い息をしています。奥さんの方は心配そうながら、なす術無しと言った感じで立ち尽くしてしました。 「どうしました?大丈夫ですか?」と声を掛けると、 「大丈夫です。足をツっただけなんですよ」と奥さんが言いました。 が、その発汗の量や痛がり方が尋常ではないので、すぐにその場を離れることが出来ず、しばらく様子を見ていました。で、あることが閃き「水分、ちゃんと取ってますか?」と尋ねました。「はい、それは大丈夫です」とは言うのですが、飲んでいたのは「ウーロン茶」でした。 なるほどと思い、「それはマズいです。ポカリスエットとかアクエリアスとか、スポーツドリンクを飲まないといけません。汗をかいて塩分が不足すると、ツリやすくなるんです」とアドバイスしました。二人とも「そうなんですか?、気をつけます。ありがとうございます」と頷いていたものの、ホントに理解してもらえたのかどうか・・ とまあ、こんな出来事でした。このごろは「スポーツドリンク」の効用もだいぶ広まって来ましたが、まだまだ「ウーロン茶信仰」「ミネラルウォーター信仰」は根強いものがあります。しかし、炎天下でスポーツをやることが多い人は、必ず「スポーツドリンク」を飲まなければいけません。 人間の身体が、「脳から発せられるごく微弱な電流によって動いている」と言う医学知識はずいぶん広まって来たと思いますが、その電気を伝える働きをしている伝達物質は「電子」ですよね?。で、人間の体内では、主に塩分の、ナトリウム分子がイオン化する時に放出される「電子」によって補われていると言うのです。 これがもし、発汗によって大量に排出されてしまうと、体内の電子の絶対量が不足し、脳から筋肉への伝達が正常に行われなくなってしまうのです。そのため、まず脳から遠い足が最初にツったり痙攣を起こし易くなるわけなのです。 さらに言えば、もちろん「心臓」も立派な?筋肉の一種ですから、最悪の場合、いわゆる「心臓マヒ」などを起こす危険も充分にあります。

太宰治、生誕100周年・・

★太宰治生誕100周年だそうです。なんか、今でも人気があるみたいで、各地でいろんな催し物が計画されているようです。 かく言う私も、十代の頃はかなりノメリ込んでいたので色々気になります。あのころ、書店に出ている物ならほぼ全作品を読んだのではないでしょうか。何しろ、社会科のテストの時、「太宰府」と書かなければならない回答欄に、無意識に「太宰治」と書いてしまったほどでした。 今は、どんな世代にどんな風に人気があるのか分かりませんが、ただ、読み方次第では、やはり危険な傾向のある作家ではないかと思うので、あまり大騒ぎするのもどうかと言う感じがします。 私も当時は、ちょっと芸術家気質で人一倍多感な?少年だったことも有り、読めば読むほどひどく気が滅入って来て、やがて「死」のイメージがチラついて来るのを感じていました。まあ平たく言えば、太宰文学によって自殺傾向に持って行かれるって感じでしょうか。 ですが、そんな時に出会った作品が「富嶽百景」でした。 「富士には、月見草がよく似合う」 のセリフで有名なあの作品ですが、正直言って最初は戸惑いました。この作品はそれまでのように破滅的ではなく、それどころか、あまりに人の心の暖かさが有り、決意が有り、そして希望が有りました。太宰が、人間として立ち直って行こうとする力強さに満ちていたのです。 なので、読み終えた時には今までに無い大きな感動に包まれ、個人的には「最高傑作かも?」と思ったのです。 が、文学作品としては少々甘口過ぎるのではないかとも疑っていたのですが、しかし後に、太宰の恩師である井伏鱒二氏も「これは傑作である」との評価を与えていたことを知り、なるほど、まあまあオレの鑑賞眼もマンザラではないな、などど自画自賛したものでした。 そうして「富嶽百景」の感動が薄れぬ間に、これまたヒューマン小説?の傑作「津軽」を読み、さらに太宰作品に「真っ当な人間らしさ」を見出した結果、知らない内に「死の影」から、自分の心が遠のいていることに気がつきました。 しかし同時に、「最高傑作」を読んでしまったのですから、それ以後、他の太宰作品を読んでもあまり面白さを感じなくなってしまった、・・それも正直な気持ちでした。 あの頃の自分を思うと、今でも若い人たちに人気がある?らしい太宰治が、

東京のそばつゆ

★世の中には「そば通」と言う人は多くいまして、テレビでもそう言うグルメ番組やレポーターがたくさんいて、「あの店のは最高だ」とか言う話しを聞くことがしばしばあります。 ただ僕には解せないことがひとつ有って、あれだけ「そば」について論じながら「そばつゆ」について論じる人がほとんどいないと言うことなんです。 僕もいちおうそば好きなので、時には名店と呼ばれる店に入って食べることがありますが、その内、半分くらいは「そばはいいけど、つゆが大失敗だなあ」とガッカリすることが多いのです。 そばを活かすも殺すも「そばつゆ次第」だと思っているので、これは不思議です。 昔はともかく、今では、そばの名店やそば打ち名人なんて日本中にごろごろいるので、何処へ行っても、そこそこのそばは食べられるようになりました。と言うことは、これから味の違いや決めてとなるのは「そば」そのものよりも「そばつゆ」なのではないかと思うのです。 店によっては、そばの風味を味わうために、つゆにつけず塩をまぶして食べさせるところもあるようですが、これはお品書きのひとつとしては面白いと思いますが、ちょっと「邪道」の匂いがしますね。 もともと江戸のファストフードとして定着したそば(そばきり)を、そこまでストイックに食べなければならないと言うのは、かなり息苦しいことだと思います。それに、だいたいそう言う店って、二口か三口で無くなってしまうような一握りのそばで、千円くらい取るんですよね。あれ、ボッタクリじゃないですか? 「気取ってんじゃねえよ!」と、わめきたくなりますが、まあ、ワタクシごときがいくら発言したところで、「素人が!」とまったく相手にされない事はわかっているので、そういうお店はほっといて、素人は素人なりに、自宅では自分の好きな味の「美味しいつゆ」で、気楽にいただきたいと思うのです。 その時には写真の 「永坂更科のそばつゆ」 が一番のお勧めです。今のところこれに代わるものは無いんじゃないでしょうか。これは東京風(江戸風)のやや濃厚な甘辛そばつゆでして、一番おそば屋さんに近い味になってます。 何種類かあって値段の違いがあるのですが、高い方が美味しいと言うわけではなく、好みの違いのようです。僕は貧乏性のせいか、一番安いつゆが一番好みでした。 ともかく

ナックル姫?と草野球

★「全6球ナックル勝負!えりちゃん涙の復帰!」だそうです。 どうもこの、「ちゃんづけ」や「姫」と呼ぶのも好きになれませんが、男でも「王子」なんて呼んだりしてるので、まあ、こんなもんなんでしょう。 でもとにかく、関西独立リーグも幾つか新しいスポンサーを見つけたり、募金活動などの努力で存続、吉田えり投手も復活できて良かったです。 ところで、この「女子選手」と言う存在、草野球の世界ではけっこう風当たりが強いと言うのを知っていますか。幾つかの草野球サイトの「フォーラム」では、必ず一度は男に混じってプレーする「女子選手」に関するスレッドが立ち、そこでは、女子選手が「真剣勝負にどれほど邪魔で不必要な存在か」と言うことが延々と語られているのです。 ゴブリンズにはこれまで述べ3名の女子選手が在籍していたので、複雑な思いでそれらの記事を読んでいました。内容の説明は面倒なので、興味のある人は草野球サイトを検索してみて下さい。 ・・で、今回ちょっと気になったのは、そんなプライド高き男たちが、「吉田えり投手」について何も語っていないと言うことなんです。あちこちサイトを覗いて見たのですが、それに関するスレッドはまったく見当たりませんでした。 あれだけ女子選手について饒舌に(悪態を?)書いた人たちなら、「女子選手のプロ入り」についても、どんどん発言して当たり前のはずなのに、どうしちゃったんでしょう。 もしや、彼女は独立リーグと言えども「プロ」なので、草野球のテーマにはそぐわないとでも思ったのでしょうか。それとも?、ホンキで野球への夢を追いかける彼女に、気後れしてしまったのでしょうか。 考えてみれば、「吉田えり投手」がやっている野球の方が、硬式球使用の9イニングで行う「本物の野球」なわけで、屈強な?男たちがどんなに頑張ったところで、2時間7イニングの「お遊び草野球」では、分が悪いのです。でも沈黙はいけません。怖気づいて逃げたと思われても仕方無いですな。 草野球(軟式野球)とは、残念ながら「本物の野球」では有りません。ミニ・ベースボールです。サッカーとフットサルの関係だと思えば分かりやすいでしょう。 しかしそのフットサルも、今では「ミニ・サッカー」と言う位置づけではなく、独立したスポーツとして成り立っているわけで、軟

鶏肉ノススメ

★草野球を始めて何年か過ぎたころ、それまで一度も経験の無かった、太ももやふくらはぎの肉離れを起こすようになり、それが毎年一回は起こるクセになってしまいました。肉離れを起こすと内出血にもなるので、痛みが引いて治るまでに2~3週間はかかります。その間は野球だけでなく、日常生活にも不便することになります。 そんなことが続き、ついに2006年の3月、砧公園で肉離れを起こしたのをきっかけに、ホンキでその予防対策をすることにしました。で、思いついたのが「鶏肉」を食べることでした。 かつてNHKで、スポーツ選手の食生活と言う番組をやってまして、それによれば、メジャーリーグで活躍した大投手「ノーラン・ライアン選手」は、現役時代「鶏肉」しか食べなかった、それも登板した日のディナーだけだったと言うのです。これは豪快なテキサスのカウボーイには似つかわしくない、中々 ストイックな食事メニューです。 これは、投球で疲労した筋肉には鶏肉のタンパク質が一番良いと言うトレーナーの助言からだったそうです。スポーツをすると筋肉の細かい繊維が断裂し、その補修のために血液が集まり、熱が生じて炎症を起こします。これがいわゆる「筋肉痛」と呼ばれるものですが、この時、鶏肉のタンパク質を補給することで、断裂部分の再生を早め、同時に筋肉の強化を促すことにもなる、と言うのです。 魚介類も良質のタンパク質なのですが、人間とでは「種」が遠いので、吸収しづらいと言います。まあ、その吸収しづらさが「ダイエット効果がある」ってことになるんでしょうけどね。 そんなこんなで、私は鶏肉を食べることにしました。週に一回、ゴブリンズのゲームがあった夕食には必ず鶏肉を食べることにしました。ホントは「ササミ」がいいらしいですが、面倒なので主に「モモ」にしています。唐揚げは油分が多いので、ダイエットのため?には避けた方がいいでしょう。 で、それを試合ごとに、つまり毎週続けたところ、医療的な見地からは不明ですが、とりあえず結果としては、それ以降今日まで肉離れは起こさなくなりました。それと、筋肉痛の治まりも早くなったのです。 ・・って言うか、2006年の4月に、今度は左鎖骨を骨折してしまったので、そっちの治療の方がメインになってしまったんですが・・ でも、骨折が完治して試合復帰し

ブレード走行から2週間、男達の旅はまだ続くのか・・

★「ブレード隊2009延長戦」が終了して二週間が過ぎました。46km越えの激走が、すでに思い出になりつつあるのが不思議です。 これまでは終了後に「走行記」を書くのが恒例だったのですが、「ルートが決まっているサ イクリングロードの旅」は変化が少なくて、内容をムリにひねり出さなくてはならず大変なので、今回は見送ることにしました。が、やはり何か物足りない気はします。 初めて「走行記」を書いたのは、ローラーブレードで八王子から山中湖(85km)まで行った時でした。動機としては色々あったのですが、そのひとつに、負け続きの弱小チーム「ゴブリンズ」の話題作りが有りました。 当時のゴブリンズは、勝ち試合が年に一回有るか無いかの弱いチームでしたが、「鴨川キャンプ」「部費年俸制度」、「チーム内スポーツ新聞ゴブリンズレター」など、他チームには無い話題作りをして、チームの存続をギリギリでつなぎ止めていました。 「ヒドく弱いチームなんだけど、あそこに行けば、必ず何か面白いことが起こる」、そう言うイメージを作ることで、ゴブリンズの存在価値を上げよう思ったわけなのです。 で、ブレード走行を敢行し、その走行記を面白おかしく書いて、ゴブリンズレターに掲載することを思いつきました。今はこう言うウェブサイトに書くことが出来ますが、当時はコピーして郵送すると言う方法でした。 これがけっこう反響が有ったらしく、物珍しさや好奇心で、人々が集まって来るようになりました。さらに、元々はCGプロダクションの社内チームだったので、転職であちこちの会社に散らばった知り合いにも根気よく発送した結果、CG業界で「いつかゴブリンズに入団したい」と言うヤツが増えてる、と言う話しも聞くようになりました。 ずいぶん昔ですが、仕事の打ち合わせに行って帰ろうとしたら、見知らぬ坊主頭の若い男に呼び止められ、「仕事に余裕が出来たらゴブリンズに入れてください」と挨拶されたことが有りました。それが先日も対戦した「高野連」の代表・高野氏でした。けっきょく彼はゴブリンズに入ったあと自分で新しいチームを作り離れて行くのですが、かつてのゴブリンズにはそんなエピソードも有ったと言う例ですね。 ところが、良い事ばかりでは有りません。当初こそ反響を呼んだブレード走行ですが、何度も重ねて行くと