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オーラの泉に「倉本聰氏」登場

★こないだ「風のガーデン」のセリフの件で、倉本聰氏のことを話題にしたら、そのすぐ次の回の「オーラの泉」にゲスト出演していたので驚きました。 で、見てみたら、「北の国から以後の作品は自分が書いているのではない。神だか霊だかに書かされているんだ」なんて発言したり、生まれ変わりを自然に受け入れていたりと、否定するどころか、何だか、思いっきり霊を信じてる人だったんで、びっくりしました。 ◎ そのテ?のテレビ番組が減って来た? 最初、ゲストと聞いて、いつものように言葉を巧みに連ねて「スピリチュアル批判」をするのではないか?、そしたら番組はどうなっちゃうの?と、ヒヤヒヤしながら見ていただけに、ちょっと拍子抜けと言うか、「肩すかし感」を受けましたね。 同時に思ったのは、「オーラの泉批判者」はどう考えたかと言うことです。彼らは以前から「あの番組はぜんぶ構成作家が台本を書いているフィクションなんだ」と言っていますが、だとしたら台本の大御所・倉本氏をゲストに呼ぶなんて、プロデューサーはあきれた度胸の持ち主じゃないですか? かねてから、最近のテレビ番組について「低俗だ」と批判的で、ヤラセやねつ造に至っては「テレビは死んだ」なんて過激な発言もしている倉本氏なんですから、「ヤラセ、ねつ造疑惑の巣窟、オーラの泉」に呼ぶなんて、自殺行為に等しいです。 ・・ところが、倉本氏は反論するどころか、江原氏と思いっきり意気投合していた、それがあっけない結末でした。 ただ、もしかすると、あれを見ていた倉本ファンの中には、ガッカリした人もいるかも知れません。 かつて宜保愛子さんが健在だったころ、サッカーのラモス選手を霊視したことが有りました。ラモス氏は、ブラジルの家族のことなど、次々に言い当てる宜保さんの言葉にポロポロと感涙し、全面的に信用してしまったのです。 この様子をあるフリーライターが複雑な思いで見ていまして、彼はサッカーが大好きで、ラモスを神様のように尊敬していた人なのですが、当時インチキ騒動も持ち上がっていた宜保愛子を信用するなんて、ラモスはどうしちゃったんだよ!と、大混乱に陥ってしまった様子を雑誌に書いていたのです。 ・・あんな状況が、倉本ファンにも起こったではあるまいか?、そんな気がしてしまうんです。 倉本氏の信念は「体験こそが全て」

河童のクゥと夏休み

★夏休みなので何かテレビで面白いものは無いかな、と思い、ちょうど放送されていたアニメ、「河童のクゥと夏休み」を録画しておきました。 で、何気なく観ていたのですが、物語が進んでいくうちに、背景画がやけに見たことあるような風景ばかりだなあ、と気になり始めました。 そこでもしや?と思って調べてみたら、やっぱりでした。主人公の少年が住んでいる町は私が住んでいる「東久留米市」で舞台で 、河童を見つけた川は「黒目川」と言う設定でした。 ◎ 河童のクゥと夏休み そうと分かったら妙に親近感が湧いて来まして、ついつい見入ってしまいました。「ああ、この背景はあそこだ」と、すぐに分かるくらい実際の風景を克明にスケッチしていたのには驚きでした。東久留米はメボしい観光資源も無く、ドラマやアニメの舞台になるとは思ってもいなかったので驚きましたね。 で、なぜ東久留米なのだろう?と調べてみたら、原作者の「小暮正夫氏」が東久留米在住だったからなのだそうです。さらに 監督自身も、上京して初めて住んだ町が、「ひばりケ丘(東久留米周辺)」だったことから、 そこを舞台にアニメ化しよう、と考えた大きな理由だったみたいです。 まあ黒目川にも、昔から農家の人が川にキュウリを供え、水難に会わないよう祈る習わしがあったそうで、まったくの場違いでは無いと言うことのようですが・・ よく知らないなあ、と言う人はGoogleマップなどで「東久留米市小山」と検索してみてください。 河童が見つかる「黒目川」が見つかるはずです。北側に「小山小学校」が有りますが、これが少年が通っていた設定の学校なのでしょう。それと、南側に「久留米中学」と言うのが有りますが、これは私が通っていた中学なんです。校舎の裏はすぐに川になっていました。 この川を挟んだ、向こう岸の岡の上には「故手塚治虫氏」の自宅がありまして、初めてそのことを知った時には思わず身震したものです。当時漫画家を目指していた私にとって、「これは運命に違いない」などと、勝手に感動してしまったのです。 が、じつはこの東久留米は、漫画家がたくさん住んでいる(いた?)町で、まあ、たまたまだったと言うことですな。手塚氏以外にも、「ジロがゆく」の「真崎守氏」や、「キックの鬼」の「中条けんたろう氏」、そして私の家のすぐ近所にはギャグ漫

宮里藍選手、優勝おめでとう!

★ずっとスランプ気味だった宮里藍選手が、米ツアー初優勝と言うことで、なんかとても嬉しい気がしました。ここまで日本の女子プロゴルフ人気をずっと牽引して来た人だけに、この四年間の報われない日々が気の毒で、じつはけっこう気になっていたのです。 とは言っても、今の僕は、ゴルフにそれほど興味が有るわけではありません。宮里選手が優勝した中継も見てなかったんです。 ですが、ずいぶん昔、中学から高校の時期にかけてはかなり夢中になっていました。ゴルフ番組なら、どんな些細なレッスン番組でも欠かさず見ていたし、ゴルフ用品売り場に行っては、長い時間かけて物色したりしていました(もちろん高校生に買えるわけは無いが)。とにかく、野球なんてほとんど眼中に無い時でした。 ところが、それほど夢中になったゴルフだったのに、あることをきっかけに急激に興味が薄れてしまったのです。 あの時代に活躍した主な選手と言えば、国内ならジャンボ尾崎、青木功、村上隆。海外ならアーノルド・パーマー、ジャック・ニクラウス、ゲーリー・プレーヤー、リー・トレビノなどたくさんいました。が、僕を虜にしたのは、日本では中嶋常幸選手。海外ではジョニー・ミラー選手でした。 この二人の強さ、フォームの美しさは郡を抜いていると思ってました。ジョニー・ミラーはやがて世界のトップとして、中嶋常幸は世界のトップで通用する日本人選手になるだろうと確信していたのです。 ところがです。この二人が突然スランプに陥り、こつ然と姿を消してしまうのです。ジョニー・ミラーは間違った筋トレをしたせいだと言い、中嶋常幸は「ドローボール」をマスターするためのフォーム改造に失敗したのだと言います。 それでも、野球選手のように数ヶ月、あるいは一年くらいで戻って来てくれると思い込んでいたのですが、そうじゃないんですね。いったん大きなスランプに陥ったゴルファーの復活には、長い年月を必要とすることを僕は知りませんでした。 つまり僕は、大好きなこの二人の選手が復活する日を長い年月待ち続けたのですが、ついに待ちくたびれてしまったのです。そしてゴルフへの熱も冷めて行ってしまいました 。 スランプからの立ち直りに数年を要する「ゴルフ」と言うスポーツは、スポーツと呼ぶにはあまりに繊細すぎる、神経質すぎるのです。好きな人

そのテ?のテレビ番組が減って来た?

★海外ドラマが流行りですが、古くは「V」とか、デイヴィッド・リンチ作の「ツインピークス」、クリス・カーター作の「Xファイル」「ミレニアム」なんてのも有りました。私としてはやはり、SF物とか超常現象物にひかれるので、最近では「4400」とか「ヒーローズ」なんかをよく観てました。 少し前は、CSで「スーパーナチュラル」と言う、兄弟して悪霊退治・悪魔退治をする物語を見てました。まあまあ面白かったのですが、解約してしまったので今は見てません。 が、アメリカでも悪霊や悪魔を追い払うのに、聖水や十字架以外に「塩をまく」と言う設定があって面白かったです。「塩で浄める」とは、世界共通のおまじないだったんでしょうか。ドラマの中では、銃の弾丸に塩を詰め、悪霊に向かって発射すると言う、過激な手法も有りでしたけど・・ ◎ スーパーナチュラル このごろ観ているのは、「ゴースト ~天国からのささやき」でしょうか。 主人公の霊視能力を持つ女性メリンダが、亡くなった後も心残りで成仏?出来ないでいる霊のメッセージを聞き、安心して天国へ行けるよう問題を解決して回ると言う、大雑把に言えばそんなお話しです。 このドラマを観ている内に、まるっきりのフィクションと言うより、何となく再現ドラマっぽい雰囲気もあるので、もしやと思ってネットで調べてみたら、やはりアメリカで有名な霊能力者「ジェームス・ヴァン・プラグ氏」の、実話を基にした物語だと言うことが分かりました。 この「ジェームス・ヴァン・プラグ氏」と言う人、すでに日本にも来たことが有るみたいで、その時、例のごとく大◯教授が噛みついたらしいんですが、失敗したそうです。 ゲストを霊視するコーナーで、大◯教授は、局が用意したゲストはサクラに決まってると、自分の大学の素人学生を連れて来たのですが、それでもけっきょく当たってしまい、しどろもどろになったようです。 同教授は、日本の霊能力者・江原氏の番組「オーラの泉」でも、「全てがインターネットで分かる情報」だとして「裁判で告発する」と発言してましたが、その後音沙汰がありません。 あの番組のゲストは述べ200名近くになっており、自分の霊体験や不思議体験を詳細に語った人も多くいます。そうなれば彼らの名誉にもかかわることなので、戦う相手は江原1人だけでなくなる、教授はそ

スポーツドリンクを飲もう!

★何年か前、ちょうど暑くなり始めた今頃の季節、砧公園でのゲームへ向かう途中で、道ばたに人が倒れているのに遭遇したのです。 「なに!?」と驚いて近づくと、サイクリング中と思しき初老の夫婦で、倒れていたのはご主人の方でした。自転車を横倒しにして額に脂汗を浮かべ、荒い息をしています。奥さんの方は心配そうながら、なす術無しと言った感じで立ち尽くしてしました。 「どうしました?大丈夫ですか?」と声を掛けると、 「大丈夫です。足をツっただけなんですよ」と奥さんが言いました。 が、その発汗の量や痛がり方が尋常ではないので、すぐにその場を離れることが出来ず、しばらく様子を見ていました。で、あることが閃き「水分、ちゃんと取ってますか?」と尋ねました。「はい、それは大丈夫です」とは言うのですが、飲んでいたのは「ウーロン茶」でした。 なるほどと思い、「それはマズいです。ポカリスエットとかアクエリアスとか、スポーツドリンクを飲まないといけません。汗をかいて塩分が不足すると、ツリやすくなるんです」とアドバイスしました。二人とも「そうなんですか?、気をつけます。ありがとうございます」と頷いていたものの、ホントに理解してもらえたのかどうか・・ とまあ、こんな出来事でした。このごろは「スポーツドリンク」の効用もだいぶ広まって来ましたが、まだまだ「ウーロン茶信仰」「ミネラルウォーター信仰」は根強いものがあります。しかし、炎天下でスポーツをやることが多い人は、必ず「スポーツドリンク」を飲まなければいけません。 人間の身体が、「脳から発せられるごく微弱な電流によって動いている」と言う医学知識はずいぶん広まって来たと思いますが、その電気を伝える働きをしている伝達物質は「電子」ですよね?。で、人間の体内では、主に塩分の、ナトリウム分子がイオン化する時に放出される「電子」によって補われていると言うのです。 これがもし、発汗によって大量に排出されてしまうと、体内の電子の絶対量が不足し、脳から筋肉への伝達が正常に行われなくなってしまうのです。そのため、まず脳から遠い足が最初にツったり痙攣を起こし易くなるわけなのです。 さらに言えば、もちろん「心臓」も立派な?筋肉の一種ですから、最悪の場合、いわゆる「心臓マヒ」などを起こす危険も充分にあります。

太宰治、生誕100周年・・

★太宰治生誕100周年だそうです。なんか、今でも人気があるみたいで、各地でいろんな催し物が計画されているようです。 かく言う私も、十代の頃はかなりノメリ込んでいたので色々気になります。あのころ、書店に出ている物ならほぼ全作品を読んだのではないでしょうか。何しろ、社会科のテストの時、「太宰府」と書かなければならない回答欄に、無意識に「太宰治」と書いてしまったほどでした。 今は、どんな世代にどんな風に人気があるのか分かりませんが、ただ、読み方次第では、やはり危険な傾向のある作家ではないかと思うので、あまり大騒ぎするのもどうかと言う感じがします。 私も当時は、ちょっと芸術家気質で人一倍多感な?少年だったことも有り、読めば読むほどひどく気が滅入って来て、やがて「死」のイメージがチラついて来るのを感じていました。まあ平たく言えば、太宰文学によって自殺傾向に持って行かれるって感じでしょうか。 ですが、そんな時に出会った作品が「富嶽百景」でした。 「富士には、月見草がよく似合う」 のセリフで有名なあの作品ですが、正直言って最初は戸惑いました。この作品はそれまでのように破滅的ではなく、それどころか、あまりに人の心の暖かさが有り、決意が有り、そして希望が有りました。太宰が、人間として立ち直って行こうとする力強さに満ちていたのです。 なので、読み終えた時には今までに無い大きな感動に包まれ、個人的には「最高傑作かも?」と思ったのです。 が、文学作品としては少々甘口過ぎるのではないかとも疑っていたのですが、しかし後に、太宰の恩師である井伏鱒二氏も「これは傑作である」との評価を与えていたことを知り、なるほど、まあまあオレの鑑賞眼もマンザラではないな、などど自画自賛したものでした。 そうして「富嶽百景」の感動が薄れぬ間に、これまたヒューマン小説?の傑作「津軽」を読み、さらに太宰作品に「真っ当な人間らしさ」を見出した結果、知らない内に「死の影」から、自分の心が遠のいていることに気がつきました。 しかし同時に、「最高傑作」を読んでしまったのですから、それ以後、他の太宰作品を読んでもあまり面白さを感じなくなってしまった、・・それも正直な気持ちでした。 あの頃の自分を思うと、今でも若い人たちに人気がある?らしい太宰治が、

東京のそばつゆ

★世の中には「そば通」と言う人は多くいまして、テレビでもそう言うグルメ番組やレポーターがたくさんいて、「あの店のは最高だ」とか言う話しを聞くことがしばしばあります。 ただ僕には解せないことがひとつ有って、あれだけ「そば」について論じながら「そばつゆ」について論じる人がほとんどいないと言うことなんです。 僕もいちおうそば好きなので、時には名店と呼ばれる店に入って食べることがありますが、その内、半分くらいは「そばはいいけど、つゆが大失敗だなあ」とガッカリすることが多いのです。 そばを活かすも殺すも「そばつゆ次第」だと思っているので、これは不思議です。 昔はともかく、今では、そばの名店やそば打ち名人なんて日本中にごろごろいるので、何処へ行っても、そこそこのそばは食べられるようになりました。と言うことは、これから味の違いや決めてとなるのは「そば」そのものよりも「そばつゆ」なのではないかと思うのです。 店によっては、そばの風味を味わうために、つゆにつけず塩をまぶして食べさせるところもあるようですが、これはお品書きのひとつとしては面白いと思いますが、ちょっと「邪道」の匂いがしますね。 もともと江戸のファストフードとして定着したそば(そばきり)を、そこまでストイックに食べなければならないと言うのは、かなり息苦しいことだと思います。それに、だいたいそう言う店って、二口か三口で無くなってしまうような一握りのそばで、千円くらい取るんですよね。あれ、ボッタクリじゃないですか? 「気取ってんじゃねえよ!」と、わめきたくなりますが、まあ、ワタクシごときがいくら発言したところで、「素人が!」とまったく相手にされない事はわかっているので、そういうお店はほっといて、素人は素人なりに、自宅では自分の好きな味の「美味しいつゆ」で、気楽にいただきたいと思うのです。 その時には写真の 「永坂更科のそばつゆ」 が一番のお勧めです。今のところこれに代わるものは無いんじゃないでしょうか。これは東京風(江戸風)のやや濃厚な甘辛そばつゆでして、一番おそば屋さんに近い味になってます。 何種類かあって値段の違いがあるのですが、高い方が美味しいと言うわけではなく、好みの違いのようです。僕は貧乏性のせいか、一番安いつゆが一番好みでした。 ともかく

ナックル姫?と草野球

★「全6球ナックル勝負!えりちゃん涙の復帰!」だそうです。 どうもこの、「ちゃんづけ」や「姫」と呼ぶのも好きになれませんが、男でも「王子」なんて呼んだりしてるので、まあ、こんなもんなんでしょう。 でもとにかく、関西独立リーグも幾つか新しいスポンサーを見つけたり、募金活動などの努力で存続、吉田えり投手も復活できて良かったです。 ところで、この「女子選手」と言う存在、草野球の世界ではけっこう風当たりが強いと言うのを知っていますか。幾つかの草野球サイトの「フォーラム」では、必ず一度は男に混じってプレーする「女子選手」に関するスレッドが立ち、そこでは、女子選手が「真剣勝負にどれほど邪魔で不必要な存在か」と言うことが延々と語られているのです。 ゴブリンズにはこれまで述べ3名の女子選手が在籍していたので、複雑な思いでそれらの記事を読んでいました。内容の説明は面倒なので、興味のある人は草野球サイトを検索してみて下さい。 ・・で、今回ちょっと気になったのは、そんなプライド高き男たちが、「吉田えり投手」について何も語っていないと言うことなんです。あちこちサイトを覗いて見たのですが、それに関するスレッドはまったく見当たりませんでした。 あれだけ女子選手について饒舌に(悪態を?)書いた人たちなら、「女子選手のプロ入り」についても、どんどん発言して当たり前のはずなのに、どうしちゃったんでしょう。 もしや、彼女は独立リーグと言えども「プロ」なので、草野球のテーマにはそぐわないとでも思ったのでしょうか。それとも?、ホンキで野球への夢を追いかける彼女に、気後れしてしまったのでしょうか。 考えてみれば、「吉田えり投手」がやっている野球の方が、硬式球使用の9イニングで行う「本物の野球」なわけで、屈強な?男たちがどんなに頑張ったところで、2時間7イニングの「お遊び草野球」では、分が悪いのです。でも沈黙はいけません。怖気づいて逃げたと思われても仕方無いですな。 草野球(軟式野球)とは、残念ながら「本物の野球」では有りません。ミニ・ベースボールです。サッカーとフットサルの関係だと思えば分かりやすいでしょう。 しかしそのフットサルも、今では「ミニ・サッカー」と言う位置づけではなく、独立したスポーツとして成り立っているわけで、軟