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ソフトバンクは圏外が多いのか? その2

★もうだいぶ前のことですが、日本で初めて格安チケットを売りにする小さな航空会社が発足したことが有りました。旅客機は一機しか無く、整備は大手のN航空に委託していました。当時とても話題になり利用客でいっぱいになったようです。 ところが、整備をやらされた上に客まで取られる、それを快く思わなかったN航空は、やがてその弱小航空会社と同じ値段のチケットを発売し始めました。で、当然ながら客足はN航空に流れて行ったのです。 その様子をテレビが報道していたのですが、インタビューに答えた利用客たちは、口々に「同じ値段なら、サービスや安全性を考えれば、やっぱりN航空ですよね」なんて、したり顔で答えてました。 彼らは「賢い消費者」のつもりだったんでしょうが、私はついつい「バカだなあ」って思ってしまいました。 間もなく、小さな航空会社は客が激減して立ち行かなくなり、経営破綻、旅客機を飛ばすことができなくなりました。するとそれを待っていたかのように、N航空は格安チケットの販売を中止、元の値段に戻してしまったと言うわけです。 「巨大勢力」「巨大権力」と言うのは、得てしてこんなことをやるものなのです。もちろん自由競争の世界ですから、大手を責めることは出来ません。彼らの無意識の?横暴を阻止できるのは、我々消費者の「賢い消費行動」でしかないのです。それが、まんまとハメられちゃっちゃあ、いけません。 ・・とまあ、私がソフトバンクを利用し続けるのは、これと同じ理由ですかね。もちろんドコモよりソフトバンクの方が電波がいいなんて思っていません。ですが「巨大勢力の好きにさせない」これが、長い目で見た場合には、社会の大きな利益になることが多いのですよ。 まあ、今回の「iPhone」に限って言えば「ソフトバンク嫌い」と「アップル嫌い」の二種類の人間がいる気がします。で、なんと私は、その両方を愛用しているのですから、そう言う人たちから見れば、相当な「極悪人」と言うことになるのでしょうね。 ある人に言わせると、「アップルの商売のやり方は汚い」とのことらしいです。しかし野球でもそうですが、弱小球団と言うのは、スクイズだろうがダブルスチールだろうが、あらゆる手段を用いて、なり振りかまわず、点をもぎ取らなければいけないものなのですよ。連打で先取点、ホームランで