2011年4月26日火曜日

3.11数日前・・ 虫の知らせ

★じつは前述の、両親と仲の良い親戚夫婦のことなんですが、ダンナの妹さんが岩手の津波で行方不明になっていると言う知らせが有りました。

夫婦二人は秋田市に在住しているのですが、妹さんの方は、あの、町長が遺体で発見されたと言う大槌町の海辺に住んでいて、まともに震災と津波に遭遇してしまったと言うことなのです。

それで、ここしばらく連絡を取り合っていたのですが、先日、所有していた車が無人のままガレキの中から発見されたと言う電話が有りました。まだ安否の確認は出来ておらず、可能性はわずかに残されていますが、高齢であることも有り、かなり難しい状況だそうです。

思えば、3.11の数日前、母親が「ずーっと真っすぐの、キレイで奇妙な雲を見た」と不思議がっていたのが、ウチでの震災の始まりでした。それを聞いて「そういうのを地震雲って言うんだよ」と冗談めかして言ったことが、本当になってしまったわけなのです。

「地震雲」は、かつては根拠の無いオカルトとして扱われていましたが、現在では、プレートが擦れ合う時に発生する強烈な静電気によって、断層上空に水蒸気が集まる現象ではないかと言われています。阪神淡路大震災の時にも、いろいろな「奇妙な雲」が撮影されたり、地震が起こる直前に、空がピンク色に染まる放電現象などが確認されました。

地震雲については科学的根拠が有りそうですが、根拠の無いものでは、自分の「水道不安神経症?」が有りました。これも3.11の数日前のことですが、水道水が何か汚いもののように思えて飲めなくなってしまったのです。

普段はむしろ水道水をガブ飲みする方で、ほとんどミネラルウォーターなど買ったことが有りません。それが急に、細菌でも繁殖したかような錯覚に陥り、飲めなくなってしまったのです。

で、やがて、福島原発の放射能拡散による水道水の汚染が発表された時、「ああ、これのことだったのかな」と、突如起こった神経症の理由が分かった気がしました。(この地域は実害は無かったのですが‥)

「はあっ?」と、理解出来ない人が多いと思いますが、いちおう「芸術家気質」のハシクレなので、岡本太郎氏ほど?ではないですが、そんな形で「予感」を覚えることも、たまには有るのです。

こんな得体の知れないことばかり書くと、今の時期「不謹慎じゃないか!」と、激しくバッシングされそうですが、被災者と言うのは(その親族の一人として・・)、何か理由付けをすることによって、立ち直ってゆくものでも有るのです。

たとえば予言とか虫の知らせとか、そんな超自然的なことを語り合って、「やっぱり運命だったんだね」とか「あれが寿命だったんだよ」などと、理由を見つけては納得し、気持ちの整理を付けて行くものなのです。

(虫の知らせ = 無私の知らせ・とも書きます)



と言うことで、こんな非科学的な解釈もまた、地球という、素晴らしくて、そして冷徹な星との付き合い方、命の預け方、と言えるような気がしませんか。