2009年7月28日火曜日

宮里藍選手、優勝おめでとう!

★ずっとスランプ気味だった宮里藍選手が、米ツアー初優勝と言うことで、なんかとても嬉しい気がしました。ここまで日本の女子プロゴルフ人気をずっと牽引して来た人だけに、この四年間の報われない日々が気の毒で、じつはけっこう気になっていたのです。

とは言っても、今の僕は、ゴルフにそれほど興味が有るわけではありません。宮里選手が優勝した中継も見てなかったんです。

ですが、ずいぶん昔、中学から高校の時期にかけてはかなり夢中になっていました。ゴルフ番組なら、どんな些細なレッスン番組でも欠かさず見ていたし、ゴルフ用品売り場に行っては、長い時間かけて物色したりしていました(もちろん高校生に買えるわけは無いが)。とにかく、野球なんてほとんど眼中に無い時でした。

ところが、それほど夢中になったゴルフだったのに、あることをきっかけに急激に興味が薄れてしまったのです。

あの時代に活躍した主な選手と言えば、国内ならジャンボ尾崎、青木功、村上隆。海外ならアーノルド・パーマー、ジャック・ニクラウス、ゲーリー・プレーヤー、リー・トレビノなどたくさんいました。が、僕を虜にしたのは、日本では中嶋常幸選手。海外ではジョニー・ミラー選手でした。

この二人の強さ、フォームの美しさは郡を抜いていると思ってました。ジョニー・ミラーはやがて世界のトップとして、中嶋常幸は世界のトップで通用する日本人選手になるだろうと確信していたのです。

ところがです。この二人が突然スランプに陥り、こつ然と姿を消してしまうのです。ジョニー・ミラーは間違った筋トレをしたせいだと言い、中嶋常幸は「ドローボール」をマスターするためのフォーム改造に失敗したのだと言います。

それでも、野球選手のように数ヶ月、あるいは一年くらいで戻って来てくれると思い込んでいたのですが、そうじゃないんですね。いったん大きなスランプに陥ったゴルファーの復活には、長い年月を必要とすることを僕は知りませんでした。

つまり僕は、大好きなこの二人の選手が復活する日を長い年月待ち続けたのですが、ついに待ちくたびれてしまったのです。そしてゴルフへの熱も冷めて行ってしまいました

スランプからの立ち直りに数年を要する「ゴルフ」と言うスポーツは、スポーツと呼ぶにはあまりに繊細すぎる、神経質すぎるのです。好きな人はそこがたまらないのでしょうが、「力まかせ」や「荒削り」もスポーツ選手の魅力と感じるような、僕のような性格には向いていないような気がしてしまったのです。

たぶんゴルフを観戦する時は、ひとりの選手を集中的に応援すると言うより、トーナメント全体の流れを楽しむような、そう言うファン(ギャラリー?)の在り方が正しいのでしょう。

なので、今回の宮里選手の涙の優勝は、ホントに感動したし嬉しいのですが、あまり入れ込まないように、少し遠いことろから見るようにしています。




  

2009年7月10日金曜日

そのテ?のテレビ番組が減って来た?

★海外ドラマが流行りですが、古くは「V」とか、デイヴィッド・リンチ作の「ツインピークス」、クリス・カーター作の「Xファイル」「ミレニアム」なんてのも有りました。私としてはやはり、SF物とか超常現象物にひかれるので、最近では「4400」とか「ヒーローズ」なんかをよく観てました。

少し前は、CSで「スーパーナチュラル」と言う、兄弟して悪霊退治・悪魔退治をする物語を見てました。まあまあ面白かったのですが、解約してしまったので今は見てません。

が、アメリカでも悪霊や悪魔を追い払うのに、聖水や十字架以外に「塩をまく」と言う設定があって面白かったです。「塩で浄める」とは、世界共通のおまじないだったんでしょうか。ドラマの中では、銃の弾丸に塩を詰め、悪霊に向かって発射すると言う、過激な手法も有りでしたけど・・

このごろ観ているのは、「ゴースト ~天国からのささやき」でしょうか。主人公の霊視能力を持つ女性メリンダが、亡くなった後も心残りで成仏?出来ないでいる霊のメッセージを聞き、安心して天国へ行けるよう問題を解決して回ると言う、大雑把に言えばそんなお話しです。

このドラマを観ている内に、まるっきりのフィクションと言うより、何となく再現ドラマっぽい雰囲気もあるので、もしやと思ってネットで調べてみたら、やはりアメリカで有名な霊能力者「ジェームス・ヴァン・プラグ氏」の、実話を基にした物語だと言うことが分かりました。

この「ジェームス・ヴァン・プラグ氏」と言う人、すでに日本にも来たことが有るみたいで、その時、例のごとく大◯教授が噛みついたらしいんですが、失敗したそうです。

ゲストを霊視するコーナーで、大◯教授は、局が用意したゲストはサクラに決まってると、自分の大学の素人学生を連れて来たのですが、それでもけっきょく当たってしまい、しどろもどろになったようです。

同教授は、日本の霊能力者・江原氏の番組「オーラの泉」でも、「全てがインターネットで分かる情報」だとして「裁判で告発する」と発言してましたが、その後音沙汰がありません。

あの番組のゲストは述べ200名近くになっており、自分の霊体験や不思議体験を詳細に語った人も多くいます。そうなれば彼らの名誉にもかかわることなので、戦う相手は江原1人だけでなくなる、教授はそのことに気づいたのかも知れません。

まあ、もともと「心霊現象が存在するなら、大学教授を辞める」と豪語していたわりには、自分では解明できない現象を目の当たりにしても、いっこうに辞める気配が無いので、口先だけの人物なのかも知れません。私が見た限りでも、テレビ番組でまったく反論できない状況に追い込まれたことが、計三回は有りましたけど・・

それはそうとして、「ジェームス・ヴァン・プラグ氏」の能力ですが、記事を読んだ限りでは、霊視能力・霊聴能力がメインのようです。一口に「霊能力」と言っても、人によって色んな得意分野が有りまして、誰も彼もが同じと言うわけではないのです。で、「ジェームス・ヴァン・プラグ氏」の場合には、霊の姿を見たり声を聞いたりが得意と言うことみたいですね。

たとえば同じ「野球選手」でも、投手や打者や守備など能力に違いがあり、バッターにも長距離タイプと安打製造機タイプなどに分かれます。もし長年ピッチャー専門でやって来た選手に、「野球選手なのにホームランが打てないなんて、お前は偽物だ!」と言ったらピント外れでおかしいでしょう?。これと同じような批判が、長年にわたり霊能者には言われて来たのです。

かのオーラの泉の江原氏の場合も、本人の眼力で見通すと言うよりは、目の前の人を霊視して、その背後にいる霊から事情を聞き、それを本人に聞き伝える、と言う形を取るわけです。なので、霊の記憶があいまいだったりすると、間違った情報になったりするわけですね。

200名に迫るゲストの、そう言う細かいミステイクの1つか2つを取り上げて、「そら見たことか!」と、鬼の首を捕ったように批判するのもピント外れだと思います。もし、ゲスト200人に語ったエピソードについて、全部がまったくのデタラメであると言うことを証明できたら、それは確かに説得力が有ると思いますが・・

その江原氏の番組「オーラの泉」もレギュラーから外れ、特番のみなって、「スピリチュアルブームの終焉」との報道も有りましたが、我々からすると、むしろ「スピリチュアルの啓蒙活動」としては、そこそこの役割を果たせたような気はするのです。

たとえば少し前、倉本聡脚本のドラマ「風のガーデン」の最終回を見ていたら、興味深いシーンが有りました。

このドラマは、簡単に言えば、 中井貴一氏扮する主人公(腕のいい麻酔科医)が、末期のすい臓ガンと戦いながら、故郷の富良野に戻って絶縁状態となっていた父や子供達との交流を取り戻す、と言ったような内容です。

緒形拳氏が演じる年老いた父も、富良野で末期医療に取り組んでいる医師なのですが、最終回、主人公はその父に看取られながら息を引き取るのです。で、そのクライマックス部分の最後のセリフに、面白いものが有りました。

主人公が、切れぎれの意識の中で父にこう尋ねるのです。
「死後の世界って、あると思いますか?」
すると父は「さあ・・」と、一瞬言葉を失い、次にこう語るのです。
「このごろ、あるような気がして来ました」
(だいたいこんな感じです)

ドラマ的には「死に行く息子に対しての慰めの言葉」と受け取るのが自然でしょうが、私には倉本氏の本音に近いような、そんな感じを受けました。

過去の倉本氏のエッセイを読んでみると、俳優やスタッフとの雑談の中で、印象に残った言葉を、そのままドラマのセリフに使ってしまう、と言うことがけっこう有るようなのです。

そう考えると思い当たる節があります。じつは中井貴一氏を始め、倉本作品に登場する俳優の多くが、「オーラの泉」のゲスト経験者でもあるのです。なので、彼らとの雑談の中で、かの「霊視」についての話題が出なかったはずは有りません。

もちろん、これまで残酷なくらい執拗に「人と人との別れ」を描いて来た作家「倉本聡」にとって、「死後の世界」なんてバカバカしいだけのはずです。でも、交友関係にある俳優たちがそろって、「先生、あれね、ホントなんですよ」と力説していたなら、「まさか、そうなのかなあ・・」と、少しは心境の変化が有ってもおかしくは無いと思いますが、どうでしょう。

その「オーラの泉」も、このごろは批判を恐れ自主規制気味で、単なる芸能人の身の上相談番組になってしまいました。私のようなディープな心霊ファン?にとっては、まったく食い足りない内容です。

「ゴースト ~天国からのささやき」も、そろそろ終わりそうだし(CSではやってるらしいですが字幕を読むのが面倒なんです)、テレビ局には、ファンのため失敗(ネット批判?)を恐れず、新しい領域を開拓してもらいたいものだと思います。