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9月, 2005の投稿を表示しています

時代遅れの監督

★東北楽天ゴールデンイーグルスの次期監督に、元スワローズ監督だった野村克也氏がほぼ決まりだと言うウワサが流れていますが、このニュースには正直ガッカリしました。単刀直入に言って「失敗する」と思いますよ。と言うのも、野村氏の考え方「ID野球」と言うのは、もうすでに「時代遅れ」なんじゃないかと思っているんです。 野村監督のヤクルト・スワローズが最後に日本一になってからもうかなりの年月になりますね。あのシーズンオフに野村監督がNHKのラジオに出まして、1週間にわたってインタビューを受けたことがあったんですが、それを聞いたとき、「残念だが、この人はもう古い時代の人なんだ」と、大きな失望を感じました。 野村監督が語った「ID野球」とは、簡単に言えば、「ヒットを打たずに勝つ野球」「結末の予測できる野球」でした。つまり、これを逆にいえば「どんでん返しの無い、ドラマの無い野球」と言うことになるのです。 故・三原監督が語ったと言う、「野球とは、筋書きの無いドラマである」と言う、聞いただけでワクワクするような考え方とは まったく正反対で、何だか気持ちがしょぼくれてしまいそうです。 野球選手はヒットやホームランを打って華やかに盛り上げるのが仕事であり、土壇場での大逆転劇に観客は魅了されるのです。それを「ヒットを打たずに勝つ」とか「筋書きを作ってしまおう」と言うのでは、野球ファンが見たがっている劇的野球とはまったく違うモノになってしまいますよね。 確かに野村ヤクルトは、かなりの盛り上がりを見せて優勝しました。でもあれは、古田捕手を筆頭に、広沢、池山、高津、ギャオス内藤など、キャラクターの濃い伸び盛りの若手選手の台頭、躍動感に満ちたプレー、逆転逆転のドラマの賜物、つまり様々なタレントがそろった結果もたらされた勝利だったと言えるのです。 野村氏はそれを忘れて、すべてが自分一人のID野球の勝利だと思い込んでしまったんじゃないですか?。ラジオを聞きながら、当時の僕は勝手ながら「残念だ。野村氏は監督としては過去の人になった。たぶん次に監督をやる時は勝てなくなる」と思うようになりました。 自慢では無いですが、その予測は当たったと思います。阪神タイガースの監督ではまったくダメだったですよね?。だとすれば 、野村氏が楽天の監督をやっても、阪神同様ダメなような気がするんです。

じつは、草野球って・・・

★新軟球の誕生 に関しての情報で、あるこんなのがありました。 「リーグ1部クラスでの試合になると、1点勝負が多く、延長戦が実に多い、そのため連盟から、点が入りやすくなるボールを開発して欲しいと申し入れがあり、その要望に沿ったボールが今回の新軟球である」 これは一部リーグでジャッジしている審判員からの情報だそうです。これを読んで思ったことがありました。我々ゴブリンズなどがやっている、一般的に「草野球」と呼ばれているものと、かなり違う世界のお話しなんじゃないかと・・ ようするに、 彼ら一部リーグの人から見れば、 我々がふだんやっている草野球と言うのは、「真剣さの足りない偽物の野球」と言うことになるのかも知れません。 じゃあ何なのか?と、ふと考えてみたのですが、これはですね、たぶん・・なんですが、サッカーに対してのミニサッカー(フットサル)に相当するものなんだと思いますよ。 だいたい、2時間7イニングと言う制限自体、「野球の縮小版」を意味してますよね。つまり軟式野球と言うのは、「ミニ・ベースボール」だと断言?できるのです。 だから、そこに一部リーグの人みたいに、硬式野球(本物の野球)の思い入れや厳しいルールを持ち込もうとするとムリがある、何かと議論の火種になってしまう、と思うわけなのです。 ハッキリ言いましょう。草野球(軟式野球)とはフットサルなのであります。だから、使用ボールも違うし用具も違う。2時間7イニングと言う制約もあるので、ローカルルールも必要なんです。「打順の全員回し」なんて、初めて知った時じつに合理的な方法だと感心した記憶さえありますよ。と言ってるキャプテン高橋も、守備交代自由ってのにはまだ抵抗がありますが・・。(フットサルは選手交代自由。サッカーは一度ピッチから出ると交代できません) って言うより、本来、軟式野球を考案した人たちは、「フットサル」のようなイメージで、誰もが安全に野球を楽しめるようにと「軟式野球」を作ったのかも知れません。しかしそれが「フットサル」ほどのハッキリした境界線が無かったため、次第に「硬式野球の思い入れ(あるいは疑似プロ野球イメージ)」を持ち込む人たちが増え、楽しく草野球をやろうとする人たちと、対立することになったのではないでしょうか? 一部リーグで、熱い野球をやろうとしている人たち。あるいは草野球に

新軟球、最安?

★近所のホームセンター「ケーヨーD2」にて、新軟球を買って来ました。値段は二個セットで¥ 998 (税込み)でした。たぶん今のところ一番安い部類に入るのではないかと思います。これはナガセケンコー製ですが、違うメーカーのが一個入りで売ってました。 ウチからほんの 200m くらいのところにあるので、今後ずっと取り扱ってくれたら、急に必要になった時の購入がすごく楽なのですが、どうですかね。今まで軟球は扱ってませんでしたから・・。当然売り上げがあれば扱う、と言うことでしょうから、少しは買っておくことにしますか。 今までで一番軟球が安かったのは吉祥寺のショップですが、今日見に行ってみたら、「商品リニューアルのため 9/20 以降入荷の予定です」と書いた張り紙がしてあり、その下に値札が「¥ 380 」のまま付いていました。 再入荷することは確かなようですが、値段はどうでしょう?。¥ 380 のままなら断然ここでの購入をメインにしたいと思います。 ショップ名はあえて伏せておくことにします。ここはバラ売りが主の小さな店舗なので、これを読んで「大金にモノを言わせての強引な買い占め」に走るチームがいると困りますからね。   

ある草野球サイトの閉鎖

★このごろはインターネットのサイトで知り合い、初めて対戦するチームも増えています。もちろん我が草野球チーム・ゴブリンズもその恩恵にあずかり、頻繁に使わせてもらっています。 で、どこの草野球サイトが一番便利なのかと言うと「草野球なんでも広場」と言うところなのです。ところが、ゴブリンズが夏休みで少し見ないウチに、突然「9月いっぱいで閉鎖」と言うことになっていました。 原因を簡単に言えば・・ 「高校野球の、大差がついて敗戦濃厚な試合で、相手投手がノーヒットノーランを達成しそうなピッチングをしている時、ノーヒットノーラン逃れのためだけにセーフティー・バントをすることは正当なプレーか?。もっと正々堂々とバット振って戦うべきではないか?」 と言う議題が炎上、「ノーヒット・ノーラン逃れのバントはやって当たり前」と言う書き込みが大勢を占めてしまったからだと言うのです。 で、けっきょく「日本の野球好きの考え方はこんなものなのか。そんな野球観しかもたないヤツらのための草野球支援サイトなんて、運営する気力が失せてしまった」と、サイト管理人さんが怒ってしまったようなのですね。 そこまで感情的にならなくてもいいのになあ、と思いつつも、似たような考えを持つ僕としては、分からないでも無いとは感じました。 もちろん高校野球と言うのは実は特種な世界で、この件だけを取り上げて批判することは出来ないのですが、むしろ、書き込みをした連中のたとえ話や、「ルール内であれば、何をやったっていい」的な発言が、管理人さんの逆鱗に触れてしまったようなんです。 たとえばこんなのが有りました。象徴的だと思ったので転載しときます。(無断ですが書いた相手も匿名なのでいいでしょう) 「イチローがメジャーで大量リードしている終盤に盗塁をし、相手チームからマナー違反だということで次の日にぶつけられたのと同じぐらい意味がわかんない」 これだけ「メジャー」が日本でメジャー?になっても、こう言う人ってまだまだいるんだな、と思いました。 こう言うことについて、僕はよく柔道と比較して考えます。現在の柔道の国際試合を見ていると、あくまで一本勝ちにこだわる日本選手に対し、故意に反則を誘発するような動きをし、反則ポイントを稼ぐことで勝とうとする外人選手がいたり