スキップしてメイン コンテンツに移動

三つの野球のお話し

ショートストーリー・三つの野球のお話し・・



 ■第一話■

その日、毎日オリオンズの荒川選手は、いつものように愛犬と散歩に出かけていた。プロ野球選手の彼には、この時間が唯一気持の安らぐ時だった。そしてまた、近くの河川敷で行われている草野球を見ることも、彼の楽しみの一つとなっていた。今日もいつものように、土手を歩きながらの草野球見物だ。

「あれは、高校生どうしか?」

すぐ眼下の試合が気になった。片方の選手たちの体格からしてそう思ったのだが、もう一方は町の寄せ集めチームと言った雰囲気だった。と言うのも、投げている左利きのピッチャーが、どう見ても中学生、あるいは小学生とも思われるような、小柄な少年だったからだ。

ところが荒川は、その少年のピッチングを見た瞬間、その場から立ち去り難くなった。少年が、自分より大柄なバッターを相手に、度胸良く投げ込み、簡単に打ち取ってしまうからである。

「大した子だ」思わず彼はつぶやいた。

だが驚きはこれだけでは終わらなかった。その少年のバッティングを見た時だ。投げている時は左だったその子が、打つ時には右打席に入り、良く見るとグリップの手が逆さのまま、つまり左こぶしを上にしてバットを構えているではないか。

しかもその状態から、強烈な当たりのヒットを放ち、悠々とベースを駆け抜けて行く。これを見ていた荒川は堪らなくなり、とうとう土手を下りて、少年がベンチに戻って来るなり声をかけた。

「キミ、キミは左利きのようだけど、なぜ右で打ってるんだね? だいたいバットの持ち方が全然ちがっている」少年は、見知らぬ男に突然声をかけられ驚いた様子だったが、すぐに笑顔を見せて答えた。

その子は荒川が思った通り、高校生ではなく中学生だった。少年は野球の上手な兄の影響でチームに入ったと言う。だから、憧れの兄と同じように右打席に立っているのだと・・

荒川は話しを聞き終えると、次の打席、そしてこれからはずっと、左で打つようにと教え、少年に正しいバットの握り方を教えた。

そして次の打順が回って来た時、左打席から放った少年の打球は、信じられないような距離を飛び、外野手のはるか頭上を越えた・・

「これは、たいしたもんだ」
荒川は軽い興奮を覚えながら、少年の姿を追い続けた。そして帰りぎわ、少年に名を尋ねておくことにした。

「キミ、名前は何と言うの?」
少年は、やはり人懐こい笑顔で答えた。
「王です。王貞治」

この出来事が、後に一本足打法を生み出す、王一塁手と荒川打撃コーチとの、最初の出会いであった。 

 

 ■第二話■

王貞治が、一本足打法を完成させてから数年が経っていた。すでに何度かホームラン王も獲得、長嶋と並んで、今やジャイアンツの押しも押されぬスーパースターとなっていた。

今日のナイトゲームも、彼らの活躍で圧勝のゲームだった。いつものように、スポーツ記者のインタビューを受けた後、帰りのバスへと向かう。

球場の出口からバスまでの短い距離が、ファンへのサービスの時間だ。王は時間が許す限り、彼を取り囲むファンへ、特に子供達へのサインを怠らなかった。自分の投げかける一言一言、サインの一つ一つが、子供達にどれ程の大きな感動と影響を与えるのか、彼は知っていたからだ。

「王さん、時間です」王はサインをしながら、声のした方を振り返り、それから子供達をなだめるように、その場を立ち去ろうとした。

・・が、その時、押し寄せて来る子供の群れから外れて、ポツンと一人、今にも泣き出しそうな顔で、ボールを握りしめている小学生を見つけた。しょうがないな、あの子で最後にするか。王はニコリと笑い、そう決めて、その子のボールにサインをした。何も言わなかったが、子供の顔が興奮の笑みに包まれて行くのが解った。

「ありがとう。また見に来てくれるね」
そう言い残し、王は球場を後にした。

・・川崎球場、大洋×巨人戦。その夜、一人の新人投手が、全盛期に入っていた王、長嶋のいる巨人を相手に、考えもしない好投を演じていた。その右腕から繰り出される快速球に、ジャイアンツは手も足も出ず、ただ三振の山を築いて行くのみだった。

「初物に弱いんですよ、巨人は・・」解説者はそう言って、あたかもその好投がまぐれであるかのような言い方をした。

バックネット裏のそんな評価を知ることも無く、見事巨人戦初勝利を納めたその新人投手は、歓喜の中でインタビューに答えていた。

「とにかく、子供のころから憧れていた王さんから三振が取れたこと、それが、何よりも嬉しいです」

だが、彼の活躍はこれだけでは終わらなかった。いつの頃からか、彼の決め球は「剃刀シュート」と呼ばれ、どんなバッターも打ち崩すことは出来なかった。特に巨人戦でそのシュートは冴え渡り、勝ち星を重ねて行く。ファンは彼の活躍にどよめいた。巨人キラー、若きエースの誕生だった。

平松政次。
それが彼の名前だった。彼こそ、数年前のナイトゲームのあと、王がいじらしさのあまりサインしてしまった、あの内気な小学生だったのだ。もちろん平松は、今でもそのサインボールを大切に持ち続けている。

その話しを王が知るのは、その年のオールスター・ゲームでのこと。セ・リーグの代表として、王と同じベンチに座ることになった平松は、思い切って、王にその時の話しを打ち明けてみることにした。王は驚き、そしてとても喜んでくれた。

平松は思うのだ。あのサインボールが、自分をここまで引き上げて来てくれたのではないのかと・・。憧れの王選手からサインを貰い、王選手から三振を奪い、王選手と同じベンチに座る。夢見たことの全てが実現してしまったような気がする。

もし、あの時サインを貰わなかったら・・そんな思いが、一瞬頭をよぎった。そして、満員の観衆で埋め尽くされた真夏の夜のスタンドを眺め、大きく息をしてからこう考えたのだ。

「まるで、魔法のようだ」



 ■第三話■

十月の風がロッカールームまで流れていた。

彼は、いつも通りユニフォームに着替え、スパイクの紐をしめた。スパイクの泥は、すっかり綺麗に落としてある。帽子をかぶり、大鏡の前でもう一度ユニフォーム姿を見直す。帽子の位置を少し直して、これでもう身支度は整った。

「忘れ物は無いな」
彼にとって今日が最後のゲームだった。確かに、特別な感慨が無いわけではない。しかし思ったより気持ちは淡々としていた。むしろ、ここ数カ月間の迷いの日々の方がつらく苦しかった。

彼は、ロッカールームからグラウンドまでの、薄暗い通路を歩き始めた。スパイクの金具の音が木霊する。聞きなれた音。見なれた壁の汚れ。全てがいつもと変わらなかった。あの日、初めてこの通路を歩いた時も、同じこの音がしていた。

彼は千葉の高校を卒業した後、プロチームのテスト生を経て、翌年辛うじてドラフト6位でプロ入りした。しかし、人並み外れた練習量の成果で、二年目からはレギュラーポジションを獲得、相手チームからは恐怖の7番バッターとして恐れられるまでになった。その反面、愛嬌のある顔が、女性ファンには「モスラ」と言うニックネームで親しまれたりもした。

それからの彼は、恐ろしいほどの勢いで力をつけて行った。次第に打順は上がって行くのだが、まさか、そのチームの4番バッターを、トレードに追いやるまでに成長するなどとは、誰もが、何より本人が、考えもしないことだった。

そして以来、不動の4番として、今日までそれが当たり前のように、彼は打ち続けたのである。

しかし、決して恵まれた体格の持ち主でなかった彼が、プロの体力を維持して行くための、その激しすぎる練習は、次第に彼の身体そのものを壊し始めていくのだった。

33歳。それが引退を決意した彼の年齢だった。引き留める声は多かった。しかし、他人が何と言おうとも、全ては自分の意志で決める、だからこそ悔いは無い、彼はそう考えた。今日まで誰のためでも無い、自分自身のために野球を続けて来たのだから。

おまけ同然でプロ入りしながら、4番バッターにまで上り詰めた。数々のタイトルを取り、優勝も一度だけだが、日本シリーズを制覇することが出来た。自分の力で、野球で出来る全てのことをやり遂げたのだ。

「もう、忘れた物は何も無い」
彼の心は、十月の風のように穏やかだった。

グラウンドに足を踏み入れ、球場を見回した。いつもと変わらない芝生、観客、ボールを打つ乾いた木の音。彼はグラブに手を通し、守備位置であるサードベースへ向かおうとした。

ところがその時だった。レフトスタンドに広げられた垂れ幕と、何万と言う人々の叫びにも似た呼び声が、突然彼の身体をしびれさせ、動けなくした。

その時彼は、一番大切な忘れ物を思い出したのだ。

そして、胸の奥から込み上げる、熱いものを押さえるかのように、右手で帽子を高く掲げ、球場の全ての人々にゆっくりと最後の挨拶をした。

彼は歩きながら、もう一度だけレフトスタンドの垂れ幕に目をやり、それから足元の土を丁寧にならして、守備位置に付いた。

 そこにはこう書かれてあった。
「夢をありがとう。背番号31。掛布雅之」

 





《三つの野球のお話し/おしまい》 



コメント

このブログの人気の投稿

クローン人間

★クローン人間のことが話題になると、その是非とは別に気になることがあります。キャプテン高橋は少年のころ友人たちと心霊研究をしていたことがあるのですが、そのときの知識に照らし合わせてみると、クローン人間とはどんなモノになるのか、とても興味があるのです。 まず普通の人々はクローン人間を、「肉体の DNA 的複製」とだけ考えがちですが、心霊的に見ればそれだけでは不完全で、その肉体に宿っている霊魂の方が人間の本体なのですから、霊魂まで複製しなければ完全なクローンとは言えないと言うことになります。 では、霊魂と言うのは、複製できるものなのでしょうか?  「複製」と言う概念からは外れるかも知れませんが、霊魂が分裂することはあります。たとえば一番分かりやすいのは「一卵性双生児」です。これはご存知のように、受精した一つの卵子が子宮内で二つに分かれ、二人の人間として生まれてくることですが、この時、同時に霊魂も二つに分かれます。 つまり本来一人の霊魂だったものが、二つの肉体に宿って生まれて来ると言うことになるわけで、我々が考える「クローン人間」に一番近い形と言うことになるかと思います。 逆に、複数の霊魂が合体することもあるようです。と言うより、ほとんどの人が、複数の霊魂が集まって一人の人間として生まれ変わって来ている、のだそうです。だから、一人の人間の中に、一言では表現しきれないようなたくさんの性格、性癖、本人にも分からない奥底の感情など、複雑な意識がうごめいているわけです。 ところが、その複数の人格が完全に統合されていない幼児期に、あまりにひどい虐待を受けたりすると、そのショックで統合に失敗し、人格がバラバラになったままになる「多重人格症」と言う精神病になってしまうわけです。 これは性格が入れ替わってしまうだけでなく、名前や生まれ育った場所、経験したことまで言い分けると言う特徴があります。心理学的には「創作された人格」だと言われていますが、海外では、副人格の言ったとおりの場所にその人の墓があった、なんて症例まで確認されているようです。 まあ、そんな病的ではないにしても、自分の中に、人には言えないような凶暴な性格が潜んでいて人知れず悩んでいたり、酒を飲むと突然人が変わってしまったり、それを翌朝には完全に忘れていたりなど、本来の自分ではない...

自転車メンテナンス、延長戦

★とりあずタイヤの交換は終わったのですが、まだやることが残っていました。 じつはキャリアがボロボロになってまして、取り付けの足が両サイド共折れ、アルミ板でギブスをした状態だったのです。 なので、同じ物をしばらく探していたのですが、すでに製造終了、仕方なく新しいキャリアにすることにしました。 で、どうせ買うならちょっと変ったものを、と言うことで、天板が木材(合板)のものを選んでみました。 ◎ Aki World ウッドキャリア それから、お歳暮でいただいた商品券があったので、西武スポーツの自転車コーナーへ出かけ、何か良さそうな物は無いかと探しました。 そこで「 I live 防水サイドバッグ」と言うのを見つけました。聞いたことのないメーカーだったのですが、機能的でデザインが面白いので購入することにしました。 容量は20リットルで野球用具ならすっぽり入ります。ショイコが別売されており、それにセットするとリュックのように背負うことも出来るらしいです。 ◎ I live 防水サイドバッグ 持ち帰って試してみたら、このバッグがちょうどいい具合にキャリアにかけられることが分かり安心しました。キャリアは以前のものより骨太で、そこそこ丈夫だと想います。 と言うことで、これにて2013年のメンテナンスはホントに終了と言うことになりました。 あと余談ですが、いろいろ自転車用品を探している内に、Amazonで値段が「¥1・送料無料」と言う中国製のフロントバッグを見つけました。 最初は何かの間違いかと想ったのですが、ものは試しとカートに入れてみたら、「値段1円・送料無料」のままごくフツウに注文出来そうなのです。 そこでなかり迷いましたが、思い切って「注文完了」をポチッとしました。で、あとは配達を待つだけと言うことになったのです。 支払いはコンビニだったのですが、店員さんが「1円」の支払い用紙を見て、「んっ?!」と言うような顔をしてまして、またもや不安に襲われたのですが、「申し訳ない・・」?の気持ちを込めて「1円玉」を手渡しました。 後日法外な請求が来るのでは?と、なおも不安は残りましたが、翌日には無事配達され、その後は何の音沙汰もありませんでした。・・こんなこともあるんですな。品物は新...

iPodはソニーの製品ではない‥‥

★スケルトンの iMac が出た数年前からですが、キャプテン高橋の頭の中では、「 Apple 」が「 Sony 」であるかのような錯覚が起ってまして、それは「 iPod 」の出現によって確実なものになりました。「あっ、これは昔のソニーだ」と・・ iPod みたいなものって、以前ならソニーが一番最初に作ってたはずなんじゃないですか? 最近、アイデアの魅力や独創性と言う点で、 Apple に負けてるような気がします。もちろんソニーも独創性を狙っているんでしょうが、狙いすぎて孤立しちゃってますね。 まあウォークマン発祥の地はソニーなので、 Apple の iPod は所詮二番煎じだと言う見方も出来ますが、 iPod と言うのはウォークマンに比べて音がいいんですよ。イコライザー機能が付いていることが大きいと思うのですが、この音の良さ、快感は、ソニーを使用していた頃には味わえなかったものなんです。 今では、 Apple 以外にも HD タイプの携帯プレイヤーを出してるメーカーがありますが、問題は容量やバッテリー耐久性じゃなく、音質ですね。どこまで音質を重要視してるかで決まってくると思います。 ただ不思議なんですが、 iPod を、オーディオ装置やカーステレオに直接つないで聴くと、ひどい音になってしまうんです。聴くに耐えないんですね。やっぱり「 mp3 」や「 AAC 」とかの圧縮フォーマットはヘッドホン用にしか向かないんだろうか、と思ったんですが、しかしこれを、 CD-R に焼いてオーディオ装置にかけると、低音がややぼやけるものの、けっこう「いい音」で鳴るんです。 で、これは、ウチはちょっといい DENON の CD プレイヤーを使ってるんですが、このプレイヤーの性能が引き出しているんだろうか、などと考えたり・・、まあ、オーディオ装置で聴くなら、普通に CD で聴けばいいんですけどね。 ところで、「 iPod shuffle 」と言う 512MB 〜 1GB のものが出まして、これは軽くて小さくてブレード走行に良さそうですね。・・ちょっと狙ってます。当分は予約待ちのようですが、ゴールデンウィーク近くになれば在庫が有る状況になるかも知れません。      

AMラジオ、FMラジオ

★みんな、あんまり AM ラジオなんて聴かないと思いますが、このところ、ラジオ番組で一番面白いと思ってるのは、 TBS ラジオの「ストリーム」ですね。午後1時から3時半までやってます。小西克哉氏と松本ともこ氏がパーソナリティとしてやっているもので、政治・経済からスポーツ、音楽、映画、アングラ(死語?)ものまで話題が幅広くてとても面白いですよ。 二人のキャラクターがあか抜けていて、いわゆる AM にありがちな所帯臭さが少ないんですね。特に松本ともこ氏は、もともと FM 出身なので、少し前まで FM が持っていたセンスの良さ、雰囲気をうまく AM に持ち込んで来たって感じです。彼女のファンで、 FM から乗り換えて来たリスナーも多いみたいです。 一番の聞き所は、午後2時からの「コラムの花道」でしょう。これは、説明するのが難しいんですけど・・ マジメな話しもあるのですが、馬鹿げた話題をマジメっぽく取り上げているところが面白いです。ホームページから Windows Media Player で聴けるので試してみてください。一日ごとに変わります。 逆に、最近は FM の番組が子供っぽくって、あまり聴いてないですね。今の FM の雰囲気は、昔の AM のような感じです。流している音楽はいいのですが、対象としているリスナーが低年齢化しているからでしょう。雰囲気が幼いです。昔は FM と言うと高級オーディオのチューナーでしか聴けなかったですが、今は安く手に入りますからね。キャプテン高橋も、いま中・高生だったら聴くでしょうけど・・ ・・とは言っても毎日聴いている番組もあります。 NHK-FM の「ポップスライブラリー」と言うやつで、タイトルとは裏腹に朗読番組なんですよ。その合間に音楽を流すのです。むかしの「クロスオーバーイレブン」の小説版みたいな感じですかね。昨年の夏なんかホラー特集だったらしく、不可思議な小説ばかり朗読して、なかなか興味深かったです。本編は深夜0時20分くらいからですが、聴くのは朝9時20分からの再放送の方です。 そう言えば、むかーし FM 東京では、ゴールデンタイムに何と「通信高校教育講座」と言う受験番組をやってましたよ。いま書きながら思い出しました。ちょっとしたホラーですね、これは・・   

そのテ?のテレビ番組が減って来た?

★海外ドラマが流行りですが、古くは「V」とか、デイヴィッド・リンチ作の「ツインピークス」、クリス・カーター作の「Xファイル」「ミレニアム」なんてのも有りました。私としてはやはり、SF物とか超常現象物にひかれるので、最近では「4400」とか「ヒーローズ」なんかをよく観てました。 少し前は、CSで「スーパーナチュラル」と言う、兄弟して悪霊退治・悪魔退治をする物語を見てました。まあまあ面白かったのですが、解約してしまったので今は見てません。 が、アメリカでも悪霊や悪魔を追い払うのに、聖水や十字架以外に「塩をまく」と言う設定があって面白かったです。「塩で浄める」とは、世界共通のおまじないだったんでしょうか。ドラマの中では、銃の弾丸に塩を詰め、悪霊に向かって発射すると言う、過激な手法も有りでしたけど・・ ◎ スーパーナチュラル このごろ観ているのは、「ゴースト ~天国からのささやき」でしょうか。 主人公の霊視能力を持つ女性メリンダが、亡くなった後も心残りで成仏?出来ないでいる霊のメッセージを聞き、安心して天国へ行けるよう問題を解決して回ると言う、大雑把に言えばそんなお話しです。 このドラマを観ている内に、まるっきりのフィクションと言うより、何となく再現ドラマっぽい雰囲気もあるので、もしやと思ってネットで調べてみたら、やはりアメリカで有名な霊能力者「ジェームス・ヴァン・プラグ氏」の、実話を基にした物語だと言うことが分かりました。 この「ジェームス・ヴァン・プラグ氏」と言う人、すでに日本にも来たことが有るみたいで、その時、例のごとく大◯教授が噛みついたらしいんですが、失敗したそうです。 ゲストを霊視するコーナーで、大◯教授は、局が用意したゲストはサクラに決まってると、自分の大学の素人学生を連れて来たのですが、それでもけっきょく当たってしまい、しどろもどろになったようです。 同教授は、日本の霊能力者・江原氏の番組「オーラの泉」でも、「全てがインターネットで分かる情報」だとして「裁判で告発する」と発言してましたが、その後音沙汰がありません。 あの番組のゲストは述べ200名近くになっており、自分の霊体験や不思議体験を詳細に語った人も多くいます。そうなれば彼らの名誉にもかかわることなので、戦う相手は江原1人だけでなくなる、教授はそ...

スペア・ホイールを買った

★今年もまた連休中に「ブレード隊」が有りそうなので、新しいホイールを買いました。 最近は「ホイール」じゃなく「ウィール」と言うらしいです。でもスペルを見たら同じなので、日本語発音の違いだけのようです。「エネルギー」を「エナジー」と言い換えたようなモンです。 どうもスケート・ボーダーが言い出したみたいですが、我々は「アルミ・ホイール!」と覚えて育った世代なので、今さら「ウィール」なんてコっ恥ずかしくて言えません。「ホイール!」で通させてもらいます。 で、今回買ったのは中国の「RADIUS」と言うメーカーの物で、安いです。店はネットで、スキー専門店のようです。この頃のスキー屋さんには、夏場のトレーニング用にインラインスケートが用意されているものなんです。 ◎ websports「スペアウィール/RADIUS製」 普通は左右両足8個分で8000円くらいしますが、これはほぼ半額の4000円です。今はアウトレットなら10000円くらいでスケート一足が買えてしまうので、スペアに8000円も出してはいられません。もちろん精度がいい加減では困るのですが、かと言って、一年に一回くらいの物に大金をかけるのもどうかと思います。で、今回は「ものは試し」と言うことで、中国製にしてみました。 取り出してみてまず気づいたのは、マークもロゴも何も付いてないと言うことです。まあシンプルと言うか、スッキリしてますね。直径は80mm、堅さは82a。数が多いほど堅くなります。82aはかなり堅い方で路上に向いてますね。 色は透明です。ちょっと厚みの加減でサングラスのスモーク色に見えてます。それから形ですが、縦に見て左右が対象じゃないです。片方を削って少し平な面になってます。これで裏表を区別しろと言うことなんでしょうか、よく分かりません。接地面はやや鋭角で狭くなっています。(ホッケー用などは広い) とりあえず新しいせいもあって見た目は非常にいい感じです。ベアリングのハマリ具合もちょうどいいです。精度が悪いとベアリングがゆるゆるだったり、逆にキツくて外れなくなったりするのですが、まったく問題有りません。あとは実際に滑ってみてどうか、・・ですね。 ところで、今回のコースは「高崎伊勢崎自転車道」はどうか、なんて話しにはなってます。 ...

シャツ届きました

★新ユニフォームのシャツが届きました。イメージ通りに出来て来ましたよ。写真では伝わりにくいかと思いますが、実物はとてもいい感じです。サイズは(キャプテン高橋はOサイズ)ややたっぷり目に作られている感じです。メジャー仕様と言った感じでしょうか 脇から背中にかけてのホワイトも効いています。グレーは見た目が暗く重い感じになりやすいため、こにホワイトを入れて軽い雰囲気を出そうとしたのですが、思いのほかキレイです。これにベルトのホワイトを加えると、さらに効果が増すと思います。 ロゴ部分です。写真ではストロボの影響で赤みが強いですが、肉眼だともう少し暗くエンジに近いです。千鳥がけ刺繍をするにはやや細い、と言うことでしたが、ムリを言って作ってもらいました。バット部分の「SINCE1988」とグリップテープ?の刺繍も光っています。      

今年のめんつゆは、これにする!

*最近、写真の「ヤマキ・鰹節屋のだし・めんつゆ」と言うのに凝ってます。いろんな「つゆ」や「スープ」を試すのが好きで、これもその趣味?の一環で、試しに購入してみました。 今まで自分の中では、数ある「つゆ」の中でもあまりに一般的、ちょっと地味で、それほど興味の対象には思えなかったのですが、「増量中」キャンペーンにそそられ買ってみたのです。 で、スーパーで揚げたての「揚げ玉」を買い、それでタヌキ蕎麦を作ってみることにしました。すると、つゆを温めている間に思わぬ異変?が起こりました。 キッチンに、「おそば屋さんと同じ匂い」が立ち込めて来たのです。ガラッと店の戸を開けた瞬間に食欲をそそられる、東京のおそば屋さんの甘辛の匂いだったのです。 もちろんどんなつゆでも、温めればダシや醤油の匂いが立ち込め、そこそこの匂いにはなりますが、この「ヤマキのつゆ」はそのレベルを越え、子供のころ、たまの贅沢で親に連れられて行った、おそば屋さんの懐かしい記憶さえ呼び起こす?ほどだったのです。 で、思わず「ああっ、これはたまらん!」とガゼン乗り気になって、生そばを茹で、タヌキ蕎麦に仕上げて食べてみると、味も「おそば屋さん」にとても近い味で、中々美味しかったですね。 さらに「もりそば」ではどうだろう?と言うことになって、後日試してみたら、いつも食べている「永坂更科のそばつゆ」よりは薄味にはなりますが、クセの無い味なので、むしろ2015年はヤマキで行こうかなと思いました。 ・・ただ、前にも書きましたが、僕が探しているのは、あくまで「東京(江戸?)の蕎麦つゆの味」なのです。なので、地方出身の人の口には合わないかも知れないので、強くお勧め、というわけでは有りません。 ◎東京の そばつゆ(2009年) *あと「冷麦用・そうめん用」としては、西友オリジナルの「みなさまのお墨付き・そうめんつゆ」がとても美味しいので、2015年のメインにすることにしました。 当たり前ですが、そば用と比べると甘みが少なめで、さっぱりしています。冷麦の薬味としては、ミョウガが一番好きなので、ミョウガの風味が生きるつゆとして、これはいいと思います。あと付け合わせに、ザク切りにした「新生姜」なんていかがでしょう? まあ、冷麦用とそうめん用では、麺に絡みつく量の違いで、つゆの濃度に多少差があるようですが、自分の場合は、まあ、どっちでもいいっ...

白山公園サッカー場その後・・

★以前、東久留米在住だったゴブリンズのNさんが「白山公園のサッカー場はどうなったか?」と書いていましたが、骨折の経過を診てもらいに病院へ行って、運動がてらに遠回りをしたついでに写真を取りました。 こんな感じになってます。網だらけです。サッカーと言うよりは少年野球場になってます。周囲が水路なので、そこにボールが飛ばないようにと、こんな風に網を張ったんですね。 休日になると子供でいっぱいになりますが、もちろん平日は誰もいません。時折り何処かのおっさんがゴルフの素振りをしたり、犬の散歩を見かけたりするだけです。初めて柳泉園グランドパークで試合をした時、車で来たメンバーの中に、道が分からず、ここと勘違いして驚いた人もいたようです。 外野はこんな感じです。遠目なので分かりませんが、芝ではなく雑草のような気がします。ただ、きれいに刈られていて、球場の形にはなってます。 奥の方に青い橋のような物が見えますが、あの向こうが大人用の白山グランドです。周囲が遊歩道で、橋はそのコースの一部です。春先は桜の花でいっぱいになります。 写真では緑だらけに見えますが、周辺は団地や住宅街です。ここ十数年で森や雑木林、それに畑が極端に減って来ましたね。小中学校時代はクラスの3分の1が農家の子だったし、それだけ畑が有ったと言うことで、風景のほとんどが緑に染まっていました。 最近、時々観戦に来てくれる僕の同級生(女性)も農家出身ですよ。 余談ですが、彼女は骨折した時に、僕を病院に運んでくれた有り難い存在ですが、「病院に行く前に、実家に寄ってタケノコもらって来ていい?」と言いだしまして、「ええーっ!?」って思ったんですが、しかし、贅沢は言えない立場だと覚悟し、「いいよ・・」と痛みを堪えながら承諾しましたね(けっきょくは先に病院に行きましたけど・・) バックネット裏から見るとこんな感じです。なんか仰々しいですね。野球じゃないみたいです。水が溜まったのはあまり見たことが有りませんが、水はけは悪そうです。 ・・さて、骨折の治療状況ですが、骨のあちこちがつながって来たところです。まだ固定バンドは外せないのですが、両手でキーボードが打てるようになったし、軽くギターも弾けるようになりました。そろそろ片手で練習再開ですかね(?)。 テレビでデーブ大久保氏が、自身が骨折した時、くっつき始めるまでに6週...

砧公園の怪

★最近「怪談」とか「怪談師」と言うのが静かなブームのようです。もちろん、かの稲川淳二氏が元祖なんですが、検索してみると、アマチュアからプロまで、YouTubeなどネット配信を中心にけっこうな数の自称怪談師がいて、いろんな怪異話しがアップされています。 どうもTVでは「コンプライアンス」とかの問題で、「霊なんて有りもしないモノをむやみに放送するな!」「霊感商法を助長させている!」ってことになり、その分、たくさんの怪談話がYouTubeに流れて行ったみたいです。 その中のひとつで「砧公園の怪談」と言うのがありました。夜暗くなってから公園でジョギングなどをしていると、不気味な「謎の女」に遭遇すると言うのです(夜の公園を走るなんて、日本はやはり治安がいいんですな)。 「へえ」と思ってなお検索してみたら、人目につかない場所でそこそこ自殺や事件も起こっているらしいとの記述も見つかりました。広くて木々が深い公園なので、まあそんなことも有るのかもしれません。 そんな「砧公園」ですが、僕らは何度も草野球で訪れていて馴染みがありました。広くて緑が豊かで世田谷美術館も有って、スポーツ少年や親子連れが楽しんでいる、そんな明るい公園のイメージしか無かったので、「砧公園の怪談」と聞いたとき、「まさか・・」と、ちょっと違和感は感じました。 でも、その反面、「そう言えば・・、一回だけ変なことが有ったな」と、思い出したことがあったのです。 それは草野球が終わった後の更衣室での出来事でした。砧公園の更衣室は野球場からはけっこう遠い場所にあり、しかも帰り道とは逆方向になるので、使用せずに木陰で着替えてしまう人も多いのです。が、僕の場合、片付けが苦手なたちで、着替えたモノをあちこち散らかしてしまうと言う欠点があり、地面に撒き散らすわけにも行かないので、毎回室内を利用させていただいてました。 そんなある日のこと・・・ 野球場からは遠いのですが、テニスとかサッカーとか他の利用者もいるので、まあ誰かしら数名が来ているのが常でした。ところがその日は、珍しく一人もいませんでした。また管理所とは別棟で離れているので人は常駐していません。なので利用者がいなければ無人になるのです。 「オレ一人か・・」と思いながらも、同じチームに必ず更衣室を利用するT君がいたので、「そのウチ彼もやって来るだろう」と、シャ...