2008年8月29日金曜日

敗けると大変だ

★平日のワイドショーを見てない人は、ちょっとピンと来ないかも知れないですが、星野批判がスゴいですよ。もちろんオリンピック惨敗のことです。

まあ、僕もその一人だったので、何とも言い難いですが・・ でも「後からそんなことを言うな!」と言われそうで、けっこう遠慮がちに書いたつもりだったんです。ですが、世の中はもっとあからさまでした。

特にプロ野球関係者の批判はすごいですね。野村監督なんか「データをまったく生かしてない」なんて好き勝手言ってるけど、もともとは「オリンピックに調子のいい選手を持ってかれちゃ、かなわん」みたいなことを言ってたんだし、それは無いですよ。

落合監督は「岩瀬は使い方を間違えなければ、ちゃんと抑えるんだ」って言ってました。・・うーむ。でも、この論理おかしくないですかね。

あれほどダメだったオリンピック組が、ペナントレースに復帰してからほぼ全員が活躍してます。阿部捕手は大ホームラン?、GG佐藤くんはレーザービーム?、村田選手もタイムリー?。これって、ようするに日本のプロ野球のレベルが低いってことなんじゃないですか?

我々草野球でもそうですよ。相手が弱ければバカバカ打つし、強ければぜんぜん打てなくて大敗します。そう言うもんです。つまり、オリンピックで打てなくて国内でガンガン打つってことは、オリンピックの他国のレベルが高かったって理屈になりますよね。

だから、ドラゴンズに戻った岩瀬くんが抑えたのは「使い方が正しかったから」ではなく、「日本の打者のレベルが低いから」って論理にもなると思いますよ。

あっ、すみません。オレ、落◯監督って大嫌いなので、ついつい余計なこと書いちゃいました。




  

2008年8月23日土曜日

星野ジャパン・・

★北京オリンピックの野球、星野ジャパンはメダル獲得ならず、4位に終わりました。前日ソフトボールが見事金メダルを獲得したので、これに触発されて、何とかやってくれるのではないかと期待してたのですが、やはりダメでした。

とにかく打てませんでしたね。あれでは残念ながら勝つことは出来ません。何しろ、ヒットを打つどころかファールで粘ることも出来ず、空振りばかりなんですから・・

ベースボールの起源は「打つこと」から始まったのであり、「打たないチームに勝つ資格は無い」と言うのが僕の(独断的な?)考え方なので、すべての試合が完敗だったと言っていいと思います。アジア予選では、反対方向への鋭い当たりをたくさん打つことで勝利を手繰り寄せていたのに、それがほとんど見られなかったのが悔やまれます。

あと気になったのは、あまりにせん越で失礼なのですが、やはり星野監督の采配ですかね。解説の与田氏は「ピンチになっても星野監督が動じないのがいい」と言っていましたが、短期決戦の国際試合ではどうでしょう。「動じない」が「動きの鈍さ」になってませんでしたか。ちょっと、ピッチャーに対する思い入れが強過ぎた(熱過ぎた?)のか、交代時期がワンテンポ遅かったように思います。

かつて中日の監督時代、リーグ優勝して「中日 × 西武」の日本シリーズに臨んだとき、やはり同じようなピッチャーの起用法で、交代時期が遅れ日本一を逃したことが有りました。オリンピックを見ながら、あの時のシーンをまざまざと思い出していました。人間の気持ち、クセと言うのは、なかなか変わるものではないのですね。

全体を通じてとても印象に残ったのは、じつは試合そのものより、野村謙二郎氏の解説でした。洞察力が鋭く、分析が細かくて流れの読みが早い。何より説明が後付けではないのです。初めて見るような外人選手でも、ちょっとした仕草を見て次に何が起こるか、プレーが始まる前に指摘し、ほぼその通りに事柄が展開して行くのです。

あの見事な解説を聞いていると、こう言う人材を活用しない手はない、とも思いましたね。長嶋ジャパン、王ジャパン、星野ジャパン・・・、今までちょっと、名前とか権威にこだわり過ぎたような気がしませんか?

「でも経験が大事。見るとやるとじゃ大違いだよ」と言われるかも知れませんが、野村謙二郎氏は、国際試合を「選手」としてたくさん経験してるんですよね。それは国内で何年も監督やコーチをやるより、もっと大きな経験だと思うのです。

それと、女子ソフトを見て思いました。日本代表の監督が宇津木監督から斎藤監督に変わったとき、私は宇津木監督をスゴい人だと思っていたので、「監督を変えて大丈夫かなあ」と、勝手ながら非常に心配しました。

そしてオリンピックでは、斎藤監督の采配に対して、解説の宇津木さんが、そのつど細々とダメ出しをするんですよ。なので「ああやっぱり、斎藤監督じゃダメだ・・」と、あきらめかけたのですが、けっきょく最後に金メダルを勝ち取ったのは斎藤監督なんですよね。ようするに結果がすべて、斎藤監督の方が正しかったと結論づけていいんだと思います。

「古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう」
と唱ったのは、あれは吉田拓郎でした。

きっと若さには「新しさ」と言う強さがあるんでしょう。人間は、どんなに正論であろうと、同じことを何度も言われると感動が鈍ってしまいます。常に新しい感覚の導入、新鮮なリーダーシップが必要なのです。


・・なんて、つい熱く語ってしまいましたが、野球は、次のオリンピックから無くなるんですよね。






 Commented by 通りすがりの者ですが・・ at 2008-08-24 03:37
星野という人の「言葉」や「指導力」や「存在感」は、とてもホットな印象を受けますが、それは、長い道のりを共に行くなかで、少しずつ、じわじわと人の力を引き上げたり、押し上げたりする、そういう類いの能力であるような気がします。
短く、急を要する時間の中で、機を見ること敏に一気に勝ち抜いて行く、そんなときに求められるクールな閃き、彼の言葉はそうしたマジックやフットワークを持った「言葉」ではない気がしました。
かつての同級生コーチとともに、どこか、でっぷりと試合を眺めてしまっているような、そんな印象を受けました。
 Commented by 高橋10 at 2008-08-24 11:37
★なるほど・・ そう言えば、来年はさっそく二回目の「WBC」があるんですね。さて、人選をどうしましょう。楽しみのような怖いような‥‥
Commented by また通りすがりの者ですが・・ at 2008-08-25 04:14
わたしは野球に不案内なのですが、人選は「プロ野球実行委員会」とやらがするのだそうですね。経営側の集まりですね、日本ではコミッショナーより偉い。
こうした組織は責任をとりませんよね。つまり人選の一番の眼目は「誰に責任を取らせるのが相応しいか」ということです。長嶋ジャパン、王ジャパン、星野ジャパン‥‥といった見せ掛けの権威(名前)主義の裏側はそんなもんではないでしょうか。
帰って来た星野さんは、さすがにそこはよく解っていて「すべては監督である私の責任」と盛んに強調していますが、あれは選手や世間に対してというより、“上”に向けて言っているようにわたしには聞こえます。つまり、腹を切って見せている訳です。
もし、件の実行委員会の中に意識の高い人がいて「野村謙二郎氏を起用しましょう!」と提案したとしたら・・悲しいかな、よくある台詞が聞こえて来そうじゃないですか。
「君、そんなことして、もし負けたら一体誰が責任とるんだ!」
Commented by 高橋10 at 2008-08-25 22:25
★確かにおっしゃる通りかも知れないです。野球ファン自体もネットで、次期WBCの代表監督に「野村・落合・広岡」なんて名前を上げてるのでガッカリしました。ファンも大物待望意識が強いんですね。これからは野球もどんどん「国際試合」が重要になると思いますよ。オリンピックの間は「プロ野球」も「メジャーリーグ」も色あせて見えてましたから。それに「日本のプロ野球って、アメリカの3Aより弱いんだ‥‥」って、みんなが目の当たりにしちゃいましたからね。まずは次回WBCが大切。韓国のように、ボールを国際試合仕様に変更することから始めましょう

   

2008年8月12日火曜日

ネットでドラマ発見?

★インターネットの動画サイトって、どんどんエスカレートして行くんですね。ドラマをアップしたサイトも有りました。著作権的にどうなのかと心配にもなりますが、「いい作品なのに何故DVDにならないんだるう?」と思うことも有るし、出演者が不祥事を起こしてお蔵入りになることも有るし、そんな時、もう一度ちょこっと見てみたい場合など、便利は便利だなと思ってしまいます。

ところでそんな動画サイトで、ドラマ「コーチ」を見つけました。これは1996年の夏から秋にかけて放送されたもので、とても印象に残っていたのです。なのにDVDもビデオも発売されない・・・

◎ ドラマ「コーチ」ニコニコ動画

なぜ印象に残っているかと言うと、新妻君や森広君らと行ったブレード走行、「高萩〜犬吠埼」の途上で初めて見たからです。茨城県の大竹海岸の民宿に泊まったとき、森広隊員が急に「コーチを見る!」と言ってきかなくなったのです。「野球ドラマならまあいいか」と言うことで、眠さに耐えながら彼のテレビ鑑賞につき合ったのです。

それが、コーチ第6回「愛はここにある」でした。民宿の寝床で寝ながら見たのですが、話しが進んで行くにつれ、じつは画面の中で珍しい偶然が起こっていたのでした。

ドラマに映っていたのは、なんと、我々が向かっているブレード走行の目的地、「犬吠埼・長崎町」の映像だったんです。つまりそこは「コーチ」のロケ地であり、同時にブレード隊の目的地、ゴブリンズ夏季キャンプ予定地でもあったのです

でも、もちろんそれは、ドラマを見ている最中に気づくわけもなく、後々気づくことになるのですが・・・

民宿に泊まったとき、その辺りの港や海岸が「コーチ」のロケ現場であることを女将さんに聞いて初めて知ったのです。しかもその民宿そのものが、ロケ撮影班が使用した宿だったと言うことも女将さんの言葉から判明しました。

草野球ドラマのロケ地で、草野球チームが宿泊するのも面白い偶然な気がしたし、さらに、このドラマが終了して間もなく、ゴブリンズは、メンバー大半が仕事のためにハワイに移住、活動休止に追い込まれてしまうのですが、それも何かの予兆だった気がして、少しだけ戦慄したのを覚えています。

ちょうどこのドラマも、舞台となる「九十九里の缶詰工場」が倒産に追い込まれ、そこの弱小野球部が活動を続けられなくなると言う設定だったので、何か不思議なリンクを感じてしまったと言うわけなのです。

今思えばその夏は、前期ゴブリンズの終わりであり、最後の夏季キャンプでもあったと言うわけですね。

そんなわけで、縁の深いドラマだと言う感じがあって、ネットで見つけた時には懐かしい気持ちになりました。それに僕が見たのは民宿での6回以降だったので、最初の方は見ておらず、「なるほど、こんな感じで物語が始まったのだな」と、改めて感慨にふけることにもなりました。

ところで、当時は、コーチと言うタイトルは「野球のコーチ」であり、野球ドラマのはずなのに、最後に野球との絡みがまったく無いまま結末が訪れるという展開で、いろんな人から批判が有ったそうです。が、これについて僕は何となく当たりがあるのです。

と言うのも、あるテレビ批評家が「このドラマは結末が見え見えだ。最後は野球の試合に勝って終わるのだろう」と書いた新聞コラムを読んでいまして、「恐らく作者や番組スタッフは、これに反発して途中で書き換えたのに違いない」と勝手に推測しておるのです。

その作者、脚本を書いたのは「君塚良一氏」です。かの「踊る大捜査線」で大ヒットを飛ばしたシナリオライターですが、元々は萩本欽一氏のもとで活躍していたコント作家だそうですね。いわゆる欽ちゃんファミリーと言うわけです。

あと、劇中に出て来る「サバカレー」と言う缶詰が実際に商品化され、けっこう売れたようです。僕も一時好んで食べた時期が有りました。サバの生臭さが気にならず、けっこう美味しいんですよね。ただ東京ではなかなか見つけることが出来ないので、最近はご無沙汰してますが‥‥

そんな感じで、地元にもご利益のあったドラマなんですが、地元の人々には「ここはあんなに田舎じゃないよ」と言う苦情もあったそうです。が、冷徹な仕事人間役の浅野温子さんが、九十九里の風景や人情に触れて、人間性を取り戻して行くと言う物語なので、「徹底的な田舎」でなければお話しにはならないんですよね。

それと、観光資源として考えるなら、観光客って「徹底的な田舎」にこそ惹かれるものなんです。地元の人は流行ると思ってオシャレに都会っぽくしたがるのですが、あれは逆効果なんです。中途半端な都会はまったく魅力が有りません。

ブレード走行でいろんな田舎町に出かけましたが、寂れている観光地って、だいたいそうでしたよ。