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6月, 2010の投稿を表示しています

加藤・高橋 二人展終了

★急に暑くなって画廊に通うのも大変でしたが、何とか終了しました。 もう一人の作家、加藤氏の作品とはまったくタイプが違い、最初はどうなるかと思ったのですが、まあ、何とかなったようです。今回は全部で9点。CGペイントになってからは最も数の多い展示となりました。 一番大きい物で 960mm×960mm と、サイズだけは油彩なみに近づけたような気がします。またCGペイントを知らない人々からは質問攻めにあい、分かりやすく説明するのは大変でしたが、それなりのカルチャーショックを与えることは出来たようです。こちらとしても、大きなCG作品、多数の作品を展示する時のノウハウなどを得ることができ、その点でも収穫でした。 まあ一般には、展覧会と言うと「趣味で描いた絵が溜まったので展示をした」程度に思われ、「一枚でこんな値段するの?」などとビックリされることも多いのですが、我々にとっては、仕事そのもの。大げさに言えば「命を削って生み出すもの」とでも言えばいいでしょうか、それくらい必死の作品群でもあるわけなんです(少々オーバーか?)。 それと、CGと言うと、キーボード操作で一瞬の内に完成してしまうと誤解している人もいて(友人なんですが‥)、その人に詳しく説明して改めて驚愕されたなんてケースも有りました。ちなみに私の場合、1点の作品を完成させるまでにおよそ1ヶ月はかかります。これを単純に日当1万円で計算すると、30万円以上で売れなければ採算が合わないことになります。そんなことでも理解してもらえればと思います。 それから、現在のCGペイントに到達したのがここ数年のことで、つまり40歳半ばを過ぎてから、ようやく自分の思う表現方法に近づけたとも言えるのです。同じ頃、今回二人展をした加藤氏と再会し、作品発表の扉を開かせてもらいました。それまでは、20代の学生の頃から含めて約30年間、「何をどう表現したいのか分からない」、七転八倒の孤独と苦悩の日々でした(自分で言うのはオコガマシイが)。 てなわけで、あとどのくらい描けるのかは分かりませんが(次の発表も未定ですが)、命を削って?描いた作品群の行く末を、これからもみなさんに見届けてもらえればと思います。 ★中学時代に一緒に絵を描いていた知り合いより、二人展の感想が寄せられました。コメント欄で

加藤栄吾・高橋フミアキ 二人展

「 加藤栄吾・高橋フミアキ 二人展」 (終了しました) 6月24日~29日 12:00~19:00(最終日17:00まで) 中野画廊アヴェニュー (現在閉廊されています) ★グループ展「元気なアート展」にお越しいただいた方々には御礼申し上げます。第二部(高橋は出品せず)が七月から有りますが、その前に、6月後半から同じ画廊で二人展をやります。 今回は最大「95cm×95cm」の大きな作品も出品します。加藤氏は芸大の同期で油彩画ですが、私は前回同様オールCGペイントの絵画になります。 使用機器は、iMac 21.5インチ、 ワコムIntuos3タブレット&スタイラスペン 使用ソフト painterX プリンター EPSON PM-4000PX(8色顔料インク) 期間は短いのですが、グループ展よりもサイズが大きく、一人の作品数が多いので、作家ごとの見応えは有るかと思います。また中野ブローウェイは「サブカルチャーの聖地」とも呼ばれているところで、画廊以外にも面白い店などがたくさん有ります。そう言った点でも楽しめるはずです。 加藤栄吾 (かとう えいご)略歴 1955・埼玉県日高市生 1982・東京藝術大学大学院美術研究科 修了 個展多数  1981 G・アートギャラリー(銀座)  1983・84 ルナミ画廊(銀座)  1988・1991・2000・2002・2004 わたなべ画廊(飯能市)  2001・2002・2005 伊勢丹 そごう 三越等のデパート  2006・2008 中野画廊アヴェニュー(中野)  2007 京王プラザホテル ロビーギャラリー(新宿) グループ展多数  1984 「フォア・ボールズ展」 代々木ギャラリー  1985 「平面・五人展」 東京藝術大学展示室  1986 「FIVE SENSES ’86」 東京藝術大学展示室  1988・1993世田谷美術館  1989・2001・2002・2005・2007 埼玉県立近代美術館  1991・2004・2005・2006 わたなべ画廊 2007 中野画廊アヴェニュー他 高橋フミアキ (たかはし ふみあき) 略歴 1958・東京板