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7月, 2008の投稿を表示しています

伝説の強打者

★本日、「イチロー日米通算3000安打達成」の瞬間を、BS中継で見ました。レンジャース戦の一打席目でした。それを記念して?以前まだブログでは無い頃に書いたゴブメッセージの1つ、「伝説の強打者」を再録することにしました。 なお、以下はイチロー選手が入団して初めてのシーズン、2001年終盤の頃の内容であり、古い記述がいくつも出て来ますので、カン違いの無いように読んください。 *検証1:1995年の1年間カナダを放浪していて、日本でのイチローの大活躍を知らずにいたN君。帰国後、オリックス時代のイチローのプレーを見て言った。「イチローのどこがそんな凄いんですか?」 *検証2:イチロー選手がポスティングシステムでの移籍を宣言したとき、清原、江藤、マルチネスと、あれほど熱心にスター選手集めをしていた巨人が、何故かまったく触手を伸ばさず、いとも簡単に見送りにしてしまったのはどうして? *検証3:当時のマリナーズ・ピネラ監督は、入団後初のオープン戦でのイチロー選手の打撃を見て、「なかなか引っ張りのパワフルな打撃を見せてくれない」と、不満を漏らしていた。 *検証4:関口宏のサンデーモーニングで、スポーツご意見番として登場している張本勲氏。たとえ、イチロー選手がメジャーで高打率をマークしても、連続試合安打の記録更新中でも、決して「あっぱれ!」とは言わない。それどころか、何故か評価はいつも「喝!」。その理由は?「当たりそこないが多いから」 これらはいずれも、イチロー選手を「ある印象」によって評価したものです。それは恐らく日本人誰もが感じていた「疑問」に近いものかも知れません。特に張本氏の「当たりそこないが多いから」という言葉が象徴的だと想います。つまり、これまで常識的に考えられて来た「ヒット」と言うもののイメージから来る「違和感」なのです。 常にバットの真芯でボールをとらえ、強烈なライナーで、外野、あるいはフェンス越えの長打を放つ。そう言う打撃こそ「強打者の明かし」であって、イチロー選手のように、当たりそこねを足の速さでヒットにするような打ち方は、完璧な打撃とは言えない・・ 草野球でも、ボテボテの内野安打とか、野手の間に落ちるポテンヒットなどには、「ラッキーヒットだ、ピッチャー勝ってるよ!」などと投手を励ましたりします。同様に、逆方向の当たりに対しては、「振り遅れだ!バッターおされてる!

新ユニフォームお披露目試合「G.B.Crew戦」

★新ユニフォームがついに完成、お披露目となりました。試合の終盤は暑さと相手の平均年齢の若さにやられてフラフラ状態。けっきょく時間切れに救わそれはさておき、久々の「 GOB-NEWS 」は新ユニフォーム特集。 まず女子の安田選手ですが、選んだ帽子が八方型で、前面の出っ張りを気にしていたようです。が、見た目的には問題は無いと思います。 次にイギリス出身のアンディ選手。胸ロゴの感じを見ていただきましょう。今回は「スピード感」や「鋭さ」「躍動感」と言ったスポーツに有りがちな傾向は排除し、古い昔のユニフォームに使われるような雰囲気を狙いました。 ただ、同選手のパンツが、かつて台湾系のポー選手がアメリカで購入して来た物を譲り受けたため、色が微妙に違うのが問題点。本人は「買い替えたい」と言っているようです。 せっかくのお披露目の日に帽子を忘れた鈴木選手。他にもエンジストッキングを忘れて、以前の黒いストッキングで間に合わせた土屋選手などがいましたが、鈴木選手ほど、ストレートパンツをきれいに着こなせる選手はゴブリンズには他にいません(他チームにはいると思う)。 今回ベルトを白にしてみたのですが、お腹の区切りが見えなくなり、スマートに見えます。白スパイクとの配色もとても良く合っています。 最後に背番号を見ていただきましょう。左バッターなら良かったのですが、じつはこの日、暑さのせいで写真なんかどうでも良くなっていたのです。(同選手はのちに左バッターに転向) 何とか撮影したのがこの四人で、背番号が写っていたのは、師富選手の空振りシーンだったと言うわけです。 この字体はレッドソックスタイプ。ひとつ間違えばそっくりになる恐れが有ったのですが、帽子をエンジにしたことで、充分オリジナリティを出せたと思います。 試合の方は「6対4」で見事勝利!。新ユニフォームお披露目の記念試合を勝利で飾ることが出来ました。が、夏も本番、酷暑炎天下の試合で、勝負に勝って暑さに負けた。そんなゲームでした。   

幻の八幡様

★夏の思い出と言えば、こんなことも有りました。これは不思議な話しでは有りませんが、自分の勝手な空想で、少しだけ不思議じみた?記憶となって残っているお話しなのです。 小学校2年のころのことです。通っていた「保谷第一小学校」の通学路を、学校の北側へたどって行くと、駄菓子屋が一軒あって、その先はずっと雑木林になっていました。さらにその林の中のジャリ道を進んで行くと、畑や田んぼが現れ、小川が流れていて、やがて子供たちに「八幡様」と呼ばれていた、深い静かな森にたどり着くのです。 その森に案内してくれたのは「T君」と言う少年でした。彼はちょっと知恵遅れで、授業には集中できず、いたずらばかりしている子供だったのですが、クラスで一番の虫取り名人だったのです。夏になるとせんべいの四角い空き缶に、数十匹のクワガタを捕まえて来ては友だちに配っていました。普段はいたずらをされ嫌っている女の子たちも、この時だけは嬉しそうにクワガタを受け取っていたものです。 ある日、友だち数人が「T君が八幡様に連れてってくれる」と言うので、私もついて行くことになりました。彼らはT君から、虫のたくさん捕れる森が「八幡様」と言うところだと聞き出したのです。そして日曜日、僕たちは虫取り道具を抱えて自転車に乗り、T君の後をついて行きました。 果たしてそこは、夏の少年たちにとって天国のような場所でした。捕れたのは虫だけではなく、小川ではメダカやフナやドジョウ、ザリガニ、カエル、オタマジャクシなど、ほんとうにたくさんの小動物を捕ることが出来ました。日が暮れて薄暗くなるまで、私たちはそれこそ、時間の経つのも忘れて夢中で捕り続けたのです。 別れ際にT君が「化けガエル」の話しをしました。家で飼っている時、カエルがお腹を膨らませて仰向けに水面に浮いたら、それは化けガエルなのだと。そしてそうなったら最後、その夜、必ず恐ろしい夢を見てしまう・・・ 私はその話しにすっかり凍り付いてしまったのですが、私のカエルには何事も起きませんでした。その代わりY君のうちで化けガエルが出たそうで、翌日の学校ではその話しで持ちきりになっていました。 その夏休み、私たちはT君の後を追って「八幡様」に入り浸っていました。たくさんの獲物を持ち帰り、飼い切れない物は近所の友だちに配ったりしていました。するとある時、隣の家の一年生の男の子が「八幡様に連れて行って

GOBLINSの新キャップ届く

★新しい帽子が出来上がって来ました。写真ではストロボの光の影響で若干ザラついて見えますが、実物はもっといい感じだと思います。デザインを考えた本人としては、まずまずの出来です。   

キツネの嫁入り

★そろそろ夏も近づいて来たので、不思議な話しをひとつ。 以前このブログにも書いたのですが、私の母親は昭和初期に生まれ、秋田県の山奥で育ちました。その村では、幼いころ何度も怪異現象に遭遇したそうです。これもそのひとつです。 ある日の夕方、薄暗くなった田んぼのすぐ近くで遊んでいると、少し離れた農道を、長い提灯行列がゆっくりと歩いていたそうです。夕暮れでシルエットもハッキリしないのですが、ゆらゆらとした不思議な提灯の明かりに目を奪われ、ついつい見とれていたそうなのです。 不思議なのは、茂みや小屋の後ろを通るときです。普通なら、物陰を通り過ぎるときは、その距離の分だけ時間がかかって出てくるわけですが、その行列は、なぜか物陰に入った次の瞬間、スッと反対側から顔を出すと言うのです。その奇妙な動きにも気持ちを奪われ、時間の経つのも忘れて、ぼんやり見続けていたそうです。 ところが、何かの拍子にハッと我に返って、急に恐くなった当時の母親は、あわてて家にかけ戻り、家の者たちにそのことを話しました。すると祖父が「そりゃあ、キツネの嫁入りだべ」と言い、気をつけるようにと戒めたそうです。 つまり、本当はその提灯行列は幻で、見ている者のすぐ近くにキツネが隠れていて、化かしているのだと言うのです。そして夢遊病のように行列の後について行って沼にハマったり、そのまま神隠しに遭うこともあるのだと、おどかされたと言います。 なお、大勢の人が提灯を持って練り歩く行く行事は、その村には無かったそうです。念のため・・ 関連記事 ◎ もののけCM    

キャップマーク決まる

★キャップのマークがようやく決まりました。胸ロゴと違って、こちらは未定のままだったことで、時間がかかりました。この他に6種類くらい考えたのですが、けっきょくアルファベットの大文字で、胸ロゴに合わせたシンプルな物に決めました。中心部はホワイト、ブラックの縁取りです。ホワイト部分は今回は盛り上げ刺繍にしたいと思っています。 デザイン画に当てはめてみた画像です。今回はバラバラと制作を進めているので、なかなか全体像がつかめない?と言う人も多かったかも知れませんが、ほぼ「こんな感じ」になると言うことが分かって来たかと思います。(背番号の字体が違いますが、直す気力が無いのでそのままにしてあります)      

デザインコンセプト

★新ユニフォームのデザインがほぼ決定し、発注済みでは有りますが、ここで、どんな成り立ちで今回のデザインが決定して行ったのか、その経過を書きとめておきます。 メンバーの中には直感的に「ここはこの色の方がいいのに」と思う人や「何故こう決まったのか分からない」と言う人もいると思いますので、それらを分かりやすく箇条書きにしました。 これを読んでもらえれば、デザインとは思いつきではなく、コンセプトに基づいて、時間をかけひとつひとつ決まって行くものだと言うことが伝わることと思います。 【グレーシャツ】 グレーパンツが「汚れが目立たなくて良い」「洗濯が楽」など好評のため、グレーパンツを残すことにしました。 そしてシャツもグレーに。現行ブラックシャツは、制作した1999年当時は珍しかったのですが、その後、濃い色のシャツがどんどん増え、似たり寄ったりのチームが増えて来ました。それに比べ、グレーシャツの絶対数は少なく、オリジナリティを発揮しやすいと考えました。 【ホワイトのアクセント】 しかし、全身グレーのユニフォームは、反面「ビジターっぽい」「雰囲気が暗い」などのデメリットが有りました。(左イラストを参照)その雰囲気を払拭するために、何処かに「ホワイト」を入れるのが効果的だと考えました。 そこで、いま流行りの「ツートンカラー(切り替えカラー?)」を活用し、脇腹をホワイトにし、少しでも「明るさ・軽さ」が出るようにしました。 【エンジに黒の縁取りロゴ】 さらに、グレー(無彩色)の寒々とした感じを無くすために、ロゴマーク・背番号を、イメージカラーであるエンジを残し、生かすことにしました。 そしてグレーとエンジの響き合いを良くするため、縁取りはブラックに。背ネーム希望の場合は、ブラック一色の文字で入れることにしました。(背番号文字はイラストとは違います) 【「SINCE 1988」をホワイトで刺繍】 脇腹のホワイトに呼応するホワイトが欲しいため、ロゴ下にバットを模したシルエットを作り、そこに「SINCE 1988」を「ホワイトの刺繍」で施すことにしました。黒字に白い刺繍をすることで、コントラストを強くし、印象的になると考えました。 【エンジのネックライン、袖ラインを入れる】 ロゴ・背番号のエンジに呼応するエンジが欲しいため、ネックライン、袖ラインをエンジにしました。アンダーシャツを着ない場