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3月, 2008の投稿を表示しています

少し気が早いが地デジにした

★と言っても、主に両親が居間で見るための物なんですが、僕が品物選びを任されたわけです。 当初は「もっといいテレビが出る。もっと安くなる」と言うことで買い控えをしていたのですが、だんだんと、もう高齢なのでいつポックリ逝くか分からない、だったら今の内に奇麗な大型画面で観ておきたい、と言うことになり、目出たく?購入の運びとなったのです。 で、買ったのは東芝の37型「REGZA Z3500」。購入にあたり、吉祥寺のヨドバシカメラと大泉学園のヤマダ電気で見学をして品定めをしました。 店では東芝のテレビは片隅に追いやられていて、シャープやソニー、パナソニックなどを店員が熱心に説明していましたね。2008年の新製品が出た(出る?)と言うことも有り、そっちの方が押しだったんでしょう。 へそ曲がりの僕は、あまりそれらには興味が無く(値引きが少ないので)、東芝の展示スペースに引き寄せられました。それに見た感じは東芝が一番奇麗な印象を受けたんです。ハッとするような鮮やかさはソニーが上かなとも思ったのですが、その辺は、写している映像の種類や、ちょっとした調整の仕方で違って来るような気もします。 ひとつだけ「REGZA」が一番なか?と思ったのは、かなり真横に近い場所から見ても、しっかり絵が映っていたことですね。他のメーカーは東芝よりも浅い角度で色が薄くなり、白っぽくなってしまいます。 それと最後に決め手となったのは、妙かも知れないですが、パソコンの外付けHDを録画装置として使えることでしょうか。今は500GBでも15000円くらいで買えるので、高額なHDレコーダを買うことを思えば、これは非常にお得です。 と言うことで、実店舗で品定めをした後、大変失礼ながらインターネットで最安の店を探して購入に踏み切りました。外付けHDを含めても16万円くらいで買えました。 遠い昔、29型のブラウン管テレビとVHSデッキを計50万円で買ったことを思い出し、少しですが、悲しくなりました。「あの50万を返して欲しい・・」 問題はアンテナだったのですが、ウチは昔からUHF用のアンテナを立てており、これが地デジに流用できるかも?と、何の工事もせず繋いでみたら、そのままあっけなく使えました。 アンテナ感度も80%を越えています。設置してから20年近く経っていますが、まあ、壊れるまではこれで行けるでしょう。さらにBSアン

「薔薇のない花屋」を見ている

★遠い昔、「東京ラブストーリー」と言うドラマにハマったことが有りました。主題歌を小田和正氏、サウンドトラックを日向敏文氏が担当したとのことで、どんな音になったのか試しに見てみようと思ったのです。そしたらそのまま見続けてしまいました。 今回の月9「薔薇のない花屋」も同じで、山下達郎氏が二年半ぶりの新曲「ずっと一緒さ」を提供したと言うことで、それを聴きたくて見てみたら、そのまま引きずり込まれてしまったと言うわけです。 ただ、このドラマは面白いです。意外な設定、意外な展開に、単純に「次はどうなるのだろう」と言う興味をそそられます。もう無数のドラマ・映画・小説を鑑賞してきた大人にとっては、なかなか新鮮なテレビドラマに出会うこともなくなりますが、今回は、お陰さまでずいぶん楽しませてもらってます。 野島伸司氏の脚本には賛否両論あるようで、物語の設定にリアリティーが無いと言うのが否定的な人々の多くの意見のようです。確かに自分も最初は馴染むまでに時間がかかったし、演じている俳優からも(特に三浦友和氏など)「違和感を感じていた」ようなインタビュー記事が有りました。 それと最近の視聴者ですが、彼らのドラマレビューを読むと、「薔薇のない花屋」に限らず、「ドラマの内容が現実に有りうるか否か」を異常に気にするようで、それが評価に基準になってしまっているようです。ですが、それではノンフィクションかドキュメンタリーしか理解できなくなってしまいます。 ドラマと言うのは、「現実に起こりうるのか?」ってのはあまり重要じゃないんですよね。ドラマには、そのドラマ世界だけでの法則と言うモノが有りまして、それから外れさえしなければ、それでいいんです。でないと、SFやファンタジーなど存在できなくなってしまいます。 「薔薇のない花屋」も実はファンタジーなんです。毎回見ている人は分かると思いますが、花屋なのにバラを売っていないとか、小学生が目出し頭巾をかぶって学校に行っても先生にとがめられないとか、幾つもの「現実にはあり得ないエピソード」が、キーワードのように入っていることからもそれがうかがえます。 なので見る側が、「これは大人のファンタジーなんだな」とすぐに理解することが大切です。で、そのドラマの雰囲気に合わせて自由に感性をシフトさせて行けばいいのです。 なんて、ずいぶん物わかりがいいみたいですが、実は自分自身も