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45度の打球

★こないだの草野球の練習のとき、面白い現象を目の当たりにしまして・・ それはW選手のフリー打撃でのことだったんです。「ライナーを打とう!」と言うのが今年のゴブリンズのテーマなわけですが、 W選手 の打球は、いい当たりながらもやや打ち上げ気味で、外野手にとっては「捕りごろのフライ」 がたくさん飛んでいたわけです。 それを見た僕はアドバイスしなければと思い、「もっと低く、低いライナーを打とう!」と声をかけました。すると W選手 は「そう言うけど、それが難しいんだよ」と小言をいいながら打っていました。 ところがアドバイスをして間もなく、渡辺選手の打球は、見事な低いライナーとなって飛び始めたんです。 面白いと思いませんか?。恐らく渡辺選手は、僕が声をかけるまで感覚のおもむくまま、漠然と打っていたのに違いありません。それが声をかけて強く意識(イメージ)を変えたとたん、ライナーが飛ぶようになったんです。 彼は「ライナーを打とう」と言うテーマは忘れていたか、覚えていたとしてもあまり意識していなかったと思います。ひょっとするとやってみた本人が、「あれ?、オレ、ライナー打てるじゃん!」と一番驚いたのかも知れません。 とは 言っても、いきなりフォームをいじってライナー向きにする必要はありません。 ゴルフの杉原プロがテレビのレッスン番組で言ってましたが、「素人さんへのフォーム修正のアドバイスで難しいのは、ほんの少しアゴを引いてなどと言うと、必要以上に大きく動かしてしまうこと」なんだそうです。 野球も同じで、有名な?アドバイス用語「肩を開かないように」という言葉も、素人の草野球選手にとっては、どう言う体の動かし方をすれば「肩を開かない」と言う状態を作れるのか分からず、逆に奇妙な動作をしてフォームを崩したりしてしまうのです。 なので、大事なのは「イメージすること」なんです。 打ち方、フォームはいつも通りでよくて、頭の中だけで「ライナーが飛ぶ光景」をイメージするんです。そうすると微妙に身体が反応して、スイング軌道が修正され、少しずつライナーが飛ぶようになるはずなんです。まあ、一種の念力みたいなものですね。 では何故、イメージせず漠然と打つと「フライ」になりがちなのかと言うと、恐らく漫画やテレビの影響ではないかと思ってるんです。ふだん我々草野球選手と言うのは、漫画