2007年12月31日月曜日

恋バス

★毎年、暮れになるとTBSで「クリスマスの約束」と言う小田和正氏の番組をやりますが、今年は衝撃的な曲に(あくまで個人的にですが‥)出会いまして、ここ数日、この曲をくり返しくり返し、もう数えきれないくらい聴いております。

同じ曲を何十回も聴き直すと言うのは、ここ数年、いや10年くらい?、確かパフィの「アジアの純真」以来無かったことなので、自分でもちょっとびっくりしておるのです。

その曲は「恋バス」と言って、小田和正氏と矢井田瞳さんの合作です。毎年恒例の、ゲストとクリスマスソングを作ると言う企画で出来たものでした。合作と言っても、どのくらいの割合で作ったか不明なのですが、まあ、聴いたところ、メロディはいつものヤイコ節と言うより、小田和正特有のクセが強いように感じましたが、どうでしょう?

このメロディと、ヤイコさん独特の伸びのあるボーカルが完璧にマッチしたんですね。とても不思議な心地よさが生まれて、ホントにシビレたし、感動的ですらありました。

で、これは一夜限りではもったいない、ぜひCD化するべきだ、いや彼女はきっとCD化するに違いない、と思い検索してみたら、やっぱり本人もそう感じてたんですね。ブログ(12/28日分)にすでにレコーディングは終了、次期アルバムに入ることになった、と書いてありました。

「やっぱりな‥」と思いました。ヤイコさんもスゴく気持ち良さそうに唱ってましたから。それと、これに関しての検索数もかなり有ったようで、聴いていたみなさん、同じように思ったみたいですね。

もし、これを小田氏が唱っていたら「いい曲だけど、いつもの感じかな」程度で終わっていたはずですが、とにかく矢井田瞳さんのボーカルが良かった。曲によって、ボーカルの違いでこれほど表現力が違って来るとは驚きです。

さて、その小田氏なんですが、今年還暦を迎えたそうです。60歳・・、キャプテン高橋が初めて「オフコース」の曲を聴いてから実に35年以上が過ぎたことになります。

もちろん洋楽もたくさん聴きましたが、小田氏のように、あるいは松任谷由美、山下達郎など、無名時代から熱心に支持して来たアーティストが、ヒット曲を連発するようになり、やがてスタンダードになって行くプロセスを見届けたこと、その快感は、日本のファンでないと味わえないものですね。

最近は、小田氏のアルバムもあまり買わなくなったんですが、この「クリスマスの約束」は毎年見てます。今まで興味の無かった若いミュージシャンの音を聴いて好きになる、なんてことが良くあって、いろいろと新しい発見があります。

昨年は「いきものがかり」が新鮮だったし、今年は「くるり」と言う不思議な感じの二人組が面白かったです。彼らにもきっと、無名時代から支えてくれた若いファンがたくさんいるんでしょうね。

ところで、「オフコース」を「オブコース」と間違えている人がけっこういるんですが、「Of course」ではなく「Off course」なんですよ。もともとは小田氏がキャプテンだった野球部の、OBチームの名前が「Of course」で、そこに「f」を一つ多くつけて「The Off course」と、テキトーに付けたものだそうです。

「f」ひとつで意味がまったく違ってしまうんですね。直訳すれば「道を外れる」ってことでしょうか。これはやがて二人の将来を暗示することになるのです。

小田和正氏が「早稲田大学理工学部建築科修士課程卒業」。鈴木康博氏が「東京工業大学工学部制御工学科卒業」と言うことで、本来なら「エリートコースまっしぐら」のはずですが、音楽好きが高じて、いつしか「道を外れてしまう」のです。

じつはオフコースにはもう一人、「地主道夫氏(じぬし みちお)」と言う結成当初からのメンバーがいたのですが、彼はやがて脱退、その後、竹中工務店に入社し、「超売れっ子設計家」として成功するのです。唯一「道を外さなかったメンバー」と言うわけですな。

ま、そんなこんなですが、矢井田瞳さんの次回作アルバム、きっと買うと思います。あの一曲だけでも買う価値はあると思います。(音楽は好みが激しいので、あえてお薦めはしませんが・・)




Commented by BBB at 2008-01-04
まったく同じ思いの方がいたなんてびっくりです。
私も昨年いきものがかりをクリスマスの約束で知り、即座に曲をダウンロードしました。そして今年も”恋バス”にひかれてしまいました。
番組終了後2時間も繰り返し聞き、発売お願いメールまで出してしまいました。発売されるようでよかった。

Commented by 高橋GM at 2008-01-04
佐野元春君のバックコーラスをするヤイコさんの姿がとても楽しそうだったし、佐野元春君もすごく楽しそう唱っていて、こっちまで嬉しくなりました。
アルバムに収録される「恋バス」は、アコースティックサウンドと言うことで、少しアレンジが違うんでしょうね。楽しみです。

  

2007年12月24日月曜日

グローブが届いた

★ロサンジェルスのMr.Miyoshiに頼んでおいたグローブが届きました。その名も「シューレス・ジョー」。まあ、このタグが欲しくて買ったようなものなんですが、$160くらいですかね。

グレードは日本の同価格の物とはかなり違うと思います。日本で¥35000〜¥40000ぐらいするの高級グローブが、アメリカでは¥20000〜¥25000くらいで買えますから(レートにもよるが)

ただ匂いをかぐと、オイル漬けなめし革の独特の匂いがします。これはアメリカ発注製品の証拠です。特徴としては、革の表面がしっとりと柔らかいことです。軟球の無いアメリカ独特の作り方なんですが、この表面の柔らかさが、じつは軟球を止めるのに実に好都合なんです。

が、その反面、オイルが沁みるので重くなる欠点が有ります。そして言葉は失礼ですが、アメリカ人が設計するのでちょっと大雑把。とりあえず形が出来ればいいだろうと、芯の材質が弱かったりする欠点もあるのですが、これもやはりそう言う「出来」でした。ですが、予測の範疇ではあります。

ヒモを外し、親指と小指の「芯」に補強材を差し込めば、ワングレードアップのとても使い安いモノになります。作業としては、馴れないとけっこうやっかいですけどね。

それが済めば、あとはあちこちのヒモを緩めたり締め直したりして調整すればオーケーです。その後、型を付けて「ゴブリンズ合同自主トレ」で実際に打球を捕ってみれば、試合で使えるかどうか分かるはずです。

まあ、日本製のグローブに馴れている人からすれば、「ヨレヨレして、なんか頼りないなあ」と言う感じがするかも知れませんが、外野などの強い打球を捕る際には、この柔らかさが軟球独特の反発力を吸収し、実に頼りになるのです。

日本製のいいグローブを使っているのに、何故かよくボールを弾いてしまうと言う人は、一度アメリカ製を試してみるといいですよ。ただアメリカ製ならみんなオイル漬けだと思ったら間違いで、今ではローリングスも乾いた革で作っているので、よく確かめないといけません。

ちなみに今まで使って来たグローブも「USAミズノ(¥23000でした)」のオイル漬けです。これは非常に性能の高いモデルですが、12.75インチで700g近く有り、かなり重いです(イチローグローブが400g台?)。今回のは12.50インチで、少し革が薄く軽いですね。この辺の違いがどう出るのか、楽しみでもありちょっと心配なところでも有ります。

なお、この「シューレス・ジョー」モデルは、日本初の輸入、今のところ「日本に一つしか無いグローブ」だと思うのですが、どうでしょう?

かつてローラーブレード・ゼトラ303を三好君が買って来てくれた時、日本に存在する唯一のインラインスケートだったはず?なのですが、あの時はこう言うブログなどが無く、発表することが出来なくて残念だった記憶が有ります。それに比べると今回は少し気分がいいような・・

◎ Shoelessjoegloves 


 

2007年12月19日水曜日

死んでも死なない

★世の中、あちこちで殺戮が続いていますなあ・・。マジで気が重くなります。自殺も多いようです。死ねば、殺せば、何もかも解決すると思っているんでしょうね。

でもそうじゃないんですよ。じつは、人間は死んでも死なないのですよ。肉体は滅びますが、魂はずっと生き続けるのです。だから、けっきょく何も解決せず、新たな問題を引き起こしているだけなんですけどね・・

信じる信じないはさておき、今起こっている犯罪、特に凶悪な殺人などは、突き詰めれば、極限まで追いつめられた人間が「人間、死んだらおしまい!」と言う投げやりな気持ちになって起こしている、そう考えて間違いありません。

いわゆる猟奇的な「動機不明の殺人」でも、その根底にあるのは「死による解決」と言う発想なんです。自殺も同じですね。「死ねば終わる、楽になれる」と安易に考えるからです。

なら、逆に言えば、「霊魂は確かに存在する。人間は死んでもおしまいではない?」と言うことが世の中に行き渡れば、いま起きている殺人や自殺の、恐らく半分以上は減らせるんじゃないですか? 動機の一番重要な部分が打ち消されるわけですから。

なんて、心霊研究って、本来こう言うことを啓蒙しようと言うのが目的だったんですが、これがなかなか難しいもんなんですよね。それどころか、こう言うことを書くこと自体、精神構造を疑われかねないので、普通の人は表立って発言することすら出来ないものなのです。

でも、殺戮の続く世の中になって来ると、そろそろホントに必要になって来たのかなあなどと、ボンヤリ思うこの頃なんです。こんなことを書くと、また「バカだな。ホントに信じてんだ?」なんて笑われそうですが、先日、ちょっと興味深いことが有りました。

政府が初めて公式にUFO(未確認飛行物体)の否定を発表しましたが、その後、町村信孝官房長官が「(自嘲気味に)私自身はUFOは絶対にいると思う」と思わぬ「カミングアウト」をしてました。

こんなことが有るんですね。これをニュースで見て、心霊についても有りそうな事だなって思いました。思わぬことをきっかけに、「じつは‥‥、私自身は霊の存在を絶対に信じてます」なんてカミングアウトする意外な人物が、あちこちでたくさん現れるんじゃないか、そんな気がしましたよ。

社会的立場のしっかりした人物ほど、普通は言えないもんですからね。


  

2007年12月15日土曜日

プリティー・リーグの動画?

★何気なく検索していたら、映画「プリティー・リーグ(原題:A league of their own)」の基となった「All-American Girls Professional Baseball League」の動画を見つけました。英語がダメなので、ほとんど分からないですが、なかなか興味深いですね。



映画に出てきた「ピーチズ」「ラシーン」の両チームは実在したチーム名だったようだし、ヒロイン?「ドティ」も実在の女子キャッチャーとして写真が出て来ます。それと、ユニフォームはホントにスカートだったんですね。

長い間、野球映画はヒットしないと言われていたのですが、20年ほど前「ナチュラル」「フィールド・オブ・ドリームス」などがヒットした影響で、その後たくさんの野球映画が作られました。それらの映画を、あの頃はよくゴブリンズのメンバー数人で見に行ったもんです。で、その中の一つが「プリティー・リーグ」だったんです。

これは良かったですね。面白かった。個人的には傑作だと思ってます。その前に見たベーブ・ルースの伝記映画「夢を生きた男 ザ・ベーブ」が今ひとつだっただけに、出来の違いがより鮮明になった記憶が有ります。

これは第二次大戦中、実際に存在した全米女子プロ野球リーグが基になってます。が、物語はフィクションで登場人物も架空のキャラクターだと思ってたんですが、それなりに史実に基づいているようです。

まあ、どちらにしろ、クライマックスからラストシーンへと続く演出の見事さが、ノンフィクションとしか思えないような感動を呼び起こしてくれるのは確かです。

それと、ラストのクーパーズタウン「ダブルデイフィールド」でのゲームシーンに登場する「お婆さんたち」は、間違いなく、かつてのプリティーリーグで活躍した女子選手たちなのでしょう。

容赦ない時の流れは、美少女たちを老婆に変えてしまいますが、それゆえに、人生には必ず「かけがえの無い時間」が有る、と言うことをこの映画は教えてくれているように思います。

(「プリティー・リーグ」って、愛称じゃなく、映画会社が勝手に付けた邦題?)

◎「All-American Girls Professional Baseball League」
◎ Amazon「プリティーリーグ・DVD」


  

2007年12月4日火曜日

野球の国際試合は面白い!

★いちおう草野球のブログなので、時々は野球についても書かなくてはと思いつつ、この頃はプロ野球にもやや興味が無くなっていました。まあ、FAが盛んになって広島カープの活躍が鈍って来たことと、野球のリズムにまるで合わない応援団の歌声?に興ざめしてしまっていたからです。

しかし、やはり「ベースボール」は面白い! この三日間のオリンピック予選の試合を見て、ホントにそう思い直しました。ホント、興奮しましたね。普段は「このヤロー!」としか思っていない上原投手が、あんなに頼もしく見えるとは‥‥

「アテネ五輪」の時もそうだったし、「WBC」の時もそうだったのですが、野球人気の復活があるとすれば、国際試合の中にヒントが有る、ずっとそう思って来ました。それを今回の三日間で再認識出来た気がします。

これまで日本の野球の頂点は「巨人」だったのですが、それがもう「世界」になりつつあると言うことですね。若い選手たちの意識はすでにそうなってると思います。その証拠に、今年のドラフト会議では「何が何でも巨人」と言う選手はおらず、「野球が出来るならどのチームでも・・」と言う人がほとんどでした。

逆に言えば、どのチームも世界へ進出するための「ステップ」と思われてると言うことかも知れません。となると、またまた逆の発想で、かつては「島流し」と言われた弱小広島カープへの入団も、今なら「広島指名大歓迎!」と言う選手が増えるかも知れません。

どんな無名の選手でも、実力次第ですぐに一軍に上がれて、活躍すればどんどん名前を売り出すことが出来る球団だからです。今回、星野ジャパンの4番「新井選手」が、それを証明してくれましたから。彼は広島の「ドラフト6位指名」だったんですから。(また広島の4番バッターがいなくなりますが・・)

こんな風に世の中はどんどん変わりつつあるのだと思います。だから、球団経営者とか両リーグの会長、コミッショナーも、いつまでも昔のやり方ばかり語ってちゃいけませんな。それに、あの「空白の一日」の江川氏と小林氏が和解するCMも、この時代にやっちゃいけません。

若い選手たちが巨人さえステップにする時代に、今ごろ「巨人しか見えなかった」あの話しを持ち出すのはどうなんでしょう?。あれを見て巨人ファンは胸を熱くするのかも知れませんが、僕はむしろ、江川氏がみじめで見ていられませんでした。

それはそうと、3連勝の興奮で忘れてましたが、野球は北京が最後でオリンピックの競技から外されるんですよね。と言うことは、この興奮と快感も最後になってしまうと言うことなんですよ。これは非常に残念です。「WBC」もずっと継続されるのかどうか不明だし、このまま「本気の国際試合」が無くなってしまうとなると、これはマズいです。野球はどんどん混迷の時代に入ってしまうでしょう。

今、頂点は巨人からメジャーリーグに移って行きました。が、本来の頂点は「国際試合(ワールドカップ)」でなければいけないのです。でないと、アメリカ以外の野球は、メジャーリーグに吸収されて絶滅危惧種になってしまうのです。

・・あと、これは余談ですが、オリンピックに、巨人を含むプロ選手ばかりの「ドリームチーム」で参加するきっかけとなったのは、元巨人・松井秀喜選手のメジャーリーグ移籍だったのを覚えていますか?

「松井流出」を阻止するために必死だった「ナベツネさん」が、「そんなに外人とやりたいんなら、オリンピックに出りゃあいいじゃないか!。監督も長嶋にすりゃあモンク無いだろ!」と言うことで誕生したのが「長嶋ジャパン」だったんですよね。(けっきょく松井選手はオリンピックには出ませんでした)

まあ、このオーナーの無責任な言動ですが、ある意味では感謝しなければならないのかも知れません。この発言がなければ、この三日間の緊張と興奮と歓喜を味わうことは出来なかったのですから。

同時に、トップの一言で、事態はいかようにでも変貌する、と言うことでもありますな。 



 

2007年11月11日日曜日

ぐうたら?主婦は政治にくわしい

★父親がもう何年も前に定年退職して、朝からテレビを見るようになって、ちょっとしたカルチャーショックを受けたようです。それは、「ワイドショーは政治をとても詳しく放送する」と言うことです。

父親は昭和一桁生まれで、その世代に有りがちな色々な偏見を持っているのですが、特にワイドショーなんてモノは、主婦が見る、くだらない芸能ネタみたいなモノばかりだと思い込んでいたらしいので、かなりの驚きだったんでしょう。

確かに最近のワイドショーは、以前より政治ネタをよくやるようになった気がします。僕の記憶によれば、発端はテレビ朝日だったと思います。

久米宏の「ニュースステーション」、田原総一朗の「朝まで生テレビ」などのヒットにより、「ニュースネタはウける」と見込んだテレ朝が、「モーニングショー」の司会に、国際ジャーナリストの「内田忠男氏」や、現・自民党参議院議員「武見敬三氏」を起用したのが始まりだったと思います。

で、これがやがて、各局のワイドショーにまで波及して行ったのです。しかも事例に合わせて様々な専門ゲストが招かれ、それこそ芸能ゴシップ的ノリで、ニュースや討論番組では到底やらないような裏の裏まで、こと細かに解説をしてくれるのです。

たとえば今話題の「インド洋給油支援」ですが、他の国はこれを有償でやっているのに、何故か日本だけが「無償援助」、つまりダタで油をくれてやってるのを知っていましたか?。

この事は最近になってようやくニュース等で報道されるようになりましたが、ワイドショーを見てた人なら、ずうっと前から知ってましたよね?。(僕もずっと前から知っていましたよ?)

おまけに政権は、「給油支援」を「国際貢献」だなんて言っていますが、これは実際には国際貢献ではなく「アメリカ貢献」なんですよね。社会学者の宮台真司さんは、「アメリカの尻ナメ外交」なんて言い方をしてますが・・

その証拠に「たけしのTVタックル」で、あのハマコーさんが、「アメリカってのはな、冷酷な国なんだぞ!。今、給油支援をやめたらどんな制裁を受けるか!?」と、顔面を痙攣させるほど興奮して語ってましたっけ・・

「あらら、言っちゃったよ」って思いましたね。ハマコーさん根はいい人、正直者なんだなあ・・、あの一言で「アメリカの尻ナメ支援」だってことがバレバレになっちゃいましたよね?

まあ、あれがつまり本音なんですね。なのに、アメリカのご機嫌取りを「国際貢献だ」ってカッコつけるから、つじつまが合わなくなる・・・

こんなことはですね、ワイドショーをずっと見ていれば一目瞭然なのですよ。だからですね、一日中寝転んでテレビを見ているような「ぐうたら主婦」は、一日中せっせと働いているダンナ連中よりも、ずっと政治に詳しいと言うことにもなるのです。

(自民党政権が「都市部で女性に人気が無い」と言うのは、主婦率の高い女性だからこその数値ではないかと思われます。逆に地方では農業などで女性も働く機会が多くなり、自民党支持率が高くなるはずです。もちろん共働きの率が高くなれば自ずと数値も変化して来るでしょう)

じつを言うと、僕も自由業で、テレビを見ながら(聞きながら?)の仕事が多いので、ぐうたら主婦と同様、ワイドショーのお陰で、いろいろな物事の裏側を知るようになって来たって経緯があるのです。

そう言う眼で見ていると、ワイドショーを見る機会の無い、昼間忙しく働いているビジネスマンやキャリアウーマン(もちろん働くのは大切です!)なんて人たちは、一番政治を知らない、世の中の動向にウトい人たちだと思えて来るのです。

だから、新橋の街行くサラリーマンに、「テロ特措法についてどう思いますか?」なんてインタビューをしてもムダなんじゃないですか?。彼らはニュースのほんの上っ面しか知らないんですから。

そうとは知らないサラリーマンたちから、「ローリスク・ハイリターンの国際貢献はやるべきですね」なんて、エラそうに知ったかぶりの声が聞こえましたが、これホントにローリスクですか??。

「無償給油」で、すでに「600億円の税金」を使ってしまったんですよ。これテロの不安が無くならない限り無限に続けるってことですよね。その間いったい何百億円、何千億円使うつもりなんですか?

それにテロリストが目の敵にしてるは「アメリカ」なんですよね?。その「アメリカ」を「日本」が支援していると知れたら、その間ずっと「日本がテロに狙われるリスクが増大する」ってことでも有るんです。

にもかかわらず、アンケートによれば、現在「給油支援」に関しては「6対4」くらいで賛成の方が多いそうですが、これはもう、かなりの人が政権にマインド・コントロールされてるって証拠です。「国際貢献」って言う気取った言葉にダマされてるんです。

だいたい、頭が良くて理屈っぽい人ほど、詐欺に引っ掛かりやすいって言うじゃないですか。だから、いわゆる「ヤリ手のビジネスマン」ほどダマすのは簡単なんだと思いますよ。

もし夜遅くまで働いてる彼らが、ぐうたら主婦のように、半年間でもいいからワイドショーを見続けたなら、「給油支援、賛成・反対」の割合は簡単に逆転するでしょう。

それが僕の父親のように、定年退職してから気づいても、もう遅いんですよねえ・・



  

2007年10月31日水曜日

エポとふーみん

★先日、テレビ東京の「みゅーじん」という番組に歌手のエポが出ていまして、つい見入ってしました。

彼女はヒット曲を飛ばしたシンガーでもあるのですが、セラピストとしての肩書きも持つようになったと言うのです。それは、母親との激しい対立で精神的なダメージを受け、歌を唱うことも出来なくなった経験からなのだそうです。父と息子だけでなく、やはり娘にもいろいろと有るようですね。

ところで「エポ」と言うとまず思い出すのは、デビュー当時の山下達郎氏への深い傾倒ぶりなんです。デビュー曲が「DOWN TOWN」と言う伊藤銀次作詞・山下達郎作曲の歌、と言うことからも分かるように、とにかく山下達郎のポップス路線を必死で追いかけていたミュージシャンだったのです。

デビュー間もない頃、大滝詠一氏のFM番組にゲスト出演し、「タツロウさんが・・、タツロウさんの・・」とやたら連呼するので、大滝氏が「もっと自分の表現をしないと・・」と呆れてしまったほど山下達郎氏を尊敬していたのですね。

その経緯も有って、やはりタツロウ・サウンドに夢中になっていた僕も「エポ」と言うシンガーは特別な感じで見ていました。もちろん曲は良かったし、アルバムもたくさん買いました。

その頃、僕は大学を卒業したばかりで、「JCGL」と言うCGプロダクションに勤め始めていたのですが、社屋が渋谷区の南平台と言う高級住宅街に有りまして、そのすぐ近くのビルの地下には「ふーみん」と言う小さな中華家庭料理屋が有ったのです。

我々はただ、昼夜の空腹を満たしに行くだけで良く知らなかったのですが、けっこう有名な店だったようです。なぜそう気づいたかと言うと、その店ではよく芸能人を見かけたからなのです。

僕が初めて「ふーみん」で見た芸能人は「堺正章さん」でした。次に見かけたのはサザンオールスターズの「桑田佳祐さん」。どちらも数人のスタッフ?に囲まれて、その肩の間から、スポットライトを浴びたように浮かび上がる姿が印象的でした。

二人ともほとんど喋らず、笑いもせず、ブスッとした表情で料理を待っているので、「機嫌が悪いのだろうか?」と、よけいな心配をした記憶が有ります。

その後は、そのころ活躍し始めた「浅野温子さん」が、男性と二人連れで来ているのに遭遇しました。カウンターで何やら楽しそうに会話をしていました。

その日、一緒に晩飯を食べに行ったエンジニアのH君が、浅野温子さんの大ファンだったようで、我々は彼女のすぐ後ろのテーブルに座ったのですが、振り返り振り返り「誰なんだ!あの男は!」と小声でグチっていたのを思い出します。僕の方は、浅野温子さんの美しい横顔と背中を見ながらの夕食となったのでした。

そんな「ふーみん」に、ある日あの「エポ」がやって来たのです。残念ながら僕はその現場に立ち会えなかったのですが、目撃者によれば、それはそれは劇的なシーンだったと言います。

「JCGL」の同期に「タマ」と言うニックネームの女子社員がいたのですが、じつはその彼女が、エポと高校時代の親しい友人だったそうなんです。で、何気なくタマが食事をしに「ふーみん」に入ったところ、ばったりエポと遭遇、互いに驚いて「エポ!」「タマ!」と呼び合い、その数年ぶりの偶然な再会に、しばし言葉を失った?のだと言います。

このことから「エポ」という呼び名は、芸能界に入る前からのものだったと推測できるわけですが、まあ、そんなこんなが有って、「エポ」と聴くと、何か他人事では無い親しみを感じてしまうところが有るのです。

番組によれば、歌を唱えなくなってから沖縄へ行き、地元の人に助けられながら少しずつ路上で唱い始め、投げ銭を拾って暮らすことも有ったと言うのです。そんな話しを聴くと、「本当に良く頑張って来たなあ」などと褒めて上げたくなるのです。

今では、必死で近づこうとした山下達郎的ポップス路線ではなく、独自のエキゾチックな民族音楽的路線で活躍しています。ある海外のプロデューサーから、「君の本質はポップスではない」と指摘され気づいたのだそうです。

「カウイ」なんかその傑作アルバムと言っていいですね。FMでもレギュラー番組が始まっており、転機が有って、初めて本来の活動の基盤が整って来たのだと思います。

さて、一方その後の「ふーみん」ですが、「エポ」と「タマ」の劇的再会のあと、しばらくして青山に移転して行きました。そして「JCGL」も池袋に移転、南平台はまた静かな高級住宅街へと戻って行ったのです・・

そう言えば、ついこないだ、TBSラジオの番組「森山良子ハートオブポップス」を聴いていたら、森山良子さんと番組スタッフが、青山の「ふーみん」へ行き、店にある酒という酒全てを飲み干した、と言う武勇伝を披露していましたっけ。

あれから20年以上が過ぎ、今ではほとんど訪れることも無くなりましたが、まだまだ「ふーみん」は、「芸能人がよく来る店」として健在だと言うことが分かりました。


◎ テレビ東京「みゅーじん」
◎ エポ「カウイ・唄の谷」

◎ 中華風家庭料理 ふーみん


  

2007年10月27日土曜日

家族愛は世界を救えない:その2

★亀田興毅君の謝罪会見、「どうでもいいや」と思いつつ、ついつい見てしまいました。

まあ、あれについては、色んな人が色んなコメントを寄せているので、今さら語ることは無いのですが、やっぱり気になってしまったのは、興毅君の「オレらにとって世界一のオヤジや」と言う、亀田父を讃える言葉でしたね。

あれがどうにも理解できんのです。十代半ばから反抗期が始まって、三十代過ぎるまでは、父親とまともに口を聞いたことすら無かった自分と照らし合わせると、どうにも気持が悪い。「なんであんな恥ずかしい事が言えるんだろう」と、思ってしまうのです。しかも涙ぐんで?!

でも、世の中の興毅君を同情する人々の間では、あの場面が一番好感を持たれたみたいですね。「親思いで立派だった」って・・

でも、やっぱり何かが不自然だ。と思っていたら、コメンテーターの一人に精神カウンセラーみたいな人がいて、「言葉は悪いけど、亀田家の子供達は、父親殺しが出来ていない」なんてことを言ってました。物騒な言い方ですが、父親に反抗し、父親を乗り越えて大人になって行くと言う精神形成の過程が出来ていない、って意味だと説明しておりました。

その言葉を聞いて「ああ、やっぱりオレだけじゃないんだ」って安心しましたよ。けっきょく亀田家の家族愛って、人間の自然な在り方、自然の法則に少し反しているんだと思います。しかしそれを、「親思いで立派だった」って評価する人も随分多くいて、世の中も少しずつ変形して来ているのかも知れません。

その対極にあるのが、今から18年前に公開された映画、「フィールドオブドリームス」だと言う気がしますね。父親と対立して和解できぬまま死別した主人公のレイ・キンセラが、あり得ない夢の実現に奔走した結果、最後に、若き日の父との再会、そして親子の和解が訪れる、と言う物語です。

当時あの映画をカップルで観に行くと、女の方は意味がよく分からずシラケ気味なのに、男の方は身につまされて号泣してしまう、と言う現象が起きていたそうですが・・・

もし今の時代に劇場公開したらどうなんでしょう。「父親と対立する」設定そのものが理解出来ない、と言う人が多くなってるかも知れないですね。少なくとも亀田兄弟にはまったく理解不能かと思います。



  

2007年10月21日日曜日

よくない写真発見・・

何気なく、ホントに何気なく、昔の写真を見たくなりまして、押し入れの中から写真の詰まった箱を取り出して見てたんです。そしたら、ちょっとヤバい写真が見つかりました。それがこれです(申し訳ありませんが、写真は危険防止のため削除のしました)

これは今から10年以上前になるでしょうか、草野球チーム・ゴブリンズの納会の風景です。納会と言ってもお店でやったのではなく、川崎の「子供の国」と言うところでアイス・スケートをし、公園でお弁当を食べると言うものでした。もちろん氷も出来る冬のことなので、非常に寒かったですよ。でも若いとそんなのも平気なんですね。

それはいいのですが、その時のアイス・スケート場でのスナップです。左下に「赤い帯」のようなものが写ってますね。「なあんだ、手とか服とかが間違ってレンズの前にかぶったんでしょ」と思われるかも知れませんが、それはかなりの確率で有り得ないのです。

使用カメラがスナップ用のコンパクト・カメラなら分かりますが、この頃の僕は、一眼レフに凝ってまして、ちょっとしたスナップでもそれで撮ってたからなんです(ルイジコラーニ・デザインのキャノンT90と言うヤツです)。

それに「28 - 105」のズームを付けていたのです。ズームレンスなのでそこそこ長さが有り、うっかりレンズの前に手や服がかぶさると言うことはまず無いはずなのです。また、他の人が撮った自分のスナップも有りますが、それを見ると、僕はその日、暗いグレーのジャケットを着ており、もし袖がかぶったとしても、このように赤く写ることは無いのです。

では「この赤いモノは何なのか?」と言うことですが、心霊写真の一種かも知れません。残念ながら(幸い?)僕には霊視能力が無いので、死霊とも生霊とも断言することは出来ませんが、心霊研究をしていた経験上、可能性はかなり高いと思います。

それも、もし霊だとしたらあまり良くない霊だと思います。心霊現象の常識として、赤く写ると言うのは低級な部類に属し、場合によっては関係した人間に危害を加えることも有るのです。逆に高級な霊の場合には青や紫がかったりします。

なぜ現像した写真を受け取った時点で気がつかなかったのか、不思議でならないのですが、急に昔の写真が見たくなって、こうして発見したと言うのも「偶然ではない」ような気もします。

時期的にいよいよ始末をする時期に来ていたのかも知れません。しかし、単純に捨てるのではマズいので、ネガも含めて、封印するなりお炊き上げをするなりしなければなりません。まあ、宜保愛子さんなら「お線香を1本でも焚いて処分してください」とか言うだろうし、最近なら江原氏の本の付録で「封印グッズ」みたいなものも有り、そう言うのを利用するのもいいでしょう。

なお、このブログ記事も数日のウチに写真ごと削除する予定なので、間違っても写真をダウンロードして手元に置くなどの行為はしないで下さい。(写真は削除しました)



  

2007年10月13日土曜日

家族愛は世界を救えない?

★かつてスピルバーグ映画を中心に、父親が家族を守るために戦い抜くことで、最終的には巨悪や宇宙の侵略者から世界を救う、と言う図式の作品がたくさん作られました。

そのころ日本では、高度経済成長期からバブル期にかけて、仕事中毒で家庭を顧みない父親不在の家の子が荒れ、やがて家庭崩壊、学校崩壊へとつながって行くと言う社会問題が起こりました。

これらの経験を反省をした我々世代は、スピルバーグ映画をお手本として、家庭をとても大切にするようになりました。家族を大切にして、父親も子育てに参加し、家事も夫婦分担してこなす。そうすればそれを見た子供は素直に育ち、家庭が平和になって、やがてはあの映画のように、少しずつ世の中を良い方向に向かわせて行くに違いない、皆そう思ったものです。

でも現実はどうだったんでしょう。世の中は良くなって来たんでしょうか。むしろたくさんの自己中家族を生み出してやしないですか。

じつは先日のボクシング「内藤×亀田戦」を見てそう思ったんです。あの亀田一家は物凄く家族の絆が深いです。亀田父は三兄弟を守るためならどんなヤツにでも立ち向かって行くし、お兄さんの興毅君もいつぞやチャンピオンになった時、父親を讃えて涙にくれていました。

でも何かが違う。僕はどしようもない違和感に襲われていたのです。「違う・・、家族の絆が深いだけじゃダメなんだ」って・・

かく言う僕も、それまでは「家族愛イコール正義」だと無条件に信じていました。が、亀田一家を見て考えが変わったんです。いくら家族愛が強くてもいい人とは限らないんだと。

そう言えば「ゴッドファーザー」なんかでも、母親に頭の上がらないマフィアの姿なんか描かれたいたように、犯罪者にだって家族愛はあるってことなんです。だから家族愛が万能の正義だと思ってはダメなんです。

しかしながら、我々の世代、スピルバーグ的家族愛に感動した世代って、今なお「家族を守ると言うことは、相手が誰であろうと最後まで戦うことだ」と思い違いしてしまった人が多いと思うんです。

たとえば最近は、子供を守るためなら、どんな不条理な要求でも学校にふっかけて来る「モンスターペアレンツ」って、スゴいのがいるそうじゃないですか。たぶん彼らも同じスピルバーグ世代のはずなんですよ。ハタからは「理不尽な要求」に見えるのに、本人たちはそれが正義であり「強い家族愛」だと思っているはずなんです。

なので、恐らく彼らは気づいていません。「内藤 × 亀田戦」で、亀田大毅君の反則ボクシングをこっぴどく非難した自分たち夫婦が、学校では「恐怖のモンスターペアレンツ」と呼ばれているかも知れないってことに・・



  

2007年10月11日木曜日

「週刊プレイガール」だった

★先日、近所のバッティングセンター「田無ファミリーランド」にてテレビロケが有ったと言うことを書きましたが、それが何の番組なのか分かりました。じつは昨夜、たまたま夜中にテレビをつけたら、そこでやっていたのです。

テレ朝の「週刊プレイガール」と言うヤツで、キャイ〜ンのウド鈴木と山川恵里佳がMCをやっていました。僕は、毎晩だいたいテレ朝のPM11:15からの番組「くりーむナントカ」や「ぷっすま」なんかを見て寝るのが常で、昨夜も最近始まった「クイズ雑学王」を見て12:30ごろ眠りに入ったのです。

が、何故かいつになく寝付けず、気分転換のつもりで一度トイレに起きたら、そのまま眼が冴えてしまったのです。それで何気なくテレビを付けてみたら、見覚えのあるバッティングセンターの景色が映っていたと言うわけですね。

で、番組の内容は言うと、4人のグラビア・アイドル候補生が、横浜のクルーン投手が出した最速161kmにセッティングしたマシンに挑戦し、打てた者が「週間プレイボーイ」のグラビアに出してもらえる、と言う企画でした。

コーチとして東尾氏が登場し、バッティングフォームなどを伝授すると言う設定です。結果は、少しずつ100km→145km→161kmと速度を上げ練習したことで、結局全員がバットに当てることに成功、1人が1回だけヒットゾーンに飛ばしました。

まあ、どうと言うことは無い内容でしたが、「たまたまロケ現場に遭遇した番組を、いつもなら見ない時間に付けたテレビで発見した」と言う偶然が面白かったわけんです。

確かにあの時、何の番組なのか多少は気になったのですが、かといって番組表を調べるほどでもなく、すっかり忘れていたのです。それがこんな形で見つかると言うのは、確率的にはけっこう珍しいことかも知れません。

かつて30代くらいの頃は、こんな風な偶然と言うか奇遇と言うか、そう言う現象に良く出会っていたのですが、最近はほとんど無く久々の出来事だったので、「へえ、珍しいなあ」なんて思った次第なのであります。



  

2007年10月8日月曜日

映像記憶力について

★先日のシュガー戦終了後、相手のH投手が、アンディ選手と女子選手の安田さんに向かって、「オレから打った初ヒット、おめでとう!」と言ってました。

しかし、アンディ選手は確かに初ヒットなのですが、僕の記憶によれば、安田選手は、すでにH投手から4本は確実に打っているはずなのです。だから、なぜ初ヒットだと思い違いしたんだろうと不思議に思ったのです。非力な女子選手だから抑えて当然、と思い込んでいたのでしょうか。

シュガー戦での安田選手のヒットを振り返ってみると、まず一番分かりやすい1本は、ゴブリンズのDVDにも収録している、4年前に光が丘でシュガーに勝った試合です。ここでH投手から逆転打となるタイムリーを打ってます。

さらに、ゴブリンズが復活した直後、KONOリーグに1年間参加しまして、その時のシュガー戦でH投手に二安打完封されたことが有りました。この僅か2本のヒットのうち、1本が安田選手、もう1本が僕のヒットだったのです。

3本目は2005年の試合で、開始直前に新間投手が「肩が出来てないから先攻を選んでくれ」と慌てて言って来たので印象に残っているのですが、この試合で打ってます。残念ながらジャンケンに負け後攻になり、打ち込まれてしまったゲームでしたが、この試合では、H投手からレフト前に強烈なライナーでヒットを打っています。これまでで一番いい当たりだったと思います。これが3本目。そして今回の一本杉公園でのヒットで、計4本ですね。

WEBスコアブックの「SUGARー通算記録」で検索してみると、安田選手はシュガー戦で計5本打ってますから、なんと、この内4本が同じH投手からと言うことになります。つまり初ヒットどころか、H投手を得意としているバッターと言ってもいいくらいなのです。

なのに、人の記憶と言うのは曖昧なものなんですね。H投手だけでなく、その当人の安田選手さえもが、ヒットを打った記憶が無いと言うんです。

なんて言うと、二人をバカにしているみたいですが、そうじゃなくて、他のメンバーの記憶もだいたいこんなモンなんです。かといって、決して僕の記憶力が優れていると言いいたいわけでもないのです。むしろ記憶力は悪い方です。そのせいで学校の成績が上がらず非常に苦労して来たんですから。

それにメンバーは良く知っているはずですが、暗算もほぼ出来ません。暗算も記憶力だからです。一桁計算して、その小計を記憶して次の計算と合計する、と言うプロセスが暗算なので、記憶力が悪いと出来ない作業なのです。

じゃあ何故、記憶力の劣っている僕が、みんなが忘れてしまった試合の内容を覚えているのかと言うと、これはですね、一番の理由としては「普通の人とは記憶の仕方が違う」それが大きいと思っているのです。

もちろん僕の場合、試合中スコアも付けているし、試合後ブログに記事を書いているし、他の人よりも、記憶が残りやすい作業をしていることも関係しているとは思います。しかし決定的に違う部分があるのです。

つまり、僕の記憶の方法とは、絵描きなら誰もが持っている「デッサン力」なんですね。これまで、絵描きの端くれとして何十年も修行?を重ねて来た結果、言葉や数字を記憶する力はまるで無いのですが、視覚でとらえたモノを映像として記憶する能力は、普通の人より身について来たのだと思います。

絵を描く、いや、絵に限らず、あらゆる芸術活動の善し悪しを左右するのは(マンガ・アニメでもそうですよ)、「イメージの記憶力」なんです。

絵を習い始めると、誰もがまず石膏デッサンや静物画などをやりますが、この、じーっとモチーフを見て、そのイメージを記憶したまま画面に写し取って行く作業、この記憶力が強ければ強いほど「絵が上手い!デッサン力が有る!」と言うことになるのです。

かつてミケランジェロは、高い塔から飛び降り自殺する光景を目撃して、その人が落ちてゆく姿、表情までも、コマ送りのように、いつどんな時でも描き起こすことが出来たそうです。普通の人間にはあり得ないことですが、天才芸術家は、一瞬にして一部始終の映像を記憶することが出来たんですね。

同時に、ワケの分からん抽象画でもそうなんです。頭の中にフッと浮かんだ抽象イメージを正確に画面に写し出すためには、絵を描き上げるまでの長時間に渡って、その同じイメージを記憶し続けなければならないのです。

だからイメージを途中で忘れてしまったら、絵は完成しません。別な言い方をすれば、「ワケの分からん絵」を描く方が、実際に「物」を見て描くよりも難しいんです。眼に見えないモノを記憶しなければならないですからね。より高度なイメージの記憶力を必要とするのです。

そして、逆に絵の下手な人と言うのは、イメージの記憶力が弱い人、実際に眼で見たものでも忘れてしまう人、と言うことになると思います。と言うことは、H投手や安田選手はあまり絵が上手ではない、と言うことになるのかも知れませんが、そこら辺は検証してないので分かりません・・

まあ、草野球でこの記憶力が効いて来るとは思わなかったんですが、対戦相手のデータ集めにはそこそこ役立っているみたいですよ。プロでもデータ集めのうまい選手なんか、こう言う傾向があるんじゃないですかね。

メジャー最後の四割打者「テッド・ウィリアムズ選手」は、プロ入りしてからの全ての試合、全ての打席の、相手投手の全ての配球を記憶していたそうです。

ホントだとすると驚異的な記憶力です。しかし僕は最初この話し、よく有る「偉大な選手を偶像化するための作り話」だと思ってたんですが、最近では、自分の経験から、決して不可能ではないと思えて来たんです。

おそらくテッド・ウィリアムズ選手も、天才的なイメージ記憶力を持っていた人物だったんではないでしょうか。