★父親がもう何年も前に定年退職して、朝からテレビを見るようになって、ちょっとしたカルチャーショックを受けたようです。それは、「ワイドショーは政治をとても詳しく放送する」と言うことです。
父親は昭和一桁生まれで、その世代に有りがちな色々な偏見を持っているのですが、特にワイドショーなんてモノは、主婦が見る、くだらない芸能ネタみたいなモノばかりだと思い込んでいたらしいので、かなりの驚きだったんでしょう。
確かに最近のワイドショーは、以前より政治ネタをよくやるようになった気がします。僕の記憶によれば、発端はテレビ朝日だったと思います。
久米宏の「ニュースステーション」、田原総一朗の「朝まで生テレビ」などのヒットにより、「ニュースネタはウける」と見込んだテレ朝が、「モーニングショー」の司会に、国際ジャーナリストの「内田忠男氏」や、現・自民党参議院議員「武見敬三氏」を起用したのが始まりだったと思います。
で、これがやがて、各局のワイドショーにまで波及して行ったのです。しかも事例に合わせて様々な専門ゲストが招かれ、それこそ芸能ゴシップ的ノリで、ニュースや討論番組では到底やらないような裏の裏まで、こと細かに解説をしてくれるのです。
たとえば今話題の「インド洋給油支援」ですが、他の国はこれを有償でやっているのに、何故か日本だけが「無償援助」、つまりダタで油をくれてやってるのを知っていましたか?。
この事は最近になってようやくニュース等で報道されるようになりましたが、ワイドショーを見てた人なら、ずうっと前から知ってましたよね?。(僕もずっと前から知っていましたよ?)
おまけに政権は、「給油支援」を「国際貢献」だなんて言っていますが、これは実際には国際貢献ではなく「アメリカ貢献」なんですよね。社会学者の宮台真司さんは、「アメリカの尻ナメ外交」なんて言い方をしてますが・・
その証拠に「たけしのTVタックル」で、あのハマコーさんが、「アメリカってのはな、冷酷な国なんだぞ!。今、給油支援をやめたらどんな制裁を受けるか!?」と、顔面を痙攣させるほど興奮して語ってましたっけ・・
「あらら、言っちゃったよ」って思いましたね。ハマコーさん根はいい人、正直者なんだなあ・・、あの一言で「アメリカの尻ナメ支援」だってことがバレバレになっちゃいましたよね?
まあ、あれがつまり本音なんですね。なのに、アメリカのご機嫌取りを「国際貢献だ」ってカッコつけるから、つじつまが合わなくなる・・・
こんなことはですね、ワイドショーをずっと見ていれば一目瞭然なのですよ。だからですね、一日中寝転んでテレビを見ているような「ぐうたら主婦」は、一日中せっせと働いているダンナ連中よりも、ずっと政治に詳しいと言うことにもなるのです。
(自民党政権が「都市部で女性に人気が無い」と言うのは、主婦率の高い女性だからこその数値ではないかと思われます。逆に地方では農業などで女性も働く機会が多くなり、自民党支持率が高くなるはずです。もちろん共働きの率が高くなれば自ずと数値も変化して来るでしょう)
じつを言うと、僕も自由業で、テレビを見ながら(聞きながら?)の仕事が多いので、ぐうたら主婦と同様、ワイドショーのお陰で、いろいろな物事の裏側を知るようになって来たって経緯があるのです。
そう言う眼で見ていると、ワイドショーを見る機会の無い、昼間忙しく働いているビジネスマンやキャリアウーマン(もちろん働くのは大切です!)なんて人たちは、一番政治を知らない、世の中の動向にウトい人たちだと思えて来るのです。
だから、新橋の街行くサラリーマンに、「テロ特措法についてどう思いますか?」なんてインタビューをしてもムダなんじゃないですか?。彼らはニュースのほんの上っ面しか知らないんですから。
そうとは知らないサラリーマンたちから、「ローリスク・ハイリターンの国際貢献はやるべきですね」なんて、エラそうに知ったかぶりの声が聞こえましたが、これホントにローリスクですか??。
「無償給油」で、すでに「600億円の税金」を使ってしまったんですよ。これテロの不安が無くならない限り無限に続けるってことですよね。その間いったい何百億円、何千億円使うつもりなんですか?
それにテロリストが目の敵にしてるは「アメリカ」なんですよね?。その「アメリカ」を「日本」が支援していると知れたら、その間ずっと「日本がテロに狙われるリスクが増大する」ってことでも有るんです。
にもかかわらず、アンケートによれば、現在「給油支援」に関しては「6対4」くらいで賛成の方が多いそうですが、これはもう、かなりの人が政権にマインド・コントロールされてるって証拠です。「国際貢献」って言う気取った言葉にダマされてるんです。
だいたい、頭が良くて理屈っぽい人ほど、詐欺に引っ掛かりやすいって言うじゃないですか。だから、いわゆる「ヤリ手のビジネスマン」ほどダマすのは簡単なんだと思いますよ。
もし夜遅くまで働いてる彼らが、ぐうたら主婦のように、半年間でもいいからワイドショーを見続けたなら、「給油支援、賛成・反対」の割合は簡単に逆転するでしょう。
それが僕の父親のように、定年退職してから気づいても、もう遅いんですよねえ・・
父親は昭和一桁生まれで、その世代に有りがちな色々な偏見を持っているのですが、特にワイドショーなんてモノは、主婦が見る、くだらない芸能ネタみたいなモノばかりだと思い込んでいたらしいので、かなりの驚きだったんでしょう。
確かに最近のワイドショーは、以前より政治ネタをよくやるようになった気がします。僕の記憶によれば、発端はテレビ朝日だったと思います。
久米宏の「ニュースステーション」、田原総一朗の「朝まで生テレビ」などのヒットにより、「ニュースネタはウける」と見込んだテレ朝が、「モーニングショー」の司会に、国際ジャーナリストの「内田忠男氏」や、現・自民党参議院議員「武見敬三氏」を起用したのが始まりだったと思います。
で、これがやがて、各局のワイドショーにまで波及して行ったのです。しかも事例に合わせて様々な専門ゲストが招かれ、それこそ芸能ゴシップ的ノリで、ニュースや討論番組では到底やらないような裏の裏まで、こと細かに解説をしてくれるのです。
たとえば今話題の「インド洋給油支援」ですが、他の国はこれを有償でやっているのに、何故か日本だけが「無償援助」、つまりダタで油をくれてやってるのを知っていましたか?。
この事は最近になってようやくニュース等で報道されるようになりましたが、ワイドショーを見てた人なら、ずうっと前から知ってましたよね?。(僕もずっと前から知っていましたよ?)
おまけに政権は、「給油支援」を「国際貢献」だなんて言っていますが、これは実際には国際貢献ではなく「アメリカ貢献」なんですよね。社会学者の宮台真司さんは、「アメリカの尻ナメ外交」なんて言い方をしてますが・・
その証拠に「たけしのTVタックル」で、あのハマコーさんが、「アメリカってのはな、冷酷な国なんだぞ!。今、給油支援をやめたらどんな制裁を受けるか!?」と、顔面を痙攣させるほど興奮して語ってましたっけ・・
「あらら、言っちゃったよ」って思いましたね。ハマコーさん根はいい人、正直者なんだなあ・・、あの一言で「アメリカの尻ナメ支援」だってことがバレバレになっちゃいましたよね?
まあ、あれがつまり本音なんですね。なのに、アメリカのご機嫌取りを「国際貢献だ」ってカッコつけるから、つじつまが合わなくなる・・・
こんなことはですね、ワイドショーをずっと見ていれば一目瞭然なのですよ。だからですね、一日中寝転んでテレビを見ているような「ぐうたら主婦」は、一日中せっせと働いているダンナ連中よりも、ずっと政治に詳しいと言うことにもなるのです。
(自民党政権が「都市部で女性に人気が無い」と言うのは、主婦率の高い女性だからこその数値ではないかと思われます。逆に地方では農業などで女性も働く機会が多くなり、自民党支持率が高くなるはずです。もちろん共働きの率が高くなれば自ずと数値も変化して来るでしょう)
じつを言うと、僕も自由業で、テレビを見ながら(聞きながら?)の仕事が多いので、ぐうたら主婦と同様、ワイドショーのお陰で、いろいろな物事の裏側を知るようになって来たって経緯があるのです。
そう言う眼で見ていると、ワイドショーを見る機会の無い、昼間忙しく働いているビジネスマンやキャリアウーマン(もちろん働くのは大切です!)なんて人たちは、一番政治を知らない、世の中の動向にウトい人たちだと思えて来るのです。
だから、新橋の街行くサラリーマンに、「テロ特措法についてどう思いますか?」なんてインタビューをしてもムダなんじゃないですか?。彼らはニュースのほんの上っ面しか知らないんですから。
そうとは知らないサラリーマンたちから、「ローリスク・ハイリターンの国際貢献はやるべきですね」なんて、エラそうに知ったかぶりの声が聞こえましたが、これホントにローリスクですか??。
「無償給油」で、すでに「600億円の税金」を使ってしまったんですよ。これテロの不安が無くならない限り無限に続けるってことですよね。その間いったい何百億円、何千億円使うつもりなんですか?
それにテロリストが目の敵にしてるは「アメリカ」なんですよね?。その「アメリカ」を「日本」が支援していると知れたら、その間ずっと「日本がテロに狙われるリスクが増大する」ってことでも有るんです。
にもかかわらず、アンケートによれば、現在「給油支援」に関しては「6対4」くらいで賛成の方が多いそうですが、これはもう、かなりの人が政権にマインド・コントロールされてるって証拠です。「国際貢献」って言う気取った言葉にダマされてるんです。
だいたい、頭が良くて理屈っぽい人ほど、詐欺に引っ掛かりやすいって言うじゃないですか。だから、いわゆる「ヤリ手のビジネスマン」ほどダマすのは簡単なんだと思いますよ。
もし夜遅くまで働いてる彼らが、ぐうたら主婦のように、半年間でもいいからワイドショーを見続けたなら、「給油支援、賛成・反対」の割合は簡単に逆転するでしょう。
それが僕の父親のように、定年退職してから気づいても、もう遅いんですよねえ・・
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