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8月, 2012の投稿を表示しています

SONY ステレオイヤホン MDR-AS21Jを買ってみた

★Amazonで安くなっていたので(¥1,600-)こんなのを買いました。耳に輪っかを掛けるタイプのイヤホンです。ジョギングとかウォーキングなどの、主にスポーツしながら使う用に出来ています。 少し前だったら自転車でも使えたんでしょうが、自転車の規制がキビシクなったので、道路交通法上、今は使えません。まあ、僕の場合にはブレード走行で使う、なんて手もあるとは想いますが・・ で、使ってみてどうだったのかと言うと、まずまずなんじゃないかと想います。耳にかけるのに手間りますが、いったんセットしてしまうと、そんなに緩んだりしません。ただし、部屋の中で聴いているだけなので、動いてみないと何とも言えませんが‥‥ 音はですね、これがそこそこいい感じの音なのです。写真を拡大して見て欲しいのですが、イヤホンがお椀にフタをしたような形をしていて、このフタ部分を前向きにして耳に差し込むようになってます。何となく中途半端で、「これで大丈夫?」って想うかも知れませんが、実はこれ「パーティカル・イン・ザ・イヤー方式」と言って、かつて、Sonyウォークマンに採用された、傑作?ヘッドホンと同じなのです。(うんと若い人は知らないでしょうね) その時のウォークマンは「WM-20」と言って、いわゆる「カセットサイズのウォークマン」として、一世を風靡した作品です。その付属品として「パーティカル・イン・ザ・イヤー方式ヘッドホン」が付いて来たんですが、これが不思議なくらいいい音がしたんですよね。その印象が残っていたので、「耳掛けタイプが欲しいな」と想って探した時、あまり迷い無く選択できたのです。 ◎ Sony Design「MDR-W30L」 ◎ Sony Design「WM-20 ウォークマン」 もちろん、最新のカナルタイプと比べると絶対的な音質は劣りますが、何かをしながら聴く分には問題有りません。むしろカナルタイプに有りがちな「タッチノイズ」が無くて、とても開放感が有るのです。 考えれば、インナーイヤータイプだと外れやすい、カナルタイプは動くたびにタッチノイズがうるさい、と悩んでいたとき、「そうだ!あれが有ったじゃないか!」と思い出し、復活採用になったんじゃないでしょうか。 Sonyの製品を買ったのはずいぶん久しぶりになりますが、なかなかいい買

映画「あ・うん」について

★高倉健さんの主演映画「あなたへ」が、もうじき公開とのことで、それについては、いずれ何処かの誰かが書くでしょうから、ここでは「健さんつながり」で、私の大好きな「あ・うん」のことを少し書いておくことにします。 じつは、恥ずかしながら、健さんの映画を見たのは「あ・うん」が初めてだったのです。見るきっかけとなったのは、あの板東英二さんの言葉でした。 * かつて、映画「あ・うん」の中で、主演の高倉健さんと共演し、親友役を演じた板東英二さんが、第13回日本アカデミー賞発表の壇上に上がってこう語ったのです。 (第13回日本アカデミー賞:1990年) 「いま、この会場に、王と長島がいてくれたら、どんなに誇らしいことか。たとえ彼らでも、高倉健と共演したことは無いだろう。こんな賞は取ったことが無いだろう、と・・」 板東さんは、最優秀助演男優賞を受賞したのです。そしてそれは、若くて一番いい時代を、王と長島の引き立て役にされてしまった野球選手の、大逆転勝利の瞬間でもありました。 私はと言えば、最初に書いたように、それまで一度も「高倉健」の映画を見たことが有りませんでした。ですから「高倉健」と共演することがどんなに誇らしいことなのか。そして「健さん」がどれほど魅力に満ちた俳優なのかが分からなかったのです。 が、坂東さんの感激ようにすごく興味を持ち、試しに「あ・うん」を見てみたら、やっと分かったのです。私はいっぺんにファンになってしまい、しばらくは健さんの出演作品を探し歩いたほどでした。 「鉄道員(ぽっぽや)」なんて、本編より先に予告編の「健さんが、吹雪きの中にたたずんでいる」、その姿を観ただけで、もう、胸が熱くなったりしましたっけ・・ それとテレビドラマでは、NHKの「チロルの挽歌」が実に良かったです。山田太一脚本で、音楽が東京ラブストーリーなどでブレイクした「日向敏文」で・・(これについても書きたいんですが、今回はやめておきましょう) しかしながら、数多い作品の中でも、私には「あ・うん」が特別な感じがしたのです(DVDも手に入れてしまいました)。何故だろうかと考えていたら、この作品だけ、健さんのキャラクター設定がいつもと違う気がして来たのです。 通常「高倉健」と言えば、無口で、不器用で、痛いほど人の