2007年12月31日月曜日

恋バス

★毎年、暮れになるとTBSで「クリスマスの約束」と言う小田和正氏の番組をやりますが、今年は衝撃的な曲に(あくまで個人的にですが‥)出会いまして、ここ数日、この曲をくり返しくり返し、もう数えきれないくらい聴いております。

同じ曲を何十回も聴き直すと言うのは、ここ数年、いや10年くらい?、確かパフィの「アジアの純真」以来無かったことなので、自分でもちょっとびっくりしておるのです。

その曲は「恋バス」と言って、小田和正氏と矢井田瞳さんの合作です。毎年恒例の、ゲストとクリスマスソングを作ると言う企画で出来たものでした。合作と言っても、どのくらいの割合で作ったか不明なのですが、まあ、聴いたところ、メロディはいつものヤイコ節と言うより、小田和正特有のクセが強いように感じましたが、どうでしょう?

このメロディと、ヤイコさん独特の伸びのあるボーカルが完璧にマッチしたんですね。とても不思議な心地よさが生まれて、ホントにシビレたし、感動的ですらありました。

で、これは一夜限りではもったいない、ぜひCD化するべきだ、いや彼女はきっとCD化するに違いない、と思い検索してみたら、やっぱり本人もそう感じてたんですね。ブログ(12/28日分)にすでにレコーディングは終了、次期アルバムに入ることになった、と書いてありました。

「やっぱりな‥」と思いました。ヤイコさんもスゴく気持ち良さそうに唱ってましたから。それと、これに関しての検索数もかなり有ったようで、聴いていたみなさん、同じように思ったみたいですね。

もし、これを小田氏が唱っていたら「いい曲だけど、いつもの感じかな」程度で終わっていたはずですが、とにかく矢井田瞳さんのボーカルが良かった。曲によって、ボーカルの違いでこれほど表現力が違って来るとは驚きです。

さて、その小田氏なんですが、今年還暦を迎えたそうです。60歳・・、キャプテン高橋が初めて「オフコース」の曲を聴いてから実に35年以上が過ぎたことになります。

もちろん洋楽もたくさん聴きましたが、小田氏のように、あるいは松任谷由美、山下達郎など、無名時代から熱心に支持して来たアーティストが、ヒット曲を連発するようになり、やがてスタンダードになって行くプロセスを見届けたこと、その快感は、日本のファンでないと味わえないものですね。

最近は、小田氏のアルバムもあまり買わなくなったんですが、この「クリスマスの約束」は毎年見てます。今まで興味の無かった若いミュージシャンの音を聴いて好きになる、なんてことが良くあって、いろいろと新しい発見があります。

昨年は「いきものがかり」が新鮮だったし、今年は「くるり」と言う不思議な感じの二人組が面白かったです。彼らにもきっと、無名時代から支えてくれた若いファンがたくさんいるんでしょうね。

ところで、「オフコース」を「オブコース」と間違えている人がけっこういるんですが、「Of course」ではなく「Off course」なんですよ。もともとは小田氏がキャプテンだった野球部の、OBチームの名前が「Of course」で、そこに「f」を一つ多くつけて「The Off course」と、テキトーに付けたものだそうです。

「f」ひとつで意味がまったく違ってしまうんですね。直訳すれば「道を外れる」ってことでしょうか。これはやがて二人の将来を暗示することになるのです。

小田和正氏が「早稲田大学理工学部建築科修士課程卒業」。鈴木康博氏が「東京工業大学工学部制御工学科卒業」と言うことで、本来なら「エリートコースまっしぐら」のはずですが、音楽好きが高じて、いつしか「道を外れてしまう」のです。

じつはオフコースにはもう一人、「地主道夫氏(じぬし みちお)」と言う結成当初からのメンバーがいたのですが、彼はやがて脱退、その後、竹中工務店に入社し、「超売れっ子設計家」として成功するのです。唯一「道を外さなかったメンバー」と言うわけですな。

ま、そんなこんなですが、矢井田瞳さんの次回作アルバム、きっと買うと思います。あの一曲だけでも買う価値はあると思います。(音楽は好みが激しいので、あえてお薦めはしませんが・・)




Commented by BBB at 2008-01-04
まったく同じ思いの方がいたなんてびっくりです。
私も昨年いきものがかりをクリスマスの約束で知り、即座に曲をダウンロードしました。そして今年も”恋バス”にひかれてしまいました。
番組終了後2時間も繰り返し聞き、発売お願いメールまで出してしまいました。発売されるようでよかった。

Commented by 高橋GM at 2008-01-04
佐野元春君のバックコーラスをするヤイコさんの姿がとても楽しそうだったし、佐野元春君もすごく楽しそう唱っていて、こっちまで嬉しくなりました。
アルバムに収録される「恋バス」は、アコースティックサウンドと言うことで、少しアレンジが違うんでしょうね。楽しみです。

  

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