★最近気になったニュースは「清原選手の食事メニュー」でしょうかね。肉類を鶏のササミを中心にするそうで、遠征先のあちこちの焼き鳥屋を探すそうです。
数年前、肉体改造をしようとしてアメリカまで渡ったのに、トレーナーの「肉は鳥のササミだけ」と言うアドバイスを聞かず、「オレはステーキが食いたくてプロになったんだ。タンパク質なら牛だって同じだろ。鶏なんか食ってられるか(本人がテレビで言った言葉です)」と、毎晩ステーキを食い続け、その結果、筋肉組織の質が落ちて足の故障につながった、と言うのは(一部では?)有名な話しですよね。その失敗を活かしてと言うわけなんでしょうか、とにかく「鶏肉を食う」んだそうです。
この一例だけでなく、確かに清原選手は変わりましたよね。地震の被害にあった新潟の地域に出向いて、地元の学生を励ましたり、ファンサービスに熱心になったり‥‥ じつはTBSラジオの「大沢悠里のゆうゆうワイド」と言う長寿番組があるのですが、そこに清原選手がロングインタビューで出演したことがあったんです。聞き手は陣内貴美子さんで、ちょうど、堀内監督との確執が騒がれた時期でもありました。
陣内貴美子さんと言えば、ダンナさんはかつての金石投手です(広島-日ハム-巨人)。その金石氏が陣内さんにいつもため息のように語っているのは、「今のプロ野球界で、キヨほどファンに愛される選手はいない。だからあいつは、もっとファンを愛し返さなきゃいけないんだ」と言うことだそうです。
陣内さんがそれを清原選手に伝えたところ、「確かにオレは、今までファンのことなんて一度も考えたことは無かった。自分だけのために野球をやって来た」と言い、「でも、今回の巨人との騒動で、自分の味方はファンだけなんだと分かった」と、かなり反省した発言をしていましたよ。僕はあまり清原選手が好きではないので、彼の発言を疑っていたのですが、その後の彼の行動を見るにつれ、「あれはやはり本心だったのだな・・」と思うようになりました。
むかーし、誰だったか、精神科医か心理学者の言葉で、こう言うのがありました。
「スポーツ選手と言うのは、傲慢で、自己中心で、プライドが高くて、他人を傷つけても何と思わないような人間でないと成功しない」
つまりスポーツ選手とは、相手を倒し、その屍を踏みつけて前進して行くような仕事だと言う意味なのでしょう。いちいち倒した相手の心情を思いやっていたら、一流の選手にはなれないと言うわけです。
ところが、そのどうしようもなく傲慢な奴らの精神が、急激に成長し、人格が高まる時期があると言うのです。それは「引退の時」なんだそうです。
スポーツ選手と言うのは、自分の力の衰えや自分より強い若者の出現を、否が応でも認めざるを得ない時期が必ずやって来ます。そしてそれは、痛々しいほどに、周囲の誰の目にも明らかになってしまうのです。すると、ずっと苦行を続けて来た修行僧が一気に悟りを開くように、急激に人格の向上が始まるのだそうです。つまり清原選手もその時期に入った、と言うことなんでしょうかね・・
それに引き替えやっかいなのは、政治家や企業の管理職だと言うことです。つまりスポーツ選手のように衰えがあからさまになりにくいので、いつまでも「まだまだ若僧には負けん」と、頑迷にその場を動こうとしないからです。
ライブドアのホリエモンに奇襲を食らったプロ野球オーナーたちやフジテレビの会長が代表的な例?なのでしょうか? どっちが勝つとか正しいとかは頭の悪い僕には分かりませんが、今の清原選手とは対極にある人物、と見れば納得は行くような気がします。
数年前、肉体改造をしようとしてアメリカまで渡ったのに、トレーナーの「肉は鳥のササミだけ」と言うアドバイスを聞かず、「オレはステーキが食いたくてプロになったんだ。タンパク質なら牛だって同じだろ。鶏なんか食ってられるか(本人がテレビで言った言葉です)」と、毎晩ステーキを食い続け、その結果、筋肉組織の質が落ちて足の故障につながった、と言うのは(一部では?)有名な話しですよね。その失敗を活かしてと言うわけなんでしょうか、とにかく「鶏肉を食う」んだそうです。
この一例だけでなく、確かに清原選手は変わりましたよね。地震の被害にあった新潟の地域に出向いて、地元の学生を励ましたり、ファンサービスに熱心になったり‥‥ じつはTBSラジオの「大沢悠里のゆうゆうワイド」と言う長寿番組があるのですが、そこに清原選手がロングインタビューで出演したことがあったんです。聞き手は陣内貴美子さんで、ちょうど、堀内監督との確執が騒がれた時期でもありました。
陣内貴美子さんと言えば、ダンナさんはかつての金石投手です(広島-日ハム-巨人)。その金石氏が陣内さんにいつもため息のように語っているのは、「今のプロ野球界で、キヨほどファンに愛される選手はいない。だからあいつは、もっとファンを愛し返さなきゃいけないんだ」と言うことだそうです。
陣内さんがそれを清原選手に伝えたところ、「確かにオレは、今までファンのことなんて一度も考えたことは無かった。自分だけのために野球をやって来た」と言い、「でも、今回の巨人との騒動で、自分の味方はファンだけなんだと分かった」と、かなり反省した発言をしていましたよ。僕はあまり清原選手が好きではないので、彼の発言を疑っていたのですが、その後の彼の行動を見るにつれ、「あれはやはり本心だったのだな・・」と思うようになりました。
むかーし、誰だったか、精神科医か心理学者の言葉で、こう言うのがありました。
「スポーツ選手と言うのは、傲慢で、自己中心で、プライドが高くて、他人を傷つけても何と思わないような人間でないと成功しない」
つまりスポーツ選手とは、相手を倒し、その屍を踏みつけて前進して行くような仕事だと言う意味なのでしょう。いちいち倒した相手の心情を思いやっていたら、一流の選手にはなれないと言うわけです。
ところが、そのどうしようもなく傲慢な奴らの精神が、急激に成長し、人格が高まる時期があると言うのです。それは「引退の時」なんだそうです。
スポーツ選手と言うのは、自分の力の衰えや自分より強い若者の出現を、否が応でも認めざるを得ない時期が必ずやって来ます。そしてそれは、痛々しいほどに、周囲の誰の目にも明らかになってしまうのです。すると、ずっと苦行を続けて来た修行僧が一気に悟りを開くように、急激に人格の向上が始まるのだそうです。つまり清原選手もその時期に入った、と言うことなんでしょうかね・・
それに引き替えやっかいなのは、政治家や企業の管理職だと言うことです。つまりスポーツ選手のように衰えがあからさまになりにくいので、いつまでも「まだまだ若僧には負けん」と、頑迷にその場を動こうとしないからです。
ライブドアのホリエモンに奇襲を食らったプロ野球オーナーたちやフジテレビの会長が代表的な例?なのでしょうか? どっちが勝つとか正しいとかは頭の悪い僕には分かりませんが、今の清原選手とは対極にある人物、と見れば納得は行くような気がします。
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