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8月, 2006の投稿を表示しています

地球街道・素晴らしきベースボール

★土曜日の午後10時からテレビ東京で「美の巨人たち」と言う番組をやっていて、職業柄?毎回欠かさず見ています。それが終わると「地球街道」と言うのをやるので、流れで自然と見るようになったのですが、これは各国の「道」を旅し、その道にまつわる様々な話題を提供すると言うのがテーマの番組です。 で、昨夜(8/26)は、元広島カープの衣笠氏がアメリカのマイナーリーグを訪問すると言うお話しでした。マイナー球団が単なる「二軍」と言う役割だけでなく、独立したチームとして各町に溶け込んでいる姿は、何度見ても面白いもんです。 衣笠氏もあまりの野球文化の違いに、ただただ驚くばかりで非常に感動しておりました。日本でも「湘南シーレックス」とか、変えようとして頑張っているところもありますが、むしろ欽ちゃん球団「ゴールデンゴールズ」の方が、チームのあり方としては似ているような気もしますね。 あのマイナーのゲームを訪れる観客を見ると、やはり応援団ガチャガチャの日本の野球場は「何かが違う・・」そして「うらやましい」と思えてしまいます。 「打った瞬間の音がたまらない!」と言う初老の女性ファンの言葉には、熱狂的とはラッパや太鼓を叩き鳴らすことではなく、「打球音に酔う」ことなんだと思い知らされます。 極論ですが、日本の野球人気を取り戻すためには、まず、あの応援団を解散することから始めるのが得策かも知れません。(鳴りものの元祖はカープファンなんです。すみません)。 僕は鳴り物の無い、澄んだ打球音が聞こえていた時代のプロ野球を知っています。子供のころ後楽園球場で見た巨人戦の、打った瞬間わき上がるどよめき、静けさから一気に盛り上がる歓声の迫力にドキドキするあの感じがたまらないのです。あの素晴らしさを今の人たちが知らないのが残念でならないのです。 ・・次回(9/2)、衣笠氏は「フィールドオブドリームス」の舞台となったトウモロコシ畑の球場、ダイヤーズビルの町へと向かうようです。これも面白そうですが、あれから20年近く過ぎようとしているのに、こう言うものがずっと残っていることがスゴいですね。 ・・この映画(小説)から始まったゴブリンズとしては、いつかチームが衰退し、終わらせなければならない時には、残ったメンバーとあの「トウモロコシ畑球場」を訪れてから・・・...

高校野球も変わって来た?

★今年 高校野球は、ハンカチ王子・斎藤投手の早実優勝で幕を閉じました。いい試合の連続だったので面白いと評判でした。自分も今回はずいぶん見ましたね。ここ数年は集中して見ることが少なく、正確に比較はできないのですが、やっぱりかなり面白かったと思います。 特に各チームのバッティングが凄かったですね。ホームランがやたら出てそれがすごく話題になりましたが、僕が注目したのは「初球狙い」と「反対方向打撃」でした。高校野球ってこんなに右打ちしてたっけ?って感じの驚きです。 長打続出もこの効果だと思います。常に反対方向狙いでタイミングを作るクセをつけておくと、身体の開きを防ぎ、溜めが出来てヘッドスピードが速くなるんです。なので、ここぞと言う時に引っ張ると特大の当たりが出やすくなるんですよね。 視聴率がかなり行ったそうで、巨人戦をはるかに越えていたらしいです。野球中継低迷と言われつつ、しかし野球そのものの人気が無くなったわけではないと言うことです。 やっぱり今回の甲子園のような、「逆転につぐ逆転」に人々は惹きつけられるものなんですね。 じつは「野球留学」がかなり減って、全体的に戦力が拮抗したことが面白さにつながっていると言われています(各地の予選も面白かったらしい)。野球留学は親の経済的負担が大変だし、何より、「いい選手ばかり集めても、なかなか優勝できない」と言うことに関係者がようやく気づいたらしいんです。まあ、何処ぞのプロチームよりアマチュアの方が、気づくの早かったと言うわけです。 ・・ところで、裏(深夜)では亀田君のボクシングをやってたようですね。KOで快勝したそうですが、同じ世代のスポーツマンなのに、少々色あせた報道が気の毒?でした。 亀田親子の感動物語も今は昔・・・ 僕は十代のころ、「親と外出する時は10m以上離れて歩かないと恥ずかしい」と思っていた世代なので、亀田家の親子愛?はちょっと気持悪いのです。 もっとも高校野球も、優勝決定後、各局の感動をあおるような報道には閉口しまして、ついテレビを消してしまいました。今後は早実のエース斎藤君あたりの、「親子愛物語り」が登場しそうで、ワイドショーは気をつけて見なければいけません。 ・・まあ何にしろ、高校野球が終われば、まもなく夏も終わりですな。   

常識は変わる、とうにお盆を過ぎて・・

★僕が子供のころ、「大人は(特に男は)みなタバコを吸うものだ」と思っていました。でも今は違います。当たり前のように吸われていたタバコも、どんどん禁煙する人が増えて、新幹線が全面禁煙になるのも時間の問題だと言われているのです。 こんな風にして、今まで常識だと思い込んでいたことが常識でなくなり、新しい価値観がどんどん生まれて来るものなんです。 前にも何度か書きましたが、中学生のころ仲間と遊び半分で心霊研究をやってました。そのころの「心霊」と言えば、いわゆる「怪談」で、もちろん僕らも単純に、「怖いもの見たさ」で始めたのです。 ところが様々な心霊関係の書物を集めて読破して行くと、どうもそれだけでは無いと言うことが次第に分かって来ました。 特に古い時代の日本と海外の文献を比較してみて、興味深いことが分かって来ました。ほとんど国交が無く、情報の行き来が無い時代の書物にもかかわらず、日本と海外の心霊の説明が、細かいところまで非常に似通っていることが判明したのです。つまり勝手に作り出した話では有り得ない共通点が、世界中で見つかったことになるのです。 それら書物から得た知識として、「守護霊」とか「自縛霊」とか、「オーラ」とか「ドッペルゲンガー」「ポルターガイスト」などとか言った、いわゆる心霊用語があります。今から約40年前、こんな言葉を知っている人はまずいませんでした。・・って言うより、奇人変人扱いされかねない、そんな時代だったように思います。つまりそれがその頃の「常識」だったんです。 ところが今では、特殊だった心霊用語もちゃんと通じるようになってます。特に「オーラ」なんてごく普通に使われてるし、これは、あの頃からすれば想像もつかないことなんです。だから思うのです。 心霊に関してもどんどん時代は動いている、「常識」はやがて変わるのだと・・ そして今、その象徴的な存在となっているのが「江原啓之」と言う人物ではないでしょうか。数年前からテレビに登場するようになり、昨今は「オーラの泉」や「天国からの手紙」と言う番組で人気を得るようになっています。 初めてこれらの番組を見たときはホントにビックリしました。驚くと言うより「こんな番組やっていいのか?」と言う心配の方が先に立ちました。「この人、あちこちからバッシング受けて、いつか世の中に潰されるぞ!」、他人事ながらそん...