★愛用の自転車「ラレー」なんですが、このところ力をいれて漕ぐと、チェーンがギアから外れてガリガリっと空回りするようになりまして、調べてみたら後輪のギアの歯が摩耗して丸くなっていたんです。これでチェーンが滑っていたんですね。チェーンも指で引っ張った感じではユルユルで、だいぶ伸びているようです。
考えてみたら2005年に購入したので、もう10年。本当はもっと早く交換した方が良かったのですが、ついつい先延ばしになっていました。先延ばしになった理由には、店に頼むと高くつくし、自分でやるには技術を勉強しないとダメだしで、面倒だったんですね。
とは言え、昔のようにノウハウ本を買わずとも、今はネットで調べられるので、検索してみたら、やり方と工具の説明がたくさん見つかりました。
難易度的にはそれほどでもなさそうだったので、Amazonで(写真右から)「交換用カセット・スプロケット(後輪ギア)」と「スプロケット固定工具」「ロックリング締め付け工具」を購入。さっそくやってみることにしました。
◎Amazon:SHIMANOスプロケット CS-HG41 8S 11-32T
まずタイヤを外しました。古いスプロケットの写真です。ちょっと目には分かりませんが、歯の先端が摩耗で丸くなっています。このためにチェーンが滑って空回りしていたのです。中心部に溝のある輪っかが見えますが、これが「ロックリング」と呼ばれるもので、この溝に工具を合わせて差し込み、ネジを緩めるわけです。
二つの工具はこのように使用します。ロックリングのネジを緩めようと、レンチを左に回すと空回りしてしまうので、短いチェーンが付いた工具でギアの回転を止めるのです。
これまで、タイヤの交換、ホイールの振れ取り、ハブのベアリング当たり出しなどは、何度も経験してコツをつかんでいますが、スプロケット交換は初体験なので、けっこう緊張します。
が、「せいの!」と力を入れたら、あっけなく外れました。外すと写真のようになります。車輪の下に置いてある黒いのが、外したスプロケットとロックリングです。
で、スプロケットがハマっていた芯のことを「フリーハブボデイ」と呼ぶそうなのですが、これの汚れと古い油をふき取り、新しいグリスを塗ります。フリーハブボデイにも複数の溝があり、これにそってスプロケットをはめ込むわけです。
新しいスプロケットをはめ、その上にロックリングをあて、外す時とは逆に締めて固定します。締める時ギアの空回りは無いので、普通にネジを回す要領です。
古いヤツもそうですが、このタイプのスプロケットは8速目のギアを除く、7枚のギアが一体化していてバラバラにすることはできません。なので「カセット・スプロケット」と言うのでしょう。
体感的には上り坂でやや楽になるのかな?って感じです。古いのとまったく同じでは新鮮味が無いだろうと、少し変化させてみました。それと新しいヤツはメッキされていて、見た目にもキレイです。
ということで、後日、早いうちにネットで検索し、部品と工具の発注、そして、ノウハウの予習をしておかなくてはならないようです。
注意:これを読んで「自分でやってみよう」と思った人は以下を注意してください。
いろんなサイトを検索した結果、「スプロケットのメーカー、ギアの枚数、グレードを合わせる」をチェックしてパーツを選ぶように、とのことです。
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