★他人の夢の話しは面白くも何ともない、と分かっていても、本人にとってはけっこう面白いことなのでつい書いてしまいます。昨日(今朝?)の夢は、むかし見た夢の続きでした。 ・・僕はちょっと田舎っぽい場所にいます。緑が多くて、たぶん子どもの頃の多摩地区か狭山丘陵あたりの記憶でしょうか。そこで土木建築の作業員らしい二人組みと知り合いになるのです。 彼らは「工事のために、ここら辺で寝泊まりできる旅館を探している」と言います。で、僕が「何日くらい泊まるのか?」と尋ねると、二人は「1600日だ」と言うのです。 1600日とは、またずいぶん長期間なので(目が覚めて計算したら4年と5ヶ月くらい)旅館よりアパートの方がいいのでは?と思うのですが、その時、以前自分が泊まったことのある、下宿屋のような旅館があったのを思い出しました。 それは少し川に沿って登ったところにある、小さく古風だが、立派な造りの旅館なのです。県道のような細い道路に面していますが、建物の半分は木々に埋もれているのです。 僕は、二人に紹介する前に、とりあえず先に行って、旅館の年老いた女将さんに話しをつけておこうと考えました。そして作業員の二人とは違う、もう一人の男と一緒になって(それが誰なのか不明です)緩やかな坂道をのんびりと歩き、その旅館にたどり着きました。 ところが中に入ってみて驚いてしまったのです。古く薄暗かった部屋はガラリと変わり、明るい白壁のオフィスのようになっていたのです。 「どうなってんの?!」と驚いていると、女将さんが申し訳なさそうに出て来て、「ここはもう流行らなくなったので、ある会社に貸し出すことにした」と語るのです。 僕は困ってしまい「二人の作業員になんて言ったらいいのだろう」と呆然としていると、そのオフィスのような少し大きめの部屋に映画のスクリーンが現れ、部屋にはいつの間にかたくさんの人々が集まって座っていたのです。 そのスクリーンには、昔の古い旅館の映像が映し出されていました。集まった観客は、その情景を見て口々に懐かしさを語り合い、そしてみな、涙ぐんでいるのです。 ・・と、そこで目が覚めました。夢なのでオチもへったくれもありません。支離滅裂です。ただ面白いと思ったのは、その旅館の記憶です。 目が覚めてボーッとしながら、その記憶が、現実の旅館の記憶ではなく、ずっ