スキップしてメイン コンテンツに移動

ロト7のCMが面白いと評判です

★重役会議に呼ばれた妻夫木くんが、不安そうに「なんの話しでしょう・・」と言うと、隣を歩く上司の柳葉氏が、「心配するな。お前のことはオレが守る」と力強く語るのです。

・・が、いざ会議室に入って、かつて柳葉氏が名刺と間違えて渡してしまったロトカードを見たとたん、「私ではありません。そんなものは今初めて見ました」と、平気な顔でしらばっくれるのです。「えっ!?」と驚き、呆然と立ち尽くす妻夫木くん・・

これを見たとたん、じつは、僕の身にホントに起こった、良く似た出来事を思い出していました。


僕は美大を卒業した1982年、日本初のCGプロダクションと言われたJ会社に入社しました。J社は当初、「テレビ用連続アニメをフルCGで制作する」を目標に立ち上げられました。ところが、今ならパソコンレベルで出来るような作業も、当時は、フルCGどころか毎回数秒のCGカットを入れるだけで精一杯、残りのほとんどのシーンは手描きアニメ頼みという状態でした。億単位で導入したDEC社の大型コンピュータ「VAX11-780」の演算速度が遅すぎたのです。

J社は赤字状態のまま1年、2年が過ぎ、ようやく誰もが、これは人の問題ではなくコンピュータそのものの限界なのだと気づき始めました。しかし社長をはじめ上層部はそうは考えていませんでした。あくまで現場スタッフの能力不足であると言い張り、マシンは24時間フル稼働、スタッフはコンピュータに合わせて夜昼なく働け、と言うことになりました。

僕らは、食事や休憩で集まるたびに危機感を話し合うようになりました。で、この状況を打開するには、誰かが、社長に現実を伝えなければならない。そうやって新しい方向性を模索しなければ、もはや倒産への道をまっしぐらに転げ落ちるしかない、今がその分かれ道なのだ、と言うことになりました。

そしていろいろ話し合ったあと、CM部門の部長T氏が、僕を呼んでこう言いました。「お前、理論武装しろ。それで、次の管理者会議で社長に現場のありのままを話すんだ。そうしないともう何も前に進まない」当時僕は現場のチーフとして管理者会議に出席していたのです。

「でも、そんなこと言って大丈夫っスかね?」と尋ねると、T氏は「もし社長がわめき出したら、オレがお前をバックアップする」と、T部長はあのギバちゃんのように力強く語ったのです。

そして次の月曜日、僕はT部長をはじめ各部長や営業担当と共に、管理者会議に出席しました。やがて僕の発言順になった時でした。T部長との約束通り、炎上覚悟で現場報告を行いました。早い話しが、いろんな言葉を連ねた上で、やんわりと「いま使ってるコンピュータはポンコツだ」と言うことを告げたわけです。

案の定、社長は、僕が話し終えるのを待たず怒鳴り散らしました。
「業績の悪化を!マシンのせいにするな!」と・・・

いったんこうなると、まあ短くても30分は怒鳴り声が止まらなくなります。その間僕らは黙ってじっと聴いているしかないのです。T部長との約束を知らぬ他の面々は、「余計なこと言いやがって!」と言う目つきで僕をニラんでいました。

ですが、T部長との約束だから仕方ないのです。冷や汗をかきながらも、なおも僕は現場の状況を正直に訴えました。が、言えば言うほど社長は逆上し、さらに声を荒らげてこう言いました。「他の者もマシンのせいだと考えているのか!えっ!どうなんだ!?」

すると、ずっと沈黙していたT部長がゆっくりと口を開いたのです。そして語られたその言葉とは・・・

「社長のおっしゃる通りです。高橋チーフの言っている一連のことは、現場のリーダーとして不適格な発言で、まったく賛同することが出来ません」

その瞬間、僕は、全身から血の気が引いて行くのを感じました。バックアップどころか「不適格」とまで言われ、凍り付いてしまいました。たぶん、あの妻夫木くんと同じように目を見開き、T部長を凝視していたのに違い有りません。が、T部長は僕を一瞥することもなく、会議テーブルの真ん中あたりに視線を落としたままでした。

彼がなぜあのような言動に走ったのか、それは不明です。僕の理論武装?があまりに幼稚で呆れてしまったのか、それとも最初から落し入れる策略だったのか、あるいは、社長のあまりのケンマクに恐れおののき、思わず保身に走ってしまったのか?

理由が何であれ、そのような言動に出た上司にもう付いて行くことは出来ません。それからと言うもの、事有るごとにT部長と対立するようになり、あわや殴り合い?と言う場面も何度かありました。

しかしながら、そのきっかけとなる会議室での出来事を、他のスタッフに話すことは無かったので、たぶん周囲では「あの二人、なんであんなに仲が悪いんだろう」と、不思議に想っていたのかも知れません。

まあ、最後にはT部長が人事権も有する役職に付いたことで、僕はCGとは関係の無い部門に飛ばされる?ことになりました。

その原因は、ある大手企業のPR映像の制作で、クライアントの大阪電通が追加作業のオーダーをして来たことがきっかけでした。すでに予算も決定し、外部ディレクターの絵コンテも完成している段階だったので、追加作業を行うには、数百万円の料金アップが必要なのです(外部ディレクターは実写部分、僕はCG部分の担当でした)。

担当のSプロデューサーは遠慮して金額のことを言い出せず、ディレクターも「いまさら演出変更かよ」と言う感じで、やや険悪な雰囲気が漂っていました。で、仕方なく、弱気なSプロデューサーになり代わって僕が、「今の予算ではこれが限界なんですよねえ・・」と告げることにしたのです。すると外部ディレクターも「私もそのように聞いてますよ」と、フォローしてくれた御陰で、その場は何とかおさまりました。

ところが、そのSプロデューサーが、自分のヘマをT部長に何と言ったのか知りませんが、僕はいつの間にか、「電通を怒らせた男」と言うことになっていて、その懲罰として、CGディレクターを降格、映像とはまったく関係の無い部署への出向を命じられたのです。


・・そんなこんなで数年間が過ぎましたが、僕は新たに設けられたデザイン部の長として現場に復帰、そこそこ毎日を過ごしていました。

が、ある日のこと、突然、T部長がJ社を辞めることになりました。実質、プロダクション運営をも担って来た部長の辞職だっただけに、現場では「なぜ今ごろ?」と言う当惑と不安が広がりました。

ところがその数ヶ月後、さらに驚くべき事態が起こったのです。何と、プロダクションが経営不振のため健闘も空しく解散と言うことになり、そっくりそのままゲーム会社のN社に引き取られることになったのです。

「これだったのか・・」そのとき僕はそう想いました。

当時T部長は経営状況を細かに知る立場に有り、以前から倒産時期を予測していたのに違い有りません。そこで、その渦に巻き込まれぬよう、たくさんの若い部下たちを置き去りに、ひとり逃げ出して行ったと言うわけです。まるで沈みゆく運命の船からネズミが逃げて行くように・・。もちろんわざわざ送別会まで開いてもらい、すぐさまライバルCG会社に再就職すると言う手際の良さでした。


・・とまあ、ずっと昔に、こんなことが有りましたとさ、と言うお話しです。T氏はその後もCG業界で活躍?されまして、いろいろなウワサも聴こえて来ましたが、・・まあ、ここではこのくらいでいいでしょう。

それよりも、CMの、人の良さそうな妻夫木くんはこれからどうするのかと心配になります。この先もなお、上司ギバちゃんに付いて行くのでしょうかね。あまりおススメはしませんが、さりとて対立し過ぎるのも得策ではない、とも言っておきましょうか。






  

コメント

このブログの人気の投稿

夏の風景展2011

「夏の風景展2011」2011年7月7日(木)~7月19日(火)  中野画廊アベニュー(7月13日・水 旧廊)   (すでに終了しています) ★一人の作家が1~2点ずつ出品する小品展として、春に行われた「春の風景展」に続き、シリーズ物として「夏の風景展」を行います。 「春の風景展」終了直後にあの大震災が起こり、多くの人々が、「人生観の変化」を感じたようですが、自分にも、眼に映る全てが別の世界のモノに変わってしまった、そんな感覚が確かにあります。 企画を立てた画廊からは「こう言う時なので、出来るだけ明るい作品を」との要望がありましたが、作品は心を写す鏡でも有るので、感覚のおもむくままに描いた自分の作品では、要望通りに実現できたかどうかは不明です。果たして他の作家たちはどうだったんでしょうか・・ 計14名の作家による30点近い作品展となりますので、いろいろと楽しめるかと想います。節電によるエアコンの効き具合が心配ですが、時間のある方はよろしくお願いします。   

二年前の事件の話し

★1990年のある日、僕の家に刑事が訪れました。やがて彼によって語られる事件の内容は、その後に起こる、不思議な出会いの始まりでもありました。 これは1990年に僕の周辺で実際に有った出来事です。それをその二年後の1992年に書きました。それで「二年前の・・」と言うタイトルなのです。つまりこれは、当時の記事の「再アップ」になります。念のため、筆者・高橋以外の登場人物は仮名・伏せ名にし、ショート・ストーリー風にしてあります。 * 「じつは・・、 殺しが有りましてねえ」 その男は挨拶もせず、片手で首を絞めるような仕草をして見せた。 それは、僕が久しぶりに車を洗っている時のことだった。洗い終わり、ワックスの用意をしていると、警察手帳を見せながら門を開け、彼は勝手に入って来た。本物の刑事を目にするのは小学生時代の三億円事件以来だったが、まさか今度は、「殺人事件」でやって来るとは・・ 「弟さん、いますか?」 そう聞かれて、僕は一瞬言葉を失なった。 「すみませんがねえ、ちょっと話し、聞きたいんですよ。1時間か2時間、お願い出来ませんか?」 僕は、嫌なことを想像していた。 弟?人殺し・・? だが刑事は、じっと僕の目を見たまま、それ以上喋ろうとはしなかった。そしてその視線は、僕の心の中を読み取ろうとしているかのように想えた。 解りましたと、玄関のドアを開けようとすると、刑事は後ろから、 「村下って奴が殺ったんですがね、どうやら弟さんがそいつと親しくしていたようでね」と付け加えた。 「お兄さん、何か聞いてませんか?」 「あ、いえ、何も・・」 戸惑いながらも、少しほっとしていた。 僕の弟は日産の武蔵村山工場(2001年閉鎖)に勤めている。一週間ごとに昼勤と夜勤がシフトされるのだが、今日は夜勤明けで寝ていた。勤め始めの頃は寮に入っていたが、年齢制限でつい最近追い出され、今は親元に戻って来ていた。 僕はアパート暮らしで、たまに家に置きっ放しの車を洗いに戻って来るだけなのだが、偶然にもこの日、居合わせたのだった。親は共に仕事へ出掛けていなかった。 弟を起こして刑事に紹介する時も、何故か刑事は、終始僕の表情を探っていた。僕はその様子から、刑事が弟を少なからず疑っているのだと言うことを察した。 「お兄さんもいてください」刑事は言った。 彼は身内の微妙な表情の変化を見定めようとするつもりなのだ。 し...

じつはメジャー流だった?

★朝、テレビをつけてボーッとしていたら、スポーツニュースで、新外国人選手が日本選手にメジャー流の打撃練習法を伝授した、と言うのをやってました。ボーッとしていたので、「何処のチームの誰が」と言うことはすっかり忘れてしまったのですが、その「練習法」を聞いたとたんハッとして目が覚めたほど、キャプテン高橋にはインパクトがあったのです。 それは、いわゆるロングティーの状態で、「センターより右方向へ打つ練習」なんだそうです。このフレーズ、何処かで聞いたことないですか? そうなんです。僕がいつも提唱しているゴブリンズの打撃練習法そのものだったんですよ。とは言いながら、最近はあまり耳を貸す人はいなくて、まあ、好き勝手に打ってるって状況ですが・・ これがどんな風に役立つかと言えば、「何が何でも右へ打つ」と言うことではなくて、「ポイントを引きつけることが身に付く」と言うことなんだそうです。近年、遠くへ飛ばすには、ポイントを近くして振り遅れ気味に押し込む、と言うのが主流になっています。 日本流のこれまでの「前さばき」とはまた違った流れが来ているとも言えます。特に力のある選手ほど、芯でとらえた強烈な当たりがファールになることを防いで、打率を上げることに役立つそうです。 ゴブリンズではロングティーではなくて、ハーフと呼ばれる短い距離から投げるフリーバッティングですが、ほぼ同じ効果を狙って推奨している練習方法です。 特に草野球程度の球速では、「前さばき」で打つと「いい当たり」のほとんが引っ張りのファールになってしまいます。逆に速球投手が相手のときはボテボテのサードゴロを多発します。これが貧打チームの特徴なのであります。これを防ぐには「遅いボールでも右へ打てるタイミング」を身につけることが大切なんです。 ・・あのですね。キャプテン高橋はいつも言ってますが、ゴブリンズのやってる草野球は、他のチームよりも数年先を行ってますから。みなさん、余計なこと考えず、ちゃんと付いて来てくださいよ。 ( ただ勝星が付いてこないだけなんです・・?)   

ウルトラマン・科学特捜隊の「流星ピンバッジ」

★楽天で、期間限定の500ポイントをもらいまして、そのまま期限切れで消えてしまうのも惜しいし、かと言って、ちょっと中途半端な数だし・・と考えて、これが有ったのを思い出しました。 「科学特捜隊・流星ピンバッジ」。900円なので、ポイントにちょっと足せば、ちょうどいい値段で買えます。 「初代ウルトラマン」に登場する科学特捜隊が胸に付けていて、ドラマの設定では、アンテナを伸ばせば、メンバーどうし無線通信が可能なのです。 小学生の目にはとにかくカッコ良く見えて憧れました。厚紙に絵を描いて切り抜き、胸に付けて遊んだりしたのですが、アンテナの伸び縮みだけは再現できず、余計に思いはつのりました。 ウルトラマン・科学特捜隊の「流星ピンバッジ」いま手にしても楽しいですが、あの頃にこれが有ったなら、どんなに嬉しかっただろうかと思います。 ・・そう言えば、ウルトラマンの最終回は衝撃的でした。中学1年になって、夕方の時間帯に再放送が行われると、ビデオの無いあの時代、どうしても最終回が見たくて、野球部の友人二人と練習をサボって大急ぎで帰宅したものです。そんなことも思い出しました。 バッジの裏はこんな感じになっています。洋服に刺して、生地の裏から止めるようになっています。 使い道としては、ネクタイピンにしようかなんて考えています。これまではだいたい、クーパースタウンで購入した「ベースボールバッジ」を刺してましたが、これも中々面白いと思います。(でもやはり左胸に刺さないとダメだろうか?) ふと思いついて、「ユザワヤ」で買っておいた100円のケースに入れてみました。小さなアート作品を入れるつもりの箱でしたが、こんな感じで保存するのも中々イケる気がしました。 ◎【楽天市場】ウルトラマンショップ SHOT M78  

クローン人間

★クローン人間のことが話題になると、その是非とは別に気になることがあります。キャプテン高橋は少年のころ友人たちと心霊研究をしていたことがあるのですが、そのときの知識に照らし合わせてみると、クローン人間とはどんなモノになるのか、とても興味があるのです。 まず普通の人々はクローン人間を、「肉体の DNA 的複製」とだけ考えがちですが、心霊的に見ればそれだけでは不完全で、その肉体に宿っている霊魂の方が人間の本体なのですから、霊魂まで複製しなければ完全なクローンとは言えないと言うことになります。 では、霊魂と言うのは、複製できるものなのでしょうか?  「複製」と言う概念からは外れるかも知れませんが、霊魂が分裂することはあります。たとえば一番分かりやすいのは「一卵性双生児」です。これはご存知のように、受精した一つの卵子が子宮内で二つに分かれ、二人の人間として生まれてくることですが、この時、同時に霊魂も二つに分かれます。 つまり本来一人の霊魂だったものが、二つの肉体に宿って生まれて来ると言うことになるわけで、我々が考える「クローン人間」に一番近い形と言うことになるかと思います。 逆に、複数の霊魂が合体することもあるようです。と言うより、ほとんどの人が、複数の霊魂が集まって一人の人間として生まれ変わって来ている、のだそうです。だから、一人の人間の中に、一言では表現しきれないようなたくさんの性格、性癖、本人にも分からない奥底の感情など、複雑な意識がうごめいているわけです。 ところが、その複数の人格が完全に統合されていない幼児期に、あまりにひどい虐待を受けたりすると、そのショックで統合に失敗し、人格がバラバラになったままになる「多重人格症」と言う精神病になってしまうわけです。 これは性格が入れ替わってしまうだけでなく、名前や生まれ育った場所、経験したことまで言い分けると言う特徴があります。心理学的には「創作された人格」だと言われていますが、海外では、副人格の言ったとおりの場所にその人の墓があった、なんて症例まで確認されているようです。 まあ、そんな病的ではないにしても、自分の中に、人には言えないような凶暴な性格が潜んでいて人知れず悩んでいたり、酒を飲むと突然人が変わってしまったり、それを翌朝には完全に忘れていたりなど、本来の自分ではない...

自転車のライトにLED10連発!

★ホームセンター「ビッグサム新座店」で手ごろなライトを見つけました。LED5発でしかも安い!「税込み¥980」でした。自転車用でLED5発だと¥3000以上すると思います。 いわゆる「懐中電灯」なのですが、うまくすれば自転車にも使えそうです。メーカーは「マクサー電機」と言うところで、残念ながらあまり聞いたことは有りません。が、分解してみたところ作りはけっこうしっかりしていました。 ボディはいっぱしのアルミ製、ゴムのパッキンが付いていて、生意気にも生活防水になっているようです。レンズが集光ではなく普通の透明アクリルで、光が初期LEDの青白い色と言うのが今イチなのですが、それでも5連発はそれなりの明るさがあります。 それと自転車専用でないと振動に弱いものですが、叩いたり落としたりしてみたところ振動にも強そうです。 ◆マクサー電機 じつは、自転車のライトにはみんな苦労してまして「明るくて電池の寿命が長い理想的なライト」を求めて、何個も買い替えると言う人が多いんです。それだけ自転車で長距離を走る人にとって「安全確保」と言うのは重要な課題なんですね。 世の中には無灯火で走る人も多いですが、あれはまったく理解できない話しです。できるならオートバイみたいに明るいライトが欲しい!って考えているくらいなんですから。 で、僕 は思い立ちました。「このマクサーライトはそこそこ明るいし振動にも強い、しかも安い! ならばもう一本買って、ダブルマクサーライトLED10連発!にしてみようではないか!!」と・・ それがこれです。自転車用ではないので取り付けるホルダーがありません。そこでベルクロテープを使う「バイクライトホルダー」2個を購入し、それで固定してみました。ちょっと外観は野暮ったい感じですが、明るさは段違いに良くなりました。 「見た目よりも安全確保」がスローガンですから、これはこれでいいと思います。ただ付けっぱなしにしておくと盗難やイタズラの対象になりそうなので、普段は普通のライトで、ゴブリンズのナイターの帰りとか、ここぞと言う場面に取り付けて使用することにしましょう。 かかった費用。 ライト代 :980×2=1960 ホルダー代:525×2=1050 送料   :200 合計   :3210   

iPodはソニーの製品ではない‥‥

★スケルトンの iMac が出た数年前からですが、キャプテン高橋の頭の中では、「 Apple 」が「 Sony 」であるかのような錯覚が起ってまして、それは「 iPod 」の出現によって確実なものになりました。「あっ、これは昔のソニーだ」と・・ iPod みたいなものって、以前ならソニーが一番最初に作ってたはずなんじゃないですか? 最近、アイデアの魅力や独創性と言う点で、 Apple に負けてるような気がします。もちろんソニーも独創性を狙っているんでしょうが、狙いすぎて孤立しちゃってますね。 まあウォークマン発祥の地はソニーなので、 Apple の iPod は所詮二番煎じだと言う見方も出来ますが、 iPod と言うのはウォークマンに比べて音がいいんですよ。イコライザー機能が付いていることが大きいと思うのですが、この音の良さ、快感は、ソニーを使用していた頃には味わえなかったものなんです。 今では、 Apple 以外にも HD タイプの携帯プレイヤーを出してるメーカーがありますが、問題は容量やバッテリー耐久性じゃなく、音質ですね。どこまで音質を重要視してるかで決まってくると思います。 ただ不思議なんですが、 iPod を、オーディオ装置やカーステレオに直接つないで聴くと、ひどい音になってしまうんです。聴くに耐えないんですね。やっぱり「 mp3 」や「 AAC 」とかの圧縮フォーマットはヘッドホン用にしか向かないんだろうか、と思ったんですが、しかしこれを、 CD-R に焼いてオーディオ装置にかけると、低音がややぼやけるものの、けっこう「いい音」で鳴るんです。 で、これは、ウチはちょっといい DENON の CD プレイヤーを使ってるんですが、このプレイヤーの性能が引き出しているんだろうか、などと考えたり・・、まあ、オーディオ装置で聴くなら、普通に CD で聴けばいいんですけどね。 ところで、「 iPod shuffle 」と言う 512MB 〜 1GB のものが出まして、これは軽くて小さくてブレード走行に良さそうですね。・・ちょっと狙ってます。当分は予約待ちのようですが、ゴールデンウィーク近くになれば在庫が有る状況になるかも知れません。      

映画「ふしぎな岬の物語」の「岬」に行ったことがある

 ★今年の秋「ふしぎな岬の物語」と言う映画が公開されるそうです。原作は森沢昭夫氏の小説「虹の岬の喫茶店」。主演でもある吉永小百合さんが、監督と共に初めて企画にも参加されたんだそうです。 ◎原作小説「虹の岬の喫茶店」 (この記事アップ後、カナダの第38回モントリオール世界映画祭で、「ふしぎな岬の物語」は、最高賞のグランプリに次ぐ審査員特別グランプリと、エキュメニカル審査員賞を受賞しました。おめでとうございます) *その他の資料リンク ◎「音楽と珈琲の店 岬」ちば観光ナビ ◎「三浦半島デジカメ便り」音楽と珈琲の店「岬」(火事焼失前) ◎「三浦半島デジカメ便り」再建後の「岬」写真 (他人のブログリンクですみません) じつはこの映画に出て来る「岬」と言う喫茶店は、千葉県の東京湾側、明鐘岬に実在するのです。つまり実在する喫茶店と実在する人物をモデルに描かれた小説、その映画化と言うことになります。 そして過去に僕は(僕たちは)ブレード隊、つまりインラインスケート長距離走行チームとして、休憩のために、この「岬」を訪れているのです。二人連れで一回と、単独走行で一回の計二回。で、その時のことを僕が書いた走行記が二つあるので、紹介しておきたいと想うのです。 一つは1992年に二人連れで、四日かけて鴨川までの162.2kmを滑った、 「 南房総に夏の終わりの夢を見た 」 二つめは1994年、途中の白浜127.4km地点でリタイアした単独走行、 「 幻のBOSO100マイル 」 原作小説の作者、森沢氏が、初めて「岬」を訪れたのが2008年頃とのことですから、我々が行ったのはそれよりもずっと前、 ざっと20年ほど前の出来事ということになります。 「幻のBOSO100マイル」では、その年の8月に、突如35℃越えの酷暑日が何日も続きまして、無謀にもその炎天下を数十キロ滑って、熱中症と想われる症状に見舞われ、途中リタイアしてしまったのです。 いまにして想えば、あれが、温暖化の影響による「異常に暑い夏」の始まりだったと言う気がしてならないのですが、もちろんあの時は自分が「熱中症」にやられていると言うことさえ気付きませんでした。何しろ「温暖化」や「熱中症」という言葉さえ、まだ一般には浸透していない時代でしたから。 そんなにまでして、なぜ真夏にやったのか?と言うと、「一番暑い日にやり遂げないと負...

ぐんじょういろと群青領域

 ★「群青領域」、これはNHKの「ドラマ10」で放送された、心に負った深い傷のために演奏が出来なくなった、天才的な韓国人ピアニスト「キム・ジュニ」の挫折と再生の物語です。「群青領域」と言うタイトルに惹かれてちょっと覗いてみたら、最後まで見てしまいました。 ◎ NHKドラマ10「群青領域」 「ぐんじょういろ」 幼稚園の頃、初めて手にした画材「クレヨン」に、そんな名前の色が有りました。青よりもっと暗い、黒に近い青色のことでした。そして、意味も分からず、この言葉の響きだけがやけに耳に残りました。 中学生になったある日、美術の時間に、一人の女子が「あれ、ぐんじょういろの絵の具が無くなってる!」と言うと、近くにいた生徒たちが、「ぐんじょういろ?。今どき、’’ぐんじょう’’なんて言うか?!」とからかいました。 その頃になると、僕たちは濃い青のことを「紺色」と呼ぶようになっていました。「ぐんじょういろ」とは、幼稚園児のような子供が使う色のことで、あか抜けない、ダサい呼び名と言うことになっていたのです。ところが、あるとき僕は「ぐんじょう」の漢字を知ることになります。それは・・ 「群青・・、青の群れ」 なんて美しい言葉だろう、と思いました。その時から「群青」は、僕にとって特別な単語になったのです。 たとえば、村上龍氏が武蔵美在学中に「限りなく透明に近いブルー」で芥川賞を受賞したときも、このブルーは「群青」に違いない、と勝手に思ったくらいでした。 なので、「群青領域」と言うタイトルを見たとき、「このドラマを見てみたい・・」、そう思いました。 主人公の「キム・ジュニ」はバンドでキーボードを担当していましたが、ある出来事に傷つき失踪します。たどり着いた場所は海辺・・。そこで「死ぬつもりはなかった。消えたかっただけ」と、海に飛び込んでしまうのです。 それを助けたのが、海で仲間を失い、やはり心に傷を負って潜れなくなった水中カメラマン「蓮(れん)」でした。 自殺か?と驚いた蓮が飛び込んで、海の底へと沈みゆくジュニに追いつき、抱きかかえた時、二人は透き通った美しい青に囲まれていました。そこが、心の大きな傷を包み込む深層世界、「群青領域」だったのです。 僕にも、もがき苦しんだ時期が有りました。このドラマを見るまですっかり忘れていたことですが・・ 僕は二浪して芸大に合格しましたが、じつは、現役...

SakuSaku(サクサク)

★「 SakuSaku 」とは、 TVK (テレビ神奈川)のローカル MTV 番組のことです。増田ジゴロウと名乗るぬいぐるみキャラクターと、シーズンごとに進行アシスタントの女の子を代えながら、もう 10 年以上続いているんじゃないですかね。 時間帯が早く、月〜金の朝 7:30 〜 8:00 くらいにやってます。なので、普通の学生や勤め人はあまり見れないのですが、再放送も随時やってるので、それで見る人も多いみたいです。 僕は、何故かこの、ちょっとバカバカしい感じが好きでよく見ています。司会の増田ジゴロウの声役の男が三鷹出身らしく、「田無タワー(ローカル FM などの電波塔で、僕のウチから数百メートルの場所にある)」の話しとか、そんなくだらない話題が出てくるところも面白いですね。 で、さらにこの番組の面白いところは、無名のゲストなどが呼ばれて出演すると、その後、どんどん売れて行ってしまうと言うところですね。最近売り出し中の木村カエラさんもその一人で、セブンティーンのモデルをやっていた関係で、番組のアシスタント役に抜擢され、その後あれよと言う間にメジャーになってしまいました。 あとは「一青窈さん」とか「クリスタルケイさん」とかもそんな感じで、この番組に出るようになったあとで有名になったってケースなんです。 何故なのか?。じつは時間帯が早いことから、徹夜明けの芸能人や CM ディレクター、テレビプロデューサーなどがけっこう見ているらしいのです。つまり芸能関係者の「アンテナ番組」になっているフシが有るのです。 だから、この番組を楽しみに見ている身としては、売れて行く過程を目の当たりにして、「へー・・」と感慨深く感じてしまうので、見てない人に対して、「彼ら(彼女ら)は、こういう所で頑張ってたんですよ、ここから有名になったんですよ」と、ついつい教えたくなってしまうのです。 そう言えば、テレビ埼玉か何かで、極楽とんぼがローカルのロケ番組に出てまして、「こんなに売れても、こう言うのに出るのか」と思って見ていたら、一緒に出ていたアイドル志望みたいな無名な女の子が、ロケに疲れたらしく、ふて腐れてリアクションしなくなっちゃたんです。 そうしたら、その子に極楽とんぼが「お前なあ、こう言う番組ちゃんとやらないとダメなんだぞ!」と、突っ込...