★夏休みなので何かテレビで面白いものは無いかな、と思い、ちょうど放送されていたアニメ、「河童のクゥと夏休み」を録画しておきました。
で、何気なく観ていたのですが、物語が進んでいくうちに、背景画がやけに見たことあるような風景ばかりだなあ、と気になり始めました。
そこでもしや?と思って調べてみたら、やっぱりでした。主人公の少年が住んでいる町は私が住んでいる「東久留米市」で舞台で、河童を見つけた川は「黒目川」と言う設定でした。
で、何気なく観ていたのですが、物語が進んでいくうちに、背景画がやけに見たことあるような風景ばかりだなあ、と気になり始めました。
そこでもしや?と思って調べてみたら、やっぱりでした。主人公の少年が住んでいる町は私が住んでいる「東久留米市」で舞台で、河童を見つけた川は「黒目川」と言う設定でした。
そうと分かったら妙に親近感が湧いて来まして、ついつい見入ってしまいました。「ああ、この背景はあそこだ」と、すぐに分かるくらい実際の風景を克明にスケッチしていたのには驚きでした。東久留米はメボしい観光資源も無く、ドラマやアニメの舞台になるとは思ってもいなかったので驚きましたね。
で、なぜ東久留米なのだろう?と調べてみたら、原作者の「小暮正夫氏」が東久留米在住だったからなのだそうです。さらに監督自身も、上京して初めて住んだ町が、「ひばりケ丘(東久留米周辺)」だったことから、そこを舞台にアニメ化しよう、と考えた大きな理由だったみたいです。
まあ黒目川にも、昔から農家の人が川にキュウリを供え、水難に会わないよう祈る習わしがあったそうで、まったくの場違いでは無いと言うことのようですが・・
よく知らないなあ、と言う人はGoogleマップなどで「東久留米市小山」と検索してみてください。河童が見つかる「黒目川」が見つかるはずです。北側に「小山小学校」が有りますが、これが少年が通っていた設定の学校なのでしょう。それと、南側に「久留米中学」と言うのが有りますが、これは私が通っていた中学なんです。校舎の裏はすぐに川になっていました。
この川を挟んだ、向こう岸の岡の上には「故手塚治虫氏」の自宅がありまして、初めてそのことを知った時には思わず身震したものです。当時漫画家を目指していた私にとって、「これは運命に違いない」などと、勝手に感動してしまったのです。
が、じつはこの東久留米は、漫画家がたくさん住んでいる(いた?)町で、まあ、たまたまだったと言うことですな。手塚氏以外にも、「ジロがゆく」の「真崎守氏」や、「キックの鬼」の「中条けんたろう氏」、そして私の家のすぐ近所にはギャグ漫画の「板井れんたろう氏」も住んでいました。(描いた漫画を見せに行ったこともありましたっけ・・)
そう言えば、「高橋留美子さん」も東久留米在住だったそうですね。かの有名な「めぞん一刻」の舞台「時計坂」のモデルは、東久留米駅の旧駅舎周辺だそうです。
・・そう考えてみると、さっき「観光資源何も無し」と書きましたが、まんざら無いわけではなさそう?な気がして来ました。
・・そう考えてみると、さっき「観光資源何も無し」と書きましたが、まんざら無いわけではなさそう?な気がして来ました。
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