★先日、絵画用のパネルを買うために、車で新宿の世界堂へ行きました。
そのおり、パーキングを探してウロウロしているうち、うっかり国道20号の新宿御苑トンネルに入り込んでしまったのです。しかもちょうど運悪く渋滞してまして、外に出るまでかなり時間がかかってしまったのです。
なので、時間つぶしに何気なく「iPhone」を見ていたら、ある事に気がつきました。なんとトンネルにもかかわらず「ソフトバンクの iPhone」の電波が完璧につながっていたのです。
以前、アドホックの地下駐車場で圏外となり、待ち合わせていた友人に連絡するため、慌てて表に出た経験があったので、「ソフトバンクも、しっかりトンネルで繋がるようになったか・・」と、感慨深い?ものが有りました。たぶん今なら、あの地下駐車場でも大丈夫なのかも知れません。
その、地下駐車場でのことは、その上のスポーツ用品店「ギャラリーⅡ」で、ゴブリンズの黒シャツ・ユニフォームを作ってもらい、それを受け取りに行った時の話しです。
ですから、かれこれ10年以上も前のことになるのですが、そんな大昔の記憶なのに、自分の中では未だに「ソフトバンクは地下やトンネルでは繋がらない」と言うイメージが残ったままになっていた、と言うことを言いたいわけです。(それ以降10年間その駐車場を利用していなかったんです)
そう考えてみて、このごろの「反SoftBank論者」の言う「ソフトバンクは繋がらない」と言う批判って、「何年前の記憶で言っているのかなあ?」と言う疑念が湧くようになったのです。
だいたい批判論者は「ソフトバンク」を使った経験が有って言ってるんでしょうね?。使ったことも無いのに言ってるとしたら、これは相当ヒドい話しですよね?。
百歩譲って、彼らが、かつて「SoftBank(Vodafone?)」のユーザーで、「au」や「ドコモ」に乗り換えた人たちだとしても、その「ソフトバンクは繋がらないよ」との記憶は、何年も前に止まったままの、古い古い記憶ってことになりますよね?
百歩譲って、彼らが、かつて「SoftBank(Vodafone?)」のユーザーで、「au」や「ドコモ」に乗り換えた人たちだとしても、その「ソフトバンクは繋がらないよ」との記憶は、何年も前に止まったままの、古い古い記憶ってことになりますよね?
携帯電話各社の電波網は日々進化しています。「SoftBank」も例外ではなく、半年前と今では全然違ったものになってるはずです。しかしながら、一度染みついた「思い込み」は、なかなか振り払うことが出来ず、ついつい「ソフトバンクは、ちょっとねえ・・」なんて想ってしまうのかも知れません。
だいたい「王者ドコモ」だって、携帯電話黎明期は繋がらない場所がたくさん有ったんですよ。
自分の書いたもので恐縮ですが、1997年に書いた「第二回ゴブリンズ探検隊《探検隊 in 鴨川》」を読むと・・
「千葉県の天津小湊町(現・鴨川市)の海辺付近は、私の当時の「Jフォン」が繋がらず、さりとて山口隊員のドコモ携帯でも同じだった」
と書き記されています。
さらに・・
「(地元の)林君も携帯を買ったと言うが、こんなところで役に立つのか?」
と言う記述も有り、友人の山口氏も林氏の携帯もドコモだったので、1997年当時の鴨川周辺は、王者ドコモ?でも圏外だったことが読み取れます。(注・途中の内陸はドコモもJフォンも繋がってました)
この記述は、今からざっと14年も前に書いたものです。今では鴨川でドコモが繋がらないなんて想う人はいないでしょうが、ずっと昔はドコモもこんなもんだったんですよ。もちろん私も、この時の記憶を頼りに、「ドコモだって鴨川の海辺は繋がらないぜ!」なんて大見得を切ったりしませんよ。そんなことしたらいい笑い者です。
それから、こんなことも有りました。2005年、ゴブリンズで山梨県の上野原へ野球をしに行った時のことです。
中央本線の途上も、試合をした桂川野球場でも、私の当時の「ボーダフォン」は繋がっていました。が、打ち上げのため向かった7.5km離れた山間部の「秋山ネスパ(山梨県上野原市秋山2210 )」では、ついに圏外となってしまったのです。それに引き換え「ドコモ」はしっかり繋がっており、「やっぱりドコモは強いね」なんて話しをした記憶が有ります。(auは不明)
で、翌2006年に再び「上野原遠征」が行われたのですが(この年ボーダフォンからソフトバンクに社名変更)、今度は電波改善が行われたらしく、「秋山ネスパ」でもしっかり繋がっていたのです。
どうですか?。この時、もし2年連続で「秋山ネスパ」へ行ってなかったら?。私の記憶の中では、「秋山ネスパは圏外」の印象が残ったままになったはず、そんな気がしてならないのです。
今、こう言う世界では、1年前の記憶では「古い」と言わざるを得ません。それが2年以上前だったらもう「昔話」なんですよ。もし批判するなら、あなたのその「繋がらない記憶」が、半年以内の新鮮なものであるか否か、検証する必要があると想います。
私より年下の世代は、ドコモは初めから完璧に繋がっていたと想っているんでしょう。しかし、ドコモもかつては、途切れ途切れの繋がらない携帯電話だったんです。そしてソフトバンクも、このまま永遠に繋がらないわけではない、状況は日々変化しているのです。そのことを忘れて、いつまでも古い記憶をダシにするのは、ちょっと恥ずかしいことなんじゃないでしょうか?。
・・って言うか、「ソフトバンク」が「ドコモ」より繋がりにくいなんてことは、当たり前のことだったんです。これまで批判の対象にすらならなかった事なんです。
秋山ネスパの件でも、私は「ドコモには負けて当たり前」ぐらいに想っていたし、こんなブログに書くほどの話題では有りませんでした。それが何故ネットで大騒ぎになるような「大ごと」になってしまったのか。考えてみれば、やはり・・・
「iPhone」がすべての始まりだったんです。
「iPhone」が「ドコモ」ではなく「SoftBank」から出てしまったこと、それが日本社会に与えた影響は、「江川が巨人以外にドラフト指名されてしまった」のと同じくらい、ショッキングな出来事だったと言うことなんです。
「iPhoneはドコモが最初に出す」が、当たり前だと信じていた「ドコモ」ユーザーは、あの時の巨人ファン同様、悔しくて悔しくて仕方なかったんでしょう。なので「ソフトバンクは繋がらない」「ソフトバンンクは最低の携帯会社」と、罵詈雑言をネット中に撒き散らしてしまったのです。
まあまあ、そんなに暴れないで落ち着いてください・・「iPhone」が「ドコモ」から出るのもまた時間の問題。そうなったら「優良回線ドコモ」でじっくりiPhoneを楽しめばいいじゃないですか。それまでゆっくりお待ちくださいよ。
・・いや、その間に「ソフトバンク」の電波が大幅に改善されてるかも知れませんね。そんな競争の繰り返しなんです、現代は・・・
追記:こないだ、また気まぐれ旅がしたくなりまして、「東京都の最西端に行ってみたい」とネットで検索していたら、どうやら「雲取山」の辺りらしいと言うことが分かりました。で、そこに小屋が有るのですが、「公衆電話はありませんが、山荘内に携帯電話の繋がる場所があります。詳しくは山荘スタッフまで。(ドコモ・AUのみ繋がります)」と言うことらしいです。「頑張れ!ソフトバンク!」ってとこでしょうか。
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