何気なくだったんですが、いちおう、6月は梅雨で天気が悪そうだし、7月は暑くて出歩くのがおっくうだ、と言うことで、どうせ当たるなら5月、それ以外なら「まあいいや」と言うことは考えました。
と言うことで、当たった30日の朝は幸運にも快晴、現場に到着する10時頃にはやや雲が出て来ましたが、そこそこいい感じの天気です。
と言うことで、当たった30日の朝は幸運にも快晴、現場に到着する10時頃にはやや雲が出て来ましたが、そこそこいい感じの天気です。
着いて、まず驚くのはその巨大な外観ですね。車などで浅草付近から眺めたことは何度も有りましたが、間近で見上げると、やはり圧倒されるような迫力が有ります。

で、昇ってみたら正解でした。下の展望デッキは室内が暗く、窓が逆光で疲れる感じなのですが、「展望回廊」の方は全体に光が入って明るく、はるかに外が見やすいのです。なので、これから訪れる人には、ぜひ「展望回廊」まで昇ることをおススメします。

もちろんツリーには東京タワーに有ったようなコイン式の望遠鏡は有りません(東京タワーも数年前に撤去されたそうですが)
ところで、展望回廊を歩き回っていたら、その内、妙な感覚に襲われました。何となくフラーッフラーッと、めまいと言うか、体がよろめくようで、まっすぐ歩きづらい感じになったのです。ですが、気分が悪いわけじゃ有りません。ただフラつくだけなのです。
急に気圧が下がったせいだろうか、とか、気づかない周期でゆっくりと揺れているんだろうか、など、いろいろ考えましたが、原因は不明でした。ただ、同行した者も同じことを言っていたし、周囲にいた人たちの雑談からも「なんか、フラフラしない?」と言う声が聞こえていたので、自分だけじゃなかった、と言うことは確かです。

と言うことで1時間半ほどの見学は終了したのですが、全体的に想ったのは、安定感抜群で「451.2mと言う高さにいるのだ」と言う実感には乏しいかな、と言う感じはしました。
かつて東京タワーの特別展望台で感じた恐怖感に比べれば、全く違う技術力で建てられた塔なのだなあと、改めて感じた次第です。(あそこは、わりとせまい空間で、ハッキリ風で揺れるのが分かるんです)
かつて東京タワーの特別展望台で感じた恐怖感に比べれば、全く違う技術力で建てられた塔なのだなあと、改めて感じた次第です。(あそこは、わりとせまい空間で、ハッキリ風で揺れるのが分かるんです)
今回、倍率の高い抽選に当たって東京スカイツリーに昇った、と言う充足感は有りますが、どちらかと言えば、間近で見た巨大な姿の迫力、圧力、変な言い方をすれば「異形(いぎょう)」に感動した、と言う方が大きいですね。

その微動だにしない姿に奮い立った記憶が有ります。
今はもう、あの時の感覚はほとんど忘れてしまいましたが、こうやって見上げるスカイツリーの「異形」は、やっぱり不動明王に近いものがある、そんな自分勝手な想いを抱きながら、昼ご飯を食べに浅草まで足をのばしたのでした。
東京スカイツリー見学の様子を動画に撮ってみました。出来るだけ、人の顔が映らないように編集したので、ちょっとブツ切りの落ち着かない構成になってしまいましたが、見てください。
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