(終了しました)
場所:中野画廊アベニュー
(中野ブロードウェイ内 2F)
日程:2012年 11月8日(木)~13日(火)
時間:12:00~19:00(最終日は17:00)
(ハガキの画像を拡大すると、詳細が分かります)
以前、絵を見せた友人から、
「な〜んだ、CGか。キーボードでパチパチやって簡単に出来ちゃうやつでしょ?」
とガッカリされまして、そこで、
「いやいや確かにパソコンだが、ペン・タブレットを使って、ひと筆ひと筆チマチマ描いてる。だから一枚完成させるまでに1ヶ月くらいはかかってるんだよ」
と必死で弁明した・・なんてことが有りました。
そこで今回は、あえて「手描き」であることをアピールする展覧会にしよう、と言うことになりました。ぜひ近づいて見てください。じっ〜と絵に近づいて見れば、油絵と同じような「筆あと」?を発見することが出来るはずです。
「な〜んだ、CGか。キーボードでパチパチやって簡単に出来ちゃうやつでしょ?」
とガッカリされまして、そこで、
「いやいや確かにパソコンだが、ペン・タブレットを使って、ひと筆ひと筆チマチマ描いてる。だから一枚完成させるまでに1ヶ月くらいはかかってるんだよ」
と必死で弁明した・・なんてことが有りました。
そこで今回は、あえて「手描き」であることをアピールする展覧会にしよう、と言うことになりました。ぜひ近づいて見てください。じっ〜と絵に近づいて見れば、油絵と同じような「筆あと」?を発見することが出来るはずです。
来場する人からは、「ぜんぶフリーハンドなのか」「プリントの色は何年持つのか」「既存アートに対してのコンセプトは」「想像してたより質感が有る」など、やはり「手描きCG」への疑問、興味等がコメントとして寄せられています。
自分は「画材」のひとつとして選択したに過ぎず、他にもCGペイントで発表する作家は多くなっているのですが、世の中的には、まだまだ「珍しい物」として衝撃?を与えているようです(この画廊では初だそうです)
その様子を見るにつけ、改めて、自分は考えていたよりも新しい世界に足を踏み入れていたのかも知れない、と想っているところです。13日までですが、ぜひ、その辺のことを目で見て確かめてください。
なお、プリントは「EPSON・PX-5600」の「PX-P/K3顔料インク」を使用。プロの写真家も展示等で使うものだそうで、メーカー発表の耐光性テストでは、30年~50年は退色しないとのことです。見に来られる方はみな変色を気にするらしいのですが、通常、家庭用のプリンターは「染料インク」で、これはすぐに変色してしまうため、その先入観で見てしまうようです。
現在自宅では、2005年に初めて展示発表した作品と、それ以降の作品20数点あまりを、アクリル板無し、プリント面むき出しの状態で壁にかけて観察していますが(これらはPM-4000PX時代の顔料インク)7年経過した今のところ、目立った退色は感じられません。
「PX-5600」以降ではさらにインク性能が高まっていますので、より耐光性は増したものと想われます。後に続くアーティストのためにも、顔料インクの耐光性検証は継続する予定です。(注1・通常はUVカットアクリルで保護します。注2・PX-5600にはすでに後継機種が発売されています)
*来場者からeメールで寄せられた感想です
Aさんより
昨日は絵画展のお誘いありがとうございます。
パソコンであんな凄い絵が作れるなんて知らなかったです。
電気球(植物電気)と「廃線跡」の作品が一番良かったです。
また何かありましたらよろしくお願いします。
Bさんより
私も仕事で年中パソコンをいじっていますが
ソフトでどのようにすればあのような色や線が出せるのかとても不思議です。
1つの作品を作り上げるまでに、多くの愛情と時間を注いでいるのでしょうね。
電気がいっぱいつく、木の作品も面白かったです。
暖かい空間にとても感動しました。
Cさんより
視覚表現としてのCGは、もはや気付かずとも生活のなかに普通にある物ですが、その一般機器でのアナログ出力(プリント)の質や形態の発達によって新たな商品価値を生み出して行くでしょうね。「ペイント?(デジタル入力)」と「プリント」が概念的にごっちゃになると、若干気になりますが・・・
Dさんより
個展、とても楽しませていただきました。
星新一の文庫本、野生時代等の(イラストの仕事の)お話をうかがっていると
おそらく何回か高橋さんの作品を拝見していたのだろうと思います(笑
また作品発表の際にはぜひ教えてください。
Eさんより
今日は突然失礼しました。
絵を拝見して、好みの絵もあり行ってよかった。
自分も創造の虫に火がつきましたよ。
*以下二点、今回ご購入いただいた作品(ありがとうございました!)
![]() |
「イラスト的町」 F3号 デジタルペイント |
![]() |
「植物電気」 木・粘土・顔料・電球 |
*作品リスト
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「地面」F6号・デジタルペイント
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「地面・その後」F6号・デジタルペイント
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「結晶の始まり」F6号・デジタルペイント
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「東の公園」F6号・デジタルペイント
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「隠されたもの」F6号・デジタルペイント
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「タイル遊び」F6号・デジタルペイント
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「廃線跡」F6号・デジタルペイント
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「異国の地」F4号・デジタルペイント
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「南風」F4号・デジタルペイント
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「赤A」300 × 300mm・デジタルペイント
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「赤B」300 × 300mm・デジタルペイント
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「赤C」300 × 300mm・デジタルペイント
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「車輪止め」F4号・デジタルペイント
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「イラスト的な町」F3号・デジタルペイント
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「イラスト的な夜」F3号・デジタルペイント
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「植物電気」オブジェ・木材、粘土、顔料、電球
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「終わらないゲーム」F4号・デジタルペイント
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「道の先には」F4号・デジタルペイント
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「伝達」F4号・デジタルペイント
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