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正義感の強い人々

★こないだラジオでこんな話しを聴きました。 TBS の詠六助さんの番組で、作家の「水上勉さん」のことを「みずかみ・つとむ」と言ったところ、聴いていた人たちから「 " みずかみ " ではない。 " みなかみ " と読むのだ」と、抗議やら忠告やらの電話が殺到したそうです。 僕はそのむかし文学少年だったのでよく知っているのですが、あの作家は詠さんが言った通り、「みずかみ」と言うのが正しいのです。つまり、まったく見当違いの抗議だったと言うわけです。 そしてもう一つ。経済ニュース番組で「小豆」のことを「しょうず」と読んだところ、「あれは " あずき " と読むのだ。テレビ局はアナウンサーにどんな教育をしてるんだ!」と、これまた抗議の電話が殺到したらしいです。 この「小豆(しょうず)」とは、じつは経済用語だそうでして、「大豆(だいず)」に対して「小豆(しょうず)」と読むことで分かりやすく伝達する、経済業界では当たり前の読み方だと言うことなのです。なので、これまた間違いではないのです。 驚くのはその行動力なんです。たとえ本当に間違っていたとしても、わざわざ電話するまでに至るその行動力?、すごいです。面倒くさがりの僕にはちょっと想像がつきません。むしろその気力に恐怖心を覚えてしまいます。 たとえば松本サリン事件の時も、現場近くに住んでいた「河野さん」が犯人扱いされましたが、あの時の抗議の電話とか、嫌がらせの手紙なんかすごかったそうです。これはちょっと想像以上の、相当な恐怖だったと思いますよ。 ただ、後々疑いが晴れると、何人かの抗議をした人たちから、「間違って申し訳ないことをした。すみません」と言う、お詫びの電話や手紙が来たそうなんです。 (じつは「お詫びの言葉」を寄せたのはほんの数名で、その他の数百?数千?の人たちは残念ながらだんまりを決め込んだそうですが) とは言え「詫びる」と言う行為から察するに、こう言う的外れの抗議も、単に異常にヒステリックな人がする事と言うわけではなく、あまり強すぎる正義感の為せるわざ、と言うことは有るようです。 すごく " いい人 " ではあるが、思い込みが激しく、自分だけが完全な正義だと勘違いしている、そんな

東北楽天ゴールデンイーグルスの意味するもの

★昨日、楽天イーグルスが巨人に勝って、仙台が大いに盛り上がってましたね。視聴率も、関東地区が低かったのに対し、東北地方では3試合とも 20 %を越えていたそうです。フルキャストスタジアムの観客も、ほとんどが巨人ではなく楽天を応援していたと言う事実に、大げさでなく「驚愕」しました。 なんだかんだ言っても東北の人たちは「巨人が好き」だから、と思っていたので‥‥ でも違ってたんですね。地元に球団があれば地元の人はその球団を応援する、それが当たり前なんだと、改めて実感として分かりました。 野球人気が低迷して、テレビ視聴率も低い。日本プロ野球の危機などと言われていますが、阪神タイガースはもちろん広島カープなども、地元の放送では軽く 20 %を越えているそうです。 つまり野球人気が低迷しているのではなく、関東地方の巨人の人気が低迷していると言った方が正しいんじゃないでしょうか。この辺はもっと良く検証してみないといけませんけど・・ それと「もう一度長島さんを呼び戻せ」と言う人が必ず出て来ますが、これは時代を逆行する考えでして、将来への打開策にはなりません。もうそろそろ先祖返りはヤメにして、真面目に?物事を考えましょう。 地元がそんな感じなので、東京にいる宮城県民たちも、これまで当たり前だった「巨人を応援する」と言う行為に何か違和感を感じ始めているんじゃないでしょうか? 自分の故郷に新しいチームが出来て、親戚も幼なじみも皆そこを熱狂的に応援している。里帰りをすれば、新チームの話題にみんな夢中で、巨人の話しは申しわけ程度にしか出てこない。それはちょうど、皆が地元の祭りで大いに盛り上がっている時に、自分一人が東京にいて、東京(江戸)の祭りにとけ込めずにいるような、孤独感に似た感覚なのではないか・・ まあ、とにかく「楽天イーグルス」のような新設チームの出現には、何故か見ててワクワクしてしまいます。僕は、弱いチームが必死に勝利を模索する姿に魅力を感じてしまう性格なので、かつての広島カープの姿を思い出します。 ・・なんて言っても、広島の球団創設時のことは知らないのですが、あの時もやはり「長谷川良平投手」と言うスーパーエースが一人いて、孤軍奮闘の活躍をしたそうです。楽天の岩隈投手も同様、弱いと分かっていて、自ら望んで入団して来たと言う「カッ

ミニギターの弦を替えた

★ミニギターを買って弾いていたのですが、ネックが普通のクラッシクギターよりも細く弦が太いので、どうしても弦が指に触れてビビリ音が出てしまいます。 そこで細いナイロン弦は無いかとインターネットで検索してみると、これがいろいろあるんですね。 これまでフォークやエレキギターのスティール弦しか使ったことが無かったので、こんなにあるとは思いませんでした。 スティール弦と言うのは、各社からいろいろ出ていて音色も多少違うのですが、「鋼鉄」であることに変わりはなく、特種な素材を使った物と言うのは見かけません。 ところが、クラッシク弦は違いました。とにかく相当な種類があって、しかもそれぞれかなり音に差があるようなのです。 しかも「ナイロン」だけばかりだと思っていたら、「フロロカーボン」と言う、釣り糸などにも使われている新素材が使用されていることも分かりました。 で、このフロロカーボン製のギター弦「サバレス・コラム・アリアンス」が現在最も細いクラッシック弦だと分かり、さっそくこれを購入しました。 そして、張り替えた状態が下の写真です。見た目はほとんどナイロンと変わりません。マクロでストロボ撮影してみると少し気泡があるように見えますが、キズが付きやすいものらしいのでそのせいかも知れません。 で、肝心な音の方ですが、これががらりと変わりました。明確な音になりました。ただちょっとテンションが高い物を選んだので弦にギターが負けているようです。(何しろプロがステージで使うような弦なので‥‥) バランスが今イチなので、今度はもう少しテンションの低い種類を買おうと思ってます。が、それにしてもカーボン新素材はこんなところにまで進出しいるんですね。   

ミニギターを買った

★先日ミニギターを買いました。写真右の小さいクラッシックタイプで、左はマーチン D-35 です。大きさの違いが分かるでしょうか。 品物は「 JASMINE JS-141 」と言って、 Takamine の輸出用ブランドだそうです。これをネットショップで格安で手に入れました。 もともとは子供の練習用みたいですが、なかなか仕上げもきれいで高級感があります。外出用にと買ったのですが、ちょっと、外に持ち出してキズが付いたりしたらもったいないくらいです。 じつは昼間テレビを見ていたら、山田五郎氏が「車にミニギターを乗せておいて、渋滞の時に弾くと気がまぎれる」と語っていまして、その言葉に「それはいい考えだ!」と思ってしまったんですね。それに車だけでなく、ちょっとした旅行にも持って行ったら面白そうです。 で、ネットで検索してみたら、やっぱりそう言う人がいっぱいいて、ミニギターはけっこう売れているようです。ブランドも、この JASMINE だけでなく、ヤマハやマーチン、ヤイリなど各社から出ています。 そのたくさんある中でこれを選んだのは、安価なギターはフォークギターよりクラッシックギターの方が音が良いと言う印象があったのと、小さなギターでスチール弦だと指先が痛くなりそうだと思ったこと、ナイロン弦の方が音の劣化が遅く長持ちしそうだ、などの理由からでした。 さらに何より、我々「ムーミン世代」としては、スナフキンがたき火の前でクラッシックギターをつま弾く姿が焼き付いておるのであって、「旅に持ち歩くなら、クラッシックギターでなきゃダメでしょ!」てな思いが強く残っているからなのでした。 「でも、ブレード走行に持って行くには、まだちょっとデカイなあ」と思いながらも、中学生当時一生懸命コピーしたスナフキンが弾く曲、「おさびし山のテーマ」の指使いを思い出しつつ、ポロポロとやっている毎日なのであります。   

ビッグミニ?

★ちょっと整理をしていたらむかーし使っていたカメラが出て来ました。知っていると思いますが「コニカ Big mini 」と言うやつで、当時は革命的に小さいカメラだったんです。でも、現在のデジカメに比べると可哀想なくらいデカイですね。そう言えば、この頃からフィルムの上下をカットして引き延ばしただけの「パノラマ撮影」と言うサービスが有りまして、ブレード走行の写真でもけっこうお世話になりました。 その後フィルムカメラでも、 APS タイプのキャノン IXY (写真下)が出たときに「これ以上小さくは出来ないだろう!」と感嘆したものですが、それ以上に「デジカメ」と言う小型化の手があったんですね。   

気楽な草野球とは?

★時折り、いろいろ情報を得るために「草野球サイト」を覗くのですが、そこの質疑・討論掲示板で、「勝つためには、ベンチに座ったまま試合に出られない選手がいても仕方がない」と言うような意見がありました。なぜなら、「大会やリーグ戦などを重視し、勝つことを目指して真剣な野球をしている」からなのだそうです。 これを読んで僕は、心底「気楽でいいなあ・・」と思いました。だったら簡単なんです。経験者を集めて、その中の上手い選手、調子のいい選手を優先して出場させるだけでいいんですから。何の苦労も無いですよね。 ゴブリンズや、いつも対戦しているような草野球チームが大変なのは、いかにベンチ入りしたメンバー全員を、可能なかぎり公平に試合出場させることが出来るか? しかも最終的には出来るだけ勝利に結びつくように・・、このやりくりが大変なんです。 そうなると当然経験の乏しい選手も出場することになり、戦力は落ちて来ます。ですが、やるからには試合に勝ちたい、勝てばもっと楽しいと言うのも事実です。 反面、チームが試合に勝っても、自分はエラーをしたと落ち込む者もいます。それなら守備はいいから DH で打撃だけをやってもらおうかと思うと、「せっかくグローブを持ってるのに、守備につかないんじゃ野球をしに来た意味が無い」と言うことになります。 まあまあ、毎回毎回このような葛藤の繰り返しなのですが、かく言う僕自身にも「肩が痛くて満足な送球が出来ない。足も遅くなった。こんなんじゃ、みんなに迷惑をかけるかも知れないが、でもオレだって試合に出たい!」と言う感情があり、なら、他のメンバーだって同じ気持に違いないのだと手に取るように分るのです。 こうなって来ると、正直言って「もう勝ち負けなんかにこだわっている場合じゃない(?)」と言うのが正直な思いなのです。 草野球サイトの掲示板には常に、この「勝つ野球派」と「楽しむ野球派」の激論があって、何年経っても、いつ果てるともなく繰り返し論じられています。 で、どうしても「楽しむ野球派」の方が気楽で軟弱に見られがちなんですが、でもねえ、ハッキリ言いますけど、「勝つためには、ベンチに座ったまま試合に出られない選手がいても仕方がない」と言っている「勝つ野球派」の人たち、あなた! 「ほんと、気楽で、うらやましいで

オーブ‥‥

★先頃、中学生が洞窟 ( 防空壕跡? ) で、一炭化酸素中毒で亡くなると言う痛ましい事故がありましたが、あのニュースを見ている時に「えっ?」と、気になることがありました。と言うのも、現場のビデオ映像ではまったく分からないのですが、静止画の写真を映した画面には、穴の出入り口付近に、たくさんの「オーブ(球体の淡い光)」が映っていたのです。 オーブと言うのは霊的な因縁のある場所に多く見られる現象とされていまして、今回も事故の何かしらの因子になったのではないか?と危惧したのです。それ以上のことは何も分かりませんが、少年たちの魂が怪しげなモノに引き寄せられずに、ちゃんと行くべきところへ行けたのだろうかと(形式的な意味でなく)心配しております。 あそこは防空壕跡と言うことですが、そう言う場所には得体の知れないモノが集まりやすいんだそうです。生きた人間でも、たとえばホームレスなど集まりやすい場所って決まってますよね。そんな感じで死んだ人間の魂にも、気持の落ち着く集まりやすい場所と言うのがあるみたいです。 今みたいに、毎日のように殺人事件が起こる世の中では、さまよえる魂の行き場所に、子供たちが好奇心で引き寄せられていったら‥‥ と思うと、怖いですね。   

大宮健保グランドまでの道(写真拡大可)

★現在ほとんどの試合に自転車で球場入りしていますが、今日は大宮健保グランドへ行く時にどんな場所を走っているのか、少しご紹介しましょう。自宅の東久留米から、まず志木街道を通って浦所街道まで出ます。そこから富士見市の荒川沿いまで行って土手に上ります。 そこから、橋にたどり着くまでとにかく真っすぐ行きます。土手沿いの景色はこんな感じ。田んぼが土のままなので殺風景ですが、稲が育つ夏ごろにはとてもきれい景色になるでしょう。ただ夏場は日陰が無いので、走るにはかなりの覚悟がいりそうです。 土手の上から見える大宮駅付近の街並です。手前はゴルフ場できれいに整えられています。が、ゴルフ場が無いと、ちょっと荒れた風景に見えるかも知れませんね。 途中、乗馬クラブがあります。慣れている人は策から出て、土手を馬に乗って散策しています。 土手を 40 分くらい走ると、やがて治水橋にたどり着きます。この橋を渡ると間もなく健保グランドが見えて来るのです。 橋の上から見下ろすゴルフ場です。写真では分かりませんが、かなりの高さです。一瞬その高さに目のピントが合わせづらくなりますが、慣れるととても気持いいですね。橋は中心部までゆるい上りです。 途中なぜか右側の歩道が無くなるので歩行者・自転車は危険です。が、歩道が無くなる直前にグランドへの入り口があるので、とりあえずは問題ありません。 ・・とまあ、こんな感じですね。