★「無観客試合の異様な雰囲気の中でつかんだ勝利!」と言うことで、サッカー日本代表がやってくれましたが、これを見ていたあるサッカー解説者が「僕らが現役のときは、毎日が無観客試合でしたけどね」なんて自虐的に言ってました。
そうなんです。プロ化して「Jリーグ」となるまでは、日本サッカー界は、じつは長い不遇の時代が続いていたんです。かつて「明石家さんまさん」が、自分の草サッカーチームの助っ人に、当時読売クラブの「ラモス選手」を「ブラジル料理屋のマスターや」とウソをついて連れて来ても、誰も気づかなかいくらいだったんです。
そんな日本サッカー界が、これほど盛り上がり、自力でワールドカップに出場できるまでになったのは、やはり「ナベツネさん」の影響を退けたことが大きかったのかなあ?という気がしています。
「Jリーグ」が企業名を付けることを廃止しても、しつこく日テレに「読売ベルディ」と言わせ、ホームを「川崎は田舎臭い」と言って「東京」に移し、やがてJリーグ全体に「読売巨人軍」と同様の影響を与えようとしたナベツネさんの計画を、川淵チェアマンは敢然として阻止しました。
けっきょく、激怒したナベツネさんはサッカー界から手を引いてしまうのですが、この瞬間が、日本サッカーの大きな分岐点になったのではないかと言う気がしています。その結果、サッカーはサポーターの手に戻り、各地域と密着したスポーツ文化を作ることになりました。
・・で、プロ野球界と言えば、先日「ナベツネさん」の巨人軍復帰・球団会長就任が発表されまして、またもや不穏な空気が流れております。
もういくら何でも、さすがの巨人ファンと言えども、ナベツネ復帰を歓迎する人はいないと思いますが(?)、せっかく交流戦などの成果で「メジャーリーグより日本プロ野球に興味がある」と言う人の数が上回ったと言うのに、何かやらかして台無しにするのではないかと、とにかく心配しています。
今度は何をやるんでしょうか? あちこちの球団の主力を集めてもダメなんだ、と言うことはいくら何でも学習したと思うんです。とすると・・、僕は今夜の「ロッテ◊巨人戦」の結果を見て漠然と思いました。
「次は監督を引き抜くかも知れない。たとえばバレンタイン監督」。千葉ロッテマリーンズにバレンタイン監督が就任してから急激に強くなったことは確かですよね? それに前回監督をやった時にも、突如としてリーグ2位に躍進させたと言う実績がありますし・・
とは言え、巨人の監督は巨人出身のスター選手でなければならない、と言う伝統があるので現実的ではないとは思ってますけどね。と言うより、まさかそんなバカなことまでしないよなあ? と言う願望を込めて、あり得ないはずだと信じたいのです。そう言う不安を感じてしまうほど千葉ロッテマリーンズは強かったので。
あの、広角に打ち分け途切れなくヒットが続く打線、ホント素晴らしいですよ。レベルが違い過ぎますが、ああ言うのをゴブリンズもやりたいのです。
まあ、とりあえずゴブリンズにナベツネの影響は来ませんから、その点は安心して、チーム作りに取り組みたいものですね。
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