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人類滅亡の夏・・

★今日も暑かった・・ どこぞで40℃を越えたそうな。

僕が初めて「地球温暖化」という言葉を発したのは、確か、今から19年ほど前のことでした(1980年代後半)「ゴブリンズ鴨川キャンプ(海水浴)」の、寝る前の雑談でメンバーに言ったのが最初です。

科学雑誌とか新聞とかを読んで気になっていたのです。でも、みんなからは笑われましたよ。「また高橋さんの妄想話しが始まったよ」ってな感じで。

でも、それからしばらくしてインライン・スケートによる「ブレード走行」をするようになって、その頃は真夏にやってたんです。「真夏の炎天下を滑る」と言うことが心地よかったし、カッコいいと思えたから。

ところが、ある年から急に「熱中症」と思われる症状に見舞われるようになるのです。気象庁の記録によれば、「35℃越え」が当たり前のように何日も続いていたことが分かりました。

それでもまだ、「世界的には温暖化ではない」と言い張っている気象予報士や科学者もいたようですが・・、たぶんあの頃から、事実上、温暖化の影響が現れるようになっていた気がします。

とにかく「35℃越え」は暑過ぎます。子供の頃の夏休みの絵日記で、毎日気温を書き込んでいましたが、真夏の晴れた日でも30℃を越えないことがけっこう有って、「32℃」を記録した日に「すごい温度だ!」と、興奮して記録した思い出が有ります。あれを思い出すたびに「やはり今は異常なんだ!」と思い直してしまうのです。

心配なのは、我々よりも、いま小学校に通っているような子供たちなんです。あの子らが50代60代になる頃には、どんな夏になっているんでしょう。40℃越え45℃越えが当たり前になっているんでしょうか?

これはヒドイですよ。さらにその先の子供たちはどうなってしまうのか、ホントに恐ろしいことです。人類はマジで急速に滅亡に向かっているのかも知れません。

しかし、温暖化を防ぐことと経済を発展させることは両立しないと言うのが、現在の世界の常識ですよね。日本だって、京都議定書の二酸化炭素排出量の目標値を達成出来そうにないらしいじゃないですか。そりゃあそうです。現在の日本経済のリーダーは、かの自動車メーカーなんですからね。

で、僕は思ったんです。「資本主義はもう限界なんだな」って・・・

共産主義がダメだってことは随分昔に分かったわけですが、資本主義もそろそろダメなのかも知れないです。「人類滅亡阻止」と「経済発展」のどっちを取るかで、資本主義社会ではけっきょく、どうしようもなく目先の「経済発展」を選んでしまうわけですから、どうなっても、人類は滅ぶしか無いのです。

と言うことは、共産主義はダメ、資本主義でももうムリ!。なら、それに代わる「滅亡阻止」と「経済発展」を両立出来るような新しい社会基盤の構築が不可欠!、と言うことになって来やしませんか?。・・てな感じで、暑さで朦朧としてこんな「妄想」にふけってましたよ。

でもね、これは案外当たっているかも知れませんよ。だって僕は、まだほとんど世間の人が知らない19年前から、「温暖化」について熱く考えてたくらいなんです

だから、直感的に何かを言い当てる感覚が、有るような無いような・・・



  

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