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アトリエ棟 |
会うのは卒業以来で、久々の20年ぶり、再会と小旅行とを楽しんで来ました。個展を開いた場所は普通のギャラリーではありません。以前倉庫だった建物を改造したものです。
40年前までカレー粉製造工場だったところをアトリエとして借り、その隣の材料倉庫をギャラリーとして自力で改造したそうです。どちらも木造合掌づくりで、行ってみると、もうそれだけで味わいのある建物でした。
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右アトリエ・左ギャラリー |
彼の作品も、一見クールで無機質に見えますが、その奥には叙情的と言ってもいいくらいの情感が隠されていました。それは、あえてのんびりとしたこの土地の環境の中で制作を続ける、と言う行為からも充分理解できるのです。
小川町は田舎への入り口と行った感じの町でした。あまり田舎独特の風の匂いがしなかったのが物足りなかったのですが、これは季節がらだったのかも知れません。
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ギャラリー内 |
TBSで日曜日の早朝5時15分からやっている「東京ウォーキングマップ(番組は終了しました)」と言う地味な番組があるのですが、こないだ偶然目が覚めて、偶然チャンネルを合わせたら「小川町」のことをやってまして(東京とは言っても東京近郊まで取材してます)それを見たところ、けっこう面白そうな田舎町なんですよ。せっかく1時間に1本しか無い八高線に乗ってわざわざ行ったのに、もったいないことしました。
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近所の図書館 |
50kmとは驚くかも知れませんが、本格的なサイクリストなら何でもない距離です。簡単に日帰りできます。が、こちらはいいかげんな自転車乗りなので、のんびり行こうと言うわけです。
それでもまあ、自転車で行ったことのある知り合いによれば「それほどの山道ではない」とのことだそうで、わりと本気で考えてますよ。一日に三組しか泊めない有名な旅館もあるそうだし、面白そうです。
◎ 和紙のふるさと小川町
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