
インターネットで調べてみたら、ざっと見積もっても10万円。細かいところまで直すとなると、20万円近くかかるような感じです。が、今すぐリペアに出す予算が無いので、その間の「つなぎギター」として、写真のようなパーラー・タイプのギターを買いました。
「パーラー」とは5~10人程度の人の集まりのことです。つまり、そう言う小さな場所で演奏するような、小ぶりで音量の小さいギターのことを言うわけです。
買ったのは「アリアADL-01」と言うモデルです。やや塗装に難があると言うことで、3万円のものを格安で手に入れました。しかし外観はまったく問題ありません。よ〜く見ると確かに塗装の乱れがありますが、ギターと言うのは1〜2年も使用すればあちこちキズだらけになるので、ほとんど問題無いのです。ただ商品としてはこの程度でもダメなんでしょうね。
音の方は、30万円のマーチン(1980年代当時)にはまったく及びませんが、高音がけっこうシャリシャリときれいな金属音を出してくれます。ボディが小さいので、やはり低音はあまり出ませんが、その分高音が強調されて聴こえるのかも知れません。

まだギターは何百万円と言う程度ですが、有名なバイオリンなんかだと何千万円と言う差となって表れるわけですから、奥は深いです。
これがいわゆる職人技の違いと言うものなんだと思いますが、リペアの様子をホームページの写真で見ていると、ついつい自分でもやってみたくなってしまいます。
◎ ギター工房オデッセイ
★ギターなのに写真だけでは味気ないと思い、試しに動画で音をとってみました。デジカメのムービーモードなので、あまりいい音ではありませんが、こんな感じです。軽くピッキングしてます。
PeeVee.TV「アリアADL-01・ギター動画」
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