
で、試しにホームセンターのメガネ売り場で老眼鏡を覗いてみたら、これが何と見やすいではないですか!。さっそく一個(+1.5・¥980)を買って、自宅用で重宝していたのですが、だんだん、電車などで文庫本などを読むために、携帯用が欲しくなりました。
持ち歩くものなので、出来れば面白い物をと探していたら、これが見つかりました。「白戸家お父さん老眼鏡」。正規品(¥2,680)はすでに完売していましたが、アウトレット品(¥1880)がいくつか残っていました。アウトレットのため希望の度数が無く、「+2.0」と、ちょっと高めの物を注文しました。(正規の値段はちと高いですな)
実際に使ってみたら、度数は+1.5の方がより見やすいですが、本を読むにはそれほど問題は無く、非情にコンパクトに折り畳める分、持ち運びに便利でいいかと想いました。携帯電話のストラップとしても取り付けが可能で、グッズとしても見た目がいいですね。
と言うことで、さっそく電車内での読書に使おうと想ってますが、ああ言うところでの時間つぶしには「宮部みゆき」の短編集なんかがいいですね。ミステリー作家として有名ですが、心霊現象にも共感できる部分が有って楽しいし、そうかと想えば、江戸時代物の人情ばなしにも卓越していて感動させられます。うっかり物語に没入していると、電車に乗っているのも忘れて涙があふれて来ることがあり、あわててしまいます。
そんなことを楽しむにも、「文庫本の活字がしっかり見える」と言うことは重要ですな。最近は「電子書籍」なんて方法も有りますが、まだそこまでは行ってません。今は、新しい老眼鏡で、たとえば昔読んだ小さな活字の文庫本を再び読めるようになったと言う、ささやかな喜びの方が大きいのです。
ただ、電子書籍が欲しいなと想うのは、数十年前の古い漫画を読みたくなった時でしょうか。僕がかつて夢中になった漫画家の作品はそのほとんどが絶版となり、しかも、所有していたあらゆる漫画本を手放してしまっているので、目にすることすら出来ません。かと言って、古本を買い直そうにも、かなり高価な値段で売られているので手が出ないのです。
ところが最近、電子書籍なら安く手に入れることが出来ることが判明して、心揺さぶられています。永島慎二、つげ義春、水木しげる、鈴木翁二、真崎守などなど・・
「当時の本で読まなきゃ意味が無い」と言う人もいるかも知れませんが、ほとんど骨董的趣味は無いので、新しい古いにこだわりは有りません。何しろ小学生の時に買った「少年ジャンプ」「少年チャンピオン」の創刊号だってどっかに紛失しちゃうくらいですから。
で、漫画を見るには「iPhone」では小さすぎるので、いよいよ「iPad」かなあ、なんて想っているこの頃なのです。
中身は本物の味の素で、実際に使えます。ですが、定食屋などでみそ汁なんかに振り掛けたら、ちょっとイヤな顔されますかね。
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