★買い物をして、財布から細かいお金を出そうとしたら、見慣れないコインが見つかりました。 「やられた!ニセコインか?!」と思ったのですが、店を出てから良くみてみたら、ゲームセンターのコインとか韓国コインでも有りません。 東京オリンピックの記念百円硬貨のようです。1964年、昭和39年の刻印も有ります。古い物ですが、意外と小さいし、けっこうピカピカしていて気がつきませんでした。 いつの間にかつり銭の中にでも混ざっていたのでしょう。誰か、コレクションに飽きて使ってしまったヤツが、巡り巡って私のところにたどり着いたようです。 まあ、ともかく、何やら懐かしい気分にさせられました。あの当時私の家族は、保谷市(現西東京市)のアパートに二階に住んでいたのですが、その二階の窓からは、肉眼で五輪の飛行機雲が見えたものです。 オリンピックの開会式に、自衛隊のジェット機が国立競技場の上空に描いたんですね。 母親が面白がって、洗濯物の間から、その五輪雲をカメラで撮ったのですが(まだ白黒)、現像してみたらほとんど見えなくてガッカリした記憶が有ります。 それでもアパートから競技場までは、直線でざっと15〜16km。当時は、肉眼で見えるほど空がきれいだったのです。覚えてはいないのですが、夜の星もたくさん見えていたのでしょう。