

★ネットでCDの検索をしていたら、「ザ・リリーズ」と言う双子のアイドルデュオに関する書き込みが有りました。
「好きよキャプテン」で有名なずいぶん昔のアイドルですが、彼女らの出した「恋に木枯らし」と言うアルバムの中の「オレンジマーマレード」は名曲である、と言うような内容の書き込みです。
で、興味がわいて、「そう言えばウチにも弟が買ったヤツがあったなあ」と思い出し、あちこちほっくり返していたら出て来ました。
さてこのLPレコードを聴くには、「レコード・プレーヤー」を動かさなければなりませんが、何しろ年代物で、30年くらい前の「Aurex(オーレックス:今は無き東芝のオーディオブランド)」なんです。
ここ1、2年動かした記憶が無いので「大丈夫かなあ」と思いつつスイッチを入れてみたら、何とか動きました。初めは回転数が不安定でしたが、次第にサーボ制御が効き始め、いい感じになって来ました。「よーし!」と言うことで、さっそくB面3曲目の「オレンジマーマレード(作詞:森雪之丞・作曲:萩田光雄)」を聴いてみましたよ。
そしたら・・、いいんですね、これが! メロディを言葉で説明するのは困難ですが、感傷的で幻想的な恋の歌って感じですか。まあ、あえて言えば初期のユーミン的なバラードですかね。
このアルバムはこれだけでなく、全体的に雰囲気がとてもいいです。クレジットを見てみたら、11曲中6曲を同じ「萩田光雄」と言う人が作っていて、この人のトーンに傾いてるのかなと言う感じがします。
そこでこの人物を調べてみたら、知らなかったんですが、けっこう大御所だったんですね。失礼しました。じつは現役十代の頃はアイドルの曲にまったく興味が無くて、作曲が誰かなんて考えもしませんでした。むしろ今になってあれこれ復刻版を集めたりしてるくらいなんですよね。
「これもLPじゃなくCDで欲しいな」と思って調べてみたんですが、ファンの間で評判になってる割には、ザ・リリーズのCD化されたベスト盤には「オレンジマーマレード」が入っていないんです。惜しいです。こう言うのって、素人のファンの方がセンス良かったりしますね。
◎ 萩田光雄氏

プレーヤーだけでなく、ウチのステレオコンポはほとんどが年代物になってしまいましたが、この時代の製品の特徴は「重くてデカい」と言うことでしょう。もちろん音の良さを求めるならばその方がいいのですが、一般家庭に設置するには、それなりの困難を伴います。
処分するにも面倒なんですよね。リサイクル法とかもややこしくなっているみたいだし。このスピーカーも1本30kgくらいあるのかな?(ヤマハNS1000X)正確には分かりませんが相当重いです。大木の根っこみたいなもんで、位置をずらすだけでも大変です。
まあでも、繊細さにはやや欠けるが、重低音の迫力と壮大な臨場感はまだ健在です。なので当分は頑張ってもらうことにします。平原綾香さんの曲なんか聴くと、ロシアの大地で聴いているような感覚に浸れます。
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