スキップしてメイン コンテンツに移動

クール ・ジャパンの功労者?

★今さら、と言われそうですが、このところの日本のマンガ・アニメの世界進出は凄まじいものがありますな。

「クール・ジャパン」の筆頭ってことらしいですが、かつて、日本初のテレビアニメ「鉄腕アトム」の本放送をリアルタイムで見、自身もマンガ家になりたくてなりたくて懸命に目指していた者としては、少し複雑な想いも無いわけでは有りません。と言うのも、いま隆盛をきわめている多くの作品には、なかなか溶け込めない自分がいるからなのであります。

その大きな理由は、今時のマンガの「絵」と言うか、「キャラクター画」に馴染めないせいなのです。僕自身が絵描きの端くれで、絵に対する好みが激しいことが原因かも知れませんが、どうも、今のマンガは、確かに洗練されていてキレイなんだけど、なんか気持ち悪い・・ いわゆる生理的に拒否反応を起こしてしまうところが有るんです。

と言うのも、今の漫画には、昔の少女漫画的作風が流入していると思うのです。差別?と言われたらそれまでなんですが、子供の頃から少女漫画が苦手で、今の作品の絵柄に「少女漫画風」を感じると、どうしても受け付けなくなってしまうんです・・(申し訳ないです)。なので、ストーリー的には面白そうだと想っても、ついついバリアを張って避けてしまうことが良くあります。

それでも、ギリギリの境界線を何とかクリアして、見て良かったなと想うものも幾つか有ります。「蟲師」や「夏目友人帳」とか「秒速5センチメートル」など、とても良かったですね。「蟲師」に関しては絵も好きでしたが、あの奇抜な発想や設定が素晴らしかったし、「夏目友人帳」はアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」が失ってしまった、妖怪に対する畏怖や不可思議が見事に描かれていました。

「秒速5センチメートル」については、キャラクターの絵は好みでは無かったのですが、まず背景画に引き込まれて、それにつられて物語にも引き込まれてしまいました。(自分がブレード隊で訪れた、幾つかの実在する駅が登場する、聖地巡礼的懐かしさも有りましたかね)

ただ、「ワンピース」なんかと比較して、もしかしたら、これらは一昔前の作風に近いから気に入ったのかな?と言う想いも無くはありません。

「ワンピース」は、ストーリーとは直接関係の無いエピソードを、延々と語り続ける場面が随所にあって、最近の作品にはそう言う傾向がとても多いのですが、僕なんかには、このわき道にそれる感じがたまらなく退屈だと感じられてしまうのです。

それに比べれば、「蟲師」や「夏目友人帳」「秒速5センチメートル」などは、正統派のプロット作りがなされていて、受け入れやすい構成になっている気がします。

特に、「秒速5センチメートル」はとても優れた出来映えのアニメでした。監督の「新海誠」・・この名前を覚えておいて次の作品を見逃さないようにしよう、そんな気持ちにさせました。が、僕のような時代遅れのオッサンが気に入ったくらいなので、果たして海外ではどうだろう?、クールジャパンとして受け入れられるのだろうか?と言う疑問は残りました。

そんなある時、アメリカのアニメ・オタク少女を取材したドキュメンタリーを見ていたら、ちょうどアニメ仲間を集めて「秒速5センチメートル」の映写会をやる、と言う場面を見ることが出来たのです。

「ヨーロッパならまだしも、アメリカ人に、あのスローテンポの悲しき叙情が通じるかな?」と想って見ていたら、予想に反し、集まった少女たちは、ホロホロと涙を流し始めたでありませんか。正直言って驚きました。たとえ国民性は違っても、思春期の少女には共感できるものが有ったのか、それとも彼女らがやはり特別なオタク仲間だったのか、それは今も謎ですが・・・

とは言え、あれもこれも、マンガやアニメの「マニア」が「オタク」と呼ばれ始めたころから、作家と読者が一丸となって、クール・ジャパンと言う名の世界征服?を成し遂げたこと、その成果であることには間違いありません。

そしてそれは、あの手塚治虫氏や石ノ森章太郎氏でさえまったく手の届かなかった、はるか高みで成しとげた素晴らしい出来事だったと想うのです。たとえば「宮崎駿」を知っている外国人でも、同じようなレベルで「手塚治虫」や「石ノ森章太郎」を知っているか?と尋ねたら、・・分からない気がします。

・・だから、今にしても想えば、僕たち手塚世代がそこまで行けなかった理由は、たぶん、マンガのグレードアップを目指すあまり、小説(文学)に近づけようと勘違いしてしまったことなのだと想います。

その結果、永島慎二作品やつげ義春作品など、現代小説に匹敵する優れた作品も生まれたのですが、しょせんマンガはマンガ、小説になることは出来ず、その大部分は、時代の移り変わりと共に何処かへ埋もれてしまう運命をたどったのだと思います。

とは言え、僕たちが成し遂げた大きな功績?も有ったと思います。それは「大人がマンガを読む」と言う、日本独特の文化を作り上げたことではないでしょうか。

当時「コミックは子供の見るもの」という強い観念を持つ海外の人々には、バカげた奇異な光景であると驚かれ、嘲笑的に扱われたそうです。で、その外人たちの反応を知った当時のマスコミや有識者たちは、いろんな形で「日本人の幼児化」として批判を繰り返したものでした。

しかしながら今となっては、その「大人が見るマンガやアニメ文化」が、「クール・ジャパン」を代表するものとして、世界中を席巻しているのは周知の事実です。あのころ批判を繰り返していた「頭の良い有識者」たちが、今ごろどれだけ苦々しい想いでこの状況を見ていることか、僕は時々痛快な気分で想い出したりすることがあります。

と言いながら、同時に、
「クール・ジャパンなんて威張ってんなよ!」
「それもこれも、大人になったオレたちが、どんなに世界中からバカにされても、マンガを読み続けたおかげなんだぞ!」
と、ついつい、当て付けがましく叫びたくなってしまうのも事実なのでありました。

◎「秒速5センチメートル」予告編






  

コメント

このブログの人気の投稿

SakuSaku(サクサク)

★「 SakuSaku 」とは、 TVK (テレビ神奈川)のローカル MTV 番組のことです。増田ジゴロウと名乗るぬいぐるみキャラクターと、シーズンごとに進行アシスタントの女の子を代えながら、もう 10 年以上続いているんじゃないですかね。 時間帯が早く、月〜金の朝 7:30 〜 8:00 くらいにやってます。なので、普通の学生や勤め人はあまり見れないのですが、再放送も随時やってるので、それで見る人も多いみたいです。 僕は、何故かこの、ちょっとバカバカしい感じが好きでよく見ています。司会の増田ジゴロウの声役の男が三鷹出身らしく、「田無タワー(ローカル FM などの電波塔で、僕のウチから数百メートルの場所にある)」の話しとか、そんなくだらない話題が出てくるところも面白いですね。 で、さらにこの番組の面白いところは、無名のゲストなどが呼ばれて出演すると、その後、どんどん売れて行ってしまうと言うところですね。最近売り出し中の木村カエラさんもその一人で、セブンティーンのモデルをやっていた関係で、番組のアシスタント役に抜擢され、その後あれよと言う間にメジャーになってしまいました。 あとは「一青窈さん」とか「クリスタルケイさん」とかもそんな感じで、この番組に出るようになったあとで有名になったってケースなんです。 何故なのか?。じつは時間帯が早いことから、徹夜明けの芸能人や CM ディレクター、テレビプロデューサーなどがけっこう見ているらしいのです。つまり芸能関係者の「アンテナ番組」になっているフシが有るのです。 だから、この番組を楽しみに見ている身としては、売れて行く過程を目の当たりにして、「へー・・」と感慨深く感じてしまうので、見てない人に対して、「彼ら(彼女ら)は、こういう所で頑張ってたんですよ、ここから有名になったんですよ」と、ついつい教えたくなってしまうのです。 そう言えば、テレビ埼玉か何かで、極楽とんぼがローカルのロケ番組に出てまして、「こんなに売れても、こう言うのに出るのか」と思って見ていたら、一緒に出ていたアイドル志望みたいな無名な女の子が、ロケに疲れたらしく、ふて腐れてリアクションしなくなっちゃたんです。 そうしたら、その子に極楽とんぼが「お前なあ、こう言う番組ちゃんとやらないとダメなんだぞ!」と、突っ込...

「岬」をネット検索してみる

★むかしむかし、ゴブリンズメンバーのN君などと、インライン スケートでのロングツーリングをやっていた時期がありました。真夏の炎天下をインラインスケートで数日間(100km以上)滑り続けて旅をすると言う無棒?な行為です。 あの頃は「インターネット」はまだ普及しておらず、ゴブリンズの試合結果やいろんなエピソードなどは、全部ワープロで打って、コピーして製本して郵送する、と言う大変なことをやっていました。「ブレード走行記」もその一つです。 そのころ書いたもので「南房総に夏の終わりの夢を見た」「幻のBOSO100マイル」と言う二つの読み物があるのですが、その旅の途上で偶然立ち寄った「岬」と言う喫茶店で、面白いエピソードがありました。そのことをふと思い出しまして、その「岬」をインターネットで何気なく検索してみたら、出て来ました。そこそこの観光ポイントになってるんでしょうか。 (その後、喫茶・岬を舞台にした映画が作られました) 店そのもののホームページではありませんが、まだまだ健在でやっているようです。写真もいくつかありましたが、「こう言う建物だったかなあ?」と思うくらい記憶があやふやになってましたね。ただ色に関しては、我々が訪れた時とは確かに違っていました。壁のペンキを塗り替えたんでしょう。 今だったらこんな風にして、あのころ訪れた場所や宿などを、ネットで検索できるんですね。可能な限りリンクさせたら、ちょっとした観光案内が作れるかも知れないです。・・それにしても、毎年夏になると思い出してしまいます。 古いメンバーがいたころの話しなので知らない人も多いでしょうが、もし興味があったら、走行記も含めて参照してみてください。 ◎「岬」ネット情報 ◎ブレード走行記「南房総に夏の終わりの夢を見た」 ◎ブレード走行記「幻のBOSO100マイル」   

バッティングセンターでロケ?

★午後、時間が空いたので、近くの「田無ファミリーランド」のバッティングセンターへ行って来ました。 そうしたら建物の周囲に、スーツを来た人やトランシーバーを持った人などがたくさんいて、いつもと違う雰囲気なので「なんだろ?」と思ったら、何かの撮影があるらしいです。入り口に「午後1時半からテレビ撮影のため入場出来なくなります」との注意書きが有りました。 まだギリギリ時間があったので、中に入ってみると、機材をたくさん積み上げて、盛んに音声テストをしているところでした。 周囲では、センターの従業員がうろうろしていて、何やら落ち着かない様子です。見ると、撮影スタッフが打球の飛ぶ場内まで入り込んで仕事をしているのです。 まともに打つと打球が当たりそうなので、従業員に「中に人がいるけど、打ってもいいんですか?」と尋ねると、「いいですよ。どうぞどうぞ!」と言うので、せっかくだから打って来ましたよ。 ただ、左打席で引っ張るとホントに当たりそうなので、全部反対方向へ流し打ちしました。お陰でショート、レフト方向にいい当たりが飛ぶようになりましたけど・・ 、次のゲームで役立ちますかね? ◎ 田無ファミリーランド     

自転車メンテナンス、延長戦

★とりあずタイヤの交換は終わったのですが、まだやることが残っていました。 じつはキャリアがボロボロになってまして、取り付けの足が両サイド共折れ、アルミ板でギブスをした状態だったのです。 なので、同じ物をしばらく探していたのですが、すでに製造終了、仕方なく新しいキャリアにすることにしました。 で、どうせ買うならちょっと変ったものを、と言うことで、天板が木材(合板)のものを選んでみました。 ◎ Aki World ウッドキャリア それから、お歳暮でいただいた商品券があったので、西武スポーツの自転車コーナーへ出かけ、何か良さそうな物は無いかと探しました。 そこで「 I live 防水サイドバッグ」と言うのを見つけました。聞いたことのないメーカーだったのですが、機能的でデザインが面白いので購入することにしました。 容量は20リットルで野球用具ならすっぽり入ります。ショイコが別売されており、それにセットするとリュックのように背負うことも出来るらしいです。 ◎ I live 防水サイドバッグ 持ち帰って試してみたら、このバッグがちょうどいい具合にキャリアにかけられることが分かり安心しました。キャリアは以前のものより骨太で、そこそこ丈夫だと想います。 と言うことで、これにて2013年のメンテナンスはホントに終了と言うことになりました。 あと余談ですが、いろいろ自転車用品を探している内に、Amazonで値段が「¥1・送料無料」と言う中国製のフロントバッグを見つけました。 最初は何かの間違いかと想ったのですが、ものは試しとカートに入れてみたら、「値段1円・送料無料」のままごくフツウに注文出来そうなのです。 そこでなかり迷いましたが、思い切って「注文完了」をポチッとしました。で、あとは配達を待つだけと言うことになったのです。 支払いはコンビニだったのですが、店員さんが「1円」の支払い用紙を見て、「んっ?!」と言うような顔をしてまして、またもや不安に襲われたのですが、「申し訳ない・・」?の気持ちを込めて「1円玉」を手渡しました。 後日法外な請求が来るのでは?と、なおも不安は残りましたが、翌日には無事配達され、その後は何の音沙汰もありませんでした。・・こんなこともあるんですな。品物は新...

第一回 WBC「メキシコ戦」

★それにしても・・・、 松坂大輔投手のストレートが凄かった!。試合前、メキシカンはストレートにめっぽう強いと言う解説があったので、危ないんじゃないの?って思いましたが、今日のストレートはそれ以上でした。 「勝つだけじゃなく、凄いと思わせるプレーを見せなきゃダメだ」とのイチロー選手の言葉を体現したピッチングでした。 アメリカは韓国に負けましたが、解説をしていた星野仙一氏の「ようするにメジャーは、日本や韓国やメキシコなどの、他国の選手でもっているのだ」との言葉に、「なるほど」と思いましたね。 当初アメリカは、世界一は当然自分たちで、ほぼ出来レースにするつもりでいたのかも知れませんが、純粋なアメリカ人選手だけだと戦力が薄まって苦戦してしまうと言うわけですね。アレックス・ロドリゲス選手がドミニカではなく、アメリカチームで出場したと言うのは不幸中の幸い?だったかも知れませんが・・・ それにしても、国際試合の緊迫感と言うのはホントにいいですね。それも日本がいい試合をしてくれてるお陰です。トリノ・オリンピックが不調に終わったので、その分の期待もあるのかも知れません。 日本が何処まで行くのかはゲーム次第ですが、これが終わった後の普通のペナントレースを見た時、ギャプをどう感じるのか、ちょっと気になることろです。 Commented by <# 6>  at 2006-03-15 いやーホットしましたね。僕は事務所でラジオとネットで観戦していました。里崎選手はほんと勝利の女神がついているような感じですね。USA戦も谷繁選手ではなく里崎選手を出していたら結果は変わっていたかもしれませんね。 松坂投手のスピード感はラジオからも感じられましたよ。3月1日に東京ドームで観戦したときはそんな迫力は感じなかったんですが追いつめられたときの強さが出たんでしょうね。最近TVでイチローの特番があったんですがそこで松坂投手に対して「おまえどっかで怠けているとこあるだろ。ふかーいところでそう思っていちゃ駄目だぞ」と戒めているシーンがありました。松坂投手はもの凄くドキッとしていたのが印象的でしたね。 今日勝っても明日の韓国戦で勝たないと意味がありませんので頑張って欲しい。日本と韓国で準決勝に進めば万々歳ですね。李承燁(イ・スンヨップ、巨人)が活躍しているの...

熱中症で倒れたことありますか?

★よく、台風が来た時に、その大波を狙って無謀なサーファーが海へくり出し、遭難して周囲に大迷惑をかけるなんて話しが有ります。で、そういう奴らを見て、我々は「この大バカ者が!」なんて激怒したりしますよね。 でも最近、救急医療の医者に言わせると、 「 35℃以上の猛暑日に屋外でスポーツをする者は、無謀サーファーと同じである 」 と言うことになるらしいです。 しかも熱中症は、無謀サーファーより事故率が高く、死亡率も高いので、奴ら以上に「大バカ者」?だと言うことになります。なので私は、草野球チームゴブリンズの代表者として「8月は夏休み」とし、特別なケース以外は試合を組まないようにして来ました。 かつては、夏の暑さに耐えながらスポーツをすると言うのが快感だったりカッコいいと思える時代も有りました。自分も同じそう言う思いで、8月の炎天下、ローラーブレードで数日間に渡って、百数十キロの公道を滑走すると言う、無謀な?行為をしたものでした。(持参した温度計では、路面上で40℃以上になることがしばしば有りました) で、じつは初めて「熱中症」になったのも、1994年に行ったそのブレード走行でのことでした。今にして思えば、ホントは病院にでも行って、しっかり治療しなければいけなかったのかも知れません。が、その時は、その症状が熱中症だとも知らず、道ばたで倒れて嘔吐しても、それでもまだ無謀に無謀を重ねて、路面温度40℃前後の道を一日6時間以上、丸三日間に渡って、フラフラになりながら滑り続けてしまったのです いま考えると、ちょっとゾッとしますね。無知と言うのは怖いもんです。何しろ熱中症になったのが初めてだったし 、それが「熱中症」だ言う自覚も無かったので、ひょっとしたら命を落としたかも知れない?なんて想像すら出来なかったんです。(携帯電話も無い時代でした ) 次に重い熱中症になったのは、2000年の9月2日でした。この年の東京は、9月のちょうどこの日に最高気温37.9℃を記録しました。我が草野球チーム・ゴブリンズは、二子玉川の河川敷でダブルヘッダーを組んでいました。 そのころから私は、球場まで自転車で行くのが習慣になっていました。その日も自宅から球場まで自転車で向かい、往復の約4時間(距離約36km)、それと試合の3時間(猛暑のため2...

じつはメジャー流だった?

★朝、テレビをつけてボーッとしていたら、スポーツニュースで、新外国人選手が日本選手にメジャー流の打撃練習法を伝授した、と言うのをやってました。ボーッとしていたので、「何処のチームの誰が」と言うことはすっかり忘れてしまったのですが、その「練習法」を聞いたとたんハッとして目が覚めたほど、キャプテン高橋にはインパクトがあったのです。 それは、いわゆるロングティーの状態で、「センターより右方向へ打つ練習」なんだそうです。このフレーズ、何処かで聞いたことないですか? そうなんです。僕がいつも提唱しているゴブリンズの打撃練習法そのものだったんですよ。とは言いながら、最近はあまり耳を貸す人はいなくて、まあ、好き勝手に打ってるって状況ですが・・ これがどんな風に役立つかと言えば、「何が何でも右へ打つ」と言うことではなくて、「ポイントを引きつけることが身に付く」と言うことなんだそうです。近年、遠くへ飛ばすには、ポイントを近くして振り遅れ気味に押し込む、と言うのが主流になっています。 日本流のこれまでの「前さばき」とはまた違った流れが来ているとも言えます。特に力のある選手ほど、芯でとらえた強烈な当たりがファールになることを防いで、打率を上げることに役立つそうです。 ゴブリンズではロングティーではなくて、ハーフと呼ばれる短い距離から投げるフリーバッティングですが、ほぼ同じ効果を狙って推奨している練習方法です。 特に草野球程度の球速では、「前さばき」で打つと「いい当たり」のほとんが引っ張りのファールになってしまいます。逆に速球投手が相手のときはボテボテのサードゴロを多発します。これが貧打チームの特徴なのであります。これを防ぐには「遅いボールでも右へ打てるタイミング」を身につけることが大切なんです。 ・・あのですね。キャプテン高橋はいつも言ってますが、ゴブリンズのやってる草野球は、他のチームよりも数年先を行ってますから。みなさん、余計なこと考えず、ちゃんと付いて来てくださいよ。 ( ただ勝星が付いてこないだけなんです・・?)   

蟲師、BS2でやります

★以前、フジテレビの深夜にやっていたアニメ「蟲師」が、 NHK 衛星放送の BS2 で再放送されるようです。今日 12/8 の深夜 0 時、つまり 12/9 からですね。フジテレビ版では全 20 話で、その後新たに BS フジ版の 6 話が作られたのですが、今回、全 26 話と言うことで、完全版の放送となりそうです。 最近は、普通の映画やドラマは、スジを追うのがメンド臭くて見なくなったキャプテン高橋ですが、これはとても面白く見させてもらいました。普通のモノは見ないと言うことは、やや風変わりなモノなら見ると言うことでありまして、もちろんこの「蟲師」も大変風変わりな作品でした。 まだ原作もアニメも見たことが無いと言う人には、ぜひお勧めしますよ。(実写映画版、オダギリジョーの蟲師はまだ見てないですね〜) ◎ 蟲師(むしし)  

AMラジオ、FMラジオ

★みんな、あんまり AM ラジオなんて聴かないと思いますが、このところ、ラジオ番組で一番面白いと思ってるのは、 TBS ラジオの「ストリーム」ですね。午後1時から3時半までやってます。小西克哉氏と松本ともこ氏がパーソナリティとしてやっているもので、政治・経済からスポーツ、音楽、映画、アングラ(死語?)ものまで話題が幅広くてとても面白いですよ。 二人のキャラクターがあか抜けていて、いわゆる AM にありがちな所帯臭さが少ないんですね。特に松本ともこ氏は、もともと FM 出身なので、少し前まで FM が持っていたセンスの良さ、雰囲気をうまく AM に持ち込んで来たって感じです。彼女のファンで、 FM から乗り換えて来たリスナーも多いみたいです。 一番の聞き所は、午後2時からの「コラムの花道」でしょう。これは、説明するのが難しいんですけど・・ マジメな話しもあるのですが、馬鹿げた話題をマジメっぽく取り上げているところが面白いです。ホームページから Windows Media Player で聴けるので試してみてください。一日ごとに変わります。 逆に、最近は FM の番組が子供っぽくって、あまり聴いてないですね。今の FM の雰囲気は、昔の AM のような感じです。流している音楽はいいのですが、対象としているリスナーが低年齢化しているからでしょう。雰囲気が幼いです。昔は FM と言うと高級オーディオのチューナーでしか聴けなかったですが、今は安く手に入りますからね。キャプテン高橋も、いま中・高生だったら聴くでしょうけど・・ ・・とは言っても毎日聴いている番組もあります。 NHK-FM の「ポップスライブラリー」と言うやつで、タイトルとは裏腹に朗読番組なんですよ。その合間に音楽を流すのです。むかしの「クロスオーバーイレブン」の小説版みたいな感じですかね。昨年の夏なんかホラー特集だったらしく、不可思議な小説ばかり朗読して、なかなか興味深かったです。本編は深夜0時20分くらいからですが、聴くのは朝9時20分からの再放送の方です。 そう言えば、むかーし FM 東京では、ゴールデンタイムに何と「通信高校教育講座」と言う受験番組をやってましたよ。いま書きながら思い出しました。ちょっとしたホラーですね、これは・・   

映画「あ・うん」について

★高倉健さんの主演映画「あなたへ」が、もうじき公開とのことで、それについては、いずれ何処かの誰かが書くでしょうから、ここでは「健さんつながり」で、私の大好きな「あ・うん」のことを少し書いておくことにします。 じつは、恥ずかしながら、健さんの映画を見たのは「あ・うん」が初めてだったのです。見るきっかけとなったのは、あの板東英二さんの言葉でした。 * かつて、映画「あ・うん」の中で、主演の高倉健さんと共演し、親友役を演じた板東英二さんが、第13回日本アカデミー賞発表の壇上に上がってこう語ったのです。 (第13回日本アカデミー賞:1990年) 「いま、この会場に、王と長島がいてくれたら、どんなに誇らしいことか。たとえ彼らでも、高倉健と共演したことは無いだろう。こんな賞は取ったことが無いだろう、と・・」 板東さんは、最優秀助演男優賞を受賞したのです。そしてそれは、若くて一番いい時代を、王と長島の引き立て役にされてしまった野球選手の、大逆転勝利の瞬間でもありました。 私はと言えば、最初に書いたように、それまで一度も「高倉健」の映画を見たことが有りませんでした。ですから「高倉健」と共演することがどんなに誇らしいことなのか。そして「健さん」がどれほど魅力に満ちた俳優なのかが分からなかったのです。 が、坂東さんの感激ようにすごく興味を持ち、試しに「あ・うん」を見てみたら、やっと分かったのです。私はいっぺんにファンになってしまい、しばらくは健さんの出演作品を探し歩いたほどでした。 「鉄道員(ぽっぽや)」なんて、本編より先に予告編の「健さんが、吹雪きの中にたたずんでいる」、その姿を観ただけで、もう、胸が熱くなったりしましたっけ・・ それとテレビドラマでは、NHKの「チロルの挽歌」が実に良かったです。山田太一脚本で、音楽が東京ラブストーリーなどでブレイクした「日向敏文」で・・(これについても書きたいんですが、今回はやめておきましょう) しかしながら、数多い作品の中でも、私には「あ・うん」が特別な感じがしたのです(DVDも手に入れてしまいました)。何故だろうかと考えていたら、この作品だけ、健さんのキャラクター設定がいつもと違う気がして来たのです。 通常「高倉健」と言えば、無口で、不器用で、痛いほど人の...