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写ってはいけないものが写った写真・・

*夏なので、やはり不思議な話しを書いておきましょう。今回は二枚の奇妙な写真のお話しです。(写真はサムネールをクリックすると拡大できます) これは筆者が所属している草野球チームの集合写真です。2007年の夏にユニフォームをモデルチェンジしたのですが、記念写真を撮らないままでした。で、翌2008年に、たまたま「大田スタジアム」と言う立派な球場での試合に誘ってもらったおり、ここなら申し分無いということで、ようやく記念写真を撮ることになったのです。 ところが、家に帰ってパソコンで写真を見てみると、なんか奇妙なモノが写っていたのです。 使用カメラはニコンのデジカメ「COOLPIX-P310」です。写真は並べたままの順序で撮影しました。カメラを三脚に設えて数枚を撮りました。一枚ごとの撮影間隔は約5〜10秒くらいです。その中から比較しやすいように、二枚ずつ並べてみました。 試合はナイトゲームだったので、これは試合前の夕暮れどきに撮ったものです。スコアボードの時計を見ると時刻は「16:43」になってます。 正面からの集合写真ですが、一枚目はごく普通の写真です。が、二枚目では、前列の左から二番目の頭の上付近に「光る玉」が写っているのです。 他にも数枚撮影しましたが「光る玉」が写っていたのはこれだけでした。これもいわゆる「オーブ」と言うヤツなんでしょうか。 たった一つだけ、それもクッキリと光っているのが、不思議といえば不思議です。(夕暮れの自然光、及び点灯直後の球場照明で撮影。ストロボは不使用です) 次です。時刻は「18:45」。試合は幸いにも「9対1」で勝利しました。それに気分を良くして、スコアボードをバックに再度記念撮影ということになりました。 最初は正面を向いてという話しだったのですが、それじゃ芸が無いということで、背を向けてボードの点数を見つめる、と言うことにしたのです。 すると前の写真ではほとんど何も無かったはずの夜空に、無数のオーブが現れていたのです。前写真からほんの十数秒?の間の変化です。 「オーブとは空気中のホコリや霧雨のような水滴にストロボの光が反射したものに過ぎない」と言われるのですが、この時は、現場の雰囲気重視で、ストロボは焚いておりません。球場の照明だけで撮りました。また、三脚固定なので、画角が変わって光の当たり具合が変化することもありません。 これを撮った直後

巨人ファンと自民党

*ついこないだ、2016参議院選挙が終わったかと思ったら、今度は東京都知事選挙・・、目まぐるしい数週間でしたね。 ところで、今からもう20年くらいも前になるんでしょうか?。これは久米宏さんが「ニュースステーション」をやっていたころの話しです。 確かあれも選挙前だったと思います。ニュースステーションで、各政党の政策・公約などをアンケートで聞くと言うのが有りました。で、その最後の質問が、久米さんの遊び心からなのか、「好きなプロ野球のチームは?」だったのです。 もう知らない人もいると思いますが、ニュースステーションは、始まった当初、金曜日だけ「金曜ステーション」と言って、ニュースネタをベースにした、クイズ有りランキング有りの、久米さん得意のバラエティ番組だったんです。・・記憶がおぼろげなんですが、その中のアンケートだったでしょうか? 当時は、自民党と社会党が二大政党と呼ばれていた時代で(もちろん自民が圧倒的勢力)アンケートは主にこの二大政党の、代表的な国会議員十数名?への質問でした。 で、その結果なんですが、 *自民党議員は、なんと全員が例外なく「巨人ファン」 *社会党議員は、一名除く全員が「阪神ファン」 (ちなみに、その一名はヤクルトファンでした) 面白いと思いましたね。やはり気質を表すんでしょうか。常勝球団と言われ、常に最強を求める「巨人」と、その最強を倒すことに生きがいを感じる「阪神」と言う図式は、当時の政治家たちの中にも生きていたと言うわけです。 では、一般の自民党支持者にも巨人ファンが多いのでしょうか?。・・じつは、僕の友人で巨人ファンの男が、一緒に酒を飲んだときに、「野球は巨人!、政治は自民党!」と叫びながら酔いつぶれたことが有りまして、「面白い酔い方だなあ」と思いつつ、やっぱりそうなのか?とも思ったものです。 統計で調べたことでは無いので断言は出来ませんが、これらの経験から思うに、どうやら「巨人ファン」と「自民党支持者」とは、多くの部分で重なりあい、リンクしているように思われるのです。 ちなみに僕は広島カープのファンです。・・いえ、もともと子供のころは、熱烈な巨人ファンだったのですが、中学1年の途中から、何故か急に広島カープのファンになり、今日に至っておるのです。 カープファンになった一番の理由は、まあ「へそ曲がりな気質」からとしか言いようが有りません。人と

カレー専門店「ボルツ」との出会いと別れ

★このごろ、草野球仲間とゲーム後にカレーを食べる機会が増えたのですが、色んな店に入るたび、ずいぶん美味しいカレー屋さんが増えたなあ、と思ってしまいます。 特にインド人やネパール人が調理する、「ナン」を浸して食べる本場のカレーは、かつては、都心まで出なければ有りつけませんでしたが、今では、郊外の商店街でも見かけるようになり、「こんなところでも食べられるようになったのかあ」と、感慨ひとしおです。 思い返してみれば、その昔、もう30年以上前になりますか?、当時、カレー好きなら誰もが知っていた、「ボルツ」と言う、東京で一世を風靡したカレー専門のチェーン店が有りました。ある時期、親会社が撤退したことから店舗数が激減、現在では、味を継承した店がわずかに残っているだけのようですが・・ ネット調べでは、どうやら発祥の地は渋谷だったそうで、1970年代に設立され、1980〜90年には全盛期を迎え、都心の色んな街にチェーン店が出店されたそうです。かつて流行した「辛さ◯倍カレー」の元祖のお店でもあります。 それまで有名カレーと言えば「新宿中村屋」のカレーだったでしょうか。今ではすっかりご無沙汰ですが、印象としては「すごく美味しい西欧風カレー」だった気がします。ホームページには「純インド風カレー」と記されてますが、あの時の味のままならば、スパイシーではあるが、やはり本場インド風とは違うと思います。 今や国民食とも言える「カレーライス」ですが、元々は英国から伝わったものだそうです。インドが英国の植民地だったころ、インド料理に魅了されたイギリス人が、母国でも簡単に作れるようにと、インド産の香辛料をブレンドして粉状にし、缶詰にしたのが始まりだそうです。 それが「カレー粉」として日本に伝わり、さらに小麦粉と油を混ぜて固め、「カレー・ルー」として売り出したことで爆発的に広まったらしいのです。つまり、日本人が大好きな「カレーライス」とは、イギリスを経由してきた「西欧風」であって、「インド風」では無いと言うことになります。 と言うことで、「新宿中村屋のカレー」はとても美味しいけれど、やはり西欧風の極上美味しいヤツって感じで、「インド風」とはどこか違う。「いつか本物のインドカレーを食べてみたい」と願っていた僕には、だんだんと飽き足らない味になって行ったのです。そうして、色んなカレー屋さんを食べ歩くようにな

ウルトラマン・科学特捜隊の「流星ピンバッジ」

★楽天で、期間限定の500ポイントをもらいまして、そのまま期限切れで消えてしまうのも惜しいし、かと言って、ちょっと中途半端な数だし・・と考えて、これが有ったのを思い出しました。 「科学特捜隊・流星ピンバッジ」。900円なので、ポイントにちょっと足せば、ちょうどいい値段で買えます。 「初代ウルトラマン」に登場する科学特捜隊が胸に付けていて、ドラマの設定では、アンテナを伸ばせば、メンバーどうし無線通信が可能なのです。 小学生の目にはとにかくカッコ良く見えて憧れました。厚紙に絵を描いて切り抜き、胸に付けて遊んだりしたのですが、アンテナの伸び縮みだけは再現できず、余計に思いはつのりました。 ウルトラマン・科学特捜隊の「流星ピンバッジ」いま手にしても楽しいですが、あの頃にこれが有ったなら、どんなに嬉しかっただろうかと思います。 ・・そう言えば、ウルトラマンの最終回は衝撃的でした。中学1年になって、夕方の時間帯に再放送が行われると、ビデオの無いあの時代、どうしても最終回が見たくて、野球部の友人二人と練習をサボって大急ぎで帰宅したものです。そんなことも思い出しました。 バッジの裏はこんな感じになっています。洋服に刺して、生地の裏から止めるようになっています。 使い道としては、ネクタイピンにしようかなんて考えています。これまではだいたい、クーパースタウンで購入した「ベースボールバッジ」を刺してましたが、これも中々面白いと思います。(でもやはり左胸に刺さないとダメだろうか?) ふと思いついて、「ユザワヤ」で買っておいた100円のケースに入れてみました。小さなアート作品を入れるつもりの箱でしたが、こんな感じで保存するのも中々イケる気がしました。 ◎【楽天市場】ウルトラマンショップ SHOT M78  

「一本の音楽」残し、村田和人さん逝く

 ★訃報です。先日、ミュージシャンの村田和人さんが亡くなったそうです。 ◎村田和人オフィシャルブログ 代表曲、マクセルのCMソング「一本の音楽」がヒットしたのは1983年だったようです。もちろん僕もアルバムを買いました。当時所有していた「セリカXX」を海辺で走らせ、この曲をかけると、何とも言えぬ心地よい疾走感を味わえたもんです。とは言え、湘南方面は渋滞するので、主に房総半島でしたが・・ 当初、曲のタイトルには少し違和感がありました。「一曲の音楽」でもなく「一本の道」でもなく、なぜ「一本の音楽」なんだろう?と言う、あのタイトルの謎です。それが、その後、数年が過ぎてからが少し分かって来たんです。 それは8月の炎天下、インラインスケートで、100km越えの長距離滑走の旅をはじめた時のことでした。真っ直ぐな道が風景の中に消えて行くその消失点を見たときに、「なるほど!」と思ったんです。「確かにこれは ”一本の音楽” だ!」と・・ まるでロードムービーのBGMのように、地平線に消えていく道の果てから、音楽が聞こえて来るような気がしたのです。(分かりますかね、この感じ・・) ただし、単純に ”一本のカセットテープ” を ”音楽” と言いかえた、との説もありますが?。それと「一本の道」と思ったのは、荒野の果てしない道を映し出すCM映像のせいだったのかも知れません。 ◎「マクセルCM 一本の音楽」YouTubeより 「夏に似合う曲」を好んで歌った、村田さんをはじめとする彼ら「夏男ミュージシャンたち」は、80年代の「リゾート・ブーム」に乗って、ずっとヒットを飛ばし続けるものと思っていました。しかし、やがてバブル崩壊・・ 夏は一瞬のうちに終わりを告げるのです。そして次第に、村田さんはメイン・ステージから遠ざかって行きました。 そうして先日、思いがけない村田和人氏の訃報を聞いたのです。そのニュース記事に書かれた経歴や、発表したアルバム歴などを読んでみると、あれからずっと、彼は終わらない夏の中で歌い続けていたのだと分かりました。それは信念だったのか、それとも見果てぬ夢だったのか、もはや分かりませんが・・ 「一本の音楽」の次に好きな曲があります。「Summer Dream」と言います。車を止め、打ち寄せる波を見ながら、砂浜にたたずんで聴くには最高のバラードでした。「一本の音楽」が夏の始まりだと

安倍政権のニッポン中国化計画!?

*「高市総務大臣が政治的公平性を欠く放送を繰り返した局へ電波の停止を命じる」 数日前、この国会発言で波紋を呼びました。その後、イクメン議員の不倫発覚とか、丸川環境相の被ばく線量根拠無し発言などで、影が薄くなってしまいましたが、これ、僕なんかにしてみれば、まったくもってビックリ仰天発言で、空いた口が塞がらなかったんですぜ。 中国では、政府に不利な放送があると、強制放送停止、いわゆる「ブラックアウト」を行いますが、まあ、これと大差無い発想ですよね。なので、個人的にはこれを「ニッポン中国化計画?」と呼ぶことにしました。 高市さんはかつて、田原総一朗の「朝まで生テレビ」の常連の論客で、キレの有る発言には一目をおいていたのですが、このところの高市さんは何がどうなっちゃたのか、どうにも、何かに取り憑かれたかのような発言・行動が続きます。 まあ、総務大臣なので「総務省の方針」と言うことなのかも知れませんが、それもちょっと信じがたい気がしました。 僕は以前、イラストの仕事で総務省に出入りしたことが有りまして、公報用などのカットの依頼で、デザイン事務所の方と何度か打ち合わせに訪れたのです。その時の総務省で会った人たちは、みんな腰の低いとても感じのいい方ばかりで、過激な発想とは無縁と思えましたが、まあ、どんどんエラくなって、身分が高くなると違っちゃうのかなあ?なんて思った次第です。 総務省でもなければ、アベ総理の発想と言うことになりますが、国会中継を見ていたら、見解を求められたアベ総理は「これはあくまで総務大臣の発言であり、私が答えるべき問題ではない」と、「自分とは無関係」を押し通していましたけどね。 そもそもこれは、ニュース23で「膳場キャスター&岸井アンカー」による、安保法案に対しての偏向報道があった、と言うことが主たる原因の、報復措置と見られています。(この二人は、とうとう降板のようですな) が、もし「報道の公平性」を主張するなら、まず最初にフジサンケイ・グループの「政権寄り報道」を規制しなければウソだと思うんですよね。それからアベ総理のヨイショ番組を放送した日テレの「ミヤネ屋」とかも。僕らはニガニガしく思いながらも、「これはこれで有っていいだろう」と、広〜い心で容認して来たんです。 むしろ、そういう政権に偏った放送局があるから、バランスを取るために批判的な局も必要になる、それが

雪の降る日に、東京で・・

★先日は東京でも雪が降りまして、交通の大混乱が起きました。この様子について「雪が降っただけで大騒ぎする東京都民は学習しろ!青森県民がマジギレ」という記事がありました。 「あのねぇ・・、東京の人は雪が降っただけで大騒ぎするけど、青森とか東北の人からしたらね、雪は“降る”もんじゃなくて“降り続ける”もんなの!。1日降ったぐらいでギャーギャー騒ぐな!」 「今日ぐらいの雪なんて青森じゃ11月にはフツーに降ってることが多いから、コケたりする人が多くて逆に笑っちゃうわ(笑)。ちゃんと滑り止めのブーツはけよってね」 「もし青森に東京都民が一斉に移住したら冬で絶滅しちゃうでしょ!。熱帯魚じゃないんだからもう少し勉強した方がいいよ。量は変わるけど毎年降ってるんでしょ?。学習したら?」 どうもツイートのコメントのようですが、こんな感じだそうです。気持ちは分かりますが、けっこうなカン違いがあるんですよね。 じつは、東京都民の70%は東京の人間じゃないんです。 ほとんど他府県からやって来た人々なんですよ。で、さらにその内の半分以上は東北、雪国出身の人なわけです。なので青森県民が「マジギレ」した相手は、確率的には東京の人間じゃない可能性が高い、それどころか同じ雪国出身の可能性だってある?ってことなんです。(もう少し勉強した方がいいよ?) たとえば、東京の職場や草野球チーム?など何でもいいんですが、10人くらい集まったグループで、試しに一人一人出身地を尋ねてみてください。その割合は、だいたい「東京3・地方7」くらいになるはずです。 ちなみに僕の両親も秋田県の豪雪地帯の出身で、親戚もほとんどが秋田出身者です。でも東京に住み着いて数十年が過ぎますとね、いつの間にか東京の季節感を学習し、それが普通になってしまうものなんですよ。 で、なまじ「雪国出身」という自負があるので、「このくらいの雪、何でもない」と出かけ、途中で立ち往生してしてしまうなんて事がよく有るんです。(両親は「雪質が全然違うから」と言いわけしてますが・・) それから、雪以外でも、別の件でも似たようなカン違いの話しがあります。 大阪人は東京に対してものすごくライバル意識があって、事あるごとに 「東京の人間は冷たい。ツンとして愛想が無くてキザな感じ」なんて批判するのをよく見かけます。ですが、あれも、彼らが言う「冷たい人たち」って、たいていは

ドーハならぬ「ドームの悲劇?!」プレミア12・侍ジャパン敗退!

★プレミア12が終わりました。今回のシリーズのハイライトは何と言っても、決勝トーナメントの韓国戦だったでしょう。かつてサッカーW杯の予選では「ドーハの悲劇」なんてのがありましたが、今度のは「ドームの悲劇」とでも言うんでしょうか。 とにかくもう大騒ぎで、「抗議殺到、急浮上する侍J小久保監督の去就問題」なんだそうですよ。「継投策の大失敗」だの「ヘボ監督」だの大変なことになってます。(負けるといつもこうですな) 僕はとにかく、以前のブログ記事でも書いてますが、終わってからあれこれと批判を言わない主義なので、今回の小久保監督の采配に関して何も言うことは有りません。「勝負」とはこう言うものだからです。絶対なんてことは有りません。何が起こるかわからない、だからスポーツは面白いんです。 とは言え、もともとこのブログは、草野球チームのキャプテンのエッセイとして書き始めたものだったので、いちおう?野球ネタとして、せん越ながら書き残しておこうかと思いました。 僕が思うに「小久保監督」とは、多くの人々が大会の主旨もわからず、イマイチ盛り上がりに欠けていた「プレミア12」を、奇跡的な逆転劇などで勝ち進み、テレビの視聴率をウナギ昇りにさせ、売り上げイマイチだった決勝トーナメントの入場券を完売させた、最大の功労者と見るべきだと思っているのです。 でも「85球しか投げてない大谷投手を交代させる致命的なミスを犯してるんだぜ!」と、怒り心頭の人たちも多いようですが、じつは、小久保監督は「球数制限のある試合」を意識した采配、つまりWBCのシミュレーションと言う命題も担っていたわけなのです。当初こそ本人も「プレミア21は球数制限の無いガチ勝負」と言ってましたが、現実には、全ての試合で先発投手が7イニング以上投げることは有りませんでした。 本来、彼に託されたモノとは「WBCの王座奪還」だからなんです。こう言っちゃなんですが、「プレミア12」とは、大義はいろいろと言われてますが、所詮はWBCの裏大会なんです。だからアメリカ代表はマイナーの選手しか集めなかったし、本気だったのは日本と韓国くらいで、そう言う大会での優勝は、残念ながらホントの意味の王座奪還とは言えないわけなのです。 大谷投手は、次回WBCでも中心選手となる公算は高いです。しかしながらその時には、否応なしに球数制限で交代しなければなりません。今回は