★今日、近くのイトーヨーカドーへ行ったら、新星堂売り場で「フィールド・オブ・ドリームス」のDVDが「¥980」で売り出されていました。安いですね。期間限定だそうですが、10年くらい前、同じ映画のビデオを¥13000くらいで買ったのを思い出しまして(もちろん今でも持ってます)「なんてこった!」って思いながらも、買って帰りましたよ。
やっぱり面白かったのはメジャーで1イニングだけプレーした「ムーンライト・グラハム」の話しでしょうか。グラハム氏が実在の人物(医者)だとは知っていたのですが、映画の中のエピソードまで丸ごと本当の話しだったそうですね。
貧しい人からはお金を受け取らなかったとか、暖房が無くてカゼをひいた人には、これも治療の一環だと言ってストーブをプレゼントしたりと、脚本のための取材をした時も、チゾムの町中の人が集まって思い出話しを語ったそうです。
僕が「シューレス・ジョーと言う不思議な野球小説があるらしい」と言うウワサを聞き、単行本を手に入れたのは、ちょうど「ショービズ」と言う番組で、「フィールド・オブ・ドリームス」が製作され始めたと言うことを紹介していた時期でした。
ほどなく、小説「シューレス・ジョー」が、その映画「フィールド・オブ・ドリームス」の原作であると知った時には、まるで何かに引き寄せられているような不思議な感じがしたのです。
そして翌年、「フィールド・オブ・ドリームス」試写会の抽選に当たり劇場で鑑賞、その内容に震えるほどの感動を覚えました。その素晴らしさを感じたのは僕だけではなかったんです。映画評論家の「おすぎさん」が、ラジオ番組で「生涯最高の一本!」と泣きながら紹介していたほどでした。
それと時を同じくして、「ゴブリンズ誕生」の話しが持ち上がるのです。
あれからもう、20年近くが経とうとしてるんですね。今では若い草野球チームには、すでに「フィールド・オブ・ドリームス」を知らない世代が集まり始めてます。試合をしながらも、だんだんと各対戦チームの雰囲気が、時代と共に変わりつつあるように感じるのです。今は映画よりも、メジャーリーグで活躍する選手たちがイメージの中心になっているんでしょうか。
まあ、今回「フィールド・オブ・ドリームス」のDVDが¥980で手に入ったのはすごくラッキーでした。あと欲しいと思っているのは「ナチュラル」と「プリティーリーグ」なんですが、この三つが「野球映画の三大傑作」だと個人的には思ってます。
「プリティーリーグ」は、昔「クーパーズタウン」の野球博物館を訪れたとき、プリティーリーグのコーナーが有ったはずなんですが、見逃してしまったらしく、何故か記憶にありません。同行した者が「見たよ」と言っていたので、非常に残念に思ってます。
むかし買ったビデオを持っていると、ついつい同じタイトルのDVDは買い控えてしまうのですが、これからはDVDが主流になって行くだろうし、激安になるのを気長に待つことにしますかね。
◆DVD「フィールドオブドリームス」
◆DVD「ナチュラル」
◆DVD「プリティーリーグ」
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