★先日、気温が上がって湿度が高めの日の夜、玄関先に「ヤモリ」が二匹出ました。これは毎年のことなので珍しくは無いのですが、毎年夏頃になると、夜決まって二匹出るのです。
最初発見した時は少し気持悪いなと思ったのですが、見ていると、それらは玄関の壁にピッタリへばり付いて、明かりに寄ってくる虫を狙っているだけのようです。ほとんど動くことも無いので、追っ払うでもなくそのままにしてあります。
それから、近所で飼われているらしい数匹のネコは、どう言うわけかウチの敷地内に入り込んで居座ってしまうのです。たまに風の気持のいい日に玄関を開けっ放しにしておくと、知らない間に家の中に入り込んで、二階の部屋まで上がっているので驚きます。むこうも急に人間が現れてビックリするのか、エライけんまくで階段をかけ降り、外へ飛び出して行ったりするのです。
また数年前には、雨戸を半分仕舞い忘れたほんの二、三日の内に、その雨戸と窓との隙間に鳥が巣を作って卵を産んでいたことが有りました。ニュースなどではそう言う時、「家の主は、ヒナが巣立つまでそっとしておいた」なんてハートウォームなエピソードとして報じられるので、「やっぱ、そうしなきゃイカンのかな」なんて思い、その通りにしたのですが、鳥が去った後の掃除は途方もなく大変でした。
その後も、いろんな鳥たちが巣を作ろうとして、家のあちこちの隙間を物色し、ワラを詰めたりするので、そのつど巣作りが完成しないウチに排除するようにしてます。
動物愛護的配慮よりも、掃除の大変さの方が重要なんです(ホント、大変なんですよ!)。その他にも、何処からともなくハトが飛んで来て、二階のベランダに居座ろうとするので、網を巡らせて入れないようにしたりと、いろいろ苦労が絶えません。
ウチはかつて、犬を歴代で四頭ほど、小鳥も文鳥やセキセイインコは十数羽、やたら言葉を話す大きなインコ(種類は不明)なども飼っていたことが有り、けっして嫌いではないのですが、しかしあきれるほどの動物好きと言うわけでも無く、動物が迷い込んで来たからと言って、かわいがったりエサをやったりはしないのです。なのに、どうも動物が集まって来るような気がして仕方ないのです。
で、とにかく面倒なので、動物が寄り付かないようにと色んな仕掛けで追っ払って来たのですが、ある時ふと、こんなことを思ったのです。
「船が港に着いた時ネズミがたくさん陸に出て行ったら、それは次の航海で沈没する予兆」
と言う言い伝えです。
つまりネズミが災害を予知して逃げ出した、と言うことですね。それを考えたら、もしかして「動物の集まる家」は縁起がいいのではないか?。むしろ「災害被害を受けない」と言う安心の証しなんじゃないかと思えて来たわけです。
最近は、火災だけでなく、異常気象による台風や土砂崩れや地震など、思わぬ天災に見舞われることが多い気がします。そんな時、集中豪雨による水没や、家の倒壊だとか。そう言う災害被害を受ける直前に、動物が異常な行動を示すなんてことも良く聞きますよね。
だとすると、ある日突然、僕の家からヤモリが姿を見せなくなったり、ネコが来なくなったり、鳥がウチを避けるようになったら、それは「災いの知らせ」ってことなんでしょうか?
追記:2015年現在。ウチの庭に「ヒキガエル」が住み着いていることが判明しました。ある雨の夜、庭をノソノソを歩いている姿を目撃したのです。が、じつは、身内の話しによれば、同じカエルかどうかは不明だが、数年前から姿は見ている、とのことだったのです。近所には川は無いしウチには池も何も無いのですが、木々を植えるための庭土スペースはけっこう有り、その地中で生息しているらしいです。
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