スキップしてメイン コンテンツに移動

森山直太朗はいい!

★最初「さくら」が大ヒットした時は、ファルセットボイスが少し気持悪くてあまり興味が無かったんですが、ある時、FMで「生きとし生ける物へ」と言う曲を聴いたら、ちょっとショックを受けました。

静かなギターの弾き語りで始まるこの曲は、古いスコットランド民謡のような旋律の繰り返しで、やがてバグパイプや分厚いコーラスも加わり、壮大に盛り上げて行くのです。(そのFM番組のDJ、小林克也氏も絶賛してました)

歌詞の内容は簡単に言えば、挫折して一歩も動けなくなった人間の復活の歌、とでも言えばいいのでしょうか。聴いていると、戦いに敗れて道ばたに倒れていた男が、ゆっくりと立ち上がり、夜明けの方角に向かって、足を引きずりながら少しずつ歩き始める、そんな、映画のラストシーンが目に浮かんで来ます。(ドラマに使われたそうですね)



・・と「この曲は面白い!」と思ってから、しかしそのままになってしまい、何年くらい経ったんでしょうか。「iTunes」でダウンロード販売されていることを知り、200円で購入したのです。それからと言うもの、メロディーが頭の中に残ってしまい、一日に何度も聴き直さないと気が済まない中毒症状のようになってしまいました。

それで「これはいいかも?」と言うことになり、アルバムで聴いてみたいと思うようになりました。でもまだ、定価で買う気にまではなれず、ブックオフで中古CDを買ってみました。

「新たなる香辛料を求めて」と言うアルバムです。で、結果は、これが「非常にいい!」のです。まったく音楽の質は違うのですが、70年代のフォークソングを思い出しました。

フォークソングの代表作と言えば「神田川」だとか「精霊流し」なんかが有名ですが、残念ながらあの辺は、ブーム末期に生まれた、ほとんど歌謡曲と区別のつかない曲ばかりなのです。これらの曲には当時もまったく興味ありませんでした。

そうではなく、元々のフォークソングとは、強いメッセージ性のある歌のことなんです。我々はその歌詞の力にショックを受け、「いつか歌の力で世界を変えることができるかも知れない」と言う夢を見たのです。それがホント?のフォークソングだったんです。

で、そのメッセージが、森山直太郎のアルバムから久々に聴こえたような気がしたのです。特に言葉の選び方がいいですね。言葉と言葉のぶつかり合いが心地よいのです。これは「御徒町凧(おかちまちかいと)」と言う詩人の友人が作詞のアドバイスをしているからだ、と言う話しを聴きました。

確かに、9曲目に御徒町凧が書いた詩を朗読するだけの曲「革命前夜、ブラックジャックに興じる勇者たち」があるのですが、これが面白いのです。ただ普通に文章を読む・・、これにはラップだヒップホップだとか、流行りモノを追いかけていない強さが感じられます。

・・と言うわけで、また1人、興味の湧くミュージシャンが見つかったことは嬉しいことです。世の中はこんなにも音楽で溢れているのに「懐メロだけが楽しみに」と言うのでは、あまりにも寂しいことですからね。

ところで、森山直太郎クンは、漫才のおぎやはぎの小木クンと、学生時代からの大親友だそうです。小木クンが以前テレビで、学生のころ、直太郎クンちに遊びに行ったら、「ただいまあ!」とお母さんが帰って来たので、「あっ、どうも、おじゃましてます」と顔を出したら、なんとあの森山良子が立っていた、と言う話しをしてました。

それから間もなく森山良子の娘さんと結婚して、しかも同居していると言う話しが流れたのですが、僕はTBSラジオ「森山良子のハートオブポップス」を長年聴いていて、森山良子さんがお笑い芸人の大ファンだと知っていたので、これはもう、願ってもない縁談なんだろうなと思いましたね。(でもその割には「おぎやはぎ」と正しく言えず、「おぎや、はぎや」と言ってましたが・・)

それから、小木クンは直太郎クンから、大ヒット曲「さくら」のプロモーションビデオに主演するよう頼まれたそうですが、それは断ったのだそうです。

まだ「おぎやはぎ」がぜんぜん無名だった頃の話しだそうですが、もし出ていたらどうなってたのか。もちろん真面目なプロモだったわけなので、あまりのギャップに、見るたびに笑ってしまう「失敗作」になってたかも知れないです。

◎ 森山直太郎「新たなる香辛料を求めて」



  

コメント

このブログの人気の投稿

クローン人間

★クローン人間のことが話題になると、その是非とは別に気になることがあります。キャプテン高橋は少年のころ友人たちと心霊研究をしていたことがあるのですが、そのときの知識に照らし合わせてみると、クローン人間とはどんなモノになるのか、とても興味があるのです。 まず普通の人々はクローン人間を、「肉体の DNA 的複製」とだけ考えがちですが、心霊的に見ればそれだけでは不完全で、その肉体に宿っている霊魂の方が人間の本体なのですから、霊魂まで複製しなければ完全なクローンとは言えないと言うことになります。 では、霊魂と言うのは、複製できるものなのでしょうか?  「複製」と言う概念からは外れるかも知れませんが、霊魂が分裂することはあります。たとえば一番分かりやすいのは「一卵性双生児」です。これはご存知のように、受精した一つの卵子が子宮内で二つに分かれ、二人の人間として生まれてくることですが、この時、同時に霊魂も二つに分かれます。 つまり本来一人の霊魂だったものが、二つの肉体に宿って生まれて来ると言うことになるわけで、我々が考える「クローン人間」に一番近い形と言うことになるかと思います。 逆に、複数の霊魂が合体することもあるようです。と言うより、ほとんどの人が、複数の霊魂が集まって一人の人間として生まれ変わって来ている、のだそうです。だから、一人の人間の中に、一言では表現しきれないようなたくさんの性格、性癖、本人にも分からない奥底の感情など、複雑な意識がうごめいているわけです。 ところが、その複数の人格が完全に統合されていない幼児期に、あまりにひどい虐待を受けたりすると、そのショックで統合に失敗し、人格がバラバラになったままになる「多重人格症」と言う精神病になってしまうわけです。 これは性格が入れ替わってしまうだけでなく、名前や生まれ育った場所、経験したことまで言い分けると言う特徴があります。心理学的には「創作された人格」だと言われていますが、海外では、副人格の言ったとおりの場所にその人の墓があった、なんて症例まで確認されているようです。 まあ、そんな病的ではないにしても、自分の中に、人には言えないような凶暴な性格が潜んでいて人知れず悩んでいたり、酒を飲むと突然人が変わってしまったり、それを翌朝には完全に忘れていたりなど、本来の自分ではない...

自転車メンテナンス、延長戦

★とりあずタイヤの交換は終わったのですが、まだやることが残っていました。 じつはキャリアがボロボロになってまして、取り付けの足が両サイド共折れ、アルミ板でギブスをした状態だったのです。 なので、同じ物をしばらく探していたのですが、すでに製造終了、仕方なく新しいキャリアにすることにしました。 で、どうせ買うならちょっと変ったものを、と言うことで、天板が木材(合板)のものを選んでみました。 ◎ Aki World ウッドキャリア それから、お歳暮でいただいた商品券があったので、西武スポーツの自転車コーナーへ出かけ、何か良さそうな物は無いかと探しました。 そこで「 I live 防水サイドバッグ」と言うのを見つけました。聞いたことのないメーカーだったのですが、機能的でデザインが面白いので購入することにしました。 容量は20リットルで野球用具ならすっぽり入ります。ショイコが別売されており、それにセットするとリュックのように背負うことも出来るらしいです。 ◎ I live 防水サイドバッグ 持ち帰って試してみたら、このバッグがちょうどいい具合にキャリアにかけられることが分かり安心しました。キャリアは以前のものより骨太で、そこそこ丈夫だと想います。 と言うことで、これにて2013年のメンテナンスはホントに終了と言うことになりました。 あと余談ですが、いろいろ自転車用品を探している内に、Amazonで値段が「¥1・送料無料」と言う中国製のフロントバッグを見つけました。 最初は何かの間違いかと想ったのですが、ものは試しとカートに入れてみたら、「値段1円・送料無料」のままごくフツウに注文出来そうなのです。 そこでなかり迷いましたが、思い切って「注文完了」をポチッとしました。で、あとは配達を待つだけと言うことになったのです。 支払いはコンビニだったのですが、店員さんが「1円」の支払い用紙を見て、「んっ?!」と言うような顔をしてまして、またもや不安に襲われたのですが、「申し訳ない・・」?の気持ちを込めて「1円玉」を手渡しました。 後日法外な請求が来るのでは?と、なおも不安は残りましたが、翌日には無事配達され、その後は何の音沙汰もありませんでした。・・こんなこともあるんですな。品物は新...

iPodはソニーの製品ではない‥‥

★スケルトンの iMac が出た数年前からですが、キャプテン高橋の頭の中では、「 Apple 」が「 Sony 」であるかのような錯覚が起ってまして、それは「 iPod 」の出現によって確実なものになりました。「あっ、これは昔のソニーだ」と・・ iPod みたいなものって、以前ならソニーが一番最初に作ってたはずなんじゃないですか? 最近、アイデアの魅力や独創性と言う点で、 Apple に負けてるような気がします。もちろんソニーも独創性を狙っているんでしょうが、狙いすぎて孤立しちゃってますね。 まあウォークマン発祥の地はソニーなので、 Apple の iPod は所詮二番煎じだと言う見方も出来ますが、 iPod と言うのはウォークマンに比べて音がいいんですよ。イコライザー機能が付いていることが大きいと思うのですが、この音の良さ、快感は、ソニーを使用していた頃には味わえなかったものなんです。 今では、 Apple 以外にも HD タイプの携帯プレイヤーを出してるメーカーがありますが、問題は容量やバッテリー耐久性じゃなく、音質ですね。どこまで音質を重要視してるかで決まってくると思います。 ただ不思議なんですが、 iPod を、オーディオ装置やカーステレオに直接つないで聴くと、ひどい音になってしまうんです。聴くに耐えないんですね。やっぱり「 mp3 」や「 AAC 」とかの圧縮フォーマットはヘッドホン用にしか向かないんだろうか、と思ったんですが、しかしこれを、 CD-R に焼いてオーディオ装置にかけると、低音がややぼやけるものの、けっこう「いい音」で鳴るんです。 で、これは、ウチはちょっといい DENON の CD プレイヤーを使ってるんですが、このプレイヤーの性能が引き出しているんだろうか、などと考えたり・・、まあ、オーディオ装置で聴くなら、普通に CD で聴けばいいんですけどね。 ところで、「 iPod shuffle 」と言う 512MB 〜 1GB のものが出まして、これは軽くて小さくてブレード走行に良さそうですね。・・ちょっと狙ってます。当分は予約待ちのようですが、ゴールデンウィーク近くになれば在庫が有る状況になるかも知れません。      

AMラジオ、FMラジオ

★みんな、あんまり AM ラジオなんて聴かないと思いますが、このところ、ラジオ番組で一番面白いと思ってるのは、 TBS ラジオの「ストリーム」ですね。午後1時から3時半までやってます。小西克哉氏と松本ともこ氏がパーソナリティとしてやっているもので、政治・経済からスポーツ、音楽、映画、アングラ(死語?)ものまで話題が幅広くてとても面白いですよ。 二人のキャラクターがあか抜けていて、いわゆる AM にありがちな所帯臭さが少ないんですね。特に松本ともこ氏は、もともと FM 出身なので、少し前まで FM が持っていたセンスの良さ、雰囲気をうまく AM に持ち込んで来たって感じです。彼女のファンで、 FM から乗り換えて来たリスナーも多いみたいです。 一番の聞き所は、午後2時からの「コラムの花道」でしょう。これは、説明するのが難しいんですけど・・ マジメな話しもあるのですが、馬鹿げた話題をマジメっぽく取り上げているところが面白いです。ホームページから Windows Media Player で聴けるので試してみてください。一日ごとに変わります。 逆に、最近は FM の番組が子供っぽくって、あまり聴いてないですね。今の FM の雰囲気は、昔の AM のような感じです。流している音楽はいいのですが、対象としているリスナーが低年齢化しているからでしょう。雰囲気が幼いです。昔は FM と言うと高級オーディオのチューナーでしか聴けなかったですが、今は安く手に入りますからね。キャプテン高橋も、いま中・高生だったら聴くでしょうけど・・ ・・とは言っても毎日聴いている番組もあります。 NHK-FM の「ポップスライブラリー」と言うやつで、タイトルとは裏腹に朗読番組なんですよ。その合間に音楽を流すのです。むかしの「クロスオーバーイレブン」の小説版みたいな感じですかね。昨年の夏なんかホラー特集だったらしく、不可思議な小説ばかり朗読して、なかなか興味深かったです。本編は深夜0時20分くらいからですが、聴くのは朝9時20分からの再放送の方です。 そう言えば、むかーし FM 東京では、ゴールデンタイムに何と「通信高校教育講座」と言う受験番組をやってましたよ。いま書きながら思い出しました。ちょっとしたホラーですね、これは・・   

そのテ?のテレビ番組が減って来た?

★海外ドラマが流行りですが、古くは「V」とか、デイヴィッド・リンチ作の「ツインピークス」、クリス・カーター作の「Xファイル」「ミレニアム」なんてのも有りました。私としてはやはり、SF物とか超常現象物にひかれるので、最近では「4400」とか「ヒーローズ」なんかをよく観てました。 少し前は、CSで「スーパーナチュラル」と言う、兄弟して悪霊退治・悪魔退治をする物語を見てました。まあまあ面白かったのですが、解約してしまったので今は見てません。 が、アメリカでも悪霊や悪魔を追い払うのに、聖水や十字架以外に「塩をまく」と言う設定があって面白かったです。「塩で浄める」とは、世界共通のおまじないだったんでしょうか。ドラマの中では、銃の弾丸に塩を詰め、悪霊に向かって発射すると言う、過激な手法も有りでしたけど・・ ◎ スーパーナチュラル このごろ観ているのは、「ゴースト ~天国からのささやき」でしょうか。 主人公の霊視能力を持つ女性メリンダが、亡くなった後も心残りで成仏?出来ないでいる霊のメッセージを聞き、安心して天国へ行けるよう問題を解決して回ると言う、大雑把に言えばそんなお話しです。 このドラマを観ている内に、まるっきりのフィクションと言うより、何となく再現ドラマっぽい雰囲気もあるので、もしやと思ってネットで調べてみたら、やはりアメリカで有名な霊能力者「ジェームス・ヴァン・プラグ氏」の、実話を基にした物語だと言うことが分かりました。 この「ジェームス・ヴァン・プラグ氏」と言う人、すでに日本にも来たことが有るみたいで、その時、例のごとく大◯教授が噛みついたらしいんですが、失敗したそうです。 ゲストを霊視するコーナーで、大◯教授は、局が用意したゲストはサクラに決まってると、自分の大学の素人学生を連れて来たのですが、それでもけっきょく当たってしまい、しどろもどろになったようです。 同教授は、日本の霊能力者・江原氏の番組「オーラの泉」でも、「全てがインターネットで分かる情報」だとして「裁判で告発する」と発言してましたが、その後音沙汰がありません。 あの番組のゲストは述べ200名近くになっており、自分の霊体験や不思議体験を詳細に語った人も多くいます。そうなれば彼らの名誉にもかかわることなので、戦う相手は江原1人だけでなくなる、教授はそ...

スペア・ホイールを買った

★今年もまた連休中に「ブレード隊」が有りそうなので、新しいホイールを買いました。 最近は「ホイール」じゃなく「ウィール」と言うらしいです。でもスペルを見たら同じなので、日本語発音の違いだけのようです。「エネルギー」を「エナジー」と言い換えたようなモンです。 どうもスケート・ボーダーが言い出したみたいですが、我々は「アルミ・ホイール!」と覚えて育った世代なので、今さら「ウィール」なんてコっ恥ずかしくて言えません。「ホイール!」で通させてもらいます。 で、今回買ったのは中国の「RADIUS」と言うメーカーの物で、安いです。店はネットで、スキー専門店のようです。この頃のスキー屋さんには、夏場のトレーニング用にインラインスケートが用意されているものなんです。 ◎ websports「スペアウィール/RADIUS製」 普通は左右両足8個分で8000円くらいしますが、これはほぼ半額の4000円です。今はアウトレットなら10000円くらいでスケート一足が買えてしまうので、スペアに8000円も出してはいられません。もちろん精度がいい加減では困るのですが、かと言って、一年に一回くらいの物に大金をかけるのもどうかと思います。で、今回は「ものは試し」と言うことで、中国製にしてみました。 取り出してみてまず気づいたのは、マークもロゴも何も付いてないと言うことです。まあシンプルと言うか、スッキリしてますね。直径は80mm、堅さは82a。数が多いほど堅くなります。82aはかなり堅い方で路上に向いてますね。 色は透明です。ちょっと厚みの加減でサングラスのスモーク色に見えてます。それから形ですが、縦に見て左右が対象じゃないです。片方を削って少し平な面になってます。これで裏表を区別しろと言うことなんでしょうか、よく分かりません。接地面はやや鋭角で狭くなっています。(ホッケー用などは広い) とりあえず新しいせいもあって見た目は非常にいい感じです。ベアリングのハマリ具合もちょうどいいです。精度が悪いとベアリングがゆるゆるだったり、逆にキツくて外れなくなったりするのですが、まったく問題有りません。あとは実際に滑ってみてどうか、・・ですね。 ところで、今回のコースは「高崎伊勢崎自転車道」はどうか、なんて話しにはなってます。 ...

シャツ届きました

★新ユニフォームのシャツが届きました。イメージ通りに出来て来ましたよ。写真では伝わりにくいかと思いますが、実物はとてもいい感じです。サイズは(キャプテン高橋はOサイズ)ややたっぷり目に作られている感じです。メジャー仕様と言った感じでしょうか 脇から背中にかけてのホワイトも効いています。グレーは見た目が暗く重い感じになりやすいため、こにホワイトを入れて軽い雰囲気を出そうとしたのですが、思いのほかキレイです。これにベルトのホワイトを加えると、さらに効果が増すと思います。 ロゴ部分です。写真ではストロボの影響で赤みが強いですが、肉眼だともう少し暗くエンジに近いです。千鳥がけ刺繍をするにはやや細い、と言うことでしたが、ムリを言って作ってもらいました。バット部分の「SINCE1988」とグリップテープ?の刺繍も光っています。      

今年のめんつゆは、これにする!

*最近、写真の「ヤマキ・鰹節屋のだし・めんつゆ」と言うのに凝ってます。いろんな「つゆ」や「スープ」を試すのが好きで、これもその趣味?の一環で、試しに購入してみました。 今まで自分の中では、数ある「つゆ」の中でもあまりに一般的、ちょっと地味で、それほど興味の対象には思えなかったのですが、「増量中」キャンペーンにそそられ買ってみたのです。 で、スーパーで揚げたての「揚げ玉」を買い、それでタヌキ蕎麦を作ってみることにしました。すると、つゆを温めている間に思わぬ異変?が起こりました。 キッチンに、「おそば屋さんと同じ匂い」が立ち込めて来たのです。ガラッと店の戸を開けた瞬間に食欲をそそられる、東京のおそば屋さんの甘辛の匂いだったのです。 もちろんどんなつゆでも、温めればダシや醤油の匂いが立ち込め、そこそこの匂いにはなりますが、この「ヤマキのつゆ」はそのレベルを越え、子供のころ、たまの贅沢で親に連れられて行った、おそば屋さんの懐かしい記憶さえ呼び起こす?ほどだったのです。 で、思わず「ああっ、これはたまらん!」とガゼン乗り気になって、生そばを茹で、タヌキ蕎麦に仕上げて食べてみると、味も「おそば屋さん」にとても近い味で、中々美味しかったですね。 さらに「もりそば」ではどうだろう?と言うことになって、後日試してみたら、いつも食べている「永坂更科のそばつゆ」よりは薄味にはなりますが、クセの無い味なので、むしろ2015年はヤマキで行こうかなと思いました。 ・・ただ、前にも書きましたが、僕が探しているのは、あくまで「東京(江戸?)の蕎麦つゆの味」なのです。なので、地方出身の人の口には合わないかも知れないので、強くお勧め、というわけでは有りません。 ◎東京の そばつゆ(2009年) *あと「冷麦用・そうめん用」としては、西友オリジナルの「みなさまのお墨付き・そうめんつゆ」がとても美味しいので、2015年のメインにすることにしました。 当たり前ですが、そば用と比べると甘みが少なめで、さっぱりしています。冷麦の薬味としては、ミョウガが一番好きなので、ミョウガの風味が生きるつゆとして、これはいいと思います。あと付け合わせに、ザク切りにした「新生姜」なんていかがでしょう? まあ、冷麦用とそうめん用では、麺に絡みつく量の違いで、つゆの濃度に多少差があるようですが、自分の場合は、まあ、どっちでもいいっ...

二年前の事件の話し

★1990年のある日、僕の家に刑事が訪れました。やがて彼によって語られる事件の内容は、その後に起こる、不思議な出会いの始まりでもありました。 これは1990年に僕の周辺で実際に有った出来事です。それをその二年後の1992年に書きました。それで「二年前の・・」と言うタイトルなのです。つまりこれは、当時の記事の「再アップ」になります。念のため、筆者・高橋以外の登場人物は仮名・伏せ名にし、ショート・ストーリー風にしてあります。 * 「じつは・・、 殺しが有りましてねえ」 その男は挨拶もせず、片手で首を絞めるような仕草をして見せた。 それは、僕が久しぶりに車を洗っている時のことだった。洗い終わり、ワックスの用意をしていると、警察手帳を見せながら門を開け、彼は勝手に入って来た。本物の刑事を目にするのは小学生時代の三億円事件以来だったが、まさか今度は、「殺人事件」でやって来るとは・・ 「弟さん、いますか?」 そう聞かれて、僕は一瞬言葉を失なった。 「すみませんがねえ、ちょっと話し、聞きたいんですよ。1時間か2時間、お願い出来ませんか?」 僕は、嫌なことを想像していた。 弟?人殺し・・? だが刑事は、じっと僕の目を見たまま、それ以上喋ろうとはしなかった。そしてその視線は、僕の心の中を読み取ろうとしているかのように想えた。 解りましたと、玄関のドアを開けようとすると、刑事は後ろから、 「村下って奴が殺ったんですがね、どうやら弟さんがそいつと親しくしていたようでね」と付け加えた。 「お兄さん、何か聞いてませんか?」 「あ、いえ、何も・・」 戸惑いながらも、少しほっとしていた。 僕の弟は日産の武蔵村山工場(2001年閉鎖)に勤めている。一週間ごとに昼勤と夜勤がシフトされるのだが、今日は夜勤明けで寝ていた。勤め始めの頃は寮に入っていたが、年齢制限でつい最近追い出され、今は親元に戻って来ていた。 僕はアパート暮らしで、たまに家に置きっ放しの車を洗いに戻って来るだけなのだが、偶然にもこの日、居合わせたのだった。親は共に仕事へ出掛けていなかった。 弟を起こして刑事に紹介する時も、何故か刑事は、終始僕の表情を探っていた。僕はその様子から、刑事が弟を少なからず疑っているのだと言うことを察した。 「お兄さんもいてください」刑事は言った。 彼は身内の微妙な表情の変化を見定めようとするつもりなのだ。 し...

加藤栄吾・高橋フミアキ 二人展

「 加藤栄吾・高橋フミアキ 二人展」 (終了しました) 6月24日~29日 12:00~19:00(最終日17:00まで) 中野画廊アヴェニュー (現在閉廊されています) ★グループ展「元気なアート展」にお越しいただいた方々には御礼申し上げます。第二部(高橋は出品せず)が七月から有りますが、その前に、6月後半から同じ画廊で二人展をやります。 今回は最大「95cm×95cm」の大きな作品も出品します。加藤氏は芸大の同期で油彩画ですが、私は前回同様オールCGペイントの絵画になります。 使用機器は、iMac 21.5インチ、 ワコムIntuos3タブレット&スタイラスペン 使用ソフト painterX プリンター EPSON PM-4000PX(8色顔料インク) 期間は短いのですが、グループ展よりもサイズが大きく、一人の作品数が多いので、作家ごとの見応えは有るかと思います。また中野ブローウェイは「サブカルチャーの聖地」とも呼ばれているところで、画廊以外にも面白い店などがたくさん有ります。そう言った点でも楽しめるはずです。 加藤栄吾 (かとう えいご)略歴 1955・埼玉県日高市生 1982・東京藝術大学大学院美術研究科 修了 個展多数  1981 G・アートギャラリー(銀座)  1983・84 ルナミ画廊(銀座)  1988・1991・2000・2002・2004 わたなべ画廊(飯能市)  2001・2002・2005 伊勢丹 そごう 三越等のデパート  2006・2008 中野画廊アヴェニュー(中野)  2007 京王プラザホテル ロビーギャラリー(新宿) グループ展多数  1984 「フォア・ボールズ展」 代々木ギャラリー  1985 「平面・五人展」 東京藝術大学展示室  1986 「FIVE SENSES ’86」 東京藝術大学展示室  1988・1993世田谷美術館  1989・2001・2002・2005・2007 埼玉県立近代美術館  1991・2004・2005・2006 わたなべ画廊 ...