★先日、毎年恒例の年末の自転車整備をしようと、2005年購入の愛車「ラレー・マリオン・クラッシック」を逆さにひっくり返してみたところ、何と!、フレーム(骨組みパイプ)の「ダウンチューブ」と呼ばれる部分、ハンドルつけ根のあたりに亀裂が入っているのを発見しました。
最初は塗装が筋状にハゲているだけかな?と思ったんですが、ライトで光を当て、虫眼鏡でよく見てみたら、アルミ製のチューブに深く食い込んでいることがわかりました。
購入してから15年が経っているので、経年劣化と言うことは当然考えられるでしょう。それに一時僕の体重が80kgに迫っていたこともあり、それに野球用具一式(だいたい5kg)が加わるので、ずいぶん車体に負担がかかっていたのかも知れません。
そんなことを思い出しながら、「さて、どうしたもんだろう」と迷っていました。この自転車にはとても愛着があったからです。
アルミ溶接で補強できないだろうか?とか、溶接よりも強い接着剤があると聞き、それで亀裂を塞いでみようか?・・、とか、いろいろ考えました。が、購入してからざっと15年にもなるし、修理の金額や安全面を考えると、もうそろそろ新しく買い換えてもいいんじゃないかって結論に達しまして、ネットで探し始めたわけなのです。
で、探し当てたのが「ルイガノCITYROAM 9.0 DYOKURO」でした。レトロ調の色合いがいい感じで気に入りました。街乗り用クロスバイクなのでハイスペックでは無いですが、ギリギリ「スポーツ自転車」と呼べるレベルじゃないでしょうか?
ショップは「ヨドバシカメラ吉祥寺店」です。店舗で受け取りができると言うので、とりあえずネットで予約して、翌日バスと電車を乗り継いで行きました。
できれば同じラレー製のクロスバイクが良かったのですが、同じような条件のラレーは、15年前の二倍くらいの値段になっていて諦めたんです。当時と同じく予算を5〜6万円と決めていたので、軽くショックを受けました。
それと、かつての「サスペンション・ブーム」は、とうの昔に去ったようで、フロントフォークにサスペンションが付いているマシン?はこれしか見つかりませんでした。いったんこれに慣れてしまうと、サス無しでは地面からの振動がキツくてダメなんで、どうしても欲しかったんです。
それとドロヨケも、僕の場合、無いとダメですね・・ 外した方がカッコはいいんですが、運悪く雨天走行となったとき、跳ね上げで胸から顔からドロだらけになりホント最悪ですから・・
と言うわけで、ドロヨケが似合うデザインを探すと、いつの間にかレトロ調の雰囲気に傾いている、ってなワケなのであります。
本体重量が14kgとやや重なのが不満なんです(ラレーは11kg)。まあ、あまり余計なアクセサリーを付けないように気をつけないといけませんが、どうしても必要なアイテムとして、前後のキャリアはラレーから外して流用しました。特にリアは荷物用サイドバッグを取り付けるので必須なんです。
最近はモバイル・バッテリーも必須です。スマホをナビにしたり、強力LEDライト(オートバイ並みの明るさ!)を使用したりするので・・。三角のフレームバッグはそのバッテリーと、工具、レインコートなどを収納するために取り付けました。
・・と言うことで、2005年から乗り続けてきた自転車「ラレー」は手放すことになったんですが、最初に書いたように、ラレーにはとても愛着があって少々残念な気もしています。
草野球チーム「ゴブリンズ」のメンバーだったイギリス人が、「子供ノトキ、ハジメテ買ッテモラッタ自転車ガ、『ラレー』ダッタ・・」と、懐かしそうに眺めていたのも印象的だったし、イギリスのアンティーク家具ショップを経営している友人も、「ラレーか、いい趣味してるなあ」と言ってくれたりと、良いイメージばかりなんですよね。
これまで10台くらいは乗り換えて来たのですが、15年も乗ったのはこのラレーが初めてでした。ホントのことを言えば、元々は「草野球に自転車で球場入りする」、という用途に特化して探したモデルだったんですがね。
まず野球用具一式を運ぶため、タイヤは太くて丈夫な「38C」に。バットをキャリアにくくり付けると足を上げて乗るのが困難なので、いわゆる「女乗り」が出来る、トップチューブが一段低い「スタッガード・フレーム」を選択。もちろんフロント・フォークは肘や肩にダメージの少ない?サスペンション付きです。
これらの条件でネット検索したら、「ラレー・マリオン・クラッシック」が候補に浮かび上がって来たと言うわけです。しかも最安が山口県のショップだったので、そこで注文したら「山口県警」の防犯登録シールが貼られて届きました。
この仕様で、350試合以上を球場入りしました。おおよその距離にすると、片道15km〜20kmなので、だいたい草野球だけで6000kmほどを走ったことになりますか・・
野球での主な長距離遠征としては以下のようになります。これらは自転車で訪れたと言うだけでなく、3時間自転車を漕いで、2時間野球をして、さらに3時間自転車を漕いでウチに帰る、・・と言うところが、今にして思えば正気の沙汰ではありませんが・・(街乗り用なのでね)
「神奈川県大和市・つきみ野野球場」(往復64km)
「埼玉県・舎人公園」(往復50km)
「芝公園」(往復50km)
「上野恩賜公園・正岡子規記念野球場」(往復50km)
「八王子・高尾山(陵南公園立ち寄りで練習)」(往復70km)
「多摩市・一本杉公園野球場」(往復44km)
◎ 大宮健保グランドまでの道 (往復42km)
◎ 横浜の大黒埠頭まで行って来た、自転車で・・ (往復76km)
◎ 猿江恩賜公園で練習 (往復56km)
野球以外では友人の個展に行ったことなどが印象に残ってますね。
「埼玉県飯能市・わたなべ画廊」(往復50km)
◎ 入間市博物館へ行った (往復40km)
◎ 往復94km展覧会に行って来た。自転車で?! (往復94km)
◎ 東松山市へ行って来た、自転車で・・ (往復86km)
◎ 川越へ行って来た、自転車で・・ (往復44km)
友人のアンティークショップ「スワロウデイル・アンティークス」に行った時のこと。
(現在は「世田谷区豪徳寺1-6-1」に移転)
◎ 荏田町(横浜市青葉区)へ行って来た、自転車で・・ (往復50km)
あと草野球のメンバー5人とお台場まで行ったこともありましたっけ・・
「お台場・Shiokaze Play Park」(往復80km)
これだけの距離を自転車で走った場所、と言うのは、やはりとても印象に残っていて、どれもこれも懐かしく楽しい記憶として蘇ります。「ラレー」を手放すことになって初めて、この15年間の走行がどれだけ面白い日々だったか、「走馬灯?」のように脳裏を通り過ぎて行きました。
これから先、新しい自転車を買ったはいいが、再び同じような経験ができるかどうか・・。何しろ今から15年先まで「ルイガノ」に乗り続けたとしたら、軽く75歳を越え、車で言えば「免許返納推奨年齢」に達してしまうのですから。
まあ、とりあえずあと10年・・、よく晴れた穏やかな日に、少しだけ遠くまで行かせてもらえれば・・と、今は思っているところです。

購入してから15年が経っているので、経年劣化と言うことは当然考えられるでしょう。それに一時僕の体重が80kgに迫っていたこともあり、それに野球用具一式(だいたい5kg)が加わるので、ずいぶん車体に負担がかかっていたのかも知れません。
もちろん普段乗っていて不具合や不安を感じたことは無かったし、手で押したくらいではビクともしないのですが、この先、路上の凹凸などで強い衝撃を受け突然バラバラ!なんてことも無いとは言えません。
実際、何年か前ですが、下りの山道を高速で走るサイクリング車のフレームがいきなり折れて激しく転倒、乗っていた人が道路に叩きつけられ死亡する、と言うニュースを見たことがあります。
そんなことを思い出しながら、「さて、どうしたもんだろう」と迷っていました。この自転車にはとても愛着があったからです。
アルミ溶接で補強できないだろうか?とか、溶接よりも強い接着剤があると聞き、それで亀裂を塞いでみようか?・・、とか、いろいろ考えました。が、購入してからざっと15年にもなるし、修理の金額や安全面を考えると、もうそろそろ新しく買い換えてもいいんじゃないかって結論に達しまして、ネットで探し始めたわけなのです。

ショップは「ヨドバシカメラ吉祥寺店」です。店舗で受け取りができると言うので、とりあえずネットで予約して、翌日バスと電車を乗り継いで行きました。
できれば同じラレー製のクロスバイクが良かったのですが、同じような条件のラレーは、15年前の二倍くらいの値段になっていて諦めたんです。当時と同じく予算を5〜6万円と決めていたので、軽くショックを受けました。
それと、かつての「サスペンション・ブーム」は、とうの昔に去ったようで、フロントフォークにサスペンションが付いているマシン?はこれしか見つかりませんでした。いったんこれに慣れてしまうと、サス無しでは地面からの振動がキツくてダメなんで、どうしても欲しかったんです。

と言うわけで、ドロヨケが似合うデザインを探すと、いつの間にかレトロ調の雰囲気に傾いている、ってなワケなのであります。
本体重量が14kgとやや重なのが不満なんです(ラレーは11kg)。まあ、あまり余計なアクセサリーを付けないように気をつけないといけませんが、どうしても必要なアイテムとして、前後のキャリアはラレーから外して流用しました。特にリアは荷物用サイドバッグを取り付けるので必須なんです。
最近はモバイル・バッテリーも必須です。スマホをナビにしたり、強力LEDライト(オートバイ並みの明るさ!)を使用したりするので・・。三角のフレームバッグはそのバッテリーと、工具、レインコートなどを収納するために取り付けました。
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草野球チーム「ゴブリンズ」のメンバーだったイギリス人が、「子供ノトキ、ハジメテ買ッテモラッタ自転車ガ、『ラレー』ダッタ・・」と、懐かしそうに眺めていたのも印象的だったし、イギリスのアンティーク家具ショップを経営している友人も、「ラレーか、いい趣味してるなあ」と言ってくれたりと、良いイメージばかりなんですよね。
これまで10台くらいは乗り換えて来たのですが、15年も乗ったのはこのラレーが初めてでした。ホントのことを言えば、元々は「草野球に自転車で球場入りする」、という用途に特化して探したモデルだったんですがね。
まず野球用具一式を運ぶため、タイヤは太くて丈夫な「38C」に。バットをキャリアにくくり付けると足を上げて乗るのが困難なので、いわゆる「女乗り」が出来る、トップチューブが一段低い「スタッガード・フレーム」を選択。もちろんフロント・フォークは肘や肩にダメージの少ない?サスペンション付きです。
これらの条件でネット検索したら、「ラレー・マリオン・クラッシック」が候補に浮かび上がって来たと言うわけです。しかも最安が山口県のショップだったので、そこで注文したら「山口県警」の防犯登録シールが貼られて届きました。
この仕様で、350試合以上を球場入りしました。おおよその距離にすると、片道15km〜20kmなので、だいたい草野球だけで6000kmほどを走ったことになりますか・・
野球での主な長距離遠征としては以下のようになります。これらは自転車で訪れたと言うだけでなく、3時間自転車を漕いで、2時間野球をして、さらに3時間自転車を漕いでウチに帰る、・・と言うところが、今にして思えば正気の沙汰ではありませんが・・(街乗り用なのでね)
「神奈川県大和市・つきみ野野球場」(往復64km)
「埼玉県・舎人公園」(往復50km)
「芝公園」(往復50km)
「上野恩賜公園・正岡子規記念野球場」(往復50km)
「八王子・高尾山(陵南公園立ち寄りで練習)」(往復70km)
「多摩市・一本杉公園野球場」(往復44km)
◎ 大宮健保グランドまでの道 (往復42km)
◎ 横浜の大黒埠頭まで行って来た、自転車で・・ (往復76km)
◎ 猿江恩賜公園で練習 (往復56km)
野球以外では友人の個展に行ったことなどが印象に残ってますね。
「埼玉県飯能市・わたなべ画廊」(往復50km)
◎ 入間市博物館へ行った (往復40km)
◎ 往復94km展覧会に行って来た。自転車で?! (往復94km)
◎ 東松山市へ行って来た、自転車で・・ (往復86km)
◎ 川越へ行って来た、自転車で・・ (往復44km)
友人のアンティークショップ「スワロウデイル・アンティークス」に行った時のこと。
(現在は「世田谷区豪徳寺1-6-1」に移転)
◎ 荏田町(横浜市青葉区)へ行って来た、自転車で・・ (往復50km)
あと草野球のメンバー5人とお台場まで行ったこともありましたっけ・・
「お台場・Shiokaze Play Park」(往復80km)
これだけの距離を自転車で走った場所、と言うのは、やはりとても印象に残っていて、どれもこれも懐かしく楽しい記憶として蘇ります。「ラレー」を手放すことになって初めて、この15年間の走行がどれだけ面白い日々だったか、「走馬灯?」のように脳裏を通り過ぎて行きました。
これから先、新しい自転車を買ったはいいが、再び同じような経験ができるかどうか・・。何しろ今から15年先まで「ルイガノ」に乗り続けたとしたら、軽く75歳を越え、車で言えば「免許返納推奨年齢」に達してしまうのですから。
まあ、とりあえずあと10年・・、よく晴れた穏やかな日に、少しだけ遠くまで行かせてもらえれば・・と、今は思っているところです。
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