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Canon EFレンズ復活か?

 ★2020年も、とうとう新型コロナの恐怖の中、暮れようとしています。ウチは2018年に両親が相次いで亡くなったので、今年は二人の三回忌でもありました。

母の方は2月の下旬で、「屋形船でクラスター発生」のニュースが流れたころでした。その時は不気味に思いながらも予定通り行いました。が、父の方は10月の下旬、法事はまさに三密の宝庫?だと言うことになり、会食は中止、法要・墓参りもごく身内だけ済ませました。

そんなこんなで、「法事も遺品整理もひと段落ついたな」と言う感じだったのですが、最後にひとつ、父が大事にしていたカメラが残っていました。「Canon EOS kiss」のダブルズーム・キットです。

残念ながらこれは、オート・フォーカスながらもフィルム式で、さすがにフィルム・カメラはもう使わんなと思い、当初は下取りかオークションに出そうか?と思っていたのです。が、手に取って見ている内に、「レンズはまだ使えるんじゃないか?」ってことになり、調べてみたら、アダプターを介せばデジタル一眼にも流用可能だと言うことが分かりました。

・・と言うことで、全部中古ですが買っちゃいました。「Canon ミラーレス一眼 EOS M100 ・レンズ EF-M15-45」。箱・説明書無しだが新品同様、とのショップのコメントを信じて購入したら、ホントに美品でした。説明書はダウンロード出来るので問題は有りません。

つぎに「Canon マウントアダプター」。写真右の輪っかみたいなやつです。これを間に挟むことにより、後ろの二つのEFレンズをMマウント・ボディに装着することが出来ます。

で、付けてみました。さすがに300mmは、・・ちょっと荷が重い感じがしますが、オートフォーカスはしっかり働いてくれてます。最新レンズよりは若干遅いかも知れないですが、通常の使い方では問題無いでしょう。
けっきょく約4万円の出費で、本体+ズームレンズ3本(15mm 〜 300mm)のシステムが出来上がりました。

右のカメラは父が所有していたEOSです。こっちの方がしっくりとは来ますね。

・・じつはこれを買う時、僕が、店まで一緒について行ったんです。ある時、母親から、父がオート・フォーカスのカメラを近所の店で買おうとしている。まともな値段じゃもったいないから、安売りの店を教えてやってくれ、と頼まれたことがキッカケでした。

それまで父とは、会えば言い合い怒鳴り合いのケンカをしてしまうことが多く、一緒に買い物に行くなんて、考えもしないことでした。・・それがついに初めて出かけることになったのです。

店は、中野に住んでいて見つけた「フジヤカメラ」と言う安売り店。新品も中古も扱っています。下取りに使えるからと、それまで父が使用したマニュアル・フォーカスの「Canon AE-1」も持参して、バス、電車を乗り継いで行きました。・・が、その間、ほとんど会話を交わすことは有りませんでした。

店に着いて店員と交渉してみると、割引と下取りの差額で、もう一本レンズが買えることが分かりました。そこで「35mm 〜 300mmズーム」を追加、結果「EOS kiss ダブルズーム・キット」を購入することになったんです。

そのあと、隣接していた喫茶店「ルノアール」に入ることになりました。やはり会話は少なかったのですが、父は思った以上の成果に満足したようで、コーヒーをすすりながらずっと上機嫌でした。

・・あれももう、ずいぶん昔の出来事になりました。時代は「オート・フォーカス」から「デジタル・カメラ」へ・・。第3波?が押し寄せていたんです。

僕もかつてはカメラ(マニュアル・フィルム時代)にのめり込み、相当数の機材を揃えていたのですが、オート・フォーカスの潮流が訪れたころ、「そろそろ買い換えるか?」と下取りに出したまま(総額28万円)、スケルトン・カラーのパソコン「iMac DV」が登場し、一気にパソコンブームへ。僕もカメラを忘れ、iMac&インターネットに没入したのです。

やがて「デジタル・カメラ」の技術が成熟すると、その鮮明な画像を見て、コンパクト・デジカメで十分じゃないか?と思うようになり、すっかり「一眼」からは遠ざかってしまいました。

ところが今、こんな経緯で、あの日、父が後生大事に持ち帰ったレンズ2本を活用して、再び「一眼」に戻って来ることになった、と言うわけです。


・・父のEOSは、とりあえずカビ防止剤と一緒にケースに入れておくことにしましょう・・、と、念のために点検したところ、ボディに未現像のフィルムが装填されているのを発見しました。

のちのち現像するかどうかは分かりませんが、これも巻き戻して・・、とりあえず保存しておくことにします。


  

コメント

  1. 僕も娘が生まれてEOS kiss購入しました。レンズが付いていて求めやすかったのとフォルムがかわいかったので。いまも大量のフィルムが押し入れに鎮座してます。デジタル化したいと思いながら10数年が過ぎている。ビデオカメラもHi8やDigital8をパソコンに取り込む作業をちょこちょこやってましたが肝心のビデオカメラが故障してしまい暗礁に乗り上げてます。メディアの変遷には踊らされてますね。アルバムの写真を眺めるのが幸せなのかもしれないです。

    土屋

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  2. コメントありがとう。レコードからCDへ。カセットテープからMDヘ。なんて時代も有りました。カメラを始め、デジタル製品は新製品が出るたびに性能アップの幅が大きいので、「買った瞬間敗北が始まる」くらいの感じが有りましたが・・最近は少し落ち着いたんですかね?。あとフィルムは生もの?で、使用(現像)期限があるそうです。すぐ現像しないのなら、冷蔵庫での保管がベターだとか・・

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