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若き天才の行く末‥‥

★こないだテレビで、天才脳神経外科医の話しをやってました。その卓越した手術は海外からも「神の手」と賞賛されるほどなのだそうです。が、僕が注目したのはその経歴。 ・・若い頃、あまりにも技術が素晴らしく、それと相手に何でもストレートに物を言ってしまう口のきき方とが災いし、周囲が反発して、わざと日本に居づらくさせ、海外へ追いやられてしまったと言う話し。 これを聞いて、指揮者の「小沢征爾さん」のことを思い出しました。彼もまた若くして素晴らしい才能を発揮していたのですが、予期せぬ事件に見舞われます。二十歳そこそこの若僧にあれこれ指導されたり、指揮されることに反発したオーケストラのメンバーが、全員、演奏をボイコットしてしまうのです。その時の写真、無人のステージ上で独り立ち尽くす、小沢氏の姿がひどく印象的です。 深く傷ついた小沢氏を励ましたのは、「大きいことはいいことだ!」のコマーシャルソングで知られる山本直純氏でした。「お前は世界を相手にする器だ。小さな日本はオレにまかせとけ」と、海外へ送り出すことになります。もちろんその後の小沢氏の、世界的な活躍は知っての通りです。 婉曲に穏やかに物事を表現したがる日本人にとって、突如として現れる天才的な若者は、どうしても傍若無人に映るのかも知れませんね。毛嫌いされ反発されボイコットされる。そして傷心のまま海外へ行って、やっと正当な評価を得て、今度は「大先生!」などと呼ばれて帰国できるようになる・・ 現在の小沢氏の活躍を見て、彼をボイコットしたその時のオーケストラのメンバーはどう思っているんでしょう。悔やんでいるでしょうか、それとも・・ もちろん僕自身だって(当時のことは知らないのですが)もしそのオーケストラの一員だったら、彼を正当に評価できたかどうか、自信はありませんけど。 だから思うんです。もしかすると今、我々の目の前に突然現れた、いけ好かない傍若無人な若僧が、後に「天才」「神の手」「歴史をかえた人物」などと評される、そういう人間の一人なのかも知れないと・・ そう思いながら、ホリエモンの行く末を案じておりますです。はい・・   

ブレード走行2005

★ 2005 年もブレード走行(インラインスケートでの長距離ツーリング)をやりたいと思っています。でも最近は「年一回休日スケーター」になってしまい、以前のような、冒険者っぽいストイックな滑りではなく、ホントにツーリングと言う娯楽としてやってます。 今年狙っているコースは、静岡の「清水 - 御前崎」で、ここは「太平洋岸自転車道」と言う壮大な計画の(計画倒れの)サイクリングコースが、それでも清水から渥美半島あたりまでの最も長く整備された海岸線(約 200km )があるのです。なので、一度はここを滑ってみたいと思っているわけなのです。 今から少しずつ準備を始めていまして、スケートのメンテナンスをしたり、ウエストポーチなどを使い安いもの交換したり、もちろんインターネットで現地の情報を仕入れたりと、いろいろやってます。 やり始めの若い時と違って、今では誰もいない平日にやるのは気が引けて、人出の多い休日の方が安心して出来ると言う、欠落してしまった冒険心が情けないのですが、それでも毎年、自分の中でとてもいい旅の記憶となって残ることが楽しく、出来るうちはやっておきたいと思っているのです。 特にこの静岡の海岸線は、東京から気軽に行ける距離としては最後の道ですから、これは何とかやり遂げておきたいですね。 これまでに東京および房総から福島までの海岸線はほぼ滑り終え、神奈川の海岸線も終わりました。伊豆は起伏が激しく道が狭いので断念しましたが、あとは沼津から先の静岡だけなんです。ここを滑り終えれば、あとは「遠いのであきらめがつく」と言う理由をこじつけて断念することも出来るわけです。で、約 15 年にわたる「キャプテン高橋のブレード走行計画」もひとまず終焉を迎える、と言うことになるわけですな。 まあ当初、漠然と思い描いた「日本縦断ブレード走行」には遠く及ばなかったにせよ、「2万円のローラーブレードで、その何倍も楽しませてもらった」と言う充足感は得られるに違いありません。 ・・とはいえ、まず今年の走行を決行させなければなりませんね。やっぱりゴブリンズの試合日程を避けるためには5月の連休と言うことになってしまうわけですが、天気が悪いとダメですから、何とかうまい具合に晴天になるよう、祈るだけです。     

清原選手とフジ会長

★最近気になったニュースは「清原選手の食事メニュー」でしょうかね。肉類を鶏のササミを中心にするそうで、遠征先のあちこちの焼き鳥屋を探すそうです。 数年前、肉体改造をしようとしてアメリカまで渡ったのに、トレーナーの「肉は鳥のササミだけ」と言うアドバイスを聞かず、「オレはステーキが食いたくてプロになったんだ。タンパク質なら牛だって同じだろ。鶏なんか食ってられるか(本人がテレビで言った言葉です)」と、毎晩ステーキを食い続け、その結果、筋肉組織の質が落ちて足の故障につながった、と言うのは(一部では?)有名な話しですよね。その失敗を活かしてと言うわけなんでしょうか、とにかく「鶏肉を食う」んだそうです。 この一例だけでなく、確かに清原選手は変わりましたよね。地震の被害にあった新潟の地域に出向いて、地元の学生を励ましたり、ファンサービスに熱心になったり‥‥ じつはTBSラジオの「大沢悠里のゆうゆうワイド」と言う長寿番組があるのですが、そこに清原選手がロングインタビューで出演したことがあったんです。聞き手は陣内貴美子さんで、ちょうど、堀内監督との確執が騒がれた時期でもありました。 陣内貴美子さんと言えば、ダンナさんはかつての金石投手です(広島-日ハム-巨人)。その金石氏が陣内さんにいつもため息のように語っているのは、「今のプロ野球界で、キヨほどファンに愛される選手はいない。だからあいつは、もっとファンを愛し返さなきゃいけないんだ」と言うことだそうです。 陣内さんがそれを清原選手に伝えたところ、「確かにオレは、今までファンのことなんて一度も考えたことは無かった。自分だけのために野球をやって来た」と言い、「でも、今回の巨人との騒動で、自分の味方はファンだけなんだと分かった」と、かなり反省した発言をしていましたよ。僕はあまり清原選手が好きではないので、彼の発言を疑っていたのですが、その後の彼の行動を見るにつれ、「あれはやはり本心だったのだな・・」と思うようになりました。 むかーし、誰だったか、精神科医か心理学者の言葉で、こう言うのがありました。 「スポーツ選手と言うのは、傲慢で、自己中心で、プライドが高くて、他人を傷つけても何と思わないような人間でないと成功しない」 つまりスポーツ選手とは、相手を倒し、その屍を踏みつけて前進して行くような仕事だと言う意味なのでしょう。

じつはメジャー流だった?

★朝、テレビをつけてボーッとしていたら、スポーツニュースで、新外国人選手が日本選手にメジャー流の打撃練習法を伝授した、と言うのをやってました。ボーッとしていたので、「何処のチームの誰が」と言うことはすっかり忘れてしまったのですが、その「練習法」を聞いたとたんハッとして目が覚めたほど、キャプテン高橋にはインパクトがあったのです。 それは、いわゆるロングティーの状態で、「センターより右方向へ打つ練習」なんだそうです。このフレーズ、何処かで聞いたことないですか? そうなんです。僕がいつも提唱しているゴブリンズの打撃練習法そのものだったんですよ。とは言いながら、最近はあまり耳を貸す人はいなくて、まあ、好き勝手に打ってるって状況ですが・・ これがどんな風に役立つかと言えば、「何が何でも右へ打つ」と言うことではなくて、「ポイントを引きつけることが身に付く」と言うことなんだそうです。近年、遠くへ飛ばすには、ポイントを近くして振り遅れ気味に押し込む、と言うのが主流になっています。 日本流のこれまでの「前さばき」とはまた違った流れが来ているとも言えます。特に力のある選手ほど、芯でとらえた強烈な当たりがファールになることを防いで、打率を上げることに役立つそうです。 ゴブリンズではロングティーではなくて、ハーフと呼ばれる短い距離から投げるフリーバッティングですが、ほぼ同じ効果を狙って推奨している練習方法です。 特に草野球程度の球速では、「前さばき」で打つと「いい当たり」のほとんが引っ張りのファールになってしまいます。逆に速球投手が相手のときはボテボテのサードゴロを多発します。これが貧打チームの特徴なのであります。これを防ぐには「遅いボールでも右へ打てるタイミング」を身につけることが大切なんです。 ・・あのですね。キャプテン高橋はいつも言ってますが、ゴブリンズのやってる草野球は、他のチームよりも数年先を行ってますから。みなさん、余計なこと考えず、ちゃんと付いて来てくださいよ。 ( ただ勝星が付いてこないだけなんです・・?)   

クローン人間

★クローン人間のことが話題になると、その是非とは別に気になることがあります。キャプテン高橋は少年のころ友人たちと心霊研究をしていたことがあるのですが、そのときの知識に照らし合わせてみると、クローン人間とはどんなモノになるのか、とても興味があるのです。 まず普通の人々はクローン人間を、「肉体の DNA 的複製」とだけ考えがちですが、心霊的に見ればそれだけでは不完全で、その肉体に宿っている霊魂の方が人間の本体なのですから、霊魂まで複製しなければ完全なクローンとは言えないと言うことになります。 では、霊魂と言うのは、複製できるものなのでしょうか?  「複製」と言う概念からは外れるかも知れませんが、霊魂が分裂することはあります。たとえば一番分かりやすいのは「一卵性双生児」です。これはご存知のように、受精した一つの卵子が子宮内で二つに分かれ、二人の人間として生まれてくることですが、この時、同時に霊魂も二つに分かれます。 つまり本来一人の霊魂だったものが、二つの肉体に宿って生まれて来ると言うことになるわけで、我々が考える「クローン人間」に一番近い形と言うことになるかと思います。 逆に、複数の霊魂が合体することもあるようです。と言うより、ほとんどの人が、複数の霊魂が集まって一人の人間として生まれ変わって来ている、のだそうです。だから、一人の人間の中に、一言では表現しきれないようなたくさんの性格、性癖、本人にも分からない奥底の感情など、複雑な意識がうごめいているわけです。 ところが、その複数の人格が完全に統合されていない幼児期に、あまりにひどい虐待を受けたりすると、そのショックで統合に失敗し、人格がバラバラになったままになる「多重人格症」と言う精神病になってしまうわけです。 これは性格が入れ替わってしまうだけでなく、名前や生まれ育った場所、経験したことまで言い分けると言う特徴があります。心理学的には「創作された人格」だと言われていますが、海外では、副人格の言ったとおりの場所にその人の墓があった、なんて症例まで確認されているようです。 まあ、そんな病的ではないにしても、自分の中に、人には言えないような凶暴な性格が潜んでいて人知れず悩んでいたり、酒を飲むと突然人が変わってしまったり、それを翌朝には完全に忘れていたりなど、本来の自分ではない

新しいデジカメを買いました

★新しくニコンのデジカメを買いました。 400 万画素でモデルチェンジ直前と言うことで安くなっていました。 ニコンは他メーカーより機能性が劣り液晶画面も小さいと言うことで、ソニーやキャノンに比べて人気薄だと言う気がするのですが、画質がいいんです。ちょっと色を抑えめで、ナチュラルで上品な絵柄に仕上がります。 じつはこれまで友人や従兄弟などの機種を借りて、いろいろ試してみたのですが、ニコンの画質・色合いが一番自分の感覚に合うことが分かりました。 タイムラグがあるとか、機能性で不便を感じても、最終的に画質がいいと全部忘れて満足してしまうもんなんですね。逆に機能優先で画質が悪いとガッカリ度が激しいんです。全部消去したくなってしまいます。 で、初めて買ったニコンのデジカメが、 6 万円もするのに機能性がものすごく悪くて、下取りに出して、他のメーカのを探していたのですが、いろいろ見比べて見ると、あのニコンの画質が忘れられないのですよ。 で、このクールピクス 4100 を店で触ってみたらずいぶん改善されていて、まあまあ満足いくものになっており、しかも人気薄でモデルチェンジ間近と言うことで、¥ 17000 で買いました。シルバーなら¥ 15000 と言う店もありましたが、ちょっと変わった色が欲しかったので・・  

自転車で大井埠頭まで行く?

★草野球は 20 日の風戦が決まれば、 19 日の大井での練習は無くなる可能性が大です。それはそれでいいのですが、個人的には、大井埠頭までの往復 60km 自転車走行が無くなるのは残念な気がしています。 都心を自転車で走り抜けると言うのは、やってみるととても面白いのですが、「野球場に行く」と言うような理由が無いと、なかなか決心がつかないからです。「どうせサイクリングするなら、景色のいいところへ」と思ってしまうのが人情ですからね。 そう言う意味で、ゴブリンズの試合に自転車で行く、東京を走り抜けると言うのは、僕にとって貴重な時間とも言えます。特に、これから3月〜5月くらいまでは気持よくて最高ですよ。 もちろん夏は夏で、ゲームが終わって、ビールなどいただいて、ほろ酔いで走る夕暮れの多摩川沿いなんてのはたまらなく心が安らぎます。ただし炎天下はいけませんね。炎天下ではヘタすると命の危険を感じる時もありますからね。 あと、知らない町を走るのが面白いです。行きつけの球場と言うのは、何度も走って次第に道順が定まってしまいますから、そうなるとちょっと新鮮味が薄れて来ます。できれば時々は初めてのグランドで、初めての道を少し迷いながら進むと言うのが理想ですね。昨年は「舎人公園」や埼玉の「大宮健保グランド」が初体験で、大いに楽しませてもらいました。 「舎人」はちょっと晩秋と言う季節柄もあったのですが、川口を過ぎると工場や倉庫街が多くなって、少し殺伐とした気分にはなりましたかね。それでも帰りの、日が暮れて真っ暗になった荒川沿いの細い道に迷い込んだ時はスリリングで不気味でした。明かりが全く無くて、得体の知れないバケモノが出そうで、それなりに面白みがありましたよ。ただ、もう一回行く気にはなりませんけど・・ 「大宮健保」は、新座、志木を過ぎたあたりでにぎやかな町を抜け、風景は刈り取ったあとの田んぼになりました。やがて川の高い土手に登り、そこからとてもいい感じになりました。あまりに強い向かい風で、散歩中の歩行者もなかなか抜けないような速度でしたが、快晴の空で、遥か遠くまで見渡せる広大な景色を見ながら進んでいる時は、余計なことをすっかり忘れていましたね。 しかし、昨年は4回もパンクに見舞われ、うち一回は、タイヤが大きな音と共にバーストすると言う状態で、そう言う

iMacなぜか完全復活!?

★昨年 eMac を購入以来、ダウンしたまままったく起動できなかった iMac が、数ヶ月ぶりに突如復活しました。 じつは、初めて買ったパソコンでもあり愛着があったので、何とか修理して使おうと思っていたのですが、調べたら3万〜5万かかるそうで、そんなにかかるなら仕方がない手放すか。 ・・と、あちこち引き取ってくれるショップを探していたところ、 iMac が、何だか「スイッチを入れてくれ!」と言う念を送ってきたような気がして(すみません。またこんな話しで・・)、試しにスイッチを押してみたところ、写真のように、「完全起動」しました。 とは言え、恐らくもう長くはないと思うので、急いで、今まで取り出せなかったデータを eMac に転送することにしました。特に MO が新しい OS に対応していなかったので、これに入っていたものを全部移し替えました。 何より、これにはゴブリンズのムービーファイルの原版を保存してありまして、これを取り出すことに成功したのが大きいです。これを、少し編集に手を入れて、高画質の QuickTime ムービーファイルにして CD-R に焼き、メンバー各自に配りたいと思います。ちょっと遅れましたが、新ゴブリンズ5周年記念として昨年企画していたものなのです。 なお、暮れに大宮でやったマックス戦のファイルもあるのですが、これは未編集で、一からやるとなると大変なので、とりあえず、以前ホームページなどにアップしたものを中心に、あと印刷できるような高解像度の写真なども入れる予定です。なるべくシーズン前に届くようにして、試合のムービーを見て、モチベーションをあおるような形にしたいですね。     

AMラジオ、FMラジオ

★みんな、あんまり AM ラジオなんて聴かないと思いますが、このところ、ラジオ番組で一番面白いと思ってるのは、 TBS ラジオの「ストリーム」ですね。午後1時から3時半までやってます。小西克哉氏と松本ともこ氏がパーソナリティとしてやっているもので、政治・経済からスポーツ、音楽、映画、アングラ(死語?)ものまで話題が幅広くてとても面白いですよ。 二人のキャラクターがあか抜けていて、いわゆる AM にありがちな所帯臭さが少ないんですね。特に松本ともこ氏は、もともと FM 出身なので、少し前まで FM が持っていたセンスの良さ、雰囲気をうまく AM に持ち込んで来たって感じです。彼女のファンで、 FM から乗り換えて来たリスナーも多いみたいです。 一番の聞き所は、午後2時からの「コラムの花道」でしょう。これは、説明するのが難しいんですけど・・ マジメな話しもあるのですが、馬鹿げた話題をマジメっぽく取り上げているところが面白いです。ホームページから Windows Media Player で聴けるので試してみてください。一日ごとに変わります。 逆に、最近は FM の番組が子供っぽくって、あまり聴いてないですね。今の FM の雰囲気は、昔の AM のような感じです。流している音楽はいいのですが、対象としているリスナーが低年齢化しているからでしょう。雰囲気が幼いです。昔は FM と言うと高級オーディオのチューナーでしか聴けなかったですが、今は安く手に入りますからね。キャプテン高橋も、いま中・高生だったら聴くでしょうけど・・ ・・とは言っても毎日聴いている番組もあります。 NHK-FM の「ポップスライブラリー」と言うやつで、タイトルとは裏腹に朗読番組なんですよ。その合間に音楽を流すのです。むかしの「クロスオーバーイレブン」の小説版みたいな感じですかね。昨年の夏なんかホラー特集だったらしく、不可思議な小説ばかり朗読して、なかなか興味深かったです。本編は深夜0時20分くらいからですが、聴くのは朝9時20分からの再放送の方です。 そう言えば、むかーし FM 東京では、ゴールデンタイムに何と「通信高校教育講座」と言う受験番組をやってましたよ。いま書きながら思い出しました。ちょっとしたホラーですね、これは・・   

掘り出し物

★電池を買いに、すぐ近所のホームセンター「ケーヨー D2 」へ行ったら、写真のような「単眼鏡(小型の望遠鏡)」を 1000 円均一で売ってました。 前々から自転車やインラインスケート用に欲しいと思っていたので、安物だけどいいや、と思って買って帰りました。 ところが家に戻って覗いて見ると、これが非常にクリアで大きく見えるんですよ。おもちゃみたいな物だから、色がにじんだりボヤけたりするだろうと思い込んでいたので、驚きました。 そこで良くメーカーを見てみたら、「 Kenko 」って印刷してあるじゃないですか。なるほどこれは、カメラのレンズやフィルターなどで名の知れた「 Kenko 」の商品だったんですね。良く見えて当たり前です。失礼しました。・・と、言うことで、ちょっと嬉しくなってしまったので、書き込みました。 何に使うのかと言えば、自転車やスケートで長距離を走行中、初めての場所などで道が分からなくなる時があるんです。その時、道路表示の看板を見ればいいわけなのですが、それが何百メートルも先にあって、やっとたどり着いて確認したら反対方向で、また何百メートルも逆戻りしなければならない、なんてことがあるんですね。そう言う時に威力を発揮するのです。つまり、わざわざ表示板の下まで行かずに、遠くから覗いて読み取り、道を確認できるわけです。 ただ、携帯に便利な小型の物で、しかも性能がいい奴って言うと、けっこう高いんですよ。安くても¥ 5000 くらいはしますね。それが¥ 1000 で手に入ったと言うのはとてもラッキーでした。これでまた、初夏のブレード長距離走行に向けて張り合いが出て来ました。何とか行ってきたいものです。   

楽しいこと

★友人知人などに、「毎週のように草野球をやってる」と言うと、驚く人が多いですよね。さらに、そのために毎日柔軟と軽いトレーニングをしている言うと、「何も遊びのためにそこまでしなくても・・」と呆れられます。 でもですね、呆れているその友人たちが、失礼だけど、もうヨボヨボになりかけてるんですよ。その姿を見ていると、やっぱりやっていて良かったと思ってしまいますね。もちろん「健康のために・・」と思ったことは一度も無くて、楽しいことを相手よりもっと多く楽しみたい、と言う欲求からだけだったんですが、結果として同年代の友人たちより「動ける体」になっている自分がとても小気味よいです。 まあ出来るだけ、自転車球場入りと、インラインスケートでの長距離走行は続けたいもんです。もちろん「健康のために」ではなくて、ただ面白いこと、楽しいことを長く続けたいためにですけどね。   

中古ギターと白黒写真

★先日、ギターを売って来ました。売ったのはエレキギターとエレキベースの2本です。「いつか使うかも知れない?」と、ずっと保管しておいたのですが、その可能性も少なくなり、けっこう邪魔なので思い切って売ることにしました。 ネットで探したら、何と「ひばりが丘駅」のすぐ近くに「中古ギター買い取り販売」の店があることが判明し、そこへ持って行きました。 プロの演歌作曲家の友人から、「中古の買い取りは安いよ」と聞いていたので、あまり期待はしてなかったのですが、査定してもらったら、イバニーズの9万のギターを2万(今はアイバニーズと言うらしい)、グレコの8万のベースも2万、計4万円で買い取ってくれることになりました。 (もともとエレキにはさほど思い入れは無かったのですが、しかしまあ、少し寂しい気持にはなりました) 1本5〜6千円だと思っていたので、意外に高く売れたのでビックリしました。でも、店の人は「この形は今は人気が無いのでこれ以上は高くできない」と恐縮していましたよ。すごく人気があるモデルだと、原価よりも高い場合があるそうです。 で、手元に残ったのはアコースティックの「マーチンD-35」と、E君がハワイへの転職時に預かった「フェンダー・ストラトキャスター」の2本になりました。 ところで、売る前にギターケースのポケットを調べたら、思いがけずバンド活動をしていた頃の写真が出てきました。スタジオでの練習風景ですね。仲間が撮ってくれたヤツです。なのでこれを、「エレキギター決別記念」としてアップしておきます。 確か29歳だったと思います。若くて見栄えがいいので、「これがホントのオレの姿なんだ!」と豪語したいところですが、残念ながら違います。 これはすでに過ぎ去った幻影であり、ホントの自分は、それから35年が過ぎた現在の私の姿なのであります。 ・・いや、あと5年10年たてば、今の姿もやがて過去のものとなってしまうわけで、今の自分も、本当の自分とは言えなくなってしまうんですね。 つまり本当の自分の姿とは、今でもない、過去でもない、未来でもない、どの年代であるとも定めることは出来ず、生きている一瞬一瞬の「幻」にすぎない、と言うことなんでしょうか?  ・・と、哲学の夜はふけてゆくのでありました。 白黒なのはあえて撮ったもので、カラーフィルムが無い時代だからではありません?   

メジャー行き?

★あちこちの球団で、メジャー行き希望の騒動が起こってますね。その原因が、ポスティングシムテムと言ういわゆる入札制度です。 特に巨人の上原投手と阪神の井川投手がこじれそうですが、この件に関して、いつもは球団を批判することが多い僕ですが、今回だけは、球団側の方が正しいのではないかと思ってます。 これからはメジャー志望の選手は、ジャイアンツなどの人気球団に入ったらダメなんですよ。ポスティングで選手を手放す可能性があるのは、財政難で大金の欲しい球団なんです。 巨人や阪神に入って好い思いをして、なおかつポスティングでメジャーに行こうと言うのは、おこがましいと言うもんです。 FA 権を取得して、正々堂々と行くべきなんですね。たとえば、あのゴジラ松井くんのように・・・ 考えてみれば、 FA 権での正当な移籍なのに、「裏切り者と言われるかも知れませんが」と、恐縮していた松井くんは、ホントにいい奴だったんですね。 彼らの言い分では「年齢」と言うことが大きな理由のようですが、いやいや、井川投手はまだ若いですし、上原投手はドラフトの逆指名で巨人を選んだとき、運命が決まってしまったんですよ。 とにかく、ホワイトソックスの高津投手は 35 歳で FA 移籍ですから、あの潔さと比べると、応援する気にはなりませんな。     

サドルを交換した

★2年前、野毛町公園グランドに向かう途中、自転車同士の衝突で以前の自転車が大破し、今の物を購入しました。あちこちパーツが古くなって少しずつ交換しています。 今回はリアディレーラーのシフトケーブルを交換しようと思いまして、近所の「サイクルベースあさひ」に行きました。ついでにサドルが破け始めていたので、安いサイクルベースあさひオリジナルも購入しました。 サドルは実際に使用してみないと善し悪しが分からないので(バットと同じですね)、やや不安です。短距離なら問題はありませんでしたが、 20km を越えるような長距離でどうだか・・ 自転車パーツの購入では、ちょっと変わったことを発見しました。安いところを探してあちこち見て回ったのですが、本来なら格安のはずのホームセンターの方が、自転車専門店よりも全体的に高いことです。これはちょっと意外でしたね。一番安いのはもちろんネットショップで、ホームセンターと比べると最大で¥ 500 くらいの差があります。 自転車専門店はその間くらいと言う感じです。ただネットショップは送料などが余計にかかるので、細かいパーツ類をバラで買うには不向きです。これは実店舗で手に入れたいですね。ただ都心に出ないと手に入らない時は、電車賃と送料を比較したりして決めてますけど。     

iPodはソニーの製品ではない‥‥

★スケルトンの iMac が出た数年前からですが、キャプテン高橋の頭の中では、「 Apple 」が「 Sony 」であるかのような錯覚が起ってまして、それは「 iPod 」の出現によって確実なものになりました。「あっ、これは昔のソニーだ」と・・ iPod みたいなものって、以前ならソニーが一番最初に作ってたはずなんじゃないですか? 最近、アイデアの魅力や独創性と言う点で、 Apple に負けてるような気がします。もちろんソニーも独創性を狙っているんでしょうが、狙いすぎて孤立しちゃってますね。 まあウォークマン発祥の地はソニーなので、 Apple の iPod は所詮二番煎じだと言う見方も出来ますが、 iPod と言うのはウォークマンに比べて音がいいんですよ。イコライザー機能が付いていることが大きいと思うのですが、この音の良さ、快感は、ソニーを使用していた頃には味わえなかったものなんです。 今では、 Apple 以外にも HD タイプの携帯プレイヤーを出してるメーカーがありますが、問題は容量やバッテリー耐久性じゃなく、音質ですね。どこまで音質を重要視してるかで決まってくると思います。 ただ不思議なんですが、 iPod を、オーディオ装置やカーステレオに直接つないで聴くと、ひどい音になってしまうんです。聴くに耐えないんですね。やっぱり「 mp3 」や「 AAC 」とかの圧縮フォーマットはヘッドホン用にしか向かないんだろうか、と思ったんですが、しかしこれを、 CD-R に焼いてオーディオ装置にかけると、低音がややぼやけるものの、けっこう「いい音」で鳴るんです。 で、これは、ウチはちょっといい DENON の CD プレイヤーを使ってるんですが、このプレイヤーの性能が引き出しているんだろうか、などと考えたり・・、まあ、オーディオ装置で聴くなら、普通に CD で聴けばいいんですけどね。 ところで、「 iPod shuffle 」と言う 512MB 〜 1GB のものが出まして、これは軽くて小さくてブレード走行に良さそうですね。・・ちょっと狙ってます。当分は予約待ちのようですが、ゴールデンウィーク近くになれば在庫が有る状況になるかも知れません。      

優しい時間

★最近はあまりテレビドラマを見なくなりまして、1週間に一度、と言う間隔がめんどくさいと言うこともあるし、見る時は再放送でまとめ見する、なんてことをしてます。でも、今度始まった倉本聰氏脚本の「優しい時間」は、久々に初回からまともに見てます。 これ、けっこういいんじゃないでしょうかね。富良野が舞台なので、「北の国から」の二番煎じになるのではないかって不安もあったのですが、湿り気が少なくていい感じです(北の・・は、湿り気が多すぎてダメなんです)。 特に、セリフの響き合いが心地いいです。詩の朗読を聞いているような雰囲気もしてきて、録画して何度も見てますよ。あと、最後に流れる平原綾香さんのテーマ曲がとてもいいですね。この曲が聴きたい一心でドラマの筋を追ってる、なんてところもあります。 そう言う意味では、テーマ曲の影響は大きい気がします。「ブラックジャックによろしく」の平井堅さんも良かったし、「グッドラック」では山下達郎氏の「ライドオンタイム」のイントロが流れる一瞬が見たくて、ついつい見てしまったこともありました。(けっこう見てますな・・) 次回以降も、あまり感情過多にならず、淡々と物語を進めて欲しいもんです。   

平原綾香の評価

★「優しい時間」でテーマ曲を歌っている「平原綾香さん」は、もともとサキソホン奏者なんだそうですね。歌は専門ではなかったそうです。まあ、肺活量はかなり感じますが‥‥ ところで、そのテーマ曲シングル「明日」が発売されたらしいので、あちこち検索していたら、ヤフーのリスナーレビューなんかでは、「歌がヘタ」とか「高校の合唱クラブ程度」とか、相当ひどい言われ方をしていることが分かりました(もちろんホメているのもありますが)。 僕は、上手い下手は気にしませんでしたが(気にする必要が無いほどウマいと思うので)、何よりもまず「声に特徴があるな」とは思いましたね。 で、思い出したのはユーミンがデビューした当時のことです。僕が15歳くらいのことですから、かれこれ30年ほど前になりますか。あの時もなかりひどいことを言われてました。一番ひどいなと想ったのは、曲云々より「ダミ声のあの声質が生理的にまったく受け付けない」だったでしょうか。ところが、今や日本を代表するミュージシャンの一人になってることは周知の事実です・・ つまり、芸術や芸能では、「上手い」ことと「表現力がある」こととは、必ずしもイコールではない、と言うことなんです。絵画やイラストでも、いくら写真みたいな「上手い絵」を描けても、それだけでは作家としてはダメなものなんです。 逆に「あんなヘタくそなのに、何で超有名なの?」って人、いますよね。あれはつまり、個性や独創性が上手い下手を超越しているということなんです。芸術や芸能においては個性や独創性が何よりも大事、それが無いと、人を感動させるような表現力は生まれないものなんです。 歌手では「声質」が大切です。ラジオで聞いても、一発で「あの歌手だ!」と分かるくらい声に個性が無いといけません。その点、ユーミンは特殊と言えるくらいの個性が有りました。 さらに、ある音響の専門家がユーミンの声の周波数を計ったところ、聴いている人の脳から「アルファー波」の発生を誘発させる周波数帯があることが分かりました。つまりライブで聴けば聴くほど虜になってしまう声質だった、と言うわけです。(モンゴルに伝わる歌唱法「ホーミー」と良く似た周波数だそうです) 平原綾香さんの場合も、上手い下手よりも、声質の方が先に入って来ましたね。これは歌手として、かなり有利だと思い