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自転車のメンテナンス完了

★昨年はとうとう自転車の手入れができませんでした。夏は暑くて暑くてやる気がしなかったし、秋口には個展の準備で忙しかったし、それが終わったら急に寒くなってしまうし・・ で、年が明けて、ようやく取りかかることが出来たのです。いや、取りかからなければなりませんでした。 かなりタイヤが摩耗して来ており、次の長距離走行は危ないかも知れないと想っていたのです。そこへ、1/19に芝公園でゴブリンズの練習があるかも知れないと言うことになり、地図で距離を計ってみたのです。すると、どうやらあそこまで往復48kmあると分かり、いよいよバーストの危険が有るなあと、急遽タイヤを注文、交換することになったわけです。(その後けっきょく中止になってしまいましたが・・) と言うのも、今までに二回ほど球場入りの際にバーストした経験があるのです。それも、チューブに小さな穴が空いて空気が抜ける、なんて地味なんじゃなくて、タイヤが減って裂け目ができ、走行中に「パン!」と音を立てて破裂する本物のバーストです。そんな経験があり、さすがに三回目はサイドウォールが膨れ上がったのに気づき、事なきを得ました。 原因は、「野球用具一式」という重い荷物を乗せての長距離走行が一番なのですが、僕の場合それだけではないのです。 たびたび後輪のタイヤをロックさせ、ドリフトやスピンターンをすることがあり、それが摩耗の大きな要因になってしまうのです。 もちろんこれ見よがしにやってるのではなく、子供の飛び出しなどを避ける危険回避のテクニックとして・・なんですけど、意識せずつい反射的に行ってしまうのです。 そんなこんなで、タイヤ交換をしなければならなくなったのですが、実は、自転車のタイヤってのもバカにならない値段なんですよね。ヘタをすると、安売りの軽自動車用タイヤ一本分より高いケースが有るのです。 今まで使用していたのは「KENDA:KWICK-TRAX」と言う傑作タイヤで、とても剛性が高くていいタイヤなんですが、僕の価値観からするとやや値段が高いのです。それにいつも同じだと飽きが来るので、今回は「TIOGA:ACT コモド」にすることにしました。(自転車はラレーのクラッシックタイプで、太めのタイヤを使用します) ◎ 「KENDA:KWICK-TRAX」 ◎ 「TI

巨大地震の夢を見た・・

★このところ、巨大地震の可能性の話しや、原発の地下が活断層になっている、なんて話しをよく聞くせいでしょうか。昨日(12/20)の早朝、地震の夢を見ました。 * *そこが何処なのか不明なのですが、私は何かの建物(ビル?)の中にいます。すると不意に建物が揺れ始め、次第に大きくなって行くのです。 「あっ、地震だ!」 と想った私は、とっさに「外に出た方が安全だ」と感じ、出口から少しだけ顔を出して上を見上げるのです。 建物の上階はヘビのようにうねって揺れていますが、ガラスが割れるとか、壁面が落ちて来る様子はまだ有りません。表に出て逃げるなら今のうちです。 私は勢いよく走り出し、広くて物が落下して来ないような場所を目指します。そして行き着いたところは、どう言うわけか大きな橋の上でした。が、そこも安全な場所では有りません。橋の路面はゆっくりとうねり出し、やがて大きく波打って、ほとんど立っていられない状態になってしまうのです。 私は恐ろしさに耐えながら欄干にしがみついて、何とか揺れをやり過ごそうとするのです。しかし橋はこらえ切れず崩壊、ガレキもろとも水面に投げ出されてしまいます。 水中に落ちた私は、そのまま何処までも沈みゆき、頭上に見えていた最後の空の光を見失うと、あたりは暗黒のまっただなか・・ 必死に手足を動かして、陸地と想われる方向へと泳ぐのですが、まるで進む感じがしません。そしてついに力つき、「オレはここで死ぬんだ‥‥」と想った瞬間、目が覚めたのです。 * ・・他人の夢の話しと言うのはつまらないもので、興味無いだろうことは重々分かっているのですが、ちょっとだけ書かせてもらいました。 じつこれにはもう一つ続きが有るのです。この二日ほど前らしいのですが、母親が同様に、大きな地震が起こる夢を見ていたことが判明しまして、その符合に少しばかり驚いたから、と言うことなのであります。 とは言え、同じ夜、同じ時刻に、同じような地震の夢を見たと言うならばいざ知らず、「二日ほどズレていた」と言うのは少々間の抜けた話しで、あまり大っぴらに書けば逆に恥をかくかも知れませんが、それでも、何となく引っかかりが有るような気がして、書かずにはいられなかったのです。 それと私の母親は、昔からよく正夢を見る人

新しいNikonのデジカメを買った

★「Nikon COOLPIX P310」・・久しぶりに新しいデジカメを買いました。持っていたデジカメ類がみんな故障してしまったのが理由です。 デジタルカメラと言うのはフィルムカメラと違って故障しやすい物のようで、特に、2,3ヶ月使用しないまま放っておくと、次に電源を入れた直後に壊れやすいみたいです。 で、カメラ1台くらいは有った方がいいと想い、Amazonを検索していたところ、前から気になっていた「COOLPIX P310」が、3万円台から格安の ¥16180- になっているのを見つけました。このモデルは2012年3月発売と言うことで、まだ「型落ち」までは行きませんが、そろそろ来年には新型の発表もあるかも知れず、このところ少しずつ値段が下がって来ていたのです。 で、中古でも¥15000くらいが相場なので、そろそろ買いかなあと想っていたら、さらに限定20台がタイムセールで値引きされていました(¥15800-)。それで試しにカートに入れようとしたら、今度は「キャンセル待ち状態」になってさらに購買意欲をそそられ、けっきょくは、キャンセル1台が出たところで、ややあわて気味に買ってしまった、と言うわけなのです。 じつは、Nikonのデジカメは4台目なんです。フィルム時代はCanon党だったのですが、デジカメではフィルムを再撮してデジタル化するキットが欲しくて、当時それが出来たモデル「Nikon COOLPIX 880」を選んだのがきっかけでした。 で、その時の色再現がナチュラルで気に入り、そのままNikonになってしまったと言うわけです。(たとえばCanonのデジカメはやや赤が強調され気味で、FUJIFILMは全体に黄色っぽく暖色系に偏る傾向あり) なので、今はもう「他のメーカーにしてみたい」と言う気持ちはあまり無いですね。Nikonの色にほとんど不満が無いと言うことが一番ですが、同じメーカーを使い続けると、各機能やレイアウトも過去モデルと共通する部分が多く、使い方に迷ったり、必要以上にマニュアルを読み直さなくていいので助かるのです。 最近は携帯電話やスマートフォンのカメラ機能で撮るのが当たり前になってますが(この写真もiPhoneで撮影)、やはり、細かい設定とかストロボとか、デジカメの方がはるかに有利であることに変

高橋フミアキ 手描きCG絵画展

★現在、個展を開いています (終了しました) 場所:中野画廊アベニュー (中野ブロードウェイ内 2F) 日程:2012年 11月8日(木)~13日(火) 時間:12:00~19:00(最終日は17:00) (ハガキの画像を拡大すると、詳細が分かります)     以前、絵を見せた友人から、 「な〜んだ、CGか。キーボードでパチパチやって簡単に出来ちゃうやつでしょ?」 とガッカリされまして、そこで、 「いやいや確かにパソコンだが、ペン・タブレットを使って、ひと筆ひと筆チマチマ描いてる。だから一枚完成させるまでに1ヶ月くらいはかかってるんだよ」 と必死で弁明した・・なんてことが有りました。 そこで今回は、あえて 「手描き」 であることをアピールする展覧会にしよう、と言うことになりました。ぜひ近づいて見てください。じっ〜と絵に近づいて見れば、油絵と同じような 「筆あと」 ?を発見することが出来るはずです。 来場する人からは、「ぜんぶフリーハンドなのか」「プリントの色は何年持つのか」「既存アートに対してのコンセプトは」「想像してたより質感が有る」など、やはり「手描きCG」への疑問、興味等がコメントとして寄せられています。 自分は「画材」のひとつとして選択したに過ぎず、他にもCGペイントで発表する作家は多くなっているのですが、世の中的には、まだまだ「珍しい物」として衝撃?を与えているようです(この画廊では初だそうです) その様子を見るにつけ、改めて、自分は考えていたよりも新しい世界に足を踏み入れていたのかも知れない、と想っているところです。13日までですが、ぜひ、その辺のことを目で見て確かめてください。 なお、プリントは「EPSON・PX-5600」の「PX-P/K3顔料インク」を使用。プロの写真家も展示等で使うものだそうで、メーカー発表の耐光性テストでは、30年~50年は退色しないとのことです。見に来られる方はみな変色を気にするらしいのですが、通常、家庭用のプリンターは「染料インク」で、これはすぐに変色してしまうため、その先入観で見てしまうようです。 現在自宅では、2005年に初めて展示発表した作品と、それ以降の作品20数点あまりを、アクリル板無し、プリント面むき出しの状態で壁にかけて

不思議な人々列伝

★ある時期僕は、具体的に言うと、1990年~1995年あたりにかけてですが、頻繁に不思議な人々に出会いました。何故か分りませんが、とにかくやたら会いました。 あのころはただ漠然と奇妙に想っただけでしたが、その後、世の中で、不可解な行動の人が多くなったり、動機不明の猟奇犯罪が増えて来たことを想うと、あそこが何かの分岐点と言うか予兆だったのではないか?、などと勝手に勘ぐったりしてしまうのです。・・そのいくつかを、記憶を頼りに書いてみます。 * ◇ 雨に濡れる人 ◇ 西武線「田無駅」近くでのことです。夕方からポツポツと降り始めた雨が、夜には本降りになっていました。帰宅のため電車を降り自転車に乗りかえた僕は、少し急ぎ気味に走っていました。いくつか曲がり角を折れ、田無警察の交差点の手前に来たところで、その「おかしな男」を見かけたのです。 彼はずぶ濡れになりながら、大股に足を開き、道のど真ん中に立っていました。両腕を肩の高さまで広げ、しかし、ひじから先はぶらりと垂れ下げた状態で立っているのです(分かりますかね?)。 「どうしたんだろう?」と想った僕は、横を通り過ぎる時にまじまじと顔を覗いてみたのですが、彼は黒縁のメガネをかけ無言のままこちらには目もくれず、なぜか薄笑いを浮かべて、いつまでも雨に濡れ続けているのでした。 ◇ おかしな外国人 ◇ 西武線「池袋駅」の地下でのことです。駅の改札を入り、ホームへの階段を上り始めると、上からひとりの外国人がおりて来ました。メガネをかけたスーツ姿の真面目そうな白人だったのですが、一箇所だけおかしなところが有りました。 何故かその白人は、厚いボール紙を首からヒモでぶら下げており、そこにつたない日本語で「ひみつけいさつ」と書いてあったのです。 僕は目を疑いました。そして、少しやり過ごしたあと、どうしても理由が知りたくなって数メートルほど追いけたのですが、人ごみに道を塞がれて追いつけず、そのまま彼は、平然と改札を抜け、地下街の雑踏の中へと姿を消してしまったのです。 ◇ ドアぎわの男 ◇ これもまた西武「池袋駅」でのことです。夕方6時ごろのある帰り・・ 僕は電車のドアぎわに立って発車を待っていました。ホームにはいろいろな人々が歩いています。その様子をぼんやりと眺めていたのですが、ある男の姿を見つけて我が目を疑いました。

SONY ステレオイヤホン MDR-AS21Jを買ってみた

★Amazonで安くなっていたので(¥1,600-)こんなのを買いました。耳に輪っかを掛けるタイプのイヤホンです。ジョギングとかウォーキングなどの、主にスポーツしながら使う用に出来ています。 少し前だったら自転車でも使えたんでしょうが、自転車の規制がキビシクなったので、道路交通法上、今は使えません。まあ、僕の場合にはブレード走行で使う、なんて手もあるとは想いますが・・ で、使ってみてどうだったのかと言うと、まずまずなんじゃないかと想います。耳にかけるのに手間りますが、いったんセットしてしまうと、そんなに緩んだりしません。ただし、部屋の中で聴いているだけなので、動いてみないと何とも言えませんが‥‥ 音はですね、これがそこそこいい感じの音なのです。写真を拡大して見て欲しいのですが、イヤホンがお椀にフタをしたような形をしていて、このフタ部分を前向きにして耳に差し込むようになってます。何となく中途半端で、「これで大丈夫?」って想うかも知れませんが、実はこれ「パーティカル・イン・ザ・イヤー方式」と言って、かつて、Sonyウォークマンに採用された、傑作?ヘッドホンと同じなのです。(うんと若い人は知らないでしょうね) その時のウォークマンは「WM-20」と言って、いわゆる「カセットサイズのウォークマン」として、一世を風靡した作品です。その付属品として「パーティカル・イン・ザ・イヤー方式ヘッドホン」が付いて来たんですが、これが不思議なくらいいい音がしたんですよね。その印象が残っていたので、「耳掛けタイプが欲しいな」と想って探した時、あまり迷い無く選択できたのです。 ◎ Sony Design「MDR-W30L」 ◎ Sony Design「WM-20 ウォークマン」 もちろん、最新のカナルタイプと比べると絶対的な音質は劣りますが、何かをしながら聴く分には問題有りません。むしろカナルタイプに有りがちな「タッチノイズ」が無くて、とても開放感が有るのです。 考えれば、インナーイヤータイプだと外れやすい、カナルタイプは動くたびにタッチノイズがうるさい、と悩んでいたとき、「そうだ!あれが有ったじゃないか!」と思い出し、復活採用になったんじゃないでしょうか。 Sonyの製品を買ったのはずいぶん久しぶりになりますが、なかなかいい買

映画「あ・うん」について

★高倉健さんの主演映画「あなたへ」が、もうじき公開とのことで、それについては、いずれ何処かの誰かが書くでしょうから、ここでは「健さんつながり」で、私の大好きな「あ・うん」のことを少し書いておくことにします。 じつは、恥ずかしながら、健さんの映画を見たのは「あ・うん」が初めてだったのです。見るきっかけとなったのは、あの板東英二さんの言葉でした。 * かつて、映画「あ・うん」の中で、主演の高倉健さんと共演し、親友役を演じた板東英二さんが、第13回日本アカデミー賞発表の壇上に上がってこう語ったのです。 (第13回日本アカデミー賞:1990年) 「いま、この会場に、王と長島がいてくれたら、どんなに誇らしいことか。たとえ彼らでも、高倉健と共演したことは無いだろう。こんな賞は取ったことが無いだろう、と・・」 板東さんは、最優秀助演男優賞を受賞したのです。そしてそれは、若くて一番いい時代を、王と長島の引き立て役にされてしまった野球選手の、大逆転勝利の瞬間でもありました。 私はと言えば、最初に書いたように、それまで一度も「高倉健」の映画を見たことが有りませんでした。ですから「高倉健」と共演することがどんなに誇らしいことなのか。そして「健さん」がどれほど魅力に満ちた俳優なのかが分からなかったのです。 が、坂東さんの感激ようにすごく興味を持ち、試しに「あ・うん」を見てみたら、やっと分かったのです。私はいっぺんにファンになってしまい、しばらくは健さんの出演作品を探し歩いたほどでした。 「鉄道員(ぽっぽや)」なんて、本編より先に予告編の「健さんが、吹雪きの中にたたずんでいる」、その姿を観ただけで、もう、胸が熱くなったりしましたっけ・・ それとテレビドラマでは、NHKの「チロルの挽歌」が実に良かったです。山田太一脚本で、音楽が東京ラブストーリーなどでブレイクした「日向敏文」で・・(これについても書きたいんですが、今回はやめておきましょう) しかしながら、数多い作品の中でも、私には「あ・うん」が特別な感じがしたのです(DVDも手に入れてしまいました)。何故だろうかと考えていたら、この作品だけ、健さんのキャラクター設定がいつもと違う気がして来たのです。 通常「高倉健」と言えば、無口で、不器用で、痛いほど人の

白戸家お父さん老眼鏡を買った

★ここ1,2年、本が読みにくくなったなと想っていて、そうこうする内に漫画の絵も見にくくなって来て、「どうしたんだ?。何か悪い眼病だろうか?」なんて恐れおののいていたのですが、なんてことは無い、老眼が進んで来ただけなのでした。 で、試しにホームセンターのメガネ売り場で老眼鏡を覗いてみたら、これが何と見やすいではないですか!。さっそく一個(+1.5・¥980)を買って、自宅用で重宝していたのですが、だんだん、電車などで文庫本などを読むために、携帯用が欲しくなりました。 持ち歩くものなので、出来れば面白い物をと探していたら、これが見つかりました。「白戸家お父さん老眼鏡」。正規品(¥2,680)はすでに完売していましたが、アウトレット品(¥1880)がいくつか残っていました。アウトレットのため希望の度数が無く、「+2.0」と、ちょっと高めの物を注文しました。(正規の値段はちと高いですな) ◎ SoftBank SELECTION 実際に使ってみたら、度数は+1.5の方がより見やすいですが、本を読むにはそれほど問題は無く、非情にコンパクトに折り畳める分、持ち運びに便利でいいかと想いました。携帯電話のストラップとしても取り付けが可能で、グッズとしても見た目がいいですね。 と言うことで、さっそく電車内での読書に使おうと想ってますが、ああ言うところでの時間つぶしには「宮部みゆき」の短編集なんかがいいですね。ミステリー作家として有名ですが、心霊現象にも共感できる部分が有って楽しいし、そうかと想えば、江戸時代物の人情ばなしにも卓越していて感動させられます。うっかり物語に没入していると、電車に乗っているのも忘れて涙があふれて来ることがあり、あわててしまいます。 そんなことを楽しむにも、「文庫本の活字がしっかり見える」と言うことは重要ですな。最近は「電子書籍」なんて方法も有りますが、まだそこまでは行ってません。今は、新しい老眼鏡で、たとえば昔読んだ小さな活字の文庫本を再び読めるようになったと言う、ささやかな喜びの方が大きいのです。 ただ、電子書籍が欲しいなと想うのは、数十年前の古い漫画を読みたくなった時でしょうか。僕がかつて夢中になった漫画家の作品はそのほとんどが絶版となり、しかも、所有していたあらゆる漫画本を手放してしまっているの