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暗黙のルール・イチローのメジャー入りで分かったこと

★ある野球ノンフィクションの本を読んでいたとき、こんな記述があったのを覚えています。(何の本だったか忘れてしまったが・・)。 著者がアメリカを訪ねて野球観戦する人々を描写しています。すると、地元のチームがリードされている場面で、1塁に出たランナーが盗塁を試みるのです。しかしキャッチャーからの送球が素晴らしく、ランナーはタッチアウトされてしまいます。 ・・が、これを見た地元ファンたちは、ガッカリしながらも「勇気あるプレーだった」と、小さな拍手を送るのです。 そしてその姿を目の当たりにした著者は感動し、「盗塁」が本来どんなプレーなのかを初めて知ることになります。「盗塁」とは、むしろリードされているチームが、起死回生を狙って果敢に試みる「勇気あるプレー」だったのです。 これが日本ならどうでしょう。どちらかと言えば、リードしている方のチームが、押せ押せの勢いに乗って仕掛けるプレーだと思われてないでしょうか?。 つまり、失敗してもリードしているからとりあえずは安心、逆に成功すれば追加点が期待出来るし、と言うわけです。もしリードされている場面で失敗しようものなら、「暴走、罰金もの!」なんてことになり、ファンからも「あいつ野球知ってんのか?」なんて罵声が飛んで来そうです。 こんな風に「日本野球」と「アメリカ野球」では考え方に違いがあるようなのですが、今回、イチロー選手が初の野手として渡米しメジャーで活躍するようになってからは、さらに我々はいろいろな「本場の考え方」を知ることになりました。 たとえば、マリナーズが大量リードしている場面でイチロー選手が盗塁をした時、なんと味方であるはずの地元ファンからブーイングが起こり、公式記録上も盗塁として認めない、なんてことが起こりました。このことは、古くからメジャー好きだった僕も初めて知りました。盗塁したのに盗塁にならないんですよね。 ようするに、大量リードしているチームが盗塁をすると言うことは、傷ついて倒れた相手をさらに足で踏みつけるような卑怯な行為、だと言うのです。 なるほど、今まで日本野球で育って来た我々は、大いなる勘違いをしていたようです。盗塁とはリードしているチームが勢いに乗ってやるものなのだと・・。そうやって、徹底的に、完膚無きまでに相手を叩きのめすことが勝負師の心得

ナベツネ復活?!

★「無観客試合の異様な雰囲気の中でつかんだ勝利!」と言うことで、サッカー日本代表がやってくれましたが、これを見ていたあるサッカー解説者が「僕らが現役のときは、毎日が無観客試合でしたけどね」なんて自虐的に言ってました。 そうなんです。プロ化して「Jリーグ」となるまでは、日本サッカー界は、じつは長い不遇の時代が続いていたんです。かつて「明石家さんまさん」が、自分の草サッカーチームの助っ人に、当時読売クラブの「ラモス選手」を「ブラジル料理屋のマスターや」とウソをついて連れて来ても、誰も気づかなかいくらいだったんです。 そんな日本サッカー界が、これほど盛り上がり、自力でワールドカップに出場できるまでになったのは、やはり「ナベツネさん」の影響を退けたことが大きかったのかなあ?という気がしています。 「Jリーグ」が企業名を付けることを廃止しても、しつこく日テレに「読売ベルディ」と言わせ、ホームを「川崎は田舎臭い」と言って「東京」に移し、やがてJリーグ全体に「読売巨人軍」と同様の影響を与えようとしたナベツネさんの計画を、川淵チェアマンは敢然として阻止しました。 けっきょく、激怒したナベツネさんはサッカー界から手を引いてしまうのですが、この瞬間が、日本サッカーの大きな分岐点になったのではないかと言う気がしています。その結果、サッカーはサポーターの手に戻り、各地域と密着したスポーツ文化を作ることになりました。 ・・で、プロ野球界と言えば、先日「ナベツネさん」の巨人軍復帰・球団会長就任が発表されまして、またもや不穏な空気が流れております。 もういくら何でも、さすがの巨人ファンと言えども、ナベツネ復帰を歓迎する人はいないと思いますが(?)、せっかく交流戦などの成果で「メジャーリーグより日本プロ野球に興味がある」と言う人の数が上回ったと言うのに、何かやらかして台無しにするのではないかと、とにかく心配しています。 今度は何をやるんでしょうか? あちこちの球団の主力を集めてもダメなんだ、と言うことはいくら何でも学習したと思うんです。とすると・・、僕は今夜の「ロッテ ◊ 巨人戦」の結果を見て漠然と思いました。 「次は監督を引き抜くかも知れない。たとえばバレンタイン監督」。千葉ロッテマリーンズにバレンタイン監督が就任してから急激に強くなったこ

SakuSaku(サクサク)

★「 SakuSaku 」とは、 TVK (テレビ神奈川)のローカル MTV 番組のことです。増田ジゴロウと名乗るぬいぐるみキャラクターと、シーズンごとに進行アシスタントの女の子を代えながら、もう 10 年以上続いているんじゃないですかね。 時間帯が早く、月〜金の朝 7:30 〜 8:00 くらいにやってます。なので、普通の学生や勤め人はあまり見れないのですが、再放送も随時やってるので、それで見る人も多いみたいです。 僕は、何故かこの、ちょっとバカバカしい感じが好きでよく見ています。司会の増田ジゴロウの声役の男が三鷹出身らしく、「田無タワー(ローカル FM などの電波塔で、僕のウチから数百メートルの場所にある)」の話しとか、そんなくだらない話題が出てくるところも面白いですね。 で、さらにこの番組の面白いところは、無名のゲストなどが呼ばれて出演すると、その後、どんどん売れて行ってしまうと言うところですね。最近売り出し中の木村カエラさんもその一人で、セブンティーンのモデルをやっていた関係で、番組のアシスタント役に抜擢され、その後あれよと言う間にメジャーになってしまいました。 あとは「一青窈さん」とか「クリスタルケイさん」とかもそんな感じで、この番組に出るようになったあとで有名になったってケースなんです。 何故なのか?。じつは時間帯が早いことから、徹夜明けの芸能人や CM ディレクター、テレビプロデューサーなどがけっこう見ているらしいのです。つまり芸能関係者の「アンテナ番組」になっているフシが有るのです。 だから、この番組を楽しみに見ている身としては、売れて行く過程を目の当たりにして、「へー・・」と感慨深く感じてしまうので、見てない人に対して、「彼ら(彼女ら)は、こういう所で頑張ってたんですよ、ここから有名になったんですよ」と、ついつい教えたくなってしまうのです。 そう言えば、テレビ埼玉か何かで、極楽とんぼがローカルのロケ番組に出てまして、「こんなに売れても、こう言うのに出るのか」と思って見ていたら、一緒に出ていたアイドル志望みたいな無名な女の子が、ロケに疲れたらしく、ふて腐れてリアクションしなくなっちゃたんです。 そうしたら、その子に極楽とんぼが「お前なあ、こう言う番組ちゃんとやらないとダメなんだぞ!」と、突っ込

正義感の強い人々

★こないだラジオでこんな話しを聴きました。 TBS の詠六助さんの番組で、作家の「水上勉さん」のことを「みずかみ・つとむ」と言ったところ、聴いていた人たちから「 " みずかみ " ではない。 " みなかみ " と読むのだ」と、抗議やら忠告やらの電話が殺到したそうです。 僕はそのむかし文学少年だったのでよく知っているのですが、あの作家は詠さんが言った通り、「みずかみ」と言うのが正しいのです。つまり、まったく見当違いの抗議だったと言うわけです。 そしてもう一つ。経済ニュース番組で「小豆」のことを「しょうず」と読んだところ、「あれは " あずき " と読むのだ。テレビ局はアナウンサーにどんな教育をしてるんだ!」と、これまた抗議の電話が殺到したらしいです。 この「小豆(しょうず)」とは、じつは経済用語だそうでして、「大豆(だいず)」に対して「小豆(しょうず)」と読むことで分かりやすく伝達する、経済業界では当たり前の読み方だと言うことなのです。なので、これまた間違いではないのです。 驚くのはその行動力なんです。たとえ本当に間違っていたとしても、わざわざ電話するまでに至るその行動力?、すごいです。面倒くさがりの僕にはちょっと想像がつきません。むしろその気力に恐怖心を覚えてしまいます。 たとえば松本サリン事件の時も、現場近くに住んでいた「河野さん」が犯人扱いされましたが、あの時の抗議の電話とか、嫌がらせの手紙なんかすごかったそうです。これはちょっと想像以上の、相当な恐怖だったと思いますよ。 ただ、後々疑いが晴れると、何人かの抗議をした人たちから、「間違って申し訳ないことをした。すみません」と言う、お詫びの電話や手紙が来たそうなんです。 (じつは「お詫びの言葉」を寄せたのはほんの数名で、その他の数百?数千?の人たちは残念ながらだんまりを決め込んだそうですが) とは言え「詫びる」と言う行為から察するに、こう言う的外れの抗議も、単に異常にヒステリックな人がする事と言うわけではなく、あまり強すぎる正義感の為せるわざ、と言うことは有るようです。 すごく " いい人 " ではあるが、思い込みが激しく、自分だけが完全な正義だと勘違いしている、そんな

東北楽天ゴールデンイーグルスの意味するもの

★昨日、楽天イーグルスが巨人に勝って、仙台が大いに盛り上がってましたね。視聴率も、関東地区が低かったのに対し、東北地方では3試合とも 20 %を越えていたそうです。フルキャストスタジアムの観客も、ほとんどが巨人ではなく楽天を応援していたと言う事実に、大げさでなく「驚愕」しました。 なんだかんだ言っても東北の人たちは「巨人が好き」だから、と思っていたので‥‥ でも違ってたんですね。地元に球団があれば地元の人はその球団を応援する、それが当たり前なんだと、改めて実感として分かりました。 野球人気が低迷して、テレビ視聴率も低い。日本プロ野球の危機などと言われていますが、阪神タイガースはもちろん広島カープなども、地元の放送では軽く 20 %を越えているそうです。 つまり野球人気が低迷しているのではなく、関東地方の巨人の人気が低迷していると言った方が正しいんじゃないでしょうか。この辺はもっと良く検証してみないといけませんけど・・ それと「もう一度長島さんを呼び戻せ」と言う人が必ず出て来ますが、これは時代を逆行する考えでして、将来への打開策にはなりません。もうそろそろ先祖返りはヤメにして、真面目に?物事を考えましょう。 地元がそんな感じなので、東京にいる宮城県民たちも、これまで当たり前だった「巨人を応援する」と言う行為に何か違和感を感じ始めているんじゃないでしょうか? 自分の故郷に新しいチームが出来て、親戚も幼なじみも皆そこを熱狂的に応援している。里帰りをすれば、新チームの話題にみんな夢中で、巨人の話しは申しわけ程度にしか出てこない。それはちょうど、皆が地元の祭りで大いに盛り上がっている時に、自分一人が東京にいて、東京(江戸)の祭りにとけ込めずにいるような、孤独感に似た感覚なのではないか・・ まあ、とにかく「楽天イーグルス」のような新設チームの出現には、何故か見ててワクワクしてしまいます。僕は、弱いチームが必死に勝利を模索する姿に魅力を感じてしまう性格なので、かつての広島カープの姿を思い出します。 ・・なんて言っても、広島の球団創設時のことは知らないのですが、あの時もやはり「長谷川良平投手」と言うスーパーエースが一人いて、孤軍奮闘の活躍をしたそうです。楽天の岩隈投手も同様、弱いと分かっていて、自ら望んで入団して来たと言う「カッ

ミニギターの弦を替えた

★ミニギターを買って弾いていたのですが、ネックが普通のクラッシクギターよりも細く弦が太いので、どうしても弦が指に触れてビビリ音が出てしまいます。 そこで細いナイロン弦は無いかとインターネットで検索してみると、これがいろいろあるんですね。 これまでフォークやエレキギターのスティール弦しか使ったことが無かったので、こんなにあるとは思いませんでした。 スティール弦と言うのは、各社からいろいろ出ていて音色も多少違うのですが、「鋼鉄」であることに変わりはなく、特種な素材を使った物と言うのは見かけません。 ところが、クラッシク弦は違いました。とにかく相当な種類があって、しかもそれぞれかなり音に差があるようなのです。 しかも「ナイロン」だけばかりだと思っていたら、「フロロカーボン」と言う、釣り糸などにも使われている新素材が使用されていることも分かりました。 で、このフロロカーボン製のギター弦「サバレス・コラム・アリアンス」が現在最も細いクラッシック弦だと分かり、さっそくこれを購入しました。 そして、張り替えた状態が下の写真です。見た目はほとんどナイロンと変わりません。マクロでストロボ撮影してみると少し気泡があるように見えますが、キズが付きやすいものらしいのでそのせいかも知れません。 で、肝心な音の方ですが、これががらりと変わりました。明確な音になりました。ただちょっとテンションが高い物を選んだので弦にギターが負けているようです。(何しろプロがステージで使うような弦なので‥‥) バランスが今イチなので、今度はもう少しテンションの低い種類を買おうと思ってます。が、それにしてもカーボン新素材はこんなところにまで進出しいるんですね。   

ミニギターを買った

★先日ミニギターを買いました。写真右の小さいクラッシックタイプで、左はマーチン D-35 です。大きさの違いが分かるでしょうか。 品物は「 JASMINE JS-141 」と言って、 Takamine の輸出用ブランドだそうです。これをネットショップで格安で手に入れました。 もともとは子供の練習用みたいですが、なかなか仕上げもきれいで高級感があります。外出用にと買ったのですが、ちょっと、外に持ち出してキズが付いたりしたらもったいないくらいです。 じつは昼間テレビを見ていたら、山田五郎氏が「車にミニギターを乗せておいて、渋滞の時に弾くと気がまぎれる」と語っていまして、その言葉に「それはいい考えだ!」と思ってしまったんですね。それに車だけでなく、ちょっとした旅行にも持って行ったら面白そうです。 で、ネットで検索してみたら、やっぱりそう言う人がいっぱいいて、ミニギターはけっこう売れているようです。ブランドも、この JASMINE だけでなく、ヤマハやマーチン、ヤイリなど各社から出ています。 そのたくさんある中でこれを選んだのは、安価なギターはフォークギターよりクラッシックギターの方が音が良いと言う印象があったのと、小さなギターでスチール弦だと指先が痛くなりそうだと思ったこと、ナイロン弦の方が音の劣化が遅く長持ちしそうだ、などの理由からでした。 さらに何より、我々「ムーミン世代」としては、スナフキンがたき火の前でクラッシックギターをつま弾く姿が焼き付いておるのであって、「旅に持ち歩くなら、クラッシックギターでなきゃダメでしょ!」てな思いが強く残っているからなのでした。 「でも、ブレード走行に持って行くには、まだちょっとデカイなあ」と思いながらも、中学生当時一生懸命コピーしたスナフキンが弾く曲、「おさびし山のテーマ」の指使いを思い出しつつ、ポロポロとやっている毎日なのであります。   

ビッグミニ?

★ちょっと整理をしていたらむかーし使っていたカメラが出て来ました。知っていると思いますが「コニカ Big mini 」と言うやつで、当時は革命的に小さいカメラだったんです。でも、現在のデジカメに比べると可哀想なくらいデカイですね。そう言えば、この頃からフィルムの上下をカットして引き延ばしただけの「パノラマ撮影」と言うサービスが有りまして、ブレード走行の写真でもけっこうお世話になりました。 その後フィルムカメラでも、 APS タイプのキャノン IXY (写真下)が出たときに「これ以上小さくは出来ないだろう!」と感嘆したものですが、それ以上に「デジカメ」と言う小型化の手があったんですね。   

気楽な草野球とは?

★時折り、いろいろ情報を得るために「草野球サイト」を覗くのですが、そこの質疑・討論掲示板で、「勝つためには、ベンチに座ったまま試合に出られない選手がいても仕方がない」と言うような意見がありました。なぜなら、「大会やリーグ戦などを重視し、勝つことを目指して真剣な野球をしている」からなのだそうです。 これを読んで僕は、心底「気楽でいいなあ・・」と思いました。だったら簡単なんです。経験者を集めて、その中の上手い選手、調子のいい選手を優先して出場させるだけでいいんですから。何の苦労も無いですよね。 ゴブリンズや、いつも対戦しているような草野球チームが大変なのは、いかにベンチ入りしたメンバー全員を、可能なかぎり公平に試合出場させることが出来るか? しかも最終的には出来るだけ勝利に結びつくように・・、このやりくりが大変なんです。 そうなると当然経験の乏しい選手も出場することになり、戦力は落ちて来ます。ですが、やるからには試合に勝ちたい、勝てばもっと楽しいと言うのも事実です。 反面、チームが試合に勝っても、自分はエラーをしたと落ち込む者もいます。それなら守備はいいから DH で打撃だけをやってもらおうかと思うと、「せっかくグローブを持ってるのに、守備につかないんじゃ野球をしに来た意味が無い」と言うことになります。 まあまあ、毎回毎回このような葛藤の繰り返しなのですが、かく言う僕自身にも「肩が痛くて満足な送球が出来ない。足も遅くなった。こんなんじゃ、みんなに迷惑をかけるかも知れないが、でもオレだって試合に出たい!」と言う感情があり、なら、他のメンバーだって同じ気持に違いないのだと手に取るように分るのです。 こうなって来ると、正直言って「もう勝ち負けなんかにこだわっている場合じゃない(?)」と言うのが正直な思いなのです。 草野球サイトの掲示板には常に、この「勝つ野球派」と「楽しむ野球派」の激論があって、何年経っても、いつ果てるともなく繰り返し論じられています。 で、どうしても「楽しむ野球派」の方が気楽で軟弱に見られがちなんですが、でもねえ、ハッキリ言いますけど、「勝つためには、ベンチに座ったまま試合に出られない選手がいても仕方がない」と言っている「勝つ野球派」の人たち、あなた! 「ほんと、気楽で、うらやましいで

オーブ‥‥

★先頃、中学生が洞窟 ( 防空壕跡? ) で、一炭化酸素中毒で亡くなると言う痛ましい事故がありましたが、あのニュースを見ている時に「えっ?」と、気になることがありました。と言うのも、現場のビデオ映像ではまったく分からないのですが、静止画の写真を映した画面には、穴の出入り口付近に、たくさんの「オーブ(球体の淡い光)」が映っていたのです。 オーブと言うのは霊的な因縁のある場所に多く見られる現象とされていまして、今回も事故の何かしらの因子になったのではないか?と危惧したのです。それ以上のことは何も分かりませんが、少年たちの魂が怪しげなモノに引き寄せられずに、ちゃんと行くべきところへ行けたのだろうかと(形式的な意味でなく)心配しております。 あそこは防空壕跡と言うことですが、そう言う場所には得体の知れないモノが集まりやすいんだそうです。生きた人間でも、たとえばホームレスなど集まりやすい場所って決まってますよね。そんな感じで死んだ人間の魂にも、気持の落ち着く集まりやすい場所と言うのがあるみたいです。 今みたいに、毎日のように殺人事件が起こる世の中では、さまよえる魂の行き場所に、子供たちが好奇心で引き寄せられていったら‥‥ と思うと、怖いですね。   

大宮健保グランドまでの道(写真拡大可)

★現在ほとんどの試合に自転車で球場入りしていますが、今日は大宮健保グランドへ行く時にどんな場所を走っているのか、少しご紹介しましょう。自宅の東久留米から、まず志木街道を通って浦所街道まで出ます。そこから富士見市の荒川沿いまで行って土手に上ります。 そこから、橋にたどり着くまでとにかく真っすぐ行きます。土手沿いの景色はこんな感じ。田んぼが土のままなので殺風景ですが、稲が育つ夏ごろにはとてもきれい景色になるでしょう。ただ夏場は日陰が無いので、走るにはかなりの覚悟がいりそうです。 土手の上から見える大宮駅付近の街並です。手前はゴルフ場できれいに整えられています。が、ゴルフ場が無いと、ちょっと荒れた風景に見えるかも知れませんね。 途中、乗馬クラブがあります。慣れている人は策から出て、土手を馬に乗って散策しています。 土手を 40 分くらい走ると、やがて治水橋にたどり着きます。この橋を渡ると間もなく健保グランドが見えて来るのです。 橋の上から見下ろすゴルフ場です。写真では分かりませんが、かなりの高さです。一瞬その高さに目のピントが合わせづらくなりますが、慣れるととても気持いいですね。橋は中心部までゆるい上りです。 途中なぜか右側の歩道が無くなるので歩行者・自転車は危険です。が、歩道が無くなる直前にグランドへの入り口があるので、とりあえずは問題ありません。 ・・とまあ、こんな感じですね。   

代々木公園、桜咲いてました

★今日、用事で渋谷へ行きまして、帰りに新宿まで散歩したんですが、途中、代々木公園を通りました。桜が満開でけっこう人が出てましたよ。花の下でよく見ると、この暖かさですでに葉が出ているものもあり、今週末の大宮健保の「ゴブリンズ桜シリーズ」も丁度と言うか、ギリギリのタイミングみたいですね。・・あっ、たぶん大宮健保グランドにも桜が植わっていると思うんですが、ありますよね?   

映画ナチュラル

★今日の昼間、テレビ東京で映画「ナチュラル」をやってまして、かなりカットされて中途半端なものになってはいたのですが、つい見てしまいました。やはり良く出来た野球映画ですね。 僕が傑作と思っている三大野球映画は、「ナチュラル」「フィールド・オブ・ドリームス」「プリティー・リーグ」なんですが、このナチュラルは 1984 年8月公開と言うことで、もう 20 年が過ぎたことになるのです。 あの当時、まだ渋谷の会社に勤めていまして、たまたま仕事帰りに道玄坂で見た映画だったんです。あの頃は、あまりに仕事が忙しかったために、プロ野球を見る機会もほとんど無く、順位も分からない状況だったんです。それに過激なアンチ巨人としては、「どう頑張っても、巨人中心主義は無くならないんだ・・」と言う無力感もあって、僕の中での「野球」は終わりつつあったのかも知れませんね。 そんな時「ナチュラル」を見ました。この映画は最初1館か2館くらいでしか公開してなかった小品で、たぶん、何かの大作と抱き合わせで買い付けた物だったんでしょう?(あくまで想像ですが・・)。 ただ主演がロバート・レッドフォードと言うことで、彼のファンなら夏休みを利用して、それなりに観る人がいるだろうと考えたんだと思います。ところが、夏が終わって涼しい風が吹き始めても、客足が途絶えることは無かったんです。そうして、やがて思わぬヒット作となり、つぎつぎ上映館が増え、異例のロングランとなって行ったのです。 あの時、僕の心の中で何かが変わったんですね。「巨人中心の日本野球ではなく、本当のベースボールの面白さを誰かに伝えたい」確かにそんな気持になった記憶が蘇ります。その布石があって、ゴブリンズの話しが持ち上がった時に「草野球チームで、今までに無い何かを表現できるのかも知れない」と漠然と思い、引き受けたのかも知れませんね。 「四球を狙うな、積極的に打ちに行こう」とか「点数よりもヒットの多い方が勝ち!」などと、奇抜な言動で周囲を戸惑わせたことと思います。それと「ブレード走行記」、なんて読み物を書いたりすることもその狙いの一つだったんですね。こう言うのはたぶん、他のチームではあまり見られない活動だと思うんですが・・ ところで、「ナチュラル」の DVD でも買おうかと(いつも安くなってから買うので)値段

iPod miniを買った

★こないだ、免許の書き換えで府中試験場に行った時に、 iPod をトイレに置き忘れてしまいました。書き換えが終わって気がついて、あわてて探しに行った時にはもう無くなっていました。 試験場の人はとても丁寧に紛失届けなど作ってくれたのですが、直感的に「もうダメだな」と思いましたね。 その iPod は第二世代の 10GB モデルで、けっこう大きく重いやつなのですが、音的には気にいっていたので残念でした。 値段はあの当時で6万。3年ちょっと前に買ったのでバッテリーがもう弱っていて、いっぱいに充電しても3時間くらいしか持ちません。しかも交換が出来ないので、充電アダプター(買うと高い)が無ければ今頃はもうビクとも動かなくなっているはずです。 バッテリー寿命後は外付けハードディスクとして使えるのですが、第二世代は Mac 以外使用不可なので、持ち逃げした人が Windows なら、持っていても意味がないので返して欲しいんですが、まあ、しょうがないですね。 それなりに減価償却はしたんじゃないか? と思っているからいいんですけど、携帯オーディオが無いのは非常に不便です。それで仕方なく「 iPod mini 」を買いました。 4 GB で¥ 21800 。パーソナライズと言って、今なら指定した語句を刻印してくれるサービスが無料 ( 通常¥ 6000) なので、名前とメールアドレスを彫ってもらいました。おまけに送料が無料なので、普通なら¥ 30000 近くなるところが、本体値段のままだったので、わりとお買い得だったかなと思いました。 4 GB モデルでも曲数的には充分ですね。理論上 1000 曲入るらしいですが、実質はもうちょっと少ない気がします。今のところ 550 曲入れて、まだ 1.6GB くらい残っています。 音質は、古いモデルと比べてやっぱり違うような感じがします。少し硬めの音ですね。バスドラが少々タイトな音になりますが、でも満足のいく範囲です。最初は「仕方なく」と思って買ったんですが、今では、小さく可愛くて音が良くて、なかなか気に入っていますよ。     

外野手用グラブ型付け

★横山氏所有のグローブを村山君に外野手用として貸すことになりまして、僕が型付けをやっております。 これはオリックス時代のイチローモデルと言うことで、サイズは約 12.50 インチ。現在のイチローモデルが 12.75 インチなのでちょっと小さめですが、外野手用としては充分な大きさで、ポケットも深めです。 革も上質でヘタリもほとんどありませんでした。ただ少し親指が柔らかくなっていたので、ここにセルロイドの薄い板を入れて補強しました。 それから各部のヒモを外野向け(小指二本入れ仕様)にしめ直し、ミズノのレザケアクリームを塗って、汚れ落としと表面保護をしました。あとは、親指側と小指側の付け根の2ヒンジにして、閉じた時の形が二等辺三角形になるようにします。 ★こうすることにより、ポケットでボールを捕球した時にはより奥に入って落としにくくなるし、ドテ部分で捕球した時も、親指と小指の付け根で「コの字型」にボールをはさむことが出来、これまたボールを弾き落とすと言うことが少なくなります。 外野の場合、ランニングキャッチなどが多く、グローブのどの辺にボールが入るか分かりません。よく「どんな時も必ずグローブのポケットで捕りなさい」と指導する人がいますが、実際の試合での外野捕球では、そんな簡単にポケットには入りません。とにかく何処で捕っても落ちにくいグローブを作ることが肝心です。   

浮遊霊?

★何度も言いますが、中学生のころ友人たちと「心霊研究」をやってまして、いろんな書物を読みあさるうちに、いろんな心霊用語に出くわしました。「守護霊」「地縛霊」「浮遊霊」などなど。今では誰にでも通じる言葉も、その当時はほとんどの人は知りませんでしたね。「ポルターガイスト」や「ドッペルゲンガー」等の、英語の心霊用語も最近ではよく聞くようになりました。 こうやって、心霊用語自体はポピュラーになっても、殺人事件や自殺はいっこうに減らないんですね。と言うよりむしろどんどん増加してます。僕が子供のころ、凶悪殺人事件と言うのは3ヶ月に1件くらいしかありませんでした(記憶が乏しいのかも知れませんが・・)。今では、大げさでなく、毎日起こってますよね。自殺も集団ネット自殺とか・・ これ、非常に困るんですよ。つまり「浮遊霊」や「地縛霊」などの、我々の生活に悪影響をもたらす低級霊が急増してるってことですから・・ 殺された人々が救いを求めて他人に取り憑いたり、集団自殺もやるのは勝手ですが、成仏したくて、生きている人々を脅かすとなると、こりゃあ大問題です。 何処に悪霊化した自殺霊がいるか、殺され怨霊となった人々がいるか、まったくわかりません。この旅館はホテルは大丈夫だろうか? この山を散策しても平気だろうかと、おちおち旅行もしてられないじゃないですか。 それと、覚せい剤やシンナーで脳をやられた人が事件を起こすと、必ず「天の声が聞こえた」とか言いますよね? あれも危険だなあ・・ ブレード走行でも、けっこうトンネルをくぐるんですよね。ああ言う時はじつはかなり緊張するんです。危ないトンネルと言うのは、やっぱり変な雰囲気がありますから。これまででは伊豆方面がヤバかった記憶があります? そう言うとき、ハッキリ見えたりして危険を回避できればいいんですが、雰囲気だけしか感じないもんで。いや、ハッキリ見えたら、のんびりスケートなんてしてられないかも知れませんが・・   

開かずのファイル‥‥

★ホームページを移転して、久しぶりに「キャプテンズルーム」を復活させたのですが、その時、全部のファイルを開いて画像を入れ替えたり、細かいところを修正して保存し直すと言う作業をやりました。 ところがこの中の、インライン走行記「キャプテン金縛りにやられる , の巻」の2ページ目だけが、どうやっても開かないんです。それどころか、 HP 作成ソフト自体がフリーズしてしまうので、何度も強制終了しては開き直すなんてことを繰り返していました。 でもやっぱりダメなので、けっきょく、一回サーバにそのままアップロードして、そのページを閲覧し、文章だけコピーして、まったく新しい html ファイルを作ってそれにペーストして保存する、と言うやり方で作り直しました。 するとようやく開くことができたので、画像ファイルを付け、段落や文字色などを指定して保存し直しました。その時も、他のファイルに比べて動作がやけに重かったのが異様でした。 じつはこのファイル、僕がブレード走行に行き、御宿のある民宿で金縛りに会い、得体の知れない黒い物に襲われると言うシーンを描写したページだったのです。 「なんだ。またその手の話しか・・」と言われそうですが、ゴブリンズの HP ファイルは、全部合計すると 300 前後あるんですよ。その中の、よりによってそのファイル一つだけが「壊れて開かない」と言うことが、なんか不思議だなあと思ったわけなのです。 もし次、何かの機会に作り直そうして、その時もまた開かなかったとしたら、何かがこもってるって言うことでしょうかね? まあ、ちょっとした話題の一つと言うことで・・   

若き天才の行く末‥‥

★こないだテレビで、天才脳神経外科医の話しをやってました。その卓越した手術は海外からも「神の手」と賞賛されるほどなのだそうです。が、僕が注目したのはその経歴。 ・・若い頃、あまりにも技術が素晴らしく、それと相手に何でもストレートに物を言ってしまう口のきき方とが災いし、周囲が反発して、わざと日本に居づらくさせ、海外へ追いやられてしまったと言う話し。 これを聞いて、指揮者の「小沢征爾さん」のことを思い出しました。彼もまた若くして素晴らしい才能を発揮していたのですが、予期せぬ事件に見舞われます。二十歳そこそこの若僧にあれこれ指導されたり、指揮されることに反発したオーケストラのメンバーが、全員、演奏をボイコットしてしまうのです。その時の写真、無人のステージ上で独り立ち尽くす、小沢氏の姿がひどく印象的です。 深く傷ついた小沢氏を励ましたのは、「大きいことはいいことだ!」のコマーシャルソングで知られる山本直純氏でした。「お前は世界を相手にする器だ。小さな日本はオレにまかせとけ」と、海外へ送り出すことになります。もちろんその後の小沢氏の、世界的な活躍は知っての通りです。 婉曲に穏やかに物事を表現したがる日本人にとって、突如として現れる天才的な若者は、どうしても傍若無人に映るのかも知れませんね。毛嫌いされ反発されボイコットされる。そして傷心のまま海外へ行って、やっと正当な評価を得て、今度は「大先生!」などと呼ばれて帰国できるようになる・・ 現在の小沢氏の活躍を見て、彼をボイコットしたその時のオーケストラのメンバーはどう思っているんでしょう。悔やんでいるでしょうか、それとも・・ もちろん僕自身だって(当時のことは知らないのですが)もしそのオーケストラの一員だったら、彼を正当に評価できたかどうか、自信はありませんけど。 だから思うんです。もしかすると今、我々の目の前に突然現れた、いけ好かない傍若無人な若僧が、後に「天才」「神の手」「歴史をかえた人物」などと評される、そういう人間の一人なのかも知れないと・・ そう思いながら、ホリエモンの行く末を案じておりますです。はい・・   

ブレード走行2005

★ 2005 年もブレード走行(インラインスケートでの長距離ツーリング)をやりたいと思っています。でも最近は「年一回休日スケーター」になってしまい、以前のような、冒険者っぽいストイックな滑りではなく、ホントにツーリングと言う娯楽としてやってます。 今年狙っているコースは、静岡の「清水 - 御前崎」で、ここは「太平洋岸自転車道」と言う壮大な計画の(計画倒れの)サイクリングコースが、それでも清水から渥美半島あたりまでの最も長く整備された海岸線(約 200km )があるのです。なので、一度はここを滑ってみたいと思っているわけなのです。 今から少しずつ準備を始めていまして、スケートのメンテナンスをしたり、ウエストポーチなどを使い安いもの交換したり、もちろんインターネットで現地の情報を仕入れたりと、いろいろやってます。 やり始めの若い時と違って、今では誰もいない平日にやるのは気が引けて、人出の多い休日の方が安心して出来ると言う、欠落してしまった冒険心が情けないのですが、それでも毎年、自分の中でとてもいい旅の記憶となって残ることが楽しく、出来るうちはやっておきたいと思っているのです。 特にこの静岡の海岸線は、東京から気軽に行ける距離としては最後の道ですから、これは何とかやり遂げておきたいですね。 これまでに東京および房総から福島までの海岸線はほぼ滑り終え、神奈川の海岸線も終わりました。伊豆は起伏が激しく道が狭いので断念しましたが、あとは沼津から先の静岡だけなんです。ここを滑り終えれば、あとは「遠いのであきらめがつく」と言う理由をこじつけて断念することも出来るわけです。で、約 15 年にわたる「キャプテン高橋のブレード走行計画」もひとまず終焉を迎える、と言うことになるわけですな。 まあ当初、漠然と思い描いた「日本縦断ブレード走行」には遠く及ばなかったにせよ、「2万円のローラーブレードで、その何倍も楽しませてもらった」と言う充足感は得られるに違いありません。 ・・とはいえ、まず今年の走行を決行させなければなりませんね。やっぱりゴブリンズの試合日程を避けるためには5月の連休と言うことになってしまうわけですが、天気が悪いとダメですから、何とかうまい具合に晴天になるよう、祈るだけです。     

清原選手とフジ会長

★最近気になったニュースは「清原選手の食事メニュー」でしょうかね。肉類を鶏のササミを中心にするそうで、遠征先のあちこちの焼き鳥屋を探すそうです。 数年前、肉体改造をしようとしてアメリカまで渡ったのに、トレーナーの「肉は鳥のササミだけ」と言うアドバイスを聞かず、「オレはステーキが食いたくてプロになったんだ。タンパク質なら牛だって同じだろ。鶏なんか食ってられるか(本人がテレビで言った言葉です)」と、毎晩ステーキを食い続け、その結果、筋肉組織の質が落ちて足の故障につながった、と言うのは(一部では?)有名な話しですよね。その失敗を活かしてと言うわけなんでしょうか、とにかく「鶏肉を食う」んだそうです。 この一例だけでなく、確かに清原選手は変わりましたよね。地震の被害にあった新潟の地域に出向いて、地元の学生を励ましたり、ファンサービスに熱心になったり‥‥ じつはTBSラジオの「大沢悠里のゆうゆうワイド」と言う長寿番組があるのですが、そこに清原選手がロングインタビューで出演したことがあったんです。聞き手は陣内貴美子さんで、ちょうど、堀内監督との確執が騒がれた時期でもありました。 陣内貴美子さんと言えば、ダンナさんはかつての金石投手です(広島-日ハム-巨人)。その金石氏が陣内さんにいつもため息のように語っているのは、「今のプロ野球界で、キヨほどファンに愛される選手はいない。だからあいつは、もっとファンを愛し返さなきゃいけないんだ」と言うことだそうです。 陣内さんがそれを清原選手に伝えたところ、「確かにオレは、今までファンのことなんて一度も考えたことは無かった。自分だけのために野球をやって来た」と言い、「でも、今回の巨人との騒動で、自分の味方はファンだけなんだと分かった」と、かなり反省した発言をしていましたよ。僕はあまり清原選手が好きではないので、彼の発言を疑っていたのですが、その後の彼の行動を見るにつれ、「あれはやはり本心だったのだな・・」と思うようになりました。 むかーし、誰だったか、精神科医か心理学者の言葉で、こう言うのがありました。 「スポーツ選手と言うのは、傲慢で、自己中心で、プライドが高くて、他人を傷つけても何と思わないような人間でないと成功しない」 つまりスポーツ選手とは、相手を倒し、その屍を踏みつけて前進して行くような仕事だと言う意味なのでしょう。