★やっとApple「iTunes Music Store」の日本語版サービスが始まりました、僕もMacユーザーで、「iPod」の愛用者なので、さっそくダウンロード購入を試してみたました。
買ったのは「一青 窈・ハナミズキ」と「小椋 佳・海辺の恋」の二曲です。値段はどちらも¥200でした(¥150からある)。前者は「いい曲だな」と思いつつ、アルバムを買うほどではない、しかし¥1000でシングルCDを買うにはもったいない、と躊躇していたものです。
後者は先日ここにも書いたNHKの銀河テレビ小説「黄色い泪」の主題歌だったやつで、これに関してはLPを持っているのですが、iPodに落とせないので、この機会を待っていました
ファイル情報を見てみると、MPEG-4で6〜7MB。オーディオ用としてはかなり圧縮されており、一般的にiPodなどシリコン携帯オーディオには適しているが、大型コンポステレオには向かない、と言われるようなものですね。
音質的にはCDの方が遥かに優れているでしょうが、安く簡単に手に入ると言うのが大きな魅力ですね。しかも30秒間の試聴ができると言うのも便利です。僕は好きな曲でもタイトルを知らないことがよくあるので、これは助かります。
こう言う配信サービスはずっと以前からあったようなのですが、ほとんどがWindows用でMacには対応していなかったのです。なのでMacユーザーには縁遠いものだったのですが、「iTunes Music Store日本版登場!」で、ようやく仲間入り?と言ったところでしょうか。
曲のラインナップを覗いてみて興味深かったのは、ずいぶん古い曲がアップされていることでしょうか。じつはiPodなどの携帯オーディオ利用者は、ハードの値段が高いと言うこともあり、年齢層がお金に余裕のある30代〜40代が中心なんだそうです。20代以下の若い人は「携帯電話でダウンロード」とのことで、今のところはメインターゲット扱いではないのです。
なので、とりあえずは「懐メロ」を用意する必要があると言うわけで、そう言われてみると、自分も「iTunes Music Store」で買いたい衝動にかられるのはやはり懐メロだったりします。
たとえばCDでは復刻されそうにないフォークソングとかニューミュージックとか。それに10歳くらいまでは歌謡曲や演歌を聴いて育ったので、「由紀さおり」とか「村田英雄」なんて名前を見ると、すごくそそられるものは有りますね。
それと、当時は「ヘタくそ!くだらない!」と毛嫌いしていた「アイドルもの」も、有れば買ってしまいそうな気がします。と言うのも、今になってよーく聴いてみると、メロディや構成・編曲が思ったよりずっと斬新で、面白いんですよね。
だから、これは放っておくにはちょっともったいないのです。まあ、考えてみれば、当時のアイドル曲を書いていた作曲家は、今と違い、音楽大学で本格的な音楽教育を受けた専門家が多かったのです。センスだけでなく、音楽の知識や引き出しが豊富で、バラエティに富んだ曲作りがなされていたと言うわけです。
・・と言うわけで、興味のある人は一度覗いてみてください。もちろん日本以外の音楽も有りますよ。100万曲以上ストックされているそうですから。
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