★先日、日本画の巨匠「片岡球子さん」が亡くなりました。
日本画と洋画(後にCG)と、道は違いますが、作品も好きだったし、絵描きの大先輩としてとても尊敬しておりました。
と同時に、霊的世界を強く信じていた方としても興味を持っていました。こう言うことはプライベートな部分でも有るし、報道もされず、世の中に知られることはほとんど無いと思います。(ネット検索でもまず出て来ません)
しかし片岡さんは信じていたのです。・・まあ、芸術家と言うものは、普通の人が考えもしない非常識なことを考えるものなので、霊や生まれ変わりを信じていたとしても不思議は有りません。
しかしです。それが百歳を過ぎても現役バリバリで創作活動を続けられた、重要なモチベーションのひとつだったとしたら、これは少し話しが違って来ます。
つまり、早い話しが「才能は来世にキャリーオーバーされる」と言う発想です。この人生で身につけた能力は、生まれ変わった次の人生へ「素質・才能」と言う形で蓄積されるのです。
「天才」と言うのは、そう言う子供のことを言うわけですね。姿は4、5歳かも知れませんが、その中身は、何度も生まれ変わり、すでに数百年も絵の修行を続けて来た大ベテランなのであります。
片岡さんの信念の中に、そう言う発想が有ったとすれば、亡くなる間際まで創作活動を続けた情熱の意味が理解できると思いませんか。「私は来世も絵を描き続ける。年老いたからと言ってとどまることは出来ない。休むと腕が鈍ってしまうから」。こんな感じです。
まさか?ありえない!、と思うかも知れませんが、世の中って、意外と知られていないホントのことってたくさん有るのです。
有名な偉人で「ヘレン・ケラー女史」がいますが、彼女も霊的世界を信じていた一人でした。・・って言うより、人生のモチベーション、目的そのものだったと言っても過言では無いのです。
彼女は、心霊研究では大変有名な「スウェーデンボルグ氏」と言う霊能力者の著書を読み、その世界に傾倒して行きました。彼女が本当に生きる希望を見出したのは、この後のことだったと言われているのです。
片岡さんの話しもヘレン・ケラーさんの話しも、世の中にはまったく伝わっていませんね。どの偉人伝を読んでも、ヘレン・ケラーが心霊を信じ輪廻転生を信じていたこと、来世では必ず健常者に生まれると言う強い信念があったこと、それがモチベーションとなり、三重苦の人生を最後まで行き抜いた事実、それは描かれることは有りません。
けっきょくこれは、意図的な「情報操作」なのです。ヘレン・ケラーが心霊を信じてたと言うのでは、教育上、都合が悪いと言うことになるんですね。
それはまあ、分からんでも無いのですが、しかしそれによって、子供たちが「偉人ヘレン・ケラー」について誤った認識をしてしまうこと、それもまた事実ですよね。で、こう言うのも「マインドコントロール」って言うんです。
先日、町村官房長官が「UFOはいると思う」とのカミングアウト発言をして話題になりましたが、案外、霊的世界についても、芸術家だけでなく、政界、財界、芸能界、あるいは科学者などにも信じている人は多くいるんじゃないですか。
「また始まった・・」と思うでしょうが、しょせん僕らはマインドコントロールされる側の人間ですからね。気づいてないだけかも?、分かりませんよ。
特に、モチベーションとして大きな力を発揮する原動力となるので、大成功を収めた人たち、いわゆる勝ち組に多くいるのかも知れません。
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