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東京スカイツリー見学

★東京スカイツリーの日時指定チケットが抽選発売されると言うことで、何気なく8カ所申し込んでおいたら、5月30日の1カ所4名分が当たりました。 何気なくだったんですが、いちおう、6月は梅雨で天気が悪そうだし、7月は暑くて出歩くのがおっくうだ、と言うことで、どうせ当たるなら5月、それ以外なら「まあいいや」と言うことは考えました。 と言うことで、当たった30日の朝は幸運にも快晴、現場に到着する10時頃にはやや雲が出て来ましたが、そこそこいい感じの天気です。 着いて、まず驚くのはその巨大な外観ですね。車などで浅草付近から眺めたことは何度も有りましたが、間近で見上げると、やはり圧倒されるような迫力が有ります。 さて、まずは展望デッキに昇ります。第一展望台の「展望デッキ」は、その時点で東京タワーのアンテナより高いと言うので、「わざわざ上の展望回廊まで行く必要も無いだろう」と想っていたのですが、デッキに昇ってチケット売り場を見たら、そんなに待たずに買えそうなので、さらに上へ行くことにしました。 で、昇ってみたら正解でした。下の展望デッキは室内が暗く、窓が逆光で疲れる感じなのですが、「展望回廊」の方は全体に光が入って明るく、はるかに外が見やすいのです。なので、これから訪れる人には、ぜひ「展望回廊」まで昇ることをおススメします。 それと、意外に役立ったのが望眼鏡でした。8倍~10倍くらいの物を携帯していけば、地平線や水平線付近が良く見えて楽しいですよ。 もちろんツリーには東京タワーに有ったようなコイン式の望遠鏡は有りません(東京タワーも数年前に撤去されたそうですが) ところで、展望回廊を歩き回っていたら、その内、妙な感覚に襲われました。何となくフラーッフラーッと、めまいと言うか、体がよろめくようで、まっすぐ歩きづらい感じになったのです。ですが、気分が悪いわけじゃ有りません。ただフラつくだけなのです。 急に気圧が下がったせいだろうか、とか、気づかない周期でゆっくりと揺れているんだろうか、など、いろいろ考えましたが、原因は不明でした。ただ、同行した者も同じことを言っていたし、周囲にいた人たちの雑談からも「なんか、フラフラしない?」と言う声が聞こえていたので、自分だけじゃなかった、と言うことは確かです。 テレビなどで

オレも見た、金環日食!

★「どうやら曇り気味らしい」とのウワサだったので、半分あきらめていたのですが、朝、目が覚めたらカンカンに日が照っていて、期待どおりの金環日食を見物することが出来ました。 左の写真は「iPhone」に「フィルターメガネ」を重ねて撮影したものです。撮れるわけないと想いながら撮ったんですが、ま、こんなもんですな。 メガネは一ヶ月以上前に新宿に行ったおり、東急ハンズで購入しました。あの時は、物色していてもほとんど売れる様子が無いので、「みんな興味無いのか?」なんて想ってましたが、当日になってみれば、やっぱり大騒ぎでしたね。 金環食になる時間には、近所に子供や親の声が響き始めてにぎやかでした。ここら辺の子供たちは、観察が終了してから登校することになっていたみたいで、8時を過ぎる頃、あたりはランドセルをしょった大量の小学生であふれていました。 最近の小学生は高学年でもランドセルを大切にするんですね。私の頃は2、3年生でランドセルを放棄、オリジナルバッグ?での登校が目立ってましたけど。 ところで肝心な金環日食ですが、小学生たちが「太陽が欠けて来た!」と騒いでいるのを聞きながら、「いや違う。月が食い込んで来てるんだ」と想ってる自分がいるのに気づきました。 3.11大震災の時もそうなんですが、次第に「自然災害」というより「地球の地殻変動だ!」という意識の方が強くなり、 「ああ、オレたちは、どうにも宇宙という冷徹な法則の中で生きているんだ」 って、感じることが多くなりました。 今月は月がいつもの1.4倍大きく見える「スーパームーン」も有ったし、6月には太陽を金星が横断する現象が見られるとのことで、さらにこの「宇宙意識?」は高まって行くのかも?、・・ってことでしょうか?   

水曜どうでしょう 2011新作&・・・

★今月3.11、東北の大震災から1年が過ぎ、いろいろな新事実が分かって来ました。 ・・で、あの「管降ろしの謎」を書いた手前、「その後」を書こうと想って、ごちょごちょ文章を練っていたのですが、同じ日に始まった「水曜どうでしょう2011年新作」を見ている内に、なんかどうでも良くなってしまい、日にちが経ってしまいました。 ◎ 水曜どうでしょう新作情報 「水曜どうでしょう」と言うのは、HTV(北海道テレビ放送)が制作した番組で、いろいろなバカバカしい企画を立てては旅をすると言うローカル番組です。 出演者は大泉洋氏と事務所の社長でもある鈴井貴之氏ですが、これに番組のディレクター二人もからんで来ると言うような展開で進みます。タイトルは水野晴郎さん解説の「水曜ロードショー」のパロディと言うことでしょう。 今や、様々なドラマや映画で主演級の働きをし、賞にも選ばれ大活躍の大泉氏ですが、この番組が始まった当時は大学生だったそうです。私が彼の存在を知ったのは、パフィが好きで当時よく見ていた「ぱぱぱぱパフィ」でのことでした。そこにたびたびゲストとして出ていた姿を見たのが始まりでした。 その時は「誰だコイツ?」なんてまったく素性が分からなかったのですが、その後、関東圏のローカル放送(UHF)で「水曜どうでしょう」が放送されると、「あっ、ぱぱぱぱパフィで見た奴だ!」と気づき、それが面白くて彼のファンになりました。 ただし、残念ながらアナログ時代のUHFでは画質が悪く、ゴーストまみれの画面でガマンしなければなりませんでした。ですが、それから数年がたち地デジ放送が始まると、ちょうど「水曜どうでしょう classic 」として再放送されていた同番組を、ゴースト無しのまともな映像で見ることが出来るようになり、再び欠かさず見るようになったのです。(今度は録画もして楽しんでます) そうして、こないだの3.11から、関東圏でも新作「2011原付日本列島制覇3」と言うのが始まりました。東京羽田から高知の桂浜まで、そば屋が使うような非力なスーパーカブで過酷な旅をする、と言うものです。今度はもちろんハイビジョン撮影の鮮明な映像です。 しかしながら、無名だったローカルタレント時代と違い、有名人となってしまった今、昔のように、人だかりを避けての、無鉄砲

草野球のグラウンド入れ替え、5分前理論の謎?

★もう、ずいぶん前のことなんですが、ある草野球サイトのフォーラムで、グラウンドの撤収時間についての書き込みが有りました。 「終了時間5分前になっても、なかなかグラウンドから出ないチームがある。トンボ整備や荷物出しも含め、5分前には完全撤収するのが球場使用のマナーである」 ・・・と、言うのです。 で、前のチームが5分前に撤収した後はどうするのかと言うと、この5分間は、次のチームの入れ替え時間に当てられると言うわけです。 たとえば「11:00 - 13:00」の2時間を確保しているなら、10:55から入場して荷物の搬入を済ませれば、11:00ちょうどからウォームアップを始められます。その分グラウンドを有効に使える、と言うのが彼らの言い分です。 なるほど、この人のチームは、しっかりしたマナーの良いチームで、対戦しても気持ちよくゲームが出来るはずだと想います。もちろん「5分前撤収」を言い出すからには、必ずや、自分たちも「5分前撤収」を厳守していることでしょう。 ところがです。残念ながらこの考え方を推し進めると、どうしても奇妙な?現象が起こってしまうのです。それを説明するために、簡単な図を描いてみました。次の図が、いわゆる「5分前理論」をグラフにしてみたものです。 どうでしょう?。草野球をやる人なら分かると想いますが、通常、グラウンドは2時間単位で各チームに貸し与えられます。この割り当てに対し、例の「前のチームは5分前に撤収、次のチームは5分前に入場可」理論を当てはめ、そのつど繰り返していると、けっきょくは 「全体的に5分前倒しにしただけ」 になってしまうのです。彼らが言うような、時間を有効利用したことにはならないのです。 せっかく管理者が「使用時間11:00 - 13:00」と線引きしてくれてるのに、そのルールを、利用者がわざわざ「10:55 - 12:55」と複雑に解釈する必要があるでしょうか?。どう見ても、利点の無いムダなことのように想えます。それどころか、フォーラムの書き込みのように、解釈の違うチームとの確執が起こってしまうケースも有るようです。 ならば、余計なことは考えず、与えられた時間通りに使用したらどうでしょうか。「11:00 - 13:00」なら、その2時間内ですべてを処理すればいいので

新しい折り畳み自転車を買った

★約10年間使用してきた折り畳み自転車が古くなり、折り畳みがスムーズに出来なくなってきたので、思い切って買い替えることにしました。 それが写真の「フィルダリアン Candy F-101 12インチ・コンパクトバイク(長い!)」と言うモノです。畳むと、ちょうどekワゴンの荷室に入るくらいです。 税込み購入価格が「¥22,800-」なんですが、重さが8.6kgと、価格対重量が、このクラスではかなりのコストパフォーマンスで、とてもお買い得だと想います。 たとえば6kg台の「Panasonicトレンクル」などは20万円くらいしますからね。もちろん向こうはチタン製で、耐久性抜群の超高級品なので、当たり前ですが・・(以前使用の折り畳みは11kgでした) ただこれは、フレームを折り畳むタイプではありません。ハンドル部分を畳んで、全長を短くする構造になっています。 これだと不十分のように見えますが、フレームを折るタイプよりも薄く畳めるので、収納や持ち運びは想ったより便利なのです。 もっと小さくしたければ、クイックリリース仕様になっている前輪を外して、サドル下部のフレームにくくり付ければ、さらにコンパクトに出来ます。 実は、これには荷台に取り付ける専用のバスケットが付いているのですが、持ち運びにはやや邪魔な感じでした。 ただ、この荷台の先を足にして、立てかけられるようになっており、収納する時に場所を取らないようになっているのです。 私はふと、こう言うのでキャスターが付いていて、転がして運べる高級?折り畳み自転車があったなあ、と思い出し、マネをしたくなりました。 で、さっそくホームセンターへ行ってキャスターを買い、荷台のパイプの先に取り付けてみました。 もともとここにはゴムのキャップが付いていたのですが、それを外し、差し込んでみたらちょうどいい感じでした。少し遊びが有ったので、ボルトの周囲にテープを巻き、圧着するようにはめ込んで、出来上がりです。 転がしてみたら楽々運べました。安上がりだけど、まあまあ立派なもんです。これなら車だけでなく、電車に乗せて、あちこち自転車旅行に行けそうですよ。     

iPhoneと江川投手ドラフト指名

★先日、絵画用のパネルを買うために、車で新宿の世界堂へ行きました。 そのおり、パーキングを探してウロウロしているうち、うっかり国道20号の新宿御苑トンネルに入り込んでしまったのです。しかもちょうど運悪く渋滞してまして、外に出るまでかなり時間がかかってしまったのです。 なので、時間つぶしに何気なく「iPhone」を見ていたら、ある事に気がつきました。なんとトンネルにもかかわらず「ソフトバンクの iPhone」の電波が完璧につながっていたのです。 以前、アドホックの地下駐車場で圏外となり、待ち合わせていた友人に連絡するため、慌てて表に出た経験があったので、「ソフトバンクも、しっかりトンネルで繋がるようになったか・・」と、感慨深い?ものが有りました。たぶん今なら、あの地下駐車場でも大丈夫なのかも知れません。 その、地下駐車場でのことは、その上のスポーツ用品店「ギャラリーⅡ」で、ゴブリンズの黒シャツ・ユニフォームを作ってもらい、それを受け取りに行った時の話しです。 ですから、かれこれ10年以上も前のことになるのですが、そんな大昔の記憶なのに、自分の中では未だに「ソフトバンクは地下やトンネルでは繋がらない」と言うイメージが残ったままになっていた、と言うことを言いたいわけです。(それ以降10年間その駐車場を利用していなかったんです) そう考えてみて、このごろの「反SoftBank論者」の言う「ソフトバンクは繋がらない」と言う批判って、「何年前の記憶で言っているのかなあ?」と言う疑念が湧くようになったのです。 だいたい批判論者は「ソフトバンク」を使った経験が有って言ってるんでしょうね?。使ったことも無いのに言ってるとしたら、これは相当ヒドい話しですよね?。 百歩譲って、彼らが、かつて「SoftBank(Vodafone?)」のユーザーで、「au」や「ドコモ」に乗り換えた人たちだとしても、その「ソフトバンクは繋がらないよ」との記憶は、何年も前に止まったままの、 古い古い記憶ってことになりますよね? 携帯電話各社の電波網は日々進化しています。「SoftBank」も例外ではなく、半年前と今では全然違ったものになってるはずです。しかしながら、一度染みついた「思い込み」は、なかなか振り払うことが出来ず、ついつい「ソフトバ

M78星雲の彼方に・・「市川森一さん亡くなる」

★先日、脚本家の「市川森一さん」が亡くなりました。 子供の頃に見た「怪獣ブースカ」「ウルトラセブン」 「新・坊ちゃん」「傷だらけの天使」 「銀河テレビ小説:黄色い涙」などなど、その名を知らずに引き込まれていた作品は数知れません。その後、何かのおり、自分が好きなドラマ(あるいは好きな回)の多くが、市川森一脚本によるものだ、と言う事実が判明して驚愕してしまうのです。 昭和のテレビ全盛時代、代表的な脚本家としては「倉本聰氏」「山田太一氏」がまず上げられますが、私にとってのナンバーワンは、なんと言っても「市川森一氏」だったと思います。 そんな数多くの作品の中でも、特におススメしたいのは下記の二本なんです。と言っても、今となっては観ること自体が困難ですが・・(追悼番組として再放送を望む) ◎「 面影橋・夢いちりん (ギャラクシー月間賞受賞)」 エリートとして出世した四人の男が、学生時代に入り浸った喫茶店を通して再会し、その中の一人が殺人事件を犯していたことから運命が急展開、やがて、それぞれが純朴だった学生時代を思い起こす物語り。全4回の短いドラマですが、心に残るラストが秀逸でした。「あの頃の忘れ物を取りに行く」というフレーズは、今では定番の言い回しとなってますが、あれはこのドラマのラストシーンのセリフが始まりです。 ◎「 私が愛したウルトラセブン (放送文化基金賞受賞・第19回ドラマ番組部門奨励賞」 ウルトラセブンと言う夢作りの現場を舞台に、フィクションとノンフィクションを巧みに織り交ぜた物語り。「夢見る力」という流行語はこのドラマのサブタイトルがきっかけです(DVD販売有り) ★ 追伸:「私が愛したウルトラセブン」は、NHKBSプレミアムにて再放送されることになりました。この機会にぜひ見てみてください。 前編「夢で逢った人々」12月31日(土)14:40~16:10 後編「夢見る力」1月7日(土)17:00~18:30 (終了しました) で、以前「私が愛したウルトラセブン」について書いた文章が有りましたので、今回追悼の意味を込めて、再録させていただきます。         ★ M78星雲の彼方に・・ 「西の空に、明けの明星が輝くころ、ひとつの光りが宇宙へ飛んでいく。

iPhone4Sが届いた

★先月予約しておいた「iPhone4S」がやっと届きました。写真の右側が「iPhone4S」で、左がそれまで使用していた「iPhone3GS」です。 注文から納品まで半月くらいでしょうか、今までで一番時間がかかりました。(壁紙は自作です) 電話機能を切り替えているので、「iPhone3GS」はすでに圏外になってますが、Wi-Fiは生きていおり、そのまま「iPod touch」として?使えることになります。まあ自分としては、カーオーディオ専用の音源として使えるので便利かなと言う気がします。 いつもなら新しい携帯電話が届くと、マニュアルを見ながら新機能など試したりして、けっこう時間を忘れて楽しいものですが、今回はデータをそっくり移し替えるだけで終わってしまったので、案外感激は無かったです。 ただやはり、アプリの起動が数段早くなっているのには気がつきました。そのため、3GSでは重くて削除してしまおうかと想っていたアプリが、メインアプリになったりするなどの変化も起こりました。 速度と言えば、今回は「au」からも発売されて、「SoftBank 対 au 対決」なんて記事も盛んに出てましたね。発売前の評判では、ほとんどが「au」に乗り換えるのでは?という予測が多かったようですが、結果的には、先輩の「SoftBank」の勝利だったようです。「au版」は、現時点では、通話とデータ通信が同時に出来ないそうで、それが大きかったような気がします。 データ通信速度と言う点では、都心部での日常の実測値では「au」が圧倒的に勝ったとのことですが、しかしタネ明かしをすれば、「SoftBank」に比べ「au」はスマートフォン・ユーザーが圧倒的に数少なく、その分回線が空いていただけも話しで、「な〜んだ」ってなわけです。これから「iPhone効果」でユーザーが大幅に増えた後はどうなるか分かりません。(実際、通信混雑時を避けた単純計測ではSoftBankがわずかに速かったそうですな) あと「つながりにくい」という点では「SoftBank」もそこそこ努力してるんじゃないかと想います。最近よく使用する画廊のある「中野ブロードウェイ」では、全然つながらず画廊のオーナーも「SoftBankだけ圏外で困ってる人がいる」と言っていたので、試しに「SoftBa

展覧会三つ

★「芸術の秋」と言うことで、展覧会を三つ紹介しておきます。一つは自分のグループ展、他の二つは知り合いの個展です。画像はクリックして拡大することが出来ます。 (いずれも終了) 「元気なアート展」  2011/9/22(木)~ 10/4(火)  中野画廊アベニュー 12:00 ~ 19:00 (9/28休廊。最終日は17:00まで) ◎中野画廊アベニュー  中野5-52-15 中野ブロードウェイ2F  8名の作家による小品展。私(高橋)も二点、CGペイントの作品を出品しています。 「加藤栄吾展」  2011/9/23(金)~ 10/4(火)  わたなべ画廊 11:00 ~ 18:00 (9/28.29休廊)  ◎わたなべ画廊  埼玉県飯能市東町9-12 大学の同期の作家です。独特の世界観をどうぞ。 「山崎克己 紙刻繪展」  2011/9/26(月)~ 10/1(土)  スパンアートギャラリー 11:00 ~ 19:00 (最終日17:00まで)  ◎スパンアートギャラリー  中央区銀座2-2-18 西欧ビル1F 絵本作家、イラストレーターとしても活躍中。実物を見たら覗き込みたくなります。   

2011年、山下達郎、ニューアルバムリリース

★先日、山下達郎氏の6年ぶりのアルバム「Ray Of Hope」が出ました。ホントは昨年の9月ごろ「WooHoo」と言うタイトルで出るはずだったんですが、発売延期のため、約1年遅れでのリリースとなったのです。 凝り性のタツロウ氏のことなので発売延期は珍しくないのですが、かつて「湯水のように金を使い、想い通りのコンセプトでアムバルを作りたい」と熱く語っていた同氏にしては、ずいぶん作り方が簡単と言うか、14曲中9曲がタイアップで、その他数曲ををまとめただけのモノになってる気がします。 まあ、アルバム(album)とは「閉じたもの、幾つかのものをまとめたもの」と言うことなので、本来の姿と言えなくもないのですが。 NEVER GROW OLD (アサヒ飲料「三ツ矢サイダー」CMソング) 希望という名の光 (映画「てぃだかんかん-海とサンゴと小さな奇跡-」主題歌) 街物語 (ドラマ「新参者」主題歌) 僕らの夏の夢 (アニメ映画「サマーウォーズ」主題歌 ) ずっと一緒さ (ドラマ「薔薇のない花屋」主題歌 ) HAPPY GATHERING DAY (「ケンタッキー・フライド・チキン」CMソング ) MY MORNING PRAYER (NTV系「ZIP!」テーマ・ソング ) 愛してるって言えなくたって (ドラマ「冬のサクラ」主題歌 ) バラ色の人生~ラヴィアンローズ (TBS「ブロードキャスター」テーマ・ソング ) こう並べてみると、メロディ的にはかつての面影は少なく、むしろ「新しいタイプの歌謡曲」と言えなくも有りません。なので、昔からのマニアックなファンにしてみれば、「タツロウは終わった」なんて痛烈な批判も出そうですが、私は、これはこれでいいんじゃないかと想ってます。 と言うのも、以前タツロウ氏がFMラジオで、「40歳過ぎても音楽の仕事が出来るとは想ってなかった。それでも仕事をくださるクライアント様には感謝しかない」と語っていたのを聴いていたからです。 ある年齢を過ぎてからは、仕事を選ばず依頼されたことに全力で取り組む、そう言う姿を貫いているのだと想います。「ARTIST」ではなく、まさに「音の職人:ARTISAN」と言ったところでしょうか。 たとえばドラマや映画のテーマ曲なんかでも、既成の曲をあてがうと言うのはまず無いのです。ス

暑い夏には、チープな?カレーを作ろう!

★一時、カレー作りに凝っていました。 男が料理に懲り出すと、やたらウンチクを並べ立て周囲のひんしゅくをかうなんてことが多いですが、しかし、この時凝ったのは「ラーメン屋さんのカレー」あるいは「おそば屋さんのカレー」に相当する、非常にチープな味の追求でした。 「チープ」とは言っても、昔々、日本の家庭のカレーライス、いや「ライスカレー」と呼ばれていたカレーは、だいたいこの味だったと言ってよいのです。特にウチの場合には、亡くなった祖母が、時折り作ってくれるカレーがこの味だったので、私にとってはとても懐かしいメニューなのです。 ところで「ラーメン屋さんのカレー」と「おそば屋さんのカレー」ですが、この2種類は同じようでいて微妙な違いがあります。 まず「ラーメン屋さんのカレー」ですが、多めの油で小麦粉とカレー粉を炒めてルーを作り、ダシは鶏ガラ、味付けは塩と砂糖のみと言うものです。小麦粉の中に含まれるグルテンの作用で「とろみ」は自然につきます。で、これが昔懐かしい「ライスカレー」となるわけです。 これに対し「おそば屋さんのカレー」にはかつお ダシが使われており、味付けは主に醤油とみりん。そしてとろみは片栗粉でつけます。いわゆるカレー南蛮に使われているものと同じです。こちらは「小麦粉カレー」を参考に、おそば屋さんなりにアレンジしたものと思われます。 さらに、おそば屋さんの中には、皿で食べるカレーを「カレーライス」、どんぶりで食べるカレーを「カレー丼」と分けて、二種類出している所もあります。調べてみると、前者は「小麦粉カレー」、後者は「かつおダシカレー」と作り分けていることが分かりました。 さて、あれこれ調べて、ようやくレシピが分かって来たところで、実習に取りかかることにしたのですが、買って来たS&Bのカレー粉缶を見てがく然としました(大げさか?)。なんと缶の側面には、レシピのいっさいがっさいが説明されているでは有りませんか・・ けっきょくは、その能書きを見ながらの調理となったわけですが、小麦粉を炒めていると 次第に色が付いて粘りが出て来たりして、そんなことにけっこう感動しました。 そうしてルーを作り、そこからは普通に肉や野菜を加えて煮込みました。そして数十分、想い通りのチープ?で懐かしいカレーの出来上がりとなり

管降ろしの謎:その2

★管内閣もそろそろ末期に近づいているようですが、へそ曲がりの私には、いまだフに落ちない点があり、まだ気になっているので、それらを一通り書いておくことにします。 そもそも管降ろしの始まりは、3/11震災後に起きた福島第一原発事故に対する、管総理の初動ミスだと言われていました。つまり・・・ 「管総理は、国民に好印象を与えるべく、パフォーマンスのためにヘリで福島原発へ視察に向かった。その間、総理への放射線被ばくを避けるため、ベント作業は延期され、結果、最悪の水素爆発を引き起こした」 ・・と言うものです。 これは、テレビや新聞、ネットなどあらゆる場所で、自民党政治家、評論家、大学教授、コラムニストなどあらゆる人物が、管総理へのバッシング理由として書き連ねていた内容です。もちろん最初は私も「管総理、エラいことをやらかしたな」と、正直想いました。 しかしその後、NHKなどを始め、あらゆる検証ドキュメンタリー番組を見たところ、報道とは違っていたことが分かりました。事故後間もなく 官邸からは「ただちにベント作業開始せよ」との指示 が出されていたのです。 が、にもかかわらず、一晩過ぎてもまったくベント作業が始まらないことから、業を煮やした管総理が 「なぜ始まらないんだ!電話じゃラチがあかん!」と言うことで、ヘリコプターで現地へ直談判に向かった、と言うのが真相でした。 (これは後に亀井静香氏も、石原慎太郎氏との対談で真相を明かしています。 「亀井氏:東日本大震災が起きた3月11日、私は官邸にいた。東京電力は冷静に対応できず、菅首相が癇癪(かんしゃく)を起こし、福島第一原発に行くまでまったく情報が無かった」 ) 実はこの時、福島第一原発のベント弁の開閉は「電動オンリー」で、電源喪失時に行われるはずの、 手動によるベント開閉 操作方法は存在しなかった そうです。 そのため「ベント解放せよ」の指示が出てもまったく動かすことが出来ず、真っ暗闇の中で設計図を引っ張りだしては、解決策を文字通り暗中模索していた、と言うのが真実のようです。 けっきょく「ヘリ視察」を批判した人々は、誰も原発の取材はしておらず(何しろ入れないんですから)、勝手な憶測でバッシングしていたことが明らかになりました。私の知るところでは、バッシングの間違いを