★今年は終戦から70年とのことで、いつもより多くの特集番組をやっていたような気がします。原爆についても同様、記念式典の中継やドラマなど、いろいろありました。ウチの母親もそれらを見ていたようなのですが、ふと、妙なことを言い出したんです。 「原爆ドームって中に入れるの?。あのてっぺんは展望台か何か?」 と尋ねるのです(母は広島を訪れたことが無い)。「急に何を言い出すのか」とよく聞いてみると、テレビを見ていたら、原爆ドームを映したときに、破壊され剥き出しになったドームの鉄骨の中に「黒い人影」が見えたと言うのです。それは明らかに鳥などではなく、人の形をしており、左右にゆっくり動いていたと言うのです。 もちろん原爆ドームは、内部はおろか敷地内に入ることさえ出来ません。いわんや「展望台」のわけが有りません(僕はかつて訪れたことがあります)。では母親が見たものは何だったのか?。物理的に何か映っていたのなら、中継していたスタッフも気づいただろうし、話題にもなったでしょう。なら、母親だけが感じ、見たものだったのか・・ 念のため言っておきますが、見ていたテレビは、今どきの47インチの大きな液晶テレビですから、大映しの鮮明な映像だったことになります。僕が一緒に見ていたのなら、見間違いか、あるいはこの世のものでは無い何者か?だったのか、判別できたと思うのですが、残念ながら、見ていなかったので何とも言えません。 が、ホントに何かがいたのだとしたら、未だ浄化されていない霊体の可能性もあるので、いろいろ気にはなりました。ウチの母親には少し変わったところが有り、子供のころから様々な怪異現象を経験したようなので、またもや?と言う可能性は否定できないのです。 ★その母親のことで、ここ数年、初めて知ったことがありました。どうも母は「宝くじを毎回 小さく当てるらしい」と言うことなんです。2、3年前から、「細かい文字を見るのが面倒だから」と、購入した宝くじを、僕が頼まれて確認するようになったのですが、やってみると、どの宝くじでも、だいたい3000円以上は当たっていることに気づいたのです。 両親とも、いつも決まって二束20枚購入するのですが、父親は下一桁の300円、それが二枚当たって600円くらいが通例なので、そんなもんだと思ってました。しかし母親の方は、20枚のうち最低でも3000円以上、大きいときは10